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取付ブログ

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新型アクア カーオーディオの音質アップ

2022-10-26
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、トヨタの新型アクアです。



ディスプレイオーディ付のお車に、ピュアディオチューンのハイローコンバーターを取り付けて、
車1台で3WAY構成になるフルシステムの取付を行いました。



まずはドアの内張を外して、鉄板の響きを確かめた後に、防振マットと防振メタルを貼り合わせて、
その後にサービスホールを塞ぐ防振を加えます。



内張り裏にはセメントコーティングの施工を行って・・



表にアウタースラントのバッフルを製作して、
以前のお車から移設して来たピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。



ディーラーさんが試乗車を持って来られて、初めて新型アクアのグリルを見た時には、
「ここにアウターバッフルが付けられるのか?」と思っていましたが、きちんと仕上がっていたので、
「やれば出来るものだな。」と見入ってしまいました。



ダッシュにはワイドスタンドを製作してJU60ツイーターを取り付けて・・



ラゲッジにはピュアディオブランドの25センチウーファーと、
ナカミチのパワーアンプとピュアディオチューンのチャンネルディバイダーを取り付けて、
車1台で3WAYのフルシステムが完成しました。



音調整はグローブボックス下の8ピース構成のピュアコンの数字の組み合わせと、
ラゲッジのチャンネルディバーダーのダイヤルとスイッチの切り替えで行い・・



ディスプレイオーディオの3トーンも僅かに動かして、トータルで生音・生声に近くなるセッティングを
行いました。



コンパクトなアクアですが、その車内を活かしたスケール感の大きなサウンドを表現出来るシステムが
完成しました。



クロスFM『UP↑UP↑』の来店取材

2022-10-24
今日の福岡店は14時からクロスFMさんが福岡店に来店されて取材がありました。



現在マークイズ福岡ももちのサウンドピュアディオスタジオからは
週に7回の4番組の放送で、その中の月曜日から木曜日までの9時から13時までの『UP↑UP↑』の中で
流すコーナーの収録を行いました。



今回来られたのは前に一度来店取材した事のある八木徹さんと、
4月から新しく番組に出演される様になった岡部来亜さんです。



事前にザクッと打ち合わせを行って・・



機材の用意が出来たら収録開始です。



最初のトーク部分が終わったら直ぐに来亜さんに車に乗り込んで頂いて、CDの試聴を行いました。



聴かれたCDは岡部来亜さんがセンターを務めたアイドルグループ・パピマシュのわがままGODで、
「えーっ!地元アイドルのCDでもこんなにいい音で聴けるんですか!」と驚いておられました。



なぜこういう音になるかという説明をかなりザクッとして、
音の良さ以外に車内の音の静かさに驚いておられて、その秘密を後からデモ用の鉄板を使って説明しました。



そして収録の後半の方はピットの方に入って、棚に沢山コイルが並んでいる所の説明をしました。



八木徹さんは2回目だったので音の良さやコイルの数の多さが高音質の秘訣というのもお分かりでしたが、
初めて音を聴かれた岡部来亜さんは、車の中でスタジオ的な音で音楽が聴ける事に驚いておられました。



元々自分は26歳の時にFMラジオのパーソナリティーをしていて、
スタジオの音と市販のカーオーディオやホームオーディオの音に差がある事に衝撃を受けて、
それからスタジオの音が普通のユーザーに届けられないかという事で
オリジナルのパーツなどの開発を行って来ました。



放送業界の方で初めて音を聴かれた方は毎回ビックリされていますが、
現在のUP↑UP↑のメンバーでは来亜さんが聴かれたのが最後で、本当にビックリされて、
それだけ世の中のノーマルで走っている車と差が出ているという事でしょう。



これから編集されて、11月のどこかで放送されますので、また日時が決まりましたらお知らせいたします。



イコライザーやチャンネルディバイダーのチューニング

2022-10-23
今日の宇部店の上空は雲一つない青空です。



今日の井川の仕事は昨日からの続きで、デジタルプロセッサーのチューニングを行っています。



これ一台でイコライザーとチャンネルディバイダーの機能が入っていて、
大量生産された物では満足出来ないお客様が多いので、1台づつチューンして行っています。



灰色の純度の低いハンダ付けか所に銀入りハンダを加えて、
ハンダ吸い取り線で2種類のハンダを吸い込んで、
下地が出来た所にもう一度銀入りハンダを刺し込むという手法で、
ハンダ付けした箇所には直ぐに急冷却をかけて、それで音質をアップさせる問う手法です。



純度の低いハンダは低い温度でも溶けるために作業性が良くて、
でも音がカサカサして聴こえるのでお客様が不満に思われる部分で、
透明感と艶を出すためにハンダをやり直しています。



ハンダ吸い取り線は網線で、ここに入っている銀入りハンダが勿体ないので、
再生出来ないかな?と見ていました。



一回のチューンでこれだけの切屑が出来て・・



広げるとこうなります。



一カ所に付き一度ハンダ、吸い取り、もう一度ハンダ、急冷却の4工程で、それがこの回数ですから、
気が遠くなる作業です。



そんな仕事の途中で緊急の作業が入って来て、
ピュアディオチューンのチャンネルディバイダーのバージョン1からバージョン2にアップさせます。



バージョン1はハンダ付けのやり直しと、リード線を短くする手法で、
バージョン2は一部のパーツを高性能な物に交換してもう1ランク音を上げます。



出来た物はそのままお客様のお車に取付て、これから音調整を行って、午後から納車となります。



今日は一日宇部店で仕事をして、明日は朝から福岡店での仕事となります。



220系クラウン ベーシックWパッケージ

2022-10-22
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタの220系クラウンです。



デュアルディスプレイの専用ナビオーディオ付きのお車に、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。



