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取付ブログ

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日産スカイライン カーオーディオの音質アップ

2018-11-11

今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、
日産のスカイラインです。
 
 
2画面の専用ナビオーディオ付きのお車で、ベーシックパッケージの取り付けと、
ドア防振の作業を行いました。

 
 
 
ドアにはオプションのBOSEの薄型20センチスピーカーが付くスペースがあって、
そこに16センチのスペーサーで通常のデュアルコーンのスピーカーが付いていました。
 
 
 
16センチスピーカーのすぐ上には6センチサイズのスコーカーが付いていて、
ここで中高音を鳴らして2WAY構成ととなっていました。
 
 
ミラー裏のツイーター位置にはスピーカーは入っておらず、
中音域が重なって濃い割には高音の一番高い部分が不足している状態で、
中音域はカサカサして聴き難い状態でした。
 
 
不足していた高音域はダッシュにピュアディオブランドのATX-25ツイーターを
取り付ける事で改善して・・
 
 
無駄に同じ音域が重なっている部分をどうするか悩みました。

 
ドアのスコーカーを別な物に交換して、それで質感を上げて、
ピュアコンで純正デュアルコーンの中音域を抑えて
バラスを取るという案も考えましたが・・
 

 
ドアの16センチをJBLのGX600Cのミッドに交換して、中低音をドアで鳴らして、
スコーカーを鳴らさずに2WAY化して、それでトータルで滑らかな音に改善する事にしました。
 
 
 
ドアのサービスホールには鉄のインナープレートが付いていて、
それを外して外板裏にベーシック防振の施工を行いました。
 
 
 
 
内張り裏にはセメントコーティングを行なってプラスチックの鈍い響きを抑えて、
片ドア2面の防振ですが、ドアの構造上で
片ドア3面のフル防振とほぼ同じ効果を得る事が出来ました。
 
 
2画面のナビオーディオの下段は取り外して、裏から音信号を取り出して、
ピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下に送りました。
 
 

 
MDF板を敷いた上にピュアコンのブラックボックスとコイルを貼り付けて、
コイルは巻きの少ない空のボビンに一から手作業で巻き上げた物を使用しています。
 
 
 
元々の2WAYを3WAYかするか、2WAYのクロスポイントを大幅に変えて
別なつなぎの2WAYにするか迷った上で、16センチとスコーカーの位置が近すぎるという事で、
いつもとは違う手法を使って、バランスが悪かったスカイラインのオーディオは、
バス・トレブルがセンターでも音がストレートで滑らかな音で再生出来る様に改善されました。

日産フェアレディZ スピーカーの音質アップ

2018-11-10

今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、
日産のフェアレディZです。
 

 
異型パネルの専用ナビオーディオ付きのお車で、
BOSEサウンドシステムのプレミアムオーディオ車で、
マルチアンプで低インピーダンス車用のベーシックパッケージの取り付けを行いました。
 
 
Z34型のフェアレディZのボーズサウンドシステムは、
ドアに縦に楕円のウーファーで低音を鳴らして・・
 

 
ダッシュのスコーカーで中高音を鳴らすフロント2WAYで
 
 
リアのラゲッジ下には専用のサブウーファーが付いていて、
それぞれに車両アンプから音域制限がかかった音信号が送られています。
 
 
 
 
ダッシュのスコーカーは高音域が伸びておらず、
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
ハイエンドまでキットリと高音を再生させます。
 
 
 
ピュアディオではただツイーターを追加して高音を増やすだけでなく、
低インピーダンスに合わせた専用設計のピュアコン5種類から
現行Zのボーズシステムに最も適したブラックボックスを選んで取り付けて、
後付けのコイルをあれこれと選んで取り付けて、
スコーカーの上限周波数を適切に抑えて、同じ周波数が重ならずに
音色が生演奏や生声に近い組み合わせにします。
 
 
日産の純正オーディオは多くの車種でバス。トレブルの調整しか付いておらず、
ピュアコンの組み合わせで音をコントロールして、
バス・トレブルを動かさなくても良い音が再生出来る様に設定します。
 
 
今回の作業は午前中にお預かりで、閉店までに納車という日帰りの作業で、
遠く帯広から来店して頂きました。
 
インピーダンスが特殊なシステムに対応出来るスピーカーは普通市販されておらず、
サウンドピュアディオのインピーダンス変換技術を使った
ベーシックパッツケージを求めて、遥々来店して頂きました。
 
 

アウトランダーPHEV カーオーディオの音質アップ

2018-11-08

今日ご紹介する1台は、先週の札幌店の作業から、
三菱のアウトランダーPHEVです。
 
 
純正のスマートフォン連動ディスプレイオーディオを装着した状態で
入庫となって、スピーカーの取り付けとドア防振の施工を行ないました。
 
 
アウトランダーPHEVは国産車にしてはかなり防振材が使ってあり、
ノーマルでそれなりに静かなドアですが、
外板とサービスホールと内張りの3ヶ所に防振を加えて、
更に音質が良くて静かなドアに変えて行きます。
 
