取付ブログ
ノートeパワー 週替わりウーファーテスト
2018-07-06
ノートeパワーが発売と同時に購入したうちの車は、
最初は「eパワーがどんな物か乗ってみたい。」と言われるお客様の試乗と、
ガソリン車のノートと電源的にどう違うのか?をテストする車両として使っていました。
試乗も一巡して、ガソリン車よりもやや有利なものの、
そんなに驚くほど電源供給の差も無い事が分かり、
ここ最近は娘の通勤用の車として使用していて、
勤めが箱崎7丁目なのでほぼ福岡店に置いてあって、
月曜日の夜と火曜日の昼間は自分が乗る事もあります。
システムはカロッツェリアの楽ナビに、
純正スピーカーにATX-25を使用したベーシックパッケージに
前後のドア防振を行っていて、ラゲッジのフロアー下にも防振を行っています。
そのノートeパワーに最近ウーファーを取り付けて、
それを毎週週替わりで銘柄を変えて、
どのウーファーがベストなウーファーかというテストを1ヶ月かけて行いました。
元々サウンドピュアディオにはベーシックウーファーパッケージという、
カタログに掲載されているセットがあったのですが、
そこで使っていたJBL製の20センチウーファーが生産終了になってしまいました。
10リットル以下のウーファーボックスで、軽自動車にも無理せず付けられていたのが、
突然の生産終了で、仕方なく1グレード下げた25センチウーファーに替えて、
それで次のパッケージを作っています。
これをノートに取り付けて実験しますと、こちらが20センチのウーファーユニットに対して・・
25センチがこの大きさになります。
価格が同じでエンクロージャーの容積が倍になっているので、
低音の量はかなりアップしていて、
難点は軽自動車に付ける時は起こして前向きに付けないといけないというところでしょうか。
そんなエンクロージャーの大きさで悩んでいる所に
JBLからエンクロージャーとアンプが1体化の製品が発売されました。
値段もベーシックウーファーパッケージよりもかなり安く、早速ノートに取り付けました。
エンクロージャーの下に薄型のアンプが納まっているので、かなりスッキリ収まっています。
ただし音が薄く、薄型のアンプのダイヤルをどんなに操作しても、
フロントスピーカーとウーファーが気持ちよく一緒に鳴る感じではありません。
楽ナビの操作も含めてあれこれ操作しても最初に単体物を集めた
ベーシックウーファーパッケージを聴いてしまうと物足りないというか、全後が水と油という感じです。
ここまでテストしたらもう1品取り付けてみようと思い、
カロッツェリアの25センチウーファーとパワーアンプを取り付けてみて、
これがちょうどベーシックウーファーパッケージと同格の商品になるので、比較試聴を行ないました。
聴いた感じはJBLよりも低音の量は出ている感じで、
音の重みはJBLの方があると感じました。
ここまで実験したらJBLのウーファーにカロッツェリアアンプと、
カロッツェリアのウーファーにJBLアンプと組み合わせを変えて
美味しいとこ取りが出来るかと思ったら、
そこはメーカーを揃えた方がまとまりがありました。
結局1台の車を使って6通りのウーファーの装着の実験が出来ました。
カーオーディオ専門店では店頭のディスプレイで音を鳴らして
商品を選ぶという風習がある様ですが、
この方法で選んで失敗したと言われる方が多く当店を訪れられて、
逆にピュアディオではあらかじめ商品を実車に装着テストを行って、
本当にお勧め出来る組み合わせのみを販売しているので、
選ぶ自由が無いというマイナスなイメージがある一方で、
ハズレを掴む心配が無いというメリットがあります。
ただしJBLの製品は輸入ブランドなので1度欠品すると
次の入荷がいつになるか分からないという事が度々あって、
アンプは常に買いだめしてありますが、
ピュアディオが推奨するウーファーユニットが在庫が希少のために、
ウーファーのパッケージはカタログに掲載してあるのに、
あまりPRしていないという状態が続いています。
カーオーディオ専門店では店頭のディスプレイで音を鳴らして
商品を選ぶという風習がある様ですが、
この方法で選んで失敗したと言われる方が多く当店を訪れられて、
逆にピュアディオではあらかじめ商品を実車に装着テストを行って、
本当にお勧め出来る組み合わせのみを販売しているので、
選ぶ自由が無いというマイナスなイメージがある一方で、
ハズレを掴む心配が無いというメリットがあります。
ただしJBLの製品は輸入ブランドなので1度欠品すると
次の入荷がいつになるか分からないという事が度々あって、
アンプは常に買いだめしてありますが、
ピュアディオが推奨するウーファーユニットが在庫が希少のために、
ウーファーのパッケージはカタログに掲載してあるのに、
あまりPRしていないという状態が続いています。
アバルト595 カーオーディオの音質アップ
2018-07-05
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、
フィアットのアバルト595です。
純正オーディオを取り外して、カロッツェリアのサイバーナビに交換した後に、
ドアスピーカーの交換と防振作業を行いました。
ドアの内張りを外して、防水シートも外して、
外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合せます。
響きのツボを押さえて、響く周波数に合わせて材質を選んで、
ピンポイントの防振を行っているので、重量が増えない割に振動が消えて、
大量のブジルで鈍い音にもならず、心地良いサウンドを奏でるドアになります。
防水シートがウレタン製で、鈍い響きが残るのが気になるので、
今回はここは取り外して、金属シートでサービスホールを塞ぐ防振も行いました。
外した内張りの裏にはセメントコーティングの施工を行って、
片ドア3面のフル防振の状態にしました。
セメントコーティングは開発当初は均等に塗っていて、
ドアが重たくなる割に効果が弱いという事で、
規則性を持たせずにランダムに厚い薄いを作って振動の通過を留めて、
軽い割に効果が大きいという現在の方式になっています。
フル防振を施したドアには、インナーバッフルを製作して
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けました。
グリルの波状のデザインがちょうどLTD15の黒と黄色の比率に合っていて、
まるでこの車のためのスピーカーみたいです。
ツイーターはダッシュ上にワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けました。
こちらは純正のツイーター位置があまりに横にそれているために
別なマウント位置になっていますが、JU60&ZSP-LTD15の高音質の組み合わせは、
アバルト595の高性能な走りのイメージにピッタリ合います。
車が左ハンドルのためにピュアコンの左右のユニットは反対の値を入れて、
右の助手席の下に仕込むユニットは一度前に出して音調整を行って、
それから助手席下に固定します。
サイバーナビの調整ではまずタイムアライメントを全てゼロにして、
それからイコライザーの微調整に入ります。
新世代のサイバーナビは31バンドのイコライザーと5バンドの両方が付いていますが、
ここをパッケージのフラットにするのか、
それともカスタムでフラットにした方が音が良いかが、年式によって微妙に違い、
その都度どちらが良いか選ばないといけません。
アバルト595のセッティングが終わり納車のためにお車を表に移動したら、
以前にシステムを取り付けて頂いた赤いビッツRSで起こしになっていました。
今回は増車でアバルト595を購入されていますが、
どちらも赤いスポーツモデルとこだわりがあって、
走りだけでなくオーディオもどちらもピュアディオ仕様で、
走りも音も極めたお車となっています。
トヨタ マジェスタ スピーカーの音質アップ
2018-07-04
今日ご紹介するのは、先日の作業から、トヨタのクラウン。マジェスタです。
マルチビジョン付きのお車に、ベーシックパッケージの取り付けと、ドア防振の施工を行いました。
まずドアの内張りと防水シートを外して、何も貼ってない部分に防振マットと防振メタルを貼り合せます。
2000年ぐらいのマジェスタだと防振材がたっぷり貼ってあったのですが、軽量化や
コストダウンのためにこのクラスでも残響が出る様になっています。
響きの中心を見つけて、その響きの周波数に合う材質を片ドア8ヶ所貼って、
ドア全体の響きを抑えています。
外した内張りの裏には下処理を行なって、セメントコーティングを行った後に
吸音フェルトを貼り付けます。
ドアの純正スピーカーを外して裏返すと鉄心入りのコイルが付いていて、
0・22mHと表示されており、ピュアディオはマイクロ表記なので220番のコイルと
同じ動作をする物が付いています。
ここのコイルはバイパスして車内から送られて来る信号をストレートで再生出来る様にして、
ドアスピーカーの上限周波数はピュアコンを通して制限を加えます。
ダッシュの上には中高音を鳴らすスコーカーが付いていて、ここからの高音が元のスコーカーから
再生される部分が弱く、更にグリルで音がひかかって、その上ガラスで反射してと条件が悪くて、
とても使えないのでここは音は出しません。
ダッシュの上にスタンドを使って適切な角度を付けたピュアディオブランドの
ATX-25ツイーターを取り付けて、ひかかりも反射も無いスムーズな高音を再生させます。
グローブボックス下にはピュアコンを取り付けて、ドアスピーカーへ送る中低音と、
ツイーターに送る高音へと周波数分配を行っています。
ドアからは低音でダッシュから中高音という純正の分配から、ドアで中低音を鳴らす様に
ピュアコンのコイルのインダクタンスは純正のコイルから約8分の1まで下げて、
プラス鉄心入りのコイルで無理やりインダクタンスを上昇させている状態から、
空芯の何も操作していないコイルで滑らかな中低音が再生出来る様に変更しています。
ベーシックパッケージの装着でスピーカーとスピーカーの間に音が浮いて来るステレオ効果が増えて、
これまでのセンタースピーカーに頼った音とは変わって、センターレベルをアッテネーター回路を
使って大幅に下げて、左右の音を邪魔しない程度の鳴りに変更しました。
入庫時にはかなりバス。ミッド・トレブルを上げていても音に満足が行かなかったのが、
3トーンがセンターでも十分に音楽が楽しめる様になりました。
ピュアディオではマジェスタと同じ方式のオーディオが付いているクラウン・アスリートGを購入して
時間をかけてパッケージを開発しており、また多くの音楽アーティストへのスポンサー活動を
行っている事により生音を聴く機会が多く、この二つの事から他店が到底追いつけないであろう
音の表現を可能にしています。
先月も札幌店にクラウン・マジェスタが入庫していましたが、こちらはルーフもホイールも
全く別なお車で、あらかじめデモカーを使って実験がしてあるので、安心して作業に入れて頂いて、
その出来にはとても満足して頂きました。
トヨタ シエンタ スピーカーの音質アップ
2018-07-02
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタのシエンタです。
トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取り付けと、
ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
一度純正ナビを取り外して、裏から直接音信号を取り出して、グローブボックス下に送ります。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上に現行シエンタ専用の値のピュアコンを貼り付けます。
ここで周波数幅とインピーダンスとレベルを調整して、中低音用の出力を純正スピーカーに
送る配線に送って、高音用の出力をダッシュ脇のピラーの根元に送ります。
ピラーの根元までは太い配線で送り、ベーシック用のATX-25ツイーターまでの短い距離は
細い配線を使用して、ナビ裏から超低ロスで音を送っています。
続いてドアの内張りを外してベーシック防振の施工を行います。
あらかじめ写真付きの解説図が用意されていて、この場所にこの材質を貼って下さいという
指示書に従って作業を行います。
実際に指で軽くはじきながらここが響きの中心であるという事を確認した後に、
防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
ドアの内張りを組み付けたら全ての作業は完成です。
音が鳴る様になったらナビオーディオの音調整機能を使ってセッティングします。
リアの音をフェダーでやや絞って、デンソー・テン製のナビのパナメトリックイコライザーを
調整しました。
現在の福岡店のピットは天井にたっぷり断熱材が入っていて、業務用のエアコンで
空調しているので、常に25度前後を保っているのでドア防振の作業の密着性も高く、
クオリティーの高い音質はクオリティーの高いピットで生まれると言っても過言ではないでしょう。
BMWミニ カーオーディオの音質アップ
2018-07-01
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、BMWミニです。
何とジョン・クーパー・ワークスのMT車です!
センターメーターの下に組み込まれている純正オーディオを活かして、スピーカー交換と
ドア防振の作業を行いました。
この年式のミニはドア下部に16センチスピーカーで、真ん中ぐらいに9センチスコーカーがある
2WAY構成で、ドア下部のグリルは装着されているスピーカーよりも開口部が狭く、音質的には
不満を持たれる方が多い車種です。
車の性能とオーディオの音が全く合っておらず、まずは改善としてダッシュの上に
ワイドスタンドを使ってJU60ツイーターを取り付けました。
そしてドア内を防振して、スコーカーを外した状態で2WAYとして、ピュアディオブランドの
ZSP-LTD15を装着して一度鳴らしました。
ただこの時点でスピーカーグリルがやや下向きで、13センチスピーカーを使っても
開口部が十分に確保されていないので、本来の性能が出せず、ツイーターとミッドの間に
足らない音域が出来てしまったので、フロント3WAY構成にして組み直す事にしました。
宇部店の2階の倉庫にはJBLでBMW系で3WAYにするためのスピーカーを何種類か
在庫を持っていて、その中からジョン・クーパー・ワークスに最もマッチングが良い銘柄を選びました。
表面的には付くスピーカーも後ろが狭いと容量不足になるので、比較的マグネットが小さい銘柄を
選んで伸び伸びと音を鳴らす手法で取り付ける事にして・・
ウーファーGX600CとスコーカーGX302で、ツイーターJU60で音域が広いので、
GX側は全てツイーターは鳴らしていません
スコーカーグリルの上からはGX302のオレンジが少し見えています。
ユニットが決まったら次はピュアコンのパーツを交換して細かい音決めを行って、
3WAYとなると通常の調整に加えてスコーカーの上限周波数と下限周波数のコントロールが
加わるので、かなり時間がかかるセッティングとなります。
ピットの横のパーツの棚から取って来ては交換してを繰り返してセッティングを詰めて、
ジョン・クーパー・ワークスは車の性能に合うだけの音質に変身しました。