本文へ移動

取付ブログ

RSS(別ウィンドウで開きます) 

フォレスター カーオーディオの音質アップ その2

2023-08-11
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、スバルのフォレスターです。



宮崎県からお越し頂いて、パナソニックのストラーダをべースにして、
ベーシックパッケージの取付とフロントドア2層の防振と、
ドアスピーカーの交換の4thパッケージの作業を行いました。



ドア防振の作業が終わり、
純正の16センチスピーカーをJBLのクラブ602CTPのミッドに交換しました。



602CTPに19ミリサイズのツイーターが付属していますが、
これはあまりドームが小さくて周波数レンジが狭いので、
ピュアディオブランドのATX-30ツイーターに交換して、
かなり広い周波数レンジで標準パッケージでは絶対に表現出来ない中高音を再生させます。



このメーカー違いのユニットの周波数帯域をきちんと分けるのがピュアコンで、
パッシブネットワークをブロック化して自由に値が変えられる様にして、
その車に合ったマッチングを出す事が出来ます。



今回は超低音域の有害な成分を抑えるSSFを加えて、
ミッドの上限周波数を決めるコイルは白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物で、
今回の年式のストラーダはやたらと低音が強調してあるので、
適切なレベルまで下げるのにかなり苦労しました。



ピュアコンだけでは聴感上のフラットにならないので、低音側を下げて高音側を上げて、
メモリーすると音のイメージが変わるのでまた調整してメモリーしてを繰り返して、
音を追い込んで行きました。



どれもDSP機能を使う事を前提に音造りがしてある様で、音を造作して不自然な感じがするので、
DSPオフでイコライザーとピュアコンを駆使してフラットを目指しました。



最後の決め手はフェダー調整で、リアを鳴らせば音量は出るのですが、
そうすればクオリティーさが失われて、量感と質感のちょうど良いバランスを探して何度も前後しました。



音を造作して良い音ではなくて、
レコーディングスタジオや放送局のスタジオの様な正確な良い音を目指しているので、
音調整にはかなりの時間をかけています。



何度調整しても納得行く何度調整しても納得の行く音にならなかったので、
ピュアコンのブラックボックスはこれまでに無かった値を新設計で作って対応しました。



作業中は分かりませんでしたが、
音調整で乗り込んでエンジンをかけようとしたら6速ミッション車というのに気付きました。



昨日の夕方に音調整が終わって、今日お客様が宮崎県から車を取りに来られるのをお待ちしている状態です。



遠方よりのご来店を感謝しております。



トヨタ・アクア スピーカーの音質アップ

2023-08-09
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、トヨタのアクアです。



工場装着の大型のディスプレイオーディオが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と前後のドアのベーシック防振の施工の、
トリプルパッケージの作業を行いました。



まずは前後のドアの内張を外して、何も貼ってない外板裏に4種類の防振材を貼り合わせます。



響きの中心を見つけて、その周波数に最も効き目のある材質を選んでいるために、
ドアが重たくならない割に防振効果が強く、しかも低音の量は増えたが音色が鈍い感じになって
クリアーさが欠けるという事がない、スカッとした小気味良い音で音楽を奏でてくれます。



ドアの純正の16センチスピーカーはそのまま使用して、
ダッシュにスタンドを使って適切な仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターを
取り付けて中級クラスの2WAYスピーカー的な鳴り方に変えます。



新型のアクアのドアのスピーカーグリルはデザイン上で最も高い周波数が欠けてしまい、
ツイーター側をピュアコンのブラックボックスの設定でワイドレンジ化してそれを補い、
更にドアスピーカーの上限周波数を決めるコイルは白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物を
使用して、ギリギリまでQ値を高めて上質なサウンドを再生出来る様にしてあります。



ピュアコンの値選びと同時にディスプレイオーディオの3トーンとフェダーを調整して・・



フェダーはベーシックのWパッケージだとリア防振が無いので前にふってリアを弱めに設定していますが、
リアの余分な残響が少ないので今回はいつもよりも強めに鳴らして量感を稼いでいます。



ディスプレイオーディオでプレイヤー非装着のためにスマートフォンとFMラジオで音調整を行って、
ちょうどこの時間はFMYサウンドピュアディオスタジオからの生放送の時間だったので、
勝手知ったるスタジオからの音でも調整を行って、
普通のカーオーディオの店では表現出来ないサウンドに仕上げました。



この時期は作業が立て込んでいるためにベーシックパッケージが装着されているデモカー兼代車が
全て出ている事が多く、せっかく来店されてもデモカーが無いという事があって、
アクアのお客様にはもう一度来店して試聴して頂いて、当社のアクアのデモカーで試聴する事が出来ました。



通常はいつでもフリーでベーシックのデモカーは試聴出来ますが、
前もって確認や予約を頂きますと車内温度も下げて快適に聴ける様に配慮致しますので、
出来ればご予約をお願い致します。



店内の平面ディスプレイでのデモンストレーションは実際に車に付けた時と情感がかなり違うので、
サウンドピュアディオでは実車を使ったデモンストレーションをお願いしております。



2度手間をかけてしまいましたが、音の仕上がりには大変満足して頂きました。



フォレスター カーオーディオの音質アップ その1

2023-08-07
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、スバルのフォレスターです。



宮崎県から遥々お越し頂きました。



作業はパナソニックのストラーダを活かしてベーシックパッケージの取付と、
フロントドア防振の施工とドアスピーカーの交換を行います。



まずフロントのドアの内張を外して、
白い吸音フェルトを一度剥がしてプラスチック面に粗目を付ける下処理を行います。



次にランダムに厚い薄いを作りながらセメントコーティング剤を塗って、一晩かけて乾燥させます。



完全に乾燥したら吸音フェルトは元に戻します。



ドア側は防水シートを純正スピーカーを一度外して、
工場装着の防振材が貼ってない場所に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。



