取付ブログ
スバル・レヴォーグ スピーカー取付&防振作業
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、スバルのレヴォーグです。
スバル純正のナビオーディオが装着された状態で入庫となって、スピーカーの取付と、
前後のドア防振の作業を行いました。
まずは前後のドアの内張を外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
狭い入り組んだカーン!という高い響きの場所には、多重構造の防振メタルで
細かな振動を吸収させて、低い周波数の響きには防振マットで対応して、
その中間の響きには防振マットをカットとドットの加工をして対応しています。
前のドアにはセメントコーティングの施工を行って、内張に付帯する鈍い響きを抑えて、
スカッとした音に改善しています。
ここは防振マットの様な柔らかい材質では消えない響きがあり、
セメントコーティングならではの心地良い響きとなります。
フロントの純正スピーカーは取り外して、インナーバッフルを製作して、
その裏にレインガードを取り付けて、マグネットと端子が濡れない様にしてから、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けました。
内張を組み付けてもグリルから黄色いコーンが透けて見えています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けました。
ピラー取付でカッコ良く見せる方法もありますが、1週間ほど前のブログを読んでいただければ、
この位置での音の良さの根拠が解ると思います。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、合計10ピース構成の
フルバージョンのピュアコンを取り付けて、周波数幅とインピーダンスと
レベルを調整しています。
全ての結線が終わったら音を鳴らしてナビのセッティング機能を使って音を追い込んで行きます。
タイムアライメントではなくて、タイムコレクションになっているのでこれはアルパインのナビですね。
タイムコレクションを使用すると定位は合っても音色は元の音からズレるので、
全てゼロにしてからイコライザー調整を行います。
アルパインは最初に動かす周波数と動かす幅を各バンドで設定してからレベルを動かすので、
かなり調整に時間がかかります。
あれこれ調整して、更に調整画面とメモリー後の再生画面で音を聴き比べて、最も生声・生音に
近づけてから調整を終了させます。
これから本格的に車にこもって、本格的に調整を始めます。