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取付ブログ

ハイローコンバーターのチューニング

2024-03-02
先日オーディオテクニカからハイローコンバーターが4台届いたので、
仕事の合間合間にチューニング作業を行いました。



普通はこれ1台で右左のチャンネルのスピーカー出力をRCA化するのですが、
ピュアディオでは1個で方チャンネルとして使い、磁気の漏れによるセパレーションの悪さを改善しています。



以前は4CHの物を2CH化していましたが、
4CHモデルが生産終了となったために仕方なく2CHモデルを2個使う事になって、
その分コストが上がったのですが、左右が別のケースになった効果があり、思わぬ所で音質が改善されました。



中のパーツを大型化して、ケーブルもピュアディオブランドのPSTのフルレンジタイプに交換して、
ノーマルモデルの1個使用と比べると音のクオリティーは格段に違います。



また左右のケースが分離した事によってアース部分が独立して、
ケースはくっついていても左右が絶縁しているためにこれまでには得られなかった
セパレーションと解像度が得られています。



自分のレクサスLSに付けるつもりだったのですが、
レクサスのフロントマルチアンプでは2セット必要なため、今回の入荷分が全て無くなるために諦めました。



製作室で内部のチューニングが終わって2台連結したら、
1DINのデッキのスピーカー出力に繫いで、
マークレビンソンの135万円するアンプに繫いでテストを行い、
あらかじめ歪みの少ないボリューム位置を調べてから車両に取り付けます。



万が一失敗してボン!とアンプが壊れてしまうと大損害ですが、それだけ慎重になって仕事をしていて、
寸分の狂いも無い間違いない音質でチューニングしています。



寸分の狂いも無いと言えば今回ハイローコンバーターの調整用に、
市販のドライバーを削ってピッタリ合ってぐらつきの無いドライバーを製作して、
これを昭和の時代に気付いていたらあの苦労は無かったのにと、
少しのズレも起こさないツールの製作が良いバランス取りを短時間で行える事を知りました。



現在セパレートのチューニングハイローコンバーターは安定した人気があり、
なかなか自分の車に付けるほどの台数に余裕がありませんが、今日オーディオテクニカから荷物が届いたので、
これでやっと自分の車にも付けられるのか?と思ったら、違う商品が届いたのでした。



最後になぜこれだけチューニングのコンバーターが人気があるのかと思っていたら、
自分は中のチューニングを行って使った部品代を経理に報告しているのが、
意外と自分の工賃が安くせってしてあって、思っていたよりも安い価格で販売されていたので、
これは人気があるはずだ!と、ちょっと驚きました。



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