純正スピーカーは楕円のアメリカンサイズのパネルに中に16センチのスピーカーが付いていて、
今回はこれは使わずにインナーバッフルを製作してJBLの16・5センチスピーカーに交換します。



外板裏にはシルバーの防振マットと、黒で丸と四角の2種類のマットと、
ゴールドに輝く防振メタルの合計4種類の共振点の違う材質を貼り合わせています。



形と共振点の違う材質を選ぶ事で、ドアが重たくならない割に効率の高い防振が出来て、
何と言っても鈍くない小気味良いサウンドを奏でるドアに変わる事が一番のメリットです。



ツイーターはピュアディオブランドのアップグレードのATX-30を取り付けて、
上質な高音を再生させます。



今の時点ではここまでで、これより先は『その2』でお届け致します。



VWゴルフ8 カーオーディオの音質アップ その3

2023-08-06
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、フォルクスワーゲンのゴルフ8です。



フロントドアにフル防振の施工を行った後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
前の前のお車から移設され続けているピュアディオブランドのZSP-MIⅮを移設して取り付けました。



先日型取りを行ったワイドスタンドは、一度宇部店に送って植毛塗装を行って、
再び福岡店に戻してJU60ツイーターを取り付けてセットしました。



こちらは1台前のお車の時に取り付けた物を移設しています。



ピュアディオのピュアコンを使ったツイーターとミッドが別々にグレードを変えて行っても、
その都度パーツの値を変えれば周波数特性が変えられるというのは、
徐々にシステムアップが出来る楽しみでもあります。



ピュアコンは宇部店から今回出そうな値を予測して持って来ていて、
ツイーターアシストユニットは今回AAAモデルに交換します。



実際に鳴らしてみると予測よりも少し値が違っていて、
あーでもない、こーでもないとあれこれと値を変えて行き、より生音・生声に近いパターンを探しました。



CDプレイヤーが無いディスプレイオーディオなので、録音された音源とFMラジオで音を調整して行き、
自分がラジオ番組で実際にお会いして生の声を聞いた事のあるボーカルの楽曲で音を追い込んで行き、
1990年代の終わりから一度お会いして生の声を聞きたかったこの方の楽曲や・・



同じく1990年代の終わり頃デビューされて、
東京のスタジオと福岡のスタジオで2度ほどお会いしたこの方や・・



インディーズ時代とこれからメジャーに移籍するという時にお会いしたこの方など、
歌っているご本人にお会いして生声を知っての音調整は、他の店には絶対に出来ない音調整です。



ピュアコンの調整で音色が合ったら、ゴルフ8の3トーンの調整で低・中・高のレベルのバランスを取って・・



最後はフォーカス調整の部分を動かして音を追い込みました。



サウンドピュアディオの魅力はツイーターとミッドと別々にグレードアップ出来る部分と、
FM放送の番組作りを通じてボーカリストご本人に何人もお会いしていて、
中には複数回お会いしている方もおられるので、
一般的にありがちな『想像でボーカルイメージを作って実際よりも大げさな表現』というのが無い
正確な音色で表現しています。



ゴルフ8のお客様には3台に渡ってお付き合い頂いていて、買い替えごとにどんどん音源に制約が出る中、
その車に合わせた最上のセッティングで仕上げさせて頂きました。



ノア カーオーディオの音質アップ

2023-08-05
今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の作業から、トヨタのノアです。



ナカミチのCD-700KKとパナソニックのストラーダをWで取り付けられていて、
ダッシュにはワイドスタンドを製作してB&Wの限定品のツイーターを取り付けています。



ドアには方ドア3層のフル防振の施工を行った後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けてあります。



ラゲッジには25センチのウーファーボックスを組み込んで、
25センチのピュアディオブランドのZSPウーファーとナカミチのパワーアンプを取り付けてある
フルシステムです。



実はノアのお客様は長崎県から起こし頂いていて、
長期の休みを利用してシステムアップのために2泊3日でお預かりして作業を行っていました。



実は前の前のお車からシステムを移設して来られていて、
でもピュアコンは20年ぐらいブラックボックスとアシストユニットを交換されてなかったので、
今回の2泊3日の作業で最新版に交換する事にして、
宇部店から大量にブラックボックスを車に積んで来ました。



一度木曜日に福岡店に来ていて、そこで音を聴いて「ここからここまでの値が必要。」と調べて、
合いそうな値を数種類製作して持って来ました。



そして古いピュアコンを外して助手席シート下にブラックボックス4連とコイルの6点を交換して取り付けて、
音を聴きながら細かく値を調整して。



何種類か聴き比べて、最も生音・生声に近い値を探して取り付けて・・



それと同時にタブレットをリアと繋いでイコライザー調整も行いました。



先ほどお客様が車を取りに来られて、
音を聴いて一言「余分な音が一切無くなっている!」と最新の4桁の数値で
正確にインピーダンスが合わせてある、ひずみがほとんどないピュアなサウンドに満足して頂きました。



遠方のためになかなか調整に来る事が出来なかったのですが、2日半お預け頂いて、
こちらも納得行までしっかりと音調整させて頂きました。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
TOPへ戻る