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取付ブログ

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スバル・R1 カーオーディオの音質アップ

2018-06-14
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、
スバルのR1です。
 
ツイーターはワイドスタンドを製作してJU60を取り付けています。
 
 

今回はアウタースラントのバッフルが製作してある部分に
普及タイプの13センチスピーカーから、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15に交換しました。
 
 

交換するのは簡単なのですが、R1は軽自動車なのに2ドアでドアが長くて、
耳元にドアの残響が残るために
ストロークの大きなスピーカーの使用は避けてきた経緯がありました。
 
 
ドアのフル防振が10年前に行っていたので、
まだ防振メタルが考案される前の施工だったので、
一度ドア内を開けて、
ブジルゴムやアスファルト系のマットを減らして
代わりに防振メタルを片ドア4枚貼り付けました。
 
 
 
防振メタルはただの金属ではなくて、多重構造になっていて、
違う金属の共振点の違いを利用して
面積が少ない割りに振動が消えるという製品で、
先月のJR博多シティ前のデモンストレーションでは多くの方が、
「こんなに小さいのに、これだけ効き目があるの!」と皆さん驚いておられました。
 
 
フロントスピーカーが変わって防振も変わって、
音の鳴り方が変わったのでピュアコンの値やプロセッサーのセッティングを変更します。
 
 
リアのラゲッジには20センチウーファーが埋めてあって、
フロントスピーカーの下限周波数と、ウーファーの上限周波数を絶妙に調整します。
 

 
パソコンをつないで調整するデジタルプロセッサーが付いていたのですが、
イコライザーはそのまま使用して、
チャンネルディバイダーの部分はパスしてダイヤル式のディバイダーにつないで鳴らしてみました。
  
これが不思議と音に艶が出て来て、
全てプロセッサー1個に頼っていより音が活き活きして来るから不思議です。

 
音楽自体はアナログなので、全てデジタルで処理するよりも、
途中でアナログ処理を加えた方がより本物の音楽ぽク聴こえます。

 

BMW7シーリズ カーオーディオの音質アップ

2018-06-13
4月5日に納車されたBMW7シリーズが、最近になってやっとオーディオの改善が出来ました。

納車時はリアガラスが透明だったので直ぐにフィルム屋さんに出して黒くしました。
 

グレードは740eで2リッター4気筒の330のエンジンにモーターがプラスされていて、
30プラスモーターという意味で40となっています。
 
 

以前乗っていた530eは520のエンジンプラスモーターだったので、50馬力程度アップしています。

オーディオの見た目は530eの時と同じなので、システムはそのまま移設する事にしました。

ドアスピーカーはISP-90の9センチスピーカーを以前はアウター取り付けだったのが、
7シリーズの性格上インナー取り付けで表に出さない様にしました。
 
 
 
ダッシュの形状はワイドスタンドの乗る部分の面積が少なく、手前にエアコンの吹き出し口があるので、
「大丈夫かな?」と心配していたら・・
 
安定させるために吹き出し口にかかるかかからないかの所にワイドスタンドを取り付けて、
JU60ツイーターを取り付けました。
 
床下ウーファーは530eの時に交換したら純正の方が音が良くて、作りもしっかりしているので、
値段を調べたら約20万円するそうで、今回もウーファーは純正をそのまま使用しました。
 
 
純正のイコライザーは9バンドで、細かい音の調整が出来ないので、530eで使っていた
イコライザーアンプをそのまま移設しました。

ところが530eで使えていたイコライザーアンプが、740eでは全く動作しなくなりました。
 
 
あらかじめ他のイコライザーアンプを2種類購入していて、それに付け替えても全く動作しません。
 
原因は新しいBMWの純正オーディオは車両アンプがきちんとパワーを消費していないと
保護回路が働いて音が出なくなって、イコライザーアンプが止まっているのではなくて
純正側のアンプが止まって、それで音が出なくなるのでした。
 
 
イコライザーアンプを輸入しているメーカーに問い合わせたら、
セメント抵抗を組み合わせた対策部品が出ていて、それで擬似的にパワーを消費して、
それでイコライザーアンプにつなぐ方法があると知りました。
 

しかしセメント抵抗でロスした後に更にイコライザーアンプの内蔵ハイローコンバーターでロスして、
確かに31バンドのイコライザーは効くものの、音の新鮮さはバッサリ失われて、
「ここまでお金をかけてこの音は無いだろう。」という不自然な音でした。
 
そこであーでもない、こーでもないと苦戦して、やっと31バンドイコライザーで
ある程度新鮮な音が出る様になったら、センタースピーカーの質感が悪くて邪魔になる事が分かりました。
 
そこでセンタースピーカーにアッテネーター回路を入れてレベルダウンさせてバランスを取ったら・・
何と次にエンジンをかけた時に電流が流れるのが少ないからか、保護回路が働いて
音が止まってしまいました。
 
 
これでは使い物にならないのでイコライザーアンプなどは全て取り外して、
シンプルにJU60を使ったベーシックパッケージにドアのスコーカー交換の状態で鳴らして、
それでもまるっきり純正の状態に比べたらかなり音は良くなりました。
 

BMWとしてはうちのオーディオは完璧だから余分なイコライザーアンプなど付けるな!
という意味での保護回路なのか、一般的なカーオーディオ専門店の音質アップのメニューに関しては
先行きが怪しくなって来ていますね。
 
まさかこんなつまずきがあるとは予測しておらず、ピュアコンを使った理想的にパワーを消費する
という仕組みは問題なく使えているので、この仕組みが次期3シリーズに導入されても
ピュアディオ的には問題ないでしょう。
 
 

ボルボV60 カーオーディオの音質アップ

2018-06-11
今日ご紹介する1台は、少し前に完成したボルボのV60です。
 
数回に渡って入庫されて、最終的にフルシステムとなって完成しました。
 
 
ドア内はインナーパネルで覆われてサービスホールはありませんが、
プラスチックのい鈍い響きを防振メタルを貼って抑えました。
 
 
内張りにも鈍い響きがあるので、
下処理を行なった後にセメントコーティングを行なって固めました。
 
 
固めたといっても少しのたわみを持たせていて、
ドアの開閉の振動でひび割れしない様な材質になっています。
 

 
ドアの表面にはアウターバッフルを製作して、
内張りとスピーカーホールを金属リングでつないだ後に、
内側をセメントコーティングしてあります。
 
これは剛性アップと金属の表面で音が反射しない様に粗目を付けていて、
更にケーブルはピュアディオブランドの上級のSKY-3を使用しているという、
極めた仕様です。

 
 
ドアにはピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けて、
ダッシュにはワイドスタンドをワンオフで製作して、
JU60ツイーターを取り付けています。
 
デッキは最初はボルボ純正を使っていましたが、
今回グローブボックスを加工して、ナカミチのCD-700KKを取り付けました。
 
 
デッキがアンプレスのためにラゲッジの下にナカミチのパワーアンプを取り付けて、
ピュアディオチューンのチャンネルディバイダーと30バンドイコライザーを取り付けて、
ピュアコン以外の部分で細かい音の調整が出来る様にしています。
 
床にはウーファー用のエンクロージャーが埋めてあって、
ピュアディオブランドの25センチのZSPウーファーが取り付けてあります。
 

 
アンプ類の上に純正ボードよりも厚い板を取り付けて、
機材が見えない様にしたら全ての作業は完了です。
 
 
純正をベースにした軽いシステムから何年もかけて少しづつシステムアップされて、
V60はハイエンドのフルシステムとして完成しました。
 

アバルト595 カーオーディオの音質アップ

2018-06-10
今日ご紹介する1台は昨日の福岡店の作業から、
アバルトの595です。
 
 
ベースはかわいいフィアット500ながら、
サソリのマークの走りを極めたお車です。
 

 
サイバーナビを装着した状態で入庫となって、
以前スピーカーを取り付けて頂いていて、
今回はシステムアップのために再入庫となりました。
 
 
ドアにはフル防振の施工を行った後にインナーバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けています。
 
 
 
外から見ると黄色いケブラーコーンが見えて、
LTD15だと分かります。
 
 

 
ツイーターはこれまでATX-25を使用していたのを取り外して・・
 
 
ダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けました。
 
純正のツイーターグリルと比べると、純正は内側を向いていて、
指向性の向きは後付けのスタンドの方が外ドームツイーターの美味しいゾーンで
聴けるというのがお分かり頂けるでしょう。
 
 

今回はツイーター交換以外で天井の防振を行ないました。
 
ルーフライナーを取り外したら工場装着のマットが貼ってあって、
その間の何も貼ってない場所にマットを貼ろうと思ったら・・
 
 
接着剤がドット状に散りばめられていて、
そのドットで音の響きをある程度抑えているので、
マットを貼ろうにも貼りようがありません。
 

 
貼れそうな場所は逆に響かない部分なので、
ドットの間の隙間の響きの大きい所に防振メタルを貼って行って、
天井全体の響きを抑えました。
 
お客様は雨がひどい降りの時の騒音が気になったそうで、
これでかなり騒音が減るはずです。
 

 
全ての作業が終わると音調整ですが、
アバルト595はキーにアクセサリーポジションが無く、
直ぐにオン状態になるので、一度ピット外に出して、
カーポートの下でエンジンをかけて調整を行います。
 
