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取付ブログ

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新型エクストレイル カーオーディオの音質アップ

2024-01-13
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、日産の新型エクストレイルです。



現在このクラスの車としては珍しいオーディオレス車に、3台前のお車から移設し続けられておられる製品と、
新たに購入された製品を合わせてフルシステムの取付を行いました。



まずは2DIN下段にナカミチのCD-700KKモデルを取り付けて、
その上にアルパインのディスプレイオーディオを新たに購入されて取り付けました。



ドアには片側3層のフル防振の施工の後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けて、これは3台前のお車から移設し続けています。



ツイーターは今回新たにJU60のブラックモデルを取り付けて、ワイドスタンドを製作しています。



JU60はシルバーもブラックも大きさは同じなのですが、何故かブラックの方が小さく見えてしまいます。



ラゲッジルームの右サイドに25センチサイズのエンクロージャーを組み込んで、
ピュアディオブランドのMX-10ZSPを取り付けました。



このモデルは製造工場との打ち合わせで、
「このアルミの強度だとインクののりが悪いから出来ません。」と言われていたのを、
「インクののりが悪くてもこの材質でお願いします!」と言って作ってもらっているので、
最初からインクが薄いのですが、これで4台目のお車でもう20年近く使用されていて、
マークとZSPの文字は薄くなっても音はしっかりと濃いという、見た目と反比例の音になっています。



これは大手メーカーだと絶対に製品化できなかったであろうウーファーです。



そんな貴重なウーファーがラゲッジの荷物がズレて当たってはいけないので、
表を頑丈なグルルでガードしています。



ラゲッジルームにはナカミチのPA-2002Pが2台とピュアディオチューンのデジタルプロセッサーと、
ピュアコンが取り付けられていて、音を鳴らしながらピュアコンの値を変えて音を追い込んで行きます。



自分が運転席で音を聴いて、ハッチを開けて井川家長男がパーツの値を変えて、
また自分が聴いてパーツを変えてを繰り返します。



ある程度音がまとまって来たらプロセッサーにタブレットを繋いで
イコライザーとチャンネルディバイダーの微調整を行って、最も生音・生声に近くなる様に合わせて行きます。



音調整では国内外の楽曲を聴きながら、
最後の最後はDEENさんのアルバム『ポップ・イン・シティ』の中の
『プラスティック・ラブ』で完成させるという一つの流れがあり、
ツアーを追いかけて短期間で何度も『プラスティック・ラブ』を聴いたというのがあり選択をしていましたが、
昨年の暮れにDEENのファンのお客様のお車を調整する時に、やはりDEENと言えばこの曲だろうと、
それに加えて最も録音時期が新しいバージョンの『このまま君だけを奪い去りたい』も追加しました。



これは今までDEENのボーカル池森秀一さんに30回以上お会いして生声を知っていて、
その中で最もステージで聴いた事のある楽曲という事でプラスして、
今年は2月11日にZepp福岡でのコンサートで歌声を聴いて、
その後に生の声も聞ける予定なので、今から楽しみにしているところです。



DEENさんは1月10日に『ダンス・イン・ザ・シティ』というニューアルバムを発売されていて、
これが15年前だと発売直ぐのアルバムを即調整用で使ったりしていたのですが、
今はかなりの時間聴き込んだアルバムが音調整するという手法で、
ニューアルバムが調整用になるまではそれなりに時間がかかって、
現在は趣味の楽曲として車の中で聴いています。



そんな生の声を元に音調整を行っているからこその信頼で、
20年以上4台に渡ってシステムを移設し続けて頂ける様なお付き合いをさせて頂いています。



スイフトスポーツ スピーカーの音質アップ(今年3台目)

2024-01-12
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、スズキのスイフトスポーツです。



今年になってから福岡店はスイフトスポーツが続いていて、これで3台目です。



このまま4台目のスイフトスポーツかと思っていたら、横には次の作業のハイエースが入っています。



ただ次のスイフトスポーツにオーディオレス車が無いだろうからと、
モデルチェンジ前のスイフトスポーツを注文されている方もおられて納車待ちの状態なので、
先でまだスイフトスポーツは入庫してきます。



作業の方はスズキ純正の大画面ナビオーディオにケンウッドのトレードインスピーカーが付いている状態で
入庫となって・・



トレードインスピーカーを取り外して、純正の16センチに戻してからベーシックパッケージの取付を行い、
ドアにベーシック防振の施工を加えてWパッケージ化しました。



内張りと防水シートとトレードインのミッドを取り外して、
外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。



ドアの作業の後にナビを一度取り外して、
裏からピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプで取り出して、
グローボックス下まで送ります。



グローブボックス下には比重の高いMDF板をしいて、
その上にオプションのSSFを加えた6ピース構成のピュアコンを取り付けます。



ピュアコンから純正の16センチスピーカーへ行く配線には茶色のフルレンジタイプのPSTケーブルで繫いで、
ダッシュのツイーター用には赤味がかったツイーター音域専用のPSTケーブルを引いて行きます。



ダッシュに付けるツイーターはアップグレードのATX-30で、
25に比べてツイーターの音域が広いのが特徴で、その分純正側で鳴らす音域が狭くなり、
さらなる音質アップが図れます。



今年最初に入った車が同じシステムですが、
ナビオーディオがカロッツェリアだったために音の傾向が違って、
同じピュアコンの値を付けたら音の押し出しが少なく聴こえたので、ブラックボックスを2回交換して、
ツイーターの周波数レンジをやや広げて、ツイーターレベルも上げて、インピーダンスはやや低めに設定して、
音の押し出しと音色を前の車と同じ様に設定しました。



ピュアコンで音を追い込んだら後はイコライザーで更に細かくレベル調整を行って、
中身がパナソニックのストラーダだったので、
13バンドのイコライザーを駆使して生音・生声に最も近くなる様に合わせてから調整を終了しました。



同じ車種で同じスピーカー構成でも、ナビオーディオの音のクセによってピュアコンの値を細かく合わせて、
なるべくイコライザーは大きく動かさない様にして、滑らかで自然な音になる様に心がけています。



昨年末からトレードインスピーカーを取り外して、
一度純正に戻してからベーシックパッケージという作業が増えていますが、
トレードインスピーカーは音がギラギラして妙に明るく、
本来の音楽の音とは全く違う造作された音という事で、外されている方が増えているのが現状です。



新・お客様の質問にお答えして 第52話

2024-01-11
前回のこのシリーズを書き込んだのが12月13日だったので、1か月近くが経っていました。



今回は12月27日にFM山口のコージネスの中で井川が出演した部分のお話で、
その日はバッテリーに関してのお話をしたのですが、
数分の中でバッテリーの重要性と季節によるバッテリーのコンディションとバッテリーの点検についてと
内容を詰め過ぎたために、「もっと詳しく聞きたいのですが?」というお客様が多くおられたので、
その回の放送の中身をもっと濃くして書き込まして頂きます。



まずバッテリーは車の走行にもオーディオにも重要な部分で、
バッテリーのコンディションでもバッテリーの銘柄でもオーディオの音の良し悪しに関わって来ます。



宇部店と福岡店ではボッシュのバッテリーを推奨していて、販売とメンテナンスを行っています。



サウンドピュアディオでは毎年お盆休みと正月休みの前になると
お客様のお車のバッテリーチェックを行う事が多く、充電不足の車には捕充電して、
交換時期が来ているバッテリーは長期の休みの前に換えて頂いています。



ただこの事をそのまま放送で言ってしまうと、
『バッテリーチェック=善』と不特定多数の方に思われると、世の中には悪徳な業者がいて、
悪くないバッテリーをバッテリーチェックを装ってわざと痛めて、
診断機で要交換の表示を出させて売ろうとする所があるとさらっと言って、注意喚起をしておきました。



そのバッテリーチェックを装う業者の手口は、カー用品店やガソリンスタンドで、
「無料でバッテリーのチェックをします。」と言ってボンネットを開けて診断機をバッテリーに繫いで、
例えば軽自動車だと一時的に40アンペアぐらいの電流を流して熱消費させて、
その後の電圧ドロップの状態を見て良好か要交換か判断するのですが、
40アンペア流すところを倍以上の100アンペアを流して、
「これはバッテリーが悪いので交換しないといけません。」と言って交換させる業者が
全国各地にかなりいます。



特に狙われるのが車に詳しくない女性で、
ピュアディオのお客様でバッテリーチェックをかけて要交換が出て、
「交換するかどうか主人に聞いてみないと分かりません。」とその店を出て、
そのままサウンドピュアディオに来店されて、
「前に交換したばかりなのにこんな表示が出ました。」とバッテリーチェックのレシートを見せられました。



そこには軽自動車なのに100アンペア流してテストした表記があり、
本来のテスト電流の2・5倍の電流を流して、それでわざと要交換を出させていました。



もちろん買い替えずに帰られているのでバッテリーの電圧は下がっており、
追加充電して帰っていただいたのですが、この手の話がけっこう多くあります。



まだ交換時期でないのにバッテリーを買わされたり、
もし断ってそのまま帰ればコンディションの悪い状態のバッテリーで走らないといけないので、
ラジオ放送の中では「バッテリーチェックは信頼出来る所でして下さい。」と言っていますが、
知らない所での親切を装ったバッテリーチェックは絶対に行わない事をお勧めします。



自分が行っている日産のディーラーでは電流を多く流して熱消費させる旧型の診断機ではなく、
あまり電流を流さなくてもバッテリーの可否を診断する機械を使っていて、
「それ見せてもらっていいですか?」と言ってメーカーと品番を覚えて帰って、
現在はディーラーと同じ診断機(それなりに値段はした)を使っています。