220系のクラウンはドアに丸形ウーファーで、車両アンプから低音のみを送られて来ていて・・



ダッシュのスコーカーで中高音を鳴らす2WAYシステムで、
ベーシックパッケージではダッシュにツイーターをプラスして、ピュアコンで中音と高音を独立させて、
3WAY構成として音質アップを図ります。



グリルで一度ひかかって、その上ガラスで反射していた高音は、
スタンドで前を向けたピュアディオブランドのアップグレードのATX-30Jツイーターで再生させて、
音の臨場感と解像度をかなり高くしました。



フロントドアの中は工場装着されている防振材が貼ってない部分に、
3種類の防振マットと防振メタルを貼り合わせて、余分な残響が起こらない様にして、
低音のレスポンスを上げています。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、その上にピュアコンのパーツを取り付けて、
ツイーターのレベルと下限周波数と、純正のスコーカーの上限周波数をコントロールしています。



ダッシュのディスプレイの裏にはセンタースピーカーが付いていて、
純正スコーカーで足らないステレオ効果を補ってモノラル分を足していますが、
左右のツイーターの追加でステレオ成分が増えたので、アッテネーター回路を追加してレベルを下げています。



トランクの右サイドにある車両アンプに取り付けて、適切なセンターレベルに合わせました。



これまで220系のクラウンの取付は何台か入っていますが、
ツイーターがATX-25かJU60なので、ATXー30Jで最も生音・生声に近くなる値を探りました。



ピュアコンのパーツのはめ替えと、純正オーディオの3トーンとフェダーを調整しながら、
何度も組み合わせを変えて良い組み合わせを探しました。



3時台に始めた調整も時間は4時30分を回って、
CD・SD・FMラジオとソースを変えて行っていた調整も、
金曜日の4時30分を過ぎたらクロスFMサウンドピュアディオスタジオからの生で放送が始まり、
聴き慣れたスタジオの音で最終調整に入りました。



自分の店のネーミングのサテライトスタジオがあるという、
日本ではどこもやっていない調整方法で音を合わせました。



スタジオがある以外ではデモカーを買って実車で実験を行って音を良くする方法を編み出していて、
クラウンは180系を買って次の200系は買っておらず、
次の210系を買って実験はしたけれど200系は買っていないと、
2世代に1台のペースでクラウンを買って実験していて、でも今はレクサスLSのデモカーがあるので、
ドアが低音のダッシュが中高音のマルチアンプの方式は共通なので、
安心して作業に出して頂ける環境と実績は整っています。



これまでは沢山の銘柄のスピーカーを店で鳴らしてお客さんの好みの音を探してもらうというのが
業界の主流でしたが、実車を買って実験して同じ系統のシステムに融合させるという、
新しいカーオーディオの販売スタイルが必要になって来ている時期になっていると自分は日々感じています。



新型エクストレイルのノイズ対策

2022-10-21
先日完成した日産の新型エクストレイルは、フルシステムの取付だったために
アンプにモーターのノイズが乗ってしまい、ノイズ対策で出庫出来ない状態になっていました。



福岡店で作業を行ったエクストレイルはベーシックパッケージと防振の作業でしたが、
それでも初めて車だったのでそうとい気を使ってテスト走行まで行ったのですが、
2台目が一気にフルシステムで、思わぬ所に盲点がありました。



既にデモカーで買っているキックスeパワーはフルシステムを取り付けていて、
これまで全く問題は無かったので少しは安心していましたが、過去のブログをご覧の方ならご存じでしょうが、
日産のeフォースに対応するためにアリアを買いたいと試乗をしていて、
注文したかったのに受注が停止となり、代わりの電気自動車としてeトロンを買ったつもりですが、
これまでに無いタイプの車でのフルシステムの取付の方が先に来ました。



ノイズ対策で一度組んだインパネをバラして・・



助手席の足元をバラしてとノイズの原因を探します。



そうは言っても昭和50年代から60年代はフルシステムを取り付ければ
かなりの確率でノイズが出ていた時代で、自分の息子世代はそんな時代を知らないので、
過去の経験からここをこうして、あそこをこうしてとアドバイスしていました。



ただ一度リアのシステムをバラバラにしてもノイズが止まらずに、
「なぜアリアかエクストレイルのデモカーを早く注文しておかなかったのか!」と後悔したけれど
もう後の祭りです。



結果として昭和50年代から60年代に使った技は今の車と構造が違うために全く合わず、
当時は無かったリアバッテリーというのが肝で、うちの次男が原因を見つけて対策を行いました。



まさに過去の経験が邪魔になるとはこういう事で、
父親よりも先に息子に原因を見つけられるとは立場がありません。



ノイズが消えた事でこれまで入れられなかったバージョンアップパーツも投入して、
再び音調整をやり直します。



このブログでは何度もこれから先はデモカーを何台も買って実験しないと
対応出来ない時代が来ると書いていましたが、本当にそんな時代が来ていて、
量販店は新しい方式の車は手を出さない方がいい時期に来ていると思います。



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