取付ブログ
スバル・フォレスター スピーカーの音質アップ
2018-05-18
今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、スバルのフォレスターです。
スバル純正のダイアトーンサウンドナビを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工の、
Wパッケージの作業を行いました。
この年式のフォレスターはドアに16センチの丸型
スピーカーにエッジに絞りを物で低音から中音を再生して・・
ダッシュに付いている約6センチサイズのスコーカーで中音から高音を鳴らしていて、
デリケートな高音がグリルでひっかかった後に
ガラスで反射して音楽のイメージが失われて、
ドアとダッシュから出ている中音域が重なり過ぎているために
音にクリアーさがかけている状態です。
スコーカーの音のクリアーさが欠けているもう一つの理由に、
スコーカーの下限周波数を決めているコンデンサの質感の悪さで、
ここは撤去して高性能な物に交換するのと、
値も少し変更して、中音域の幅をやや広げています。
それでなくても中音域はドアスピーカーと重なっているのに
何故広げるかというと、ドアスピーカーにピュアコンのパーツで
上限周波数に制限をかける事により、
スコーカーの中音域を広げてなおかつドアスピーカーとの音域の重なりを防いでいて、
そうやって中音域の正確な再生につなげています。
スコーカーの横まではピュアディオブランドのPSTケーブルをひいて来て・・
スタンドを使ってガラスの反射を受けない様な角度にセッティングした
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けました。
スコーカーのグリルでひっかかりガラスの反射の影響を受けやすい
周波数はピュアコンでカットして、ATX-25ツイーターで再生して、
純正スピーカーがベースながらフロント3WAYの高音質システムが完成しました。
グローブボックス下に仕込んであるピュアコンはATX-25用の
メインユニット15種類と後付けコイル数百種類の中から
このスピーカー構成に最も合う組み合わせを探し出していて、
これがベーシックパッケージの人気の根源になっています。
ドアの中の施工ではフォレスターはロードノイズが入りやすいからか
防水ビニールに吸音用のゴムが貼ってあって、
逆に外板裏には何も貼ってないので、
ある程度ロードノイズは防げてもスピーカー裏の残響は残ったままです。
外板裏の響きやすい部分に防振メタルと防振マットを貼り合せる事で、
スピーカー裏の残響を防いで音質アップとなり、
防音ゴムの手前で一段ロードノイズが減って、より静かな車内となりました。
全ての組み立てが終わったらスバル純正サウンドナビの音調整を行います。
サウンドナビは多彩な調整機能が売りですが、
調整機能をあれこれと使うと音は鮮やかになるものの、
それは実際の歌声や演奏に比べるとどこか明る過ぎて
これみよがしな音なので、あえて必要最小限の機能しか使わない様にしています。
イコライザーはカスタム状態のフラットでメモリーをしない状態というのが
一番音が素直で、何度調整をやりかえてもこの状態が一番生音に近く聴こえます。
ベーシックのWパッケージの取り付けと、
サウンドピュアディオならではのセッティングで、
フォレスターの音は入庫時とは全く別な音に変身して出庫されました。
ホンダ・S660 カーオーディオの音質アップ
2018-05-17
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、ホンダのS660です。
異型パネルの専用オーディオ付きのお車に、
以前ベーシックのWパッケージの施工をして頂いていましたが、
今回はシステムアップでドアスピーカーの交換と、
防振面を増やす作業を行いました。
基本になる外板裏のベーシック防振は前回施工しているので、
追加でサービスホールを塞ぐ防振と、
内張り裏のセメントコーティングを行いました。
セメントコーティングを行う前の内張り裏はツルツルで、
そのまま塗る訳には行かないので、
一度機械を使って表面ンに粗目を付けて剥がれない様に処理をします。
手作業でランダムに厚い薄いを作りながら塗って行き、
時間をかけて乾燥したら出来上がりです。
以前から井川ブログをお読みになっている方はお分かりと思いますが、
ここ1年でセメントコーティングの施工比率は2倍ぐらいに増えていて、
特に札幌では冬の断熱効果が期待出来るために施工比率が高くなっています。
本来は音質アップだけのつもりで考案したセメントコーティングも、
静粛性アップや断熱性アップの2次的な効果があるのと、
最近の車のドアのプラスチックがあまりにペラペラなので、
その辺りもあって施工される方が増えています。
防振作業が終わったら次に
16センチを13センチに変換するインナーバッフルを製作して、
スピーカー裏が濡れない様に金属シートでレインガードを作ります。
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けて、
周りにシール材を貼ったら内張りを組み付けます。
ZSP-LTD15は当初200セットのリミテッドモデルの予定でしたが、
インナー・アウター両用という部分が人気が高くて、
200セットが既に販売終了して、次に生産した200セットから現在は販売しています。
外見は入庫前と同じですが、ドア内がフル防振となり、
スピーカーも最上級の物に変わっています。
ツイーターはこれまでと同じATX-25ですが、
ドアからの高い音がこれまで薄かったのが濃くなり、
ツイーターのレンジは少し狭くして
ドアスピーカーに受け持たせる音域を広くする様に変更します。
各スピーカーの周波数レンジはグローブボックス
下のピュアコンのパーツの変更で行って、S660にピッタリの値を探しました。
純正オーディオのバス・トレブルはセンターは
両方同じ位置でも十分音楽が楽しめて、
クセがなくて効率の高い音になっているというのが実感出来ます。
ノーマル状態に比べたらべーシックのパッケージで音質アップしたところから、
もっと繊細で音が濃い状態に改善して、S660は納車されました。
アウトランダーPHEV カーオーディオの音質アップ
2018-05-16
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、三菱のアウトランダーPHEVです。
オーディオレスの状態で入庫となって、パナソニックの大画面ナビとフロントスピーカーの取り付け等を
行いました。
当社にアウトランダーPHEVのデモカーがあるという事で、事前に予約されて試聴にご来店されました。
デモカーの音の良さを気に入って頂いて直ぐに契約となったのですが、予算の関係で全く同じではなく、
コストは抑えながらもあまり音の差を感じない様な、コストパーフォーマンスの高い状態を希望されました。
そこでドアスピーカーはデモカーと同じピュアディオブランドのZSP-LTD15を
アウターバッフルで取り付けて、ドアの中には片ドア3面のフル防振の状態にして、
デモカーと全く同じ施工を行いました。
ダッシュのツイーターはピュアディオブランドのATX-25を使用して、15種類のピュアコンの
メインユニットから最もデモカーの音に近くなる物を探し出して取り付けました。
ATX-25は見た目の割りに存在感がある高音を再生して、よく純正位置のツイーターも
同時に鳴っているかと勘違いされる方も多いです。
ドアの施工が全て終わったら車両は一度外に出して、ゲリラ豪雨を想定した雨漏りチェクを行います。
1990年代や2000年代になって直ぐは今みたいな気候ではなかったので、この様なテストは
行っていませんでしたが、近年の雨の降り方はあまりにひどいので、年々テストのレベルを上げてきています。
雨漏りチェックにパスしたら、次にパナソニックのナビの音調整機能を調整します。
スピーカー側で音を追い込んであるので、イコライザーは11クリック動かした所が最も生音に近いと
判断して、メモリーして調整を終了しました。
宇部店にはEV車用の充電設備があるので、アウトランダーPHEVは満充電で更に音が良い状態で
出庫されて、お客様も音の良さには満足されていました。
マツダ・CX-5 スピーカーの音質アップ
2018-05-14
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、マツダのCX-5です。
現行モデルから全てマツダコネクト付きとなり、音質改善の足かせとなっていますが、
