取付ブログ
トヨタ ヴェルファイア カーオーディオの音質アップ
2018-03-14
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、トヨタのヴェルファイアです。
トヨタ純正の大画面ナビが装着された状態で入庫となって、これまで複数回入庫して、
フロント2WAYのシステムが完結しました。
ドアはフル防振を行なった後にアウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのSKY3のケーブルを通しました。
カプラーの空きスペースにちょうどピッタリ収まりました。
ドアにはピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けています。
発売当時はZSP発売15周年記念モデルの200セット限定という位置付けのスピーカーでしたが、
インナー使用も可能という事で人気が高く、現在180セット以上が装着されていて、
近日中に次の200セットの生産が上がる予定で、LTDという名前に反してレギュラーモデルとなります。
ダッシュ上にはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けています。
こちらの根元にもSKY3のスピーカーケーブルをひいて来ています。
純正のナビオーディオの音出力にもSKY3のケーブルをつないで、
ピュアディオチューンのハイローコンバーターにつないで、RCA化した後に
RCAのSKYケーブルにつないでパワーアンプまで送ります。
ちょっと見え難いのですが、助手席シート下にナカミチ製のパワーアンプを設置しています。
パワーアンプで増幅した音はグローブボックス下のピュアコンに送られて、ここで周波数幅と
インピーダンスとレベルを調整して、ツイーターとミッドに送ります。
通常4ピース構成のピュアコンも、ここではオプションを全て取り付けて、合計10ピースのフル装備で
音をコントロールしています。
事前にピュアコンで音を整えているのと、SKYのケーブルでクセの無い音の伝送を行なっているので、
ナビ側のイコライザーはあまり動かさなくても自然な音で鳴る様になっています。
ピュアディオが考えている『元の音楽に対して付け足しもスポイルもしない』という考えが、
きっちりと詰まったフロント2WAYのシステムが完成しました。
ハリアー JBLサウンド車の音質アップ
2018-03-12
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのハリアーです。
工場装着の一体パネルのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付けとドア防振の施工を行いました。
ダッシュには昨日掲載したヴェルファイアと
全く同じサイズのコアキシャルスピーカーが付いていて・・
全く同じサイズのコアキシャルスピーカーが付いていて・・
ドアのウーファーはハリアー専用の音響レンズと呼ばれる中音域を抑えるための
プラスチックのカバーがかかっているトヨタ純正のJBLユニットが付いていて、
車両に多チャンネルのアンプが付いている『プレミアムサウンド車』です。
いつもの様にドアの内貼りを外して、防水シートを一度剥がして、
外板裏にベーシック防振の施工を行います。
高い響きの中心に防振メタルを貼って、低い響きの中心に防振マットを貼ります。
奥の方の上と下に貼ってある丸のマットは表面に模様が付けてあって、
中音域の響きを抑える様な構造になっていて、3WAYの帯域に別れて防振して、
トータルでドア全体の響きを抑えています。
ドアの内貼りの裏には下処理を行って、セメントコーティングを行って、鈍い響きを静めました。
内張りには最初から白い吸音フェルトが貼ってあって、
一度剥がしてセメントコーティングした後に再び内貼りに戻します。
次に車両アンプとつながっている配線から音信号を取り出して、
純正コアキシャルと後つけツイーターに分配します。
以前取付けたハリアーの時に写真が撮ってあって、手順や色分けが分かる様にしてあります。
ダッシュの上にはおなじみのピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取付けています。
グローブボックス下には現行ハリアーのJBLサウンド車用のピュアコンを取付けて、
オプションのパーツ1品を追加で取付けました。
音がなる様になったらこちらのCDの他にFMラジオとお客様のSDカードとDVDの音を確認して、
全ての音楽ソースがきちんと聴ける事を確認しました。
最初に入庫した時はトレブルとバスがマックスまで上げていても物足りなかったのが・・
ベーシックパッケージにオプション1品と、ドア防振2面でかなり音効率が上がって、
トレブル・ミッドがセンターで、バスはマイナス1で丁度良いぐらいの音になりました。
納車前にお客様に聴いて頂いたら、「ここまで変わるとは思わなかった!」と
音質・量感・音のキレ・立体感など、全ての面において満足して頂けました。
ヴェルファイア JBLサウンド車の音質アップ
2018-03-11
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、トヨタのヴェルファイアです。
工場装着の純正ナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取り付けと、