 
純正の防振材は柔らかい物ばかりで、低い響きには効果がありますが、
セメントコーティングの意図的にランダムに厚い薄いを作った固い材質で、
ドアが重たくならない割りに通常の防振では取れない響きを抑えます。
 
 
リアドアにもフル防振の施工を行いドア4枚で静粛性を上げています。
 
 
ここまでは以前乗っていた自分のアウトランダーでも行ってい今回は
リアのハッチの裏の内張りにも防振を加えています。
  
見るからに薄そうな内張りに下処理を加えて・・
 
 
セメントコーティングを行ないました。
 
 
他の細かいプラスチックパーツにもセメントコーティングを行なって、
より静かなアウトランダーにしています。
 
 
スピーカーはドアにアウタースラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを前に乗られていたお車から移設して取り付けました。
 
 
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU6を取り付けました。
 
 
ソースユニットはディスプレイオーディオに加えて、グローブボックス内を加工して、
ナカミチのCD-700KKを取り付けています。
 
 
リアのラゲッジ内にはナカミチのPAー2004でフロントスピーカーと
サブウーファー鳴らして、アンプの手前に31バンドの
イコライザーとチャンネルディバイダーを取り付けて、
以前に自分が乗っていたアウトランダーと同じ配列に取り付けてあります。
 

 
デッキの位置以外は以前宇部店でデモンストレーションしていた状同じで、
確実に良い音が再生出来る手本の様なシステムで、
アウトランダーPHEVならではの理想的な電源環境で、
他の車では表現出来ないサウンドを奏でます。(現行リーフを除く)

スバル新型フォレスター カーオーディオの音質アップ

2018-11-07
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スバルの新型フォレスターです。
 
 
 
スバル純正のサイバーナビが装着された状態で入庫となって、先代のフォレスターで
使っておられたシステムを移設して取り付けました。
 
 
 

フロントドアにはフル防振の施工を行った後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。
 
 

ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60の前のハイエンドツイーターのユニコーンを
取り付けています。
 
 
2000年代の始めはユニコーンツイーターにZSP-MIDの組み合わせが主流で、
2007年ごろからJU60ツイーターとZSP-MIDの組み合わせとなって、現在は
JU60にZSP-LTD15の組み合わせがハイエンドとなっています。
 
 
 
ユニコーンとZSP-MIDをお使いのお客様はちょうど2台目か3台目のお車に移設される時期に
来ていて、最近ブログの登場回数が増えています。
 

ウーファーはリアのラゲッジ下にエンクロージャーを組み込んでいますが、
以前のフォレスターはガソリン車だったので難無く取り付けが出来たのが、eボクサーのために
バッテリーや制御系のユニットがラゲッジ下に入っていて、アンプやチャンネルディバイダーの
置き位置にはかなり苦労しました。
 
 

本当はもう納車出来る状態にならないといけない時期なのですが、ウーファーとアンプが近くなって
アンプが磁気の影響を受けないかとか、制御系の電磁波の影響を受けないかなんどの工夫で
時間がかかり、納車までの期間が延びています。
 
 
これが2台目以降ならスイスイと作業が進むのですが、最初の1台は時間をかけた調査が必要で、
同じアンプでもレイアウト次第で全然音が違うので、アンプボード内の写真とかたまに
斜めにアンプが付いていたります。
 
 
全ての結線が終わったら一度音を鳴らして、以前先代のフォレスターで使われていたピュアコンを
いちどそのまま聴いてみて、そこから差異を探してパーツの値を変えて行きます。
 

フォレスターからフォレスターだから値はあまり変わらない
だろうと高をくくっていたら、
意外と値を下げないときちんとマッチングしませんでした。
 
ピュアコンのマッチングが取れたら次はイコライザー調整で、最新のサイバーナビは
13バンドから31バンドのイコライザーに変わって、1クリックも2デジベル刻みから
0・5デジベル刻みと細かく調整出来る様になって、後一歩が表現出来る様になりました。
 
 
ただ5バンドの簡易型のイコライザーも同時に効いていて、ここをカスタムのフラットにするか
パッケージされたフラットにするかで微妙に音が違い、またどちらがストレートな音かが
年式によって違っていて、31バンドを動かして5バンドのフラットの選択をしてを繰り返しました。
 
 
あれこれと調整していたら31バンドの調整から再生画面に戻したら微妙に音が違い、
最終的に普通の画面でしばらく聴いて間違いない!というパターンを見つけて調整を終えました。
 
 
 
調整は終わったものの、ラゲッジのカーペット貼りなどがまだ残っていて、納車はもう少し後になります。

カローラフィールダー スピーカーの音質アップ 後編

2018-11-04

今日ご紹介する1台は、昨日に引き続いて
宇部店のピットからトヨタのカローラフィールダーです。
 
 
入庫された時はカロッツェリアの1DINデッキだったのですが、
サイバーナビに付け替えました。
 
 

 
ベーシックパッケージではダッシュにピュアディオブランドのATX-25スタンドを使って
取り付けていますが、ツイーターから出ている細いコードが、
ピラーの内張りの中ではPSTの太いケーブルに繫ぎ換えています。
 
 
 
PSTケーブルはグローