取付ブログ
スバルXV スピーカーの音質アップ
2018-04-26
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、
スバルのXVです。
スバル純正のパネル一体化ナビを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ドア防振の施工を行いました。
現行XVのドアスピーカーは楕円になって低音の量もアップしています。
フロントドアにはエアバックの圧力センサーが付いていて、
スピーカー交換出来ないとか、デッドニング禁止とかいう話が出ています。
ピュアディオでは圧力センサーのあるインナー側の鉄板には一切加工せず、
外板裏ベーシックも圧力センサーの反対面を避けて行っています。
また圧量センサーの向きの逆のセメントコーティングは行って
お片側2面の防振をマックスと考えています。
今回のXVではベーシック防振とセメントコーティングの2面のい処理を行ない、
ドアスピーカーはそのまま使用しました。
先代まではダッシュのスピーカーはスコーカーだったのですが、
現行モデルからはツイーターとなり、
ここは使用せずに後付けツイーターと合わせて2WAY構成となります。
ピラーの根元までピュアディオブランドのPSTケーブルをひいて来て・・
おなじみのATX-25ツイーターを取り付けました。
純正ナビは一度取り外して、裏から音信号を取り出して、
グローブボックス下に取り付けるピュアコンへ送ります。
現行インプレッサ&XVに専用チューンしてある値のピュアコンで、
劇的名音質改善を行います。
純正の一体化ナビはベースがパナソニックのストラーダなので、
いつもの様にセッティング画面から入って音調整を行います。
パナソニックは最初から全てのスピーカーに100センチのディレイがかかっているので、
それを全てゼロにしてからイコライザー調整を行います。
ベーシックパッケージではベーシック防振と合わせるとWパッケージと呼んでいますが、
防振が2面だったり全後のベーシック防振だったりすると
『トリプルパッケージ』と呼んでいいます。
今回のXVは片ドア2面の防振なのでトリプルパッケージとなって、
入庫時と比べると驚くほど音質が改善されて出庫されました。
日産セレナ スピーカーの音質アップ
2018-04-25
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、日産のセレナです。
日産純正ナビと純正スピーカーの状態にベーシックパッケージの取り付けを行いました。
べーシックパッケージは簡単に取り付けられる様に思われがちですが、実はほとんどの車両で
ナビを一度取り外して、裏から音信号をPSTケーブルで取り出しています。
手間がかかりますが、純正配線の末端から取り出すのに比べると、音質的にはかなり有利なので、
ここの作業は重要です。
ダッシュの先端の純正ツイーターの位置はガラスの反射多いので使用せず、
Aピラーの根元までPSTケーブルをひいて来て・・
JBLの508型ツイーターをスタンドを使って取り付けて、ガラスの反射が無く
スムーズな音で聴ける様にセットしました。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上にピュアコンのユニットとパーツを取り付けました。
過去には直付けやベニア板に取り付けた時期もありましたが、コストがかかってもMDF板に付ける方が
解像度が良くて、2000年の前からはMDF板というのが定着しました。
セレナのドアスピーカーはリスナーから見るとかなり下の方にあって、
上限周波数付近があまり聴こえないのでかなり上まで伸ばしていて、
逆に下限周波数は目立ち過ぎているので、ピュアコンのパーツの組み合わせで制限をかけて、
イコライザー調整の手前で音を整えてあります。
全ての結線が終わって音が出る様になったら、純正ナビの音調整画面を出して、調整を行います。
>全て純正のかったるい音の時は音を強調する機能でカバーしていましたが、
ベーシックパッケージ装着後は音の不自然さが目立ってしまい、ほとんどオフにして自然な音にしました。
純正スピーカーにツイーターとピュアコンをプラスしただけですが、あらかじめ車種や年式に合わせて
細かく特性を調査してパッケージを開発しているので、短時間でツボを押さえた良い音が再生出来る様に
なります。
マツダ・CX-5 ダイアトーンシステムの音質アップ
2018-04-23
今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、マツダのCX-5です。
マツダ純正のダイアトーンのサウンドナビとスピーカーを装着した状態で
入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ドア防振の施工を行いました。
サウンドナビはMZ90リミテッドというディーラーオプション専用モデルで・・
スピーカーはG20ベースのコアキシャルタイプで、
センターのツイーター配線をカットしてミッドとして使用して、
車内からピュアディオブランドのPSTケーブルをひいて来て接続しています。
プラスチックのインナーパネルは一度取り外して、
外板裏にベーシック防振の施工を行ってから組み付けて・・
外した内張り裏にはセメントコーティングを施しました。
今回はインナーパネルのプラスチックの表面に金属シートを貼り付けて、
プラスチックの僅かな響きも抑えて、
切り口は全てコーキングして、先々で剥がれを起こさない様に加工しています。
ツイーターはダッシュ上にピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、
内外ドームのコアキシャル2WAYから外ドームのセパレート2WAYに変更しました。
フロントスピーカーのの周波数幅とインピーダンスとレベルは
グローブボックス下に取り付けたピュアコンで行い、