とにかく旧式の診断機で大電流を流すバッテリーチェックにはお気を付け下さい。



後もう一つバッテリーの銘柄についてですが、サウンドピュアディオでは標準のバッテリーか、
グレードアップしてボッシュのハイテックシルバーなどを推奨しているという話も放送の中でしましたが、
カー用品店で売っている青いケースのオーディオの音が良くなるバッテリーは買ってはいけないとも
話しました。



みんカラではこれに付け替えて音が良くなったという書き込みも沢山見られますが、
これは音が派手になってメリハリが付いただけで、
本来の音楽の音に近づけて良い音に聴こえるとは違う物です。



自分の好みの音にカスタマイズするという趣旨では良い製品かもしれませんが、
本当に音楽が好きで演奏やボーカルの声を正しく聴こうと思われておられる方に向いていませんので、
その部分も短時間でさらっと話していたので、ここで追加させて頂きました。



以上お客様からの店頭で伺ったご質問の答えをご紹介しました。



ヴェゼル カーオーディオの音質アップ

2024-01-10
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、ホンダのヴェゼルです。



オーディオレス車にアルパインのディスプレイオーディオを取り付けて、フルシステムの取付を行っています。



ドアには片側3層のフル防振の施工を行った後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けています。



ダッシュにはワイドスタンドの製作を行って、JU60ツイーターのブラックを取り付けて、
ピュアディオ推奨のフロントハイエンドの2WAYスピーカーとなっています。



ラゲッジルームのサイドは作り込んで、25センチのピュアディオブランドのウーファーを取り付けています。



頑丈なグリルを取り付ければ、荷物がズレてウーファー側に当たっても全く問題は無い様にしてあります。



ラゲッジ下のアンダーボックスにはナカミチのPA-2002Pが2台縦に取り付けてあって、
下段がウーファー用で上段がフロント用で、
右側にはピュアディオチューンのデジタルプロセッサーが取り付けてあり、フルシステムとなっています。



デジタルプロセッサーは一度バラバラにして、ハンダ付けをやり直しているので、
市販のプロセッサーでは表現出来ない艶のある音で音楽を鳴らせます。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、その上にピュアコンを取り付けて、
フロントスピーカーの周波数幅とインピーダンスと大まかなレベルを調整しています。



これまでヴェゼルでフルシステムは何度も取り付けているので、
ピュアコンの値は出ているのですが、今回はPAー2002P2台といつもよりも駆動力が高いので、
これまで出た値をベースに、駆動力に合わせて値を微妙に変えて最も生音・生声に近くなる様に設定しました。



ピュアコンの値合わせと当時に、タブレットをデジタルプロセッサーに繋いで、
イコライザーとチャンネルディバイダーの調整を行って、3WAYの音の繋がっている部分が分からない様な、
絶妙な音調整で仕上げています。



このヴェゼルは一度フルシステムとしてはライトな感じで一度仕上がっていて、
2度目の入庫で極めた仕様にアップしています。



オーディオレス車の良い所は、1000万円越えの車の純正オーディオと比べても、
明らかに追いつく事が出来ないレベルの音質を表現出来る事が可能で、
素晴らしい音を知らなければノーマルの音が良い音と信じていて、
こんな良い音を聴きながら移動出来るという事が、超高級車でも表現出来ないレベルが表現出来ているので、
カーオーディオは本当に良い趣味だと感じています。



EKワゴン スピーカーの音質アップ

2024-01-08
今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、三菱のEKワゴンです。



純正のCDチューナーが装着された状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工と、セメントコーティングの施工のトリプルパッケージの作業を行いました。



この年式のEKワゴンやデイズはスピーカー位置が高く、中音域は耳に入って来やすくても、
低音域が逆に薄く聴こえるという不満が起こりやすい車種で、
ドア防振とピュアコンの威力で低音域のパワーを上げる事にしました。



まずはドアの内張と防水シートを外して、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。



リアのハッチからの騒音も気になるという事でハッチ裏にもベーシック防振を加えましたが、
こちらはフロントドア2枚に比べると貼る枚数が少ないので、約半分ぐらいの費用で防振が出来ます。



内張り裏にセメントコーティングの施工を行って、乾燥したらドアに組み付けたら防振作業は完了です。



元々ドアに16センチのフルレンジの状態から、
ダッシュにピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて2WAY化して、
ピュアコンでドアの純正スピーカーの高音を出なくして、
軽い音をインピーダンスをやや上昇させて重い低音に変えて行きます。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、添いの上に4ピース構成のピュアコンを取り付けて、
ドアの高い位置にスピーカーがある場合はコイルの巻き数は多い物が必要なので、
機械巻したコイルを必要な値までじわじわほどいてちょうど良い値を選びました。



ノーマルに比べると随分と低音は増えましたが、ツイーターで高音域が伸びたために、
CDチューナーのバスを1クリック上げて全体のバランスを取りました。



仕事用の車なので乗っている時間が多く、音質が不満という以上にロードノイズが気になられていて、
合計5カ所の防振効果を確かめるためにテスト走行を行って、騒音レベルのダウンを確認しました。



オーディオの音質が上がりロードノイズも少なくなって、新年から快適に仕事の移動が出来ますね。



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