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取付ブログ

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スズキ ハスラー スピーカーの音質アップ

2018-02-14
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、スズキのハスラーです。
 
 
デンソー・テンのイクリプスのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。
 
スピーカーと防水シートを外して、何も貼ってない外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合せます。
 
 
スピーカー裏には丸型で模様が入っている物を貼って、面積が広い部分には四角で
表面はフラットな物を貼って、その位置によって材質形状を変えています。
 
 
そしてカーン!という高い響きの部分にはメタルを貼って、響きの中心にその響きの周波数に合わせた
ピンポイントの防振を行なって、ドアが重たくならない割に全体の響きを静めています。
 
 
防振作業が終わったら一度車両を外に出して、ホースで水をかけてゲリラ豪雨の時に雨漏りしないか
テストを行います。
 
ピット内ではAピラーのカバーを取り外して、上からツイーター用のPSTケーブルを落と込んで行きます。
 
 
ナビ裏から取り出したケーブルと、両方のツイーター位置から引っ張って来たケーブルを
グローブボックス下に集めて、床の発泡スチロールをくり抜いて、MDF板を入れ込みます。
その上にハスラー専用の値のピュアコンを取り付けます。
 
 
ピュアコンの下の材質じゃ音に影響があって、そのまま発泡スチロールに貼り付ければゆるい音がして、
鉄板に付ければきつい音になり、節や年輪がある板やベニア板でも満足出来る音にならなかったので、
木を一度粉にして接着剤で固めて、硬さが均等なMDF板を使用しています。
 
 
ダッシュにはスタンドで角度を付けたピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けています。
 
 
全ての作業が完了したら、ナビオーディオのイコライザー調整を行います。
 
 
イクリプスは動かす周波数と幅を決めた後にレベルを上下させるパナメトリック法式で、
グラフィックに比べるとセッティングに時間がかかります。
 
 
ハスラーのセッティングでは純正スピーカーが防振をプラスした事もあり、低音が出気味で、
マグネットが小さい純正スピーカーは低音が出ないという定説の逆を行っている状態です。
 
 
フェライトだと大きくないと磁力が弱いのですが、この方式は磁気を中に閉じ込めて強めているので、
マグネットの大きさに比べて磁力が強いのと、全後のストロークが大きく取ってあるので、
見た目に反した低音の出方をしています。
 
 
ハスラーのドアスピーカー位置はかなり低く、中音域が上に上がって来にくいので、
上限周波数に制限を加えるコイルはかなり巻きの少ない物を使用して、ダッシュのツイーターと
バランスを取っています。
 
 
それとハスラーは自分のところで車両を買って実験しているので、その成果は定評があるところです。
 
ハスラーのお客様は開店時間に車を預けられて、貝塚駅から地下鉄で天神に行かれて、
夕方に帰って来られた時には作業が終わっているという、日帰りの作業でWパッケージを取り付けられました。
 
 
 
仕上がった音にはとて、も満足されて、「長距離ドライブが楽しくなりそうです。」と言われていました。

VWゴルフⅦ スピーカーの音質アップ

2018-02-12
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、フォルクスワーゲンのゴルフⅦです。
 
 
こだわりのミッション車で、ゴルフという事でシフトの握る部分がゴルフボールみたいなデザインに
なっています。
 
 
異形パネルの専用ナビオーディオ付のお車に、ベーシックパッケージの取付けと、
ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。
 
純正位置は使わず、ダッシュの上にスタンドを使って仰角・振り角を付けて、
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取付けました。
 
 
この取付方法は車両の鉄の影響を受けないので、マグネットの磁力線が曲がらず、
伸び伸びとした音が再生出来て、最近では大手メーカーもこの方式を取り入れて来ています。
 
 
当社では1990年代からこの方式を使用しているので、やっとこの方法の優位性が認められて来た
という事でしょうか。
 
 
ゴルフⅦはアンプがナビ側ではなくて、グローブボックス内のプライヤー部の裏に付いていて、
プレイヤーを一度手前に引き出して、裏から音信号を取り出します。
 
 
 
ピュアコンは真下に付くので簡単そうに見えますが、実はプレイヤー部と下が完全に遮断されていて、
遠回りをして下に送らないといけないので、意外とそこは手間がかかります。
もう何十台と施工しているから慣れて来ましたけど。
 
 
続いてドアの内貼りを外してベーシック防振を行います。
 
 
ゴルフⅦはサービスホールが小さくて、中には2カ所工場装着の防振マットが貼ってあります。
 
 
1枚で効果を高めようと複雑なデザインをしています。
 
 
マットとマットの隙間の高い響きのある場所に、純正マットでは取れない周波数を
吸音する防振メタルを貼り付けます。
 
 
サービスホールを塞いでいるインナーパネルはポコポコ鳴りが出るので、防振メタルと
防振マットを貼って、音質アップとロードノイズの進入防止を図っています。
 
 
ゴルフⅦの内貼りにはかなり吸音材が貼ってあり、ここでロードノイズの進入を防いでいますが、
その手前で1段ノイズレベルを下げているので、より快適になります。
 
 
ドアの内貼りを組み付けたら作業は終わりですが、ドアポケットの中にやや鳴きがあるので、
防振メタルを2枚貼って、静かにしてあります。
 
 
ベーシック防振でも方ドア8枚の防振材を、外板裏3枚、インナーパネル3枚、
内貼り2枚の3カ所に分けて貼っています。</div>
 
 
 
ゴルフⅦはデモカーを購入して実験した訳ではないのですが、放送関係者の方の車を借りて、
放送局から宇部店まで約1時間を下道と高速をミックスした状態で走行していて、
それでノイズの入り方を事前に体感してから防振方法を決めているので、かなりツボを押さえた
防振になっています。
 
全ての組み立てが終わって音が出る様になったら音調整ですが、ゴルフⅦの純正オーディオは
他社に比べてフラットななり方をするので、全てセンターでもバランス良く鳴っています。
 
 
 
ゴルフⅦ用のWパッケージは、価格が10万円と消費税と、ピッタリを狙った訳ではないのですが
計算上ちょうどになって覚えやすい数字になっています。
 
 
音質も静粛性もアップして、長距離ドライブが楽しみな仕様のゴルフⅦが完成しました。

ダイハツ コペン カーオーディオの音質アップ

2018-02-11
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、
ダイハツのコペンです。
 
 
ナカミチのCD-700を使ったフロント2WAYシステムを取付けています。
 
 
ツイーターはダッシュに凹凸があるためにピラーに取付けていて、ダッシュ用のスタンドを
90度角度をずらして使って取付けて、マグネットが鉄の影響を受けない様にしてあります。
 
 
ツイーターは最初にベーシックパッケージ用に購入されたJBLの08GTIをそのまま使用されています。
 
 
助手席のシートの後ろにはCDチェンジャーとピュアディオチューンのパワーアンプを取付けていて、
CDチェンジャーは赤いデジタルのコアキシャルケーブルでCD-700まで送り、
デッキの内蔵高性能コンバーターで、デジタル・アナログ変換を行っています。
 
 
ドアにはフル防振の施工を行った後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取付けています。
 
LTD15の名前の由来は『ZSP発売15周年記念限定モデル』から来ていて、
当初は数量限定で終わる予定でしたが、インナー・アウター両用というのが将来的に
残価設定ローンで車を購入した時の載せ替えリスクを考えた時に便利だという事から需要が急激に伸びて、
今ではLTDと型番にありながらもレギュラー商品となっています。
 
 
そしてスピーカー交換を含むシステムアップの場合はグローブボックス下のピュアコンの
パーツ変更が必要で、よく写っていませんが、4連のブラックボックスの他にMTL・SSF・SWRの
パーツを合わせて10ピースの構成で、複雑なスロープを作って、高音質を再生しています。
 
 
今回のコペンでは普通の車に対してかなりミッドが耳に近くて、野田君から「普通の値だと音が
濃くなり過ぎます。」と電話がかかって来ました。</div><div>
 
 
そんな事もあろうと予め通常使わない様な巻き数の多いコイルを送っていて、
「○○○番でスタートして、そこからじわじわ番数を下げて、それで一番合う値を探して。」と伝えました。
 
 
こんな番号は使わないだろうというパーツまで日ごろからストックする事によって、通常の取付」
いちよりも大きく上とか大きく下にスピーカーがある車にもピッタリとマッチングさせる様にしています。
 

トヨタ・ヴォクシー スピーカーの音質アップ

2018-02-10
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、トヨタのヴォクシーです。
トヨタ純正のマルチAVステーションというナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付けと、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。
 
ベーシックパッケージは純正のドアスピーカーはそのまま使用していて、
音がこもっている高音域はあらかじめピュアコンでカットして・・
 
 
ダッシュに取付けるピュアディオブランドのATX-25で高音域を鳴らす事で、
これまで再生し難かった音を綺麗に再生させて、理想的な位置にツイーターを取付ける事により、
音の広がりを感じる様になります。
 
またピュアコンを通す事によりインピーダンスの整合性を上げる事が出来るので、
パワーが少ないナビのアンプでも十分に音を体感出来る様になります。
 
 
 
それにプラスして、ベーシック防振でドアの外板裏に防振メタルと防振マットを加える事で、
外板裏の響きが少なくなり、音が外に漏れるのを防ぎ、
車内にしっかり音が入って来る様になってパワー感が増します。
 
音板の震えが少なくなる事で外からのロードノイズの進入も減って、
装着率も高い人気のオプションとなっています。

音質向上と書かれている機能はかったるい純正スピーカーの音を際立たせるものなので一度オフにして、
あれこれとジャンルの違うCDを再生してスピーカーを慣らしました。

日産キューブ カーオーディオの音質アップ

2018-02-09
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、日産のキューブです。
日産純正のナビオーディオに他店で取り付けたスピーカーと防振が施工されていましたが、
それを取り外して全て施工をやり直しました。
ドアスピーカーにはレインガードが使用されていなかったのでずぶ濡れ状態で、
ターミナルが錆びていて、音が鳴らない状態になっていました。
昭和の時代は物価の割りにスピーカーの値段が高かったからか、レインガードは標準で付いていて、
平成になってしばらくしてからレインガードが省かれる様になりました。
 
自分は昭和50年代からカーオーディオ専門店を営んでいるので、
平成になってから始めた店に比べると、「本当にこのまま付けていいの?」という思いがあり、
ユニットの使用期間もレインガードが標準装着の時の寿命を知っているので、
ほんの少しの工夫でお客様が使われる製品の寿命を延ばすために、独自のレインガードを取り付けています。
 
 
ドア内にはブジルゴムやスポンジが大量に使ってあった防振が施工してあり、
低音の量は出るものの解像度が悪く、防振材を全て剥がして、
一度素のドアにしてからピュアディオのフル防振の施工を行ないました。
ドアのスピーカーはJBLのGX600Cのミッドのみを使用して、
付属のネットワークとツイーターは使用しません。
ツイーターは25ミリ外ドームのATX-25を使用して、
19ミリの600Cの付属ツイーターに比べると、
かなり音域が広く存在感がある高音を再生します。
 
 
GX600Cなどのピュアディオ推奨スピーカーは型番が変わって実質的に値上げになっていて、
あらかじめ倉庫に買いだめがしてあるので、
今回のパターンでは5千円ほど安い旧価格で販売していて、
ツイーターを使わないというマイナス感がない様にしています。
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