ピュアディオ独自のベーシックパッケージの取り付けと、
ドアのベーシック防振の施工のWパッケージの作業で音質アップを図りました。
まずはドアの内張りを外して、インナーパネルも取り外して、
外板裏に防振作業を行います。
四角と丸に表面加工のマットと、ゴールドの防振メタルの
共振点の違いを利用して、ドアの重量が増えない割りに有効な防振効果を得ています。
次に車両に装着してあるマツダコネクトのアンプから
音信号をPST家0ブルで取り出して、
グローブボックス下のピュアコンに送ります。
グローブボックス下は真ん中が膨らんでいるので、
ユニットを左右2枚のMDF板に分けて取り付けています。
25年前には直付けだったピュアコンは、
ベニア板⇒普通の目がある板⇒MDF板と徐々に変化して行って、
確かに下に敷く材質で音に差が出て来て、
メーカー製のトレードインの熱収縮チューブで包まれているパーツの
ネットワークはとても聴く気になれなくなります。
ピュアコンから出力された信号は純正のドア配線とダッシュの根元に送られて、
ピュアコンからダッシュへ行くPSTケーブルはツイーター音域に
有利な材質を使用している別仕様の物を使って、
同じコストでもより良い音を再生させています。
ツイーターはおなじみのピュアディオブランドのATX-25ですが、
1種類のツイーターに対してピュアコンのメインユニットは
15種類という多くの種類の中から、
最もそのシステムでマッチングが合う物を選んで取り付けるので、
グレードの割りに高い表現力を持っています。
いつもの事ですが、入庫時にはバス・トレブルを大幅に上げても物足りなかった音質が、
何故かフラットにしても十分音楽が楽しめる様なサウンドに変わりました。
走りの評価は高いけれど、オーディオの音が
いまひとつと新型CX-5の泣き所を改善して、
快適なCX-5に変身して出庫されました。
スイフト・スポーツ カーオーディオの音質アップ
2018-05-13
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、
スズキのスイフト・スポーツです。
スズキ純正の大画面ナビを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージと全後のスピーカーの取り付けと、
ドア防振の施工を行ないました。
先代までは純正スピーカーがフロント2WAYだったのが、
今回からはフルレンジとなっています。
作業はまずドアの内張りを外して、外板裏のベーシック防振と、
サービスホールを塞ぐ防振と、
内張りのセメントコーティングのフル防振の施工を行います。
リアドアは最初はスピーカーが付いておらず、
スピーカーケーブルも通っていなかったので、新たに引きました。
使用したスピーカーはフロントがJBLのGX600Cのミッドのみで、
リアはGX602のコアキシャル2WAYで、
実質的な値上がり前にかなりの数を買い込んでいたので、
以前の安い価格で販売する事が出来ました。
リアドアもフル防振を行って、
ノーマルのプラスチックがツルツルの状態ではセメントが剥がれを起こすので、
最初に下処理を行なって粗目を付けて、
その後に厚い薄いをランダムに作って
振動が通過しない様にしてセメントコーティングを行いました。
セメントといっても完全なガチガチではなく、
混ぜ物で若干のたわみがある様にしてあり、
割れや剥がれが怒らない様な材質になっています。
ツイーターはダッシュ上にピュアディオブランドの
25ミリ外ドームタイプのATX-25を取り付けていて、
JBLのGX-600Cのツイーターよりも周波数レンジが広いので、
メーカーのセット物では表現出来ない音を再生しています。
メーカー違いのツイーターとミッドをフラットにつなぐのは
グローブボックス下のピュアコンで、
ミッドがJBL製なので通常のベーシックパッケージとは違う値を入れます。
全ての結線が終わったら純正ナビのイコライザー調整を行って、
中身はカロッツェリアの楽ナビの様で、
いつもの慣れた手つきでスイスイと調整を行いました。
全後のドアがフル防振なのでリピーターさんかと思われそうですが、
実は初めて入庫して頂いたお客様で、
ピュアディオのナチュラルで広がりのある音に驚かれていました。