フル防振の施工を行ないました。
多チャンネルの車両アンプ付きの純正JBLスピーカー付きのお車で、
インピーダンスが特殊なために普通にスピーカー交換が出来ません。
オレンジのふちの専用のウーファーに、車両アンプから低音のみが送られて来ています。
ダッシュの上のスコーカーサイズの物は、真ん中にツイーターが付いているコアキシャルで、
ツイーターサイズが小さいので高音は不足気味で、皆さん不満に思われているところです。
まずはドアの内張りを外して、防振作業にかかります。
防音用のゴムが付いた防水シートを外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合せます。
毎度の事ですが、ボン!という低い響きの中心にマットを貼って・・
カーン!という高い響きの中心にメタルを貼って、
片ドア8枚の材質を貼り合わせてドア全体の響きを静めます。
外板裏の防振が終わった後にサービスホールを塞ぐ防振も行ないました。
次に外した内張りの裏にセメントコーティングを行なって、
乾燥した後に白い吸音フェルトを元に戻しました。
ヴェルファイアはゴムとフェルトで吸音していますが、ふわっと何となく騒音が下がっていますが、
ピュディオの防振を加えて、響きの根っこをガッツリと押さえているとでも表現しましょうか、
最初とは違う手法でロードノイズの進入を防いで、音質もアップさせています。
車両の多チャンネルアンプにつながっているケーブルから音信号を取り出して、
グローブボックス下のヴェルファイア・アルファードのJBL車専用設計のピュアコンにつなぎます。
ピュアコンからの出力はダッシュのコアキシャルスピーカーにつもう一方をピラーの根元までひいて行きます。
ダッシュにスタンドを使って取り付けた、ピュアディオブランドのATX-25ツイーターにつなげば、
ベーシックパッケージと防振の作業は終わりました。
しかし、ツイーターを追加してスピーカーとスピーカーの間に音が浮いて来るステレオ効果が増えたので、
最初からダッシの中央に付いていたセンタスピーカーが目立ち過ぎて来たので、
アッテネーター回路を入れてレベルダウンさせて、トータルでのバランスを取りました。
現行ヴェルファイアのJBLサウンド車のベーシックパッケージは、
センターのレベル調整を含めて1つのパッケージとなっています。
最後に純正ナビのサラウンド機能をオフにして・・3トーンをほんの少し動かして、
音のバランスを取ったら全ての工程は終わりました。
音のバランスを取ったら全ての工程は終わりました。
サウンドピュアディオは独自のインピーダンス変換技術で、プレミアムサウンドと呼ばれている、
特殊な構成の純正システムの音質もアップさせる事が出来ます。
ジムニー・シエラ カーオーディオの音質アップ
2018-03-10
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、スズキのジムニー・シエラです。
軽自動車ではなく1300CCのワイドボディーの普通車枠のお車で、
オーディオレス車の状態で入庫となって、
フロント2WAYのシステム1式を取り付けました。
ジムニーのスピーカーはダッシュ下の横のキックパネルに10センチサイズが付いていて、
普通はパワードのウーファーで足りない低音を補っています。
ドアにはスピーカーを付けるスペースは無くて、ドアポケットの前の方を加工して、
13センチのスピーカーが付く様にします。
まずドアの内張りを外して、外板裏の何も貼ってない部分にベーシック防振の施工を行なって、
その後にサービスホールを塞ぐ防振を行ないます。
一番響きの大きい所に工場装着のマットが貼ってあって、しれでは減衰が不十分なので
横にピュアディオの防振マットを貼ります。
入り組んだ部分の高い響きの部分にはメタルを貼って、トータルで片ドア8枚の防振材を貼ります。
入り組んだ部分の高い響きの部分にはメタルを貼って、トータルで片ドア8枚の防振材を貼ります。
外した内張りのプラスチックのツルツルの表面は加工して粗目を付けて・・
その後にセメントコーティングを行ないました。
ドアの表面にはアウター・スラントのバッフルを製作して、内側に金属リングを入れて、
その表面をセメントコーティングして固めました。
車内からピュアディオブランドのPSTケーブルをひいて来て・・
アウターバッフルにピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けたらドアの作業は完了です。
ダッ上にはワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けました。
これでピュアディオ推奨のフロント2WAYシステムが完成しました。
デッキから取り出した音信号はグローブボックス下のピュアコンで、
周波数幅・インピーダンス・レベルを調整してツイーターのミッドに送っています。
カロッツェリアのCD・DVDプレイヤーのイコライザー調整を行ったら、システムは全て完成しました。
今回はオーディオ以外の部分で、リア周りの防振を行なって、車自体の静粛性をアップさせました。
フロアとリアサイドにベーシック防振の施工を行ない・・
リアの内張りも外してセメントコーティングを施しました。
音質も静粛性も格段にアップした、特別なジムニー・シエラが完成しました!