標準パッケージの4ピース構成にSSFを加えた6ピース構成でコントロールしています。
先代CX-5のダイアトーンシステムとATX-25の組み合わせは初めてで、
ピュアコンの6ピースのパーツの全てを何度も組み合わせを変えて試聴して、
最も生音に近くなる組み合わせを探りました。
CX-5のドアはスピーカーが下の方から鳴っていて、
ミッドの上限周波数が薄く感じるので、
コイルの巻き数をどんどん下げて行って、
ピーク値を通り過ぎた事を確認した後にその手前の巻き数に戻して、
そいれでこれが一番良い巻き数というのを確定しています。
ピュアコンのマッチングが決まったらサウンドナビのセッティング調整を行って、
音を強調する様な機能は全てオフにして、
必要最小限の調整機能を使って、
素の音に近くなる様にセッティングしています。
最終的にイコライザーはフラットでもパターンをメモリーした状態でもなく、
横棒が4つ並ぶ状態で調整画面を閉じたところが最も生音に近い状態になりました。
かなり時間をかけて調整して、仕上がりをお客様に確認して頂いたら、
「クリアーで臨場感がある!」と喜ばれていました。
サウンドナビの調整機能を使えば造られた感じの臨場感は手に入れられますが、
あえてそういう機能を使わない事により、
より自然な臨場感で鳴らす事が出来ました。
スイフト・スポーツ カーオーディオの音質アップ
2018-04-22
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、
スズキのスイフト・スポーツです。
ナカミチのMD-95Zを使ったフルシステムを以前に乗られていたお車から移設して、
取り付けを行いました。
システムは2002年頃にお買い上げ頂いていて、約16年お使いで、
丁寧に使われていたので、まだ現役で健常に動いています。
作業はまずフロントドアの内張りを外して、ドアの外板裏にベーシック防振と、
サービスホールを塞ぐ防振を行いました。
外した内張り裏にセメントコーティングを行って、
純正のスピーカーグリルを切り抜いて、
アウターバッフルを製作しました。
ドアスピーカーはピュアディオブランドのZSP-MIDを移設して取り付けて、
約16年使われていても、現在も良いコンディションで鳴っていました。
ツイーターはイギリスのB&W製の物で、
こちらも約16年間使われています。
リアドアではスピーカーを鳴らしませんが、
静粛性アップのために外板裏のベーシック防振を行っています。
ラゲッジルームには床にアンプボードを製作して、
右側にフロント用のナカミチアンプと、
ウーファー用のロックフォード製のアンプを取り付けています。
左半分にはJBLの25センチウーファーをエンクロージャーに組んで、
床に埋め込んでいて、フタを閉じれば普通に荷物が積めるトランクルームになります。
システムは長年お使いの物が多い中、
イコライザーとチャンネルディバイダーの操作を行うプロセッサーは
最新のピュアディオチューンの物を取り付けて、
タブレットで運転席からコントロールして音決めを行いました。
イコライザーでコントロールしながらも、ツイーターはまだ元気が良いので、
アッテネーター回路でややレベルを下げて調整して、
16年の間に何回もメンテナンスに入れておられるので、
「まだこんなにいいコンディションで鳴るんだ!」と、販売した側が驚いています。
16年前はゲリラ豪雨という言葉も無くて、
今の様なチェックは行なっていませんでしたが、
もしもの事を考えてあらかじめゲリラ豪雨を想定した雨漏りチェックを行います。
日本の気候も温暖化やこれまで以上の豪雨など変化していますが、
お客様に良いコンディションで長くお使い頂ける様に、
市販のサンシェードやピュアディオ製のツイーター日よけの使用をお勧めしています。
トヨタ・アクア スピーカーの音質アップ
2018-04-21
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、トヨタのアクアです。
トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付けと、ドア防振の施工を行いました。
アクアはドアスピーカーがフルレンジと2WAYと2種類あって、
2WAYは純正ツイーターを鳴らさないのですが、
ドアスピーカーのみにした時に特性が微妙に違い、
ピュアコンのコイルの値が少し変えてあります。
作業はまずドアの内貼りを外して、外板裏の響きの中心にマーキングを行って、
それから響きの種類に合わせて防振材を貼って行きます。
中音域の響きに効果がある丸に表面に模様のマットを貼り・・
主に低音に効果がある四角いマットと、
ゴールドに光る高音用のメタルの3種類を貼り合わせて行きます。
外した内張りは裏のツルツルした部分に下処理を加えて、
粗目を付けて滑りを無くします。
そしてセメントコーティングの施工を行い、乾いたらドアに組み付けます。
ベーシックパッケージなのでドアスピーカーはそのまま使用して、
軽い低音はピュアコンでインピーダンスを少し上げて重みを付けて、
こもる高音域はピュアコンでカットして、
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターで上質な高音を再生させます。
グローブボックス下のピュアコンはアクアのフロント2WAYベース用の
チューンの物を取付けて、
オプションを1品追加して6ピース構成としています。
オプションはドアスピーカーの低音を整えるSSFで、
一般的に音が悪いから使えないと言われている純正ドアスピーカーの音が
クリアーに鳴る様になるので不思議です。
(本当はきちんとした技術的な証明があります)
ベーシックパッケージにベーシック防振の通称『Wパッケージ』に、
セメントコーティングとSSFをプラスして、
純正システムがベースながら驚くほど音質が改善されたアクアが完成しました。