取付ブログ
VWポロ カーオーディオの音質アップ
2024-02-25
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、フォルクスワーゲンのポロです。
VW純正のナビオーディオのお車にフロント2WAYのシステムを取り付けさせて頂いていて、
何度かのシステムアップの後に昨日完結となる作業を行いました。
ドアは片側3層のフル防振の後に、
インナー取付でピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けています。
グリルをのぞき込むと黄色いケブラーコーンが見えます。
ただしグリルは上から見るとやや下を向いているので、
こういう車種はセッティングでかなり時間がかかります。
ツイーターはダッシュ上にワイドスタンドを製作してJU60を取り付けて、
広い音域で正確な高音を鳴らしています。
ラゲッジルームのカバーを開けると、右側にナカミチのPAー1002Nが付けてあって、
RCAケーブルはピュアディオブランドのSKYで、スピーカーケーブルはSKY3と、
入り口から出口まで全て音にクセが付かない様に統一のイメージで音を送っています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、まずは純正ナビの音響設定を合わせます。
多くの機能のほとんどをオフにして、
1項目だけはここをオフにすると低音が足らなくなるのでここだけは動作させて・・
デッキのイコライザーは全てフラットでラゲッジに音を送って行きます。
あっ!ピュアディオチューンのハイローコンバーターが入っていましたが、撮影し忘れました。
アンプの手前にはアナログの30バンドのイコライザーが入っていて、
ここのダイヤルにマイナスドライバーを入れて微調整を行いました。
イコライザーで微調整をしながら同時にグローブボックス下のピュアコンの値も変えて行き、
ブラックボックスは7個目で固定して、コイルは11個目で最も生音・生声に近いと判断したので、
ここで音調整を終了しました。
今はデジタルでパソコンを繋いで細かくセッティング出来る物が出回っていますが、
コイルやコンデンサの値を微妙に変えて、
パソコンでは操作出来ないインピーダンスの微妙な調整で正確な音色で音楽が楽しめる様に工夫しています。
最後にもう一度書きます。
パソコンでどんなに細かくレベル調整を行っても、インピーダンスは全く変えられないですから、
インピーダンスのズレによる音色のズレは絶対に変えようがありません。