 
左ハンドル車なので右の助手席の下にピュアコンを取り付けていて、
ツイーターの交換に合わせてパーツの入れ替えを行いました。
  
ツイーターのレンジが広がったのでミッド側の上限の周波数を減らして、
高音域の改善だけでなく中音域にも厚みが出て来ました。
 
 
イコライザーパターンもこれまでと違って来て、
動かすバンド数が減った割には音が前に出て来て、
ユニットの良さであまり動かさなくても良い音が再生出来る様になりました。
 
実際には低音域の鳴りまで影響して、ツイーターを交換しただけなのに、
全ての音域に改善を行う事が出来ました。

アルト・ターボRS スピーカーの音質アップ

2018-06-09

今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、
スズキのアルト・ターボRSです。
 
 

 
 
 
ケンウッドのナビオーディオが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付けと、ベーシック防振の施工の、
通称Wパッケージの作業を行いました。
  
 
 
まずドアの内貼りを外して、何も貼ってない外板裏に
防振メタルと防振マットを貼り合わせてドアの響きを抑えます。
 

 
 
形や材質を変えて、ドアが重たくならない割に効率が高い防振を行って、
ブジルゴムの使用を必要最小限で行っているので、
ブーミにならずに心地良い響きになっています。
  
 
 
 
ツイーターはピュアディオブランドのATX-25をスタンドを使って
角度を付けて取付けています。
 
 
スタンドは木を削って作っていて、車種ごとのダッシュの傾斜に合う様に、
仰角が5度刻みでストックしています。
 
 
 
 
ここまでは作業はスイスイと進んだのですが、
これまで作業を行ったアルトと違う部分があって、
それはディーラーオプションのコアキシャルスピーカーが付いていたという事です。

 
 
品番はTS-F1730で、普通カー用品店で販売している物に
スズキ用のプラスチックのバッツフルと、
純正コネクタににピッタリ合うカプラーが付いていました。
 
 
 
コアキシャルスピーカーのツイーター部分の配線をカットして、
ミッドのみで使う様にして、ピュアコンを通してATX-25と組み合わせて、
セパレート2WAYとして鳴らしてみました。
 
 
何回かパーツのはめ替えを行ってカロッツェリアスピーカーとATX-25の組み合わせは、
メリハリが効いてこれまでに聴いた事の無い明るいサウンドでした。
 
 
 
特にアルトはスピーカーグリルがやや下を向いているので、
トレードインの周波数によって強弱が付けてあるクセがより
ハッキリと音が聴こえる様にマッチングしていました。
  
 
ただしボーカルが入ると明らかに足らない音域と目立っている音域があって、
自分が実際に会って生の声を聞いているボーカリストの方の声は不自然に聴こえました。
 
 
 
そこでお客様に電話して、純正で一度鳴らして良い方を選んでいいでしょうか?
とお聞きしたところ、「お任せします。」という事だったので、
純正スピーカーに一度戻して、
純正とトレードインを聴き比べてベストチョイスを探る事にしました。
 
 
 
一度トレードインのメリハリが付いたサウンドを聴いているので、
最初は「地味な音だ。」とも思えたのですが、
ボーカルを聴いたらこちらの方が明らかに自然で、
またトレードインで聴くと濃い音域と薄い音域があるのが妙に気持ち悪くて、
結局スズキ純正の16センチスピーカーでドアを組み立てました。
 
 
 
コアキシャルトレードインはツイーター配線をカットしていたので、
それをもう一度繋ぎ直してお客様にお返しします。
 
 
 
 
スピーカーも決まって最後の詰めのイコライザー調整を行いましたが、
ケンウッドに限らず調整してここがいいと思ってメモリーしたら、
その途端に音のイメージが少し変わり、
ピークに音が良い所からズレてしまうという事になっつてしまいます。
 
 
何パターンかメモリーして聴き比べて、そこからまた調整してメモリーして、
通常の再生画面にして聴いてを繰り返して、
最も生音に近いパターンを見つけました。
 
 
ベーシックパッケージは簡単な取付で世に言う『ポン付け』
と混同されそうですが、
実は最後の調整まで含めて物販というよりは、
一つの作品として完成させています。
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