取付ブログ
スバル・ステラ カーオーディオ の音質アップ
2018-06-08
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、
スバルのステラ・カスタムです。
オーディオレス車にカロッツエリアのDEHー970を取り付けて、
フロントスピーカー1式の取り付けも行いました。
ドアにはフル防振の後にアウター・スラントのバッフルを製作して、
以前に乗られていたお車からピュアディオブランドのZSP–MIDを移設して取り付けました。
ツイーターは前のお車ではJBLの25ミリ外ドームタイプだったのを、
ワイドスタンドを製作してJU60を取り付けました。
これで上下ともピュアディオ推奨のハイエンドスピーカーになりました。
グローブボックス下のピュアコンはオプションを含めて10ピース構成のフルバージョンで、
使用しているケーブルはピュアディオブランドのSKY-3の高級グレードを使用しています。
ピュアコンのマッチングが取れた後にDEH–970のイコライザー調整を行いました。
音調整が全て終わって、デッキの周りにフェイスを取り付けたら作業は完了です。
完成した時点で外でドアのゲリラ豪雨を想定した雨漏りチェックに合格したら、お客様に納車致します。
取り付け中の代車はお客様と同じステラ・カスタムで、
シンプルな構成ながら極めた仕様のフロント2WAYシステムの心地良いサウンドに、
お客様は納得されていました。
カローラフィールダー スピーカーの音質アップ
2018-06-06
今日ご紹介する1台は、本日の完成車から、トヨタのカローラ・フィールダーです。
トヨタ純正のナビオーディオが装着されている状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けと、
ドア防振の施工の作業を行いました。
まずはドアの内張りと防水シートを外して、外板裏にべーシック防振の施工を行います。
とりあえずロードノイズが多いから貼りました的な工場装着のマットは小さくて、
あまり密着もしていなくてずれて来ていて、ここは剥がして違う物を貼り付けます。
片ドアで合計8枚の防振メタルと防振マットを貼り合わせて、ドア全体の響きを抑えて、
その後にサービスホールを塞ぐ防振を行ないました。
次にドアの内張り裏にセメントコーティングの施工を施して、プラスチックの鈍い響きを抑えて、
外からのロードノイズと外気の影響を少なくします。
フィールダーでは細かいパーツの裏までセメントコーティングを行っています。
そして内張りを組み付けたらドアの作業は完了です。
ドアスピーカーは低音は出過ぎるぐらい出ていて、逆に高音は不足気味なので、ダッシュに
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、高音域を再生します。
カローラフィールダーは通常4ピース構成のピュアコンが最初から6ピースの通常オプションの
パーツが含まれていて、ドアスピーが音が軽いのに量がやたら出ているのが、適切な低音の量になり、
重みが増えてレスポンスも良い低音にコントロールしています。
純正の状態ではDSP機能で音を強調しないとこもって聴こえていたのが、ピュアコンと
防振の効果で音に厚みと立体感が出て、DSPオンでは不自然に聴こえてしまうので
全てオフにしたところが一番よく聴こえる様になりました。
一般的に音が悪いから使い物にならないと言われている純正の16センチスピーカーが、
ピュアコンや防振の威力で見違える様な綺麗な音に変身するので、まるで
魔法の様に思われる方がありますが、純正のこもっているが変な小細工をしていないスピーカーの方が、
変な音のメリハリを付けたトレードインスピーカーでは表現出来ない音楽性を表現しているのは、
年々多くの方に認められて来ています。
ランドクルーザー・シグナス カーオーディオ の音質アップ
2018-06-04
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、
トヨタのランドクルーザー・シグナスです。
トヨタ純正のマルチビジョン付きのお車に、
ベーシックパッケージとISPー130の取り付けと、
ベーシック防振の取り付けを行わせていただいていました。
外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせて・・
インナーバッフルを製作してISPー130を取り付けていました。
ツイーターはピュアディオブランドのATXー25です。
今回はノーマルだった内張裏にセメントコーティングを行なって・・
表にアウタースラントのバッフルを製作しました.
これまでグリルの奥の方で鳴っていた音も、スピーカーが表に出て、
更にスラント角度も付いたので、ミッドからの中高音は大幅にアップしました。
これまではドアスピーカーの音抜けが悪かったので、
コイルの巻き数を少なめにして上限周波数を伸ばしていたのが、
音抜けがアップした分コイルの巻き数を増やして、
アウター・スラントでちょうどバランスが取れる巻き数まで増やしてマッチングを取りました。
取り付け条件が変わったらパーツの組み合わせを変えて、
そのシステムで一番生音に近い状態に合わせられるのがピュアコンのメリットです。
ホンダ・Nボックス スピーカーの音質アップ
2018-06-03
先週のJR博多シティ前のデモカーの展示試聴の時のお話で、
自分がブースを離れて7階のタワーレコードへCDを買いに行っていた時に、
Nボックスのベーシックパッケージを聴かれた方から、
「これはドアスピーカーを交換しているからインチキではないか。」
とうちの息子が言われたそうです。
システムはごく普通のクラリオン製の車を買ったら付いて来る様なレベルの品で・・
ドアスピーカーは外からシルバーに見える見える純正16センチで、
カー用品店でスピーカーを交換したよりもはるかに優れた音を出していますから、
皆さん驚かれていました。
しかし「ホンダの純正スピーカーは黒だから、これは交換していてインチキだ。」と言われて、
息子が内張りを手で外そうとしたらしく、
自分がタワーレコードでJUJUと布袋寅夜奏とボン・ジョビを買ってデモカーに戻った時には、
内張りを割らない様にジワジワ引っ張っていました。
そのシルバーに見えた中身は上にネジ1本で止まっている紛れもない
ホンダ純正の16センチスピーカーです。
来場者の方が言われていたのはうちの年式のNボックスではな新型の方の話で・・
こちらは全く同じサイズの16センチのネジ1点止めでも黒いコの物です。
他にデモカーでよく疑われたのが、「この車はバッ直を引いている!」
とボンネットを開けろと言われた事があって、
ボンネットを開けて純正配線だけで何もしていないというのを見られて唖然とされました。
カーオーディオは「○○をしているから音がいい!
」という条件付けで単価を上げる店が多く、
本質的に良くなるのと、何かを交換したり付け足したりして音が良くなるといいながらも、
ほぼ変わらないとか、変な方向に音が派手になっただけというのがほとんどです。
パッシブネットワークのコイルを巻き換えるという作業が
最もお金をかけずに音を良くする方法なのですが、
自分自身も1980年代はこの手法を避けて通っていました。
80年代のカーオーディオイベントで当時コイル巻の達人と言われていた方がおられて、
その方の作った車の音を聴かれたお客様が、
「井川さんもコイルを巻き変えたら?」と言われたのが、
自分はその店が業界的にはねにされていて、
メーカーからは『変わり者で販売奨励金が貰えない悪い店の見本』みたいな扱いをされていたので、
「自分はコイルの巻き替えはやりません。」とお客様に答えていました。
しかしあまりにそのお客様がしつこく、
「あの店の音が忘れられないから、コイルを巻き変えてよ。」と言われるので、
自分は「いくら音が良くなってもメーカーから販売奨励金が貰えなくなるからやりたくない。」
と答えました。
するとお客様は「井川さんは音が良くなる方法が分かっていても
それをやらずに簡単に儲かる方がいいんだ。へー、
雑誌に音造りの達人って書いてあるけど、あれは嘘なんだ。」と言われて、
仕方なくいやいや腰を上げてコイルの巻き替えを行いました。
するとどうでしょう?これまでに聴いた事の無い音の世界があり、
それでいて「ここもいいけど、ここもいい。」とどこが良い巻き数か分からない
『コイル地獄』への入り口でもありました。
そのお客様が聴かれたコイル巻き名人の方は90年代に現役を引退されていますが、
1台の車を仕上げるのに5日ぐらいはかかっていて、
「確かに音が良くなるかも知れないが、これでは仕事にはならない。」とも思っていました。
そこをあらかじめ数百種類の巻き数の違うコイルをストックして、
簡単に交換出来る様にするというピュアコン方式を考案して、
多くの車種に対応して、多くの方に購入して頂ければ2台目以降は
大幅な時間短縮になるという事に気が付きました。
2006年以降はアーティストさんとの交流が始まって、
生の声や生の楽器の音を基準と方針を決めて、
更に年間数台の車を実際に購入して研究するという2つの新たな方針で
開発時間の短縮化と、適応車種のスピーディーに増やすという効率化を図り、
今のピュアディオのスタイルを確立しました。
そこから数年後には防振メタルと防振マットを組み合わせて、
『材質の共振点の違いを利用した効率的な防振』を開発しました。
これはあるボーカリストの方が当時乗っていたエスティマの助手席に乗られて、
CDで自身の楽曲を聴いておられる時についつい歌われて、
その時に「ドアの中に本人の声以外の同じ周波数の響きがある!」と気が付いて、
その後にどんなに防振材を増やしてもその音が取れず、
それで「ゴムやアスファルトでは共振点が低いので取れないのでは?」と
思って防振メタルの開発に着手しました。
イベント会場ではベーシック防振の共振点の違いを利用した効率的な
防振を分やすく説明出来る2枚の鉄板を用意して、裏をひっくり返して見れる様にして、
「これだけの量でこんなに効くの!」と皆さん驚いておられました。
本当はあまり見せたくない部分ですが、かなり写真撮影もされて、
「まあインチキを疑われるよりはいいか。」と何も規制はしませんでしたが、
ピュアディオのベーシックパッケージとベーシック防振は、
一般的なお金がかかる割りに生の音には近くならない物に比べたら、
まるで魔法の様な製品です。
ボルボXC60 カーオーディオの音質アップ
2018-06-02
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、ボルボのXC60です。
全車異型パネルの専用ナビオーディオ付きのお車で、
フロント3WAYのスピーカーの交換を行ないました。
現行XC60のフロントスピーカーはドア下部に16センチスピーカーと・・
ドア上部に9センチスコーカーとツイーターが付いている3WAY構成です。
ドアのツイーターは向きが悪いので取り外して、9センチスコーカーも取り外して、
ピュアディオブランドのISP-70を取り付けました。
ドアのインナーパネルには防振メタルを貼り付けて、
プラスチックの鳴りを抑えました。
ドアにはインナーバッフルを製作して、レインガードを取り付けて、
スピーカー裏が濡れない様にしています。
スピーカーは以前乗られていたお車から
JBLのP660の16.5センチのミッドバスを移設して取り付けて・・
ツイーターも以前乗られていたお車から
JBLの25ミリ外ドームツイーターを移設して来ています。
ツイーターの根元まではピュアディオブランド
のPSTケーブをひいて来ています。
運転席下の車両アンプは帯域制限がかかった多チャンネルタイプで、
以前のお車で2WAYで使えていたスピーカーも
スコーカーを加えて3WAY化しないと足らない音域が出来てしまいます。
助手席の下にピュアコンを取り付けて、
スコーカーとツイーターの音域とレベルを調整して、
車両の8オームシステムにインピーダンスをコントロールして
整合性をマッチングさせました。
最後に純正オーディオのイコライザー調整を行って、
音を整えたら完成です。
井川ブログではボルボが2日続けて登場しましたが、
インピーダンスが特殊なためにピュアディオのピュアコンンを使った
インピーダンス制御を含む音のコントロールが、
ボルボのユーザーの方には大変好評を頂いています。