取付ブログ
レクサスRC スピーカーの音質アップ 前編
2020-06-03
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、レクサスのRCです。
異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車で、2週間前ぐらいに施工を行った
RXと同じ内容でという事で入庫となりました。
ドアは18センチサイズのウーファーで、車両アンプから低音のみが送られて来ています。
ダッシュにはスコーカーの真ん中にツイーターが付いているコアキシャルタイプのスピーカーが付いていて、
車両アンプから中高音のみが送られて来ています。
スコーカー裏には国産車にしてはかなり大きめのコイルとコンデンサが付いていて、
レクサスならではのコストがかかっていますが、それでもお客様は音に不満足なので、改善を加えて行きます。
リアトレイには薄型のフリーエアータイプのウーファーが付いていて・・
リアサイドから中高音が鳴って・・
フロントのセンターから中高音のモノラル成分を加えて、スピーカー数は多いものの、
お客様は音がハッキリ聴こえない事に不満を持たれていました。
その最も大きな原因がドアの長さで、内張の震えで耳の近くにモヤモヤした音がして・・
外板裏にも大きな残響があって、非常に不快な状態でした。
ドアが長い分ほどかなりの量の吸音フェルトが使用してありましたが、
これはノードノイズの進入を防ぐのにはある程度の効果がありますが、
レスポンスの良い音を再生するという意味ではほとんど役に立っていません。
スピーカー構成はレクサスRCとほぼ同じですが、スピーカーレイアウトが極端に違うので、
現在調査しながら作業を進めています。