トヨタ・ハイエース スピーカーの音質アップ
2018-03-09
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタのハイエースです。
アルパインのハイエース専用のビッグXを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ドア防振の施工を行ないました。
まずドアの内張りを外して、2ヶ所のインナーパネルを外してから
外板裏の何も貼ってない部分に防振メタルと防振マットを貼り付けて、ベーシック防振の施工を行ないます。
広い部分の低い響きの中心にマットを貼って、入り組んだ部分の高い響きの中心にメタルを貼って、
トータルでドア全体の響きを静めます。
通常の国産車だとサービスホールを塞ぐ防振を加えて片ドア3面のフル防振になりますが、
現在のハイエースはサービスホールがインナーパネルで塞がっているので、
2面の防振を行なっただけで、ほぼフル防振と同じ効果を得る事が出来ます。
ベーシックパッケージはドアの黄色いリングの純正スピーカーはそのまま使用するので、
内張りを組み付けたらドアの作業は完了です。
ダッシュ上にはスタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
PSTケーブルを使ってグローブボックス下のピュアコンに送ります。
通常は4ピース構成のピュアコンに、オプション1品を加えて6ピース構成にしています。
ハイエースはドアスピーカーの位置がかなり下に付いていてドアのハイエンドの音が
あまり上に上がって来ないので、通常はミッド側のインピーダンス調整を行ってハイエンド側は
フリーにしています。
ただしフリーだと少し荒い音が混じってしまうので、オプション設定で一から
手巻きした巻き数の少ないコイルで、一番高い周波数をほんの少し押さえて、
綺麗な音を再生させる様にしています。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったらビックXのセッティングを行ないます。
純正だけのかったるい状態だとメディアエクスパンダーで勢いを付けないと
ハッキリと聴けなかったのが、改良後はオンにすると音がきつ過ぎてオフにしないと
普通に音楽が聴けなくなりました。
タイムコレクションで音場設定する機能は、ボーカルの声が変わって聴こえるのでオフにしています。
自分は年間数十人のボーカリストの方に直接お会いして生の声を聞いているので、
時間をいじると音色が変わるというのが分かってしまい、それに助手席に人が乗った時には遠い
スピーカーがより遅れて聴こえてしまうので、こういう機能は必要ないと考えています。
音に変化を付けたり強調する機能をオフにした後は、
パナメトリックイコライザーを使って音を追い込みます。
最近のナビオーディオは「これが一番良い音だ!」と思ってプリセットすると、
その時点で微妙に音のニュアンスが変わってしまうので、プリセットした後に普通の再生画面に戻して、
そこで音を確認してからまた調整を何度も繰り返してから、最終的にこれ以上生音に近づかない
というパターンまで追い込んでから終了します。
見た目はダッシュの上にツイーターが乗っただけの違いですが、音のイメージは大きく変わりました。
音の仕上がりにはお客様にはとても満足して頂いた様ですが、自分はセッティングが終了した時点で
直ぐに宇部店に移動しないといけなくて、なかなかお客様の感想を直接聞く事が出来ないのが、
とても残念に思っています。