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取付ブログ

マツダ・アテンザ カーオーディオの音質アップ

2019-06-23

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、
マツダのアテンザ・ワゴンです。
 
 
マツダ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって
以前3年以上前にJBLのP560ツイーターを使用した
ベーシックパッケージを取り付けて頂いていて、
そこから何回かシステムアップで入庫されていて、
福岡店が新しい店舗になってからは初めてのシステムアップとなりました。
 
 
ドアスピーカーはJBLのP560のミッドに以前交換されていて、
最初はインナーで使用されていたのを後から
アウター・スラントバッフルを製作して表に出しています。
  
一度インナー取付の時にカロッツェリアの5万円台のパワードの
ウーファーを取り付けた事があるのですが、
低音の量がアップしたものの、低音の質が実際の音楽と差があり、
ただの空気振動が増しただけでお客様は不満足で、
パワードウーファーを取り外して
13センチスピーカーをアウター・スラントに変更した方がより生の演奏に近い状態になって、
それから何年間かこの状態で音楽を聴かれていました。
 
 

今回はP560のミッドを取り外して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15に交換して、
ピュアコンの値をあれこれ変えて、システムにマッチさせました。
 
 
P560とターミナルの形状が違うので、
ケーブルの末端をカットして端子を付け替えて、
アウターの内側にセメントコーティングがしている部分を若干修正しました。
 

このアウターの内側のセメントコーティングは内側のリングの剛性を上げるのと、
粗目を付ける事でスピーカーの排圧の影響を少なくして、
トータルで音質をアップさせています。
 
 
これまでお使いだったJBLのP560ツイーターはそのまま使用するものの、
P560ミッドに比べてZSPの方が高音域の伸びが良くて、
これまでツイーターのレンジを広げて再生していた高音を、
ZSP側で高音を2割ほど伸ばし、
逆にP560ツイーターの音域を2割ほど減らして、
クロスポイントの上げる事でこれまで表現出来なかった
クリアーな音を再生出来る様に改善しました。
  
分かりやすく説明すると、ツイーターの下限周波数を減らして負担を少なくすると、
ちょっと荒い感じがあった部分が無くなり、艶のある綺麗な音で鳴る様になり、
ミッドの材質の良さでツイーターの下限周波数まできっちり再生出来るので、
ミッドが受け持っている中低音以上の音まで大幅に改善出来たという事です。

 
グローブボックス下の10ピース構成のピュアコンは4ピース交換と、
ブラックボックス4個を中に手を入れてカスタマイズして、
8ピースは違う値に変えているというぐらい変更しています。
 

 
運転席で自分が音を聴いて、何番から何番に変更と指示を出して、
柳井君が何度もパーツ交換をおこなって、
実際にはスピーカーを付け替える時間よりも
音調整にかかっている時間の方がかなり多くかかっています。
 

 
調整に使う音源は自分が生音や生声で何十回と聴いた事がある
アーティストさんのCDと、お客様のSDカードの音源とFMラジオなどです。
  
FMラジオは地元製作の番組だと流れて来る
パーソナリティーの方の声はほとんど生声で聞いているので、
音にズレがあるとすぐに分かり、またSDカードの中の音源は
自分が複数回会って生声を聞いているボーカリストの方2名の楽曲が入っていました。
 
 
 
ピュアコンのパーツの組み合わせが限界に来た後に、
純正ナビのイコライザー調整を行いましたが、
このナビ自体が低音を強調している傾向にあったので、
5バンドのうちの2バンドを下げて、聴感上のフラットに合わせました。
 

 
ドアのスピーカーを交換しただけなのに、ツイーター音域まで改善出来て、
音の仕上がりにお客様にはとても満足して頂きました。
 
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