取付ブログ
アルパインのデリカミニのデモカーが来社
2024-07-20
昨日アルパインの営業の方が新しく作ったデリカミニデモカーに乗って来社されました。
当社のデリカミニに比べると同じアルパインでも画面が大きくて、
専用キットを使ったビッグXなので純正の様な仕上がりです。
当社は以前はカロッツェリアの楽ナビかサイバーナビのデモカーが多かったのですが、
現在デリカミニとセレナがアルパイン製のナビでデモしています。
店頭のディスプレイはトヨタ純正のディスプレイオーディオが3台に、
アルパインのディスプレイオーディオとナビが合わせて3台で・・
個室の試聴室にはナカミチのCD-700系と組み合わせて2台と、
まるでアルパインショップと言っていいぐらいのアルパイン比率です。
営業の方から「何故急激にアルパイン比率が上がったのですか?」と聞かれましたが、
「ナカミチのCD-700系をお使いのお客様が多いので、
これにデジタル接続出来るのがアルパインだけだからです。」と答えました。
以前はサイバーナビ+CD-700系という組み合わせが主流でしたが、
実はこの時はアナログ接続で、デジタル接続は今回が初めてで、
コアキシャルのデジタルでCD-700KKに入力して、
700KK側のⅮAコンバーターとプリアンプを使う事で、
これまで聴く事の出来なかったレベルでスマホの音が聴けるので、急激に交換される方が増えて、
今の現状になっています。
もちろん単体で使われるお客様も多く、いつのまに今の店頭になってしまいました。
ただもう一つ本音の部分があって、
サイバーナビや楽ナビの一部の機種がアマチュア無線の145・00MHzに
ノイズを出してしまう事があって、145・00MHzは呼び出し周波数と言って、
多くの局がこの周波数を聞いて交信相手を探して、
相手が見つかったらその前後の周波数に移動して交信を楽しむという周波数で、
それは昼間のディスプレイの明るい時だけ起こる現象なので、
自分は昼間もスモールライトを付けてノイズを消して走っていました。
そんな訳で自分が乗る事があるデリカミニとセレナはアルパインにしたという経緯がありました。
以前はカロッツェリア一辺倒の自分がアルパインに変えたので、
「無線の友達に勧めるとアルパインになったというのもあります。」と説明したら、
営業の方も納得しておられました。
ただ今回はナビやディスプレイオーディオの売込みではなくて、
新しく出たデリカミニ専用のスピーカーの説明のための来社で、
天井のルーフライナーに5センチのスピーカーを埋め込んで、
ドアの16・5センチのトレードインのミッドと組み合わせたスピーカーのデモのためでした。
アルパインさんが用意された音源と、
金曜日の午後でFMYサウンドピュアディオスタジオからの放送で試聴してみて、
「音はどうですか?」と聞かれたので、
「これまでのトレードインスピーカーと違って音がギラギラした所が無い。」と答えました。
ではデリカミニのデモカーにとはならず、
「音色は良くても高音が目の前から聴こえてモノラルっぽいので、
ダッシュ上にツイーターを付けて左右のセパレーションを上げてステレオっぽく鳴らさないと・・」と
不満な部分も指摘しました。
純正のミラー裏のツイーターは鳴っておらず、
「ネットワークが3WAYでここも鳴らした方が売れるかも?」と、自分的には思っていました。
後で調整画面を出してみたら、タイムコレクションは全てゼロにしてあり、
イコライザーは全てフラットで、時定数を変えてどぎついイコライジングの車種別の設定はかかっておらず、
最初からこうだったのか、それともリサーチしてうちはそういうのが嫌いと知ってなのかは分かりませんが、
調整機能は最小限にとどめるというのが自然に鳴らす基本で、
もしアルパインさんがこれで通常デモをされているのなら嬉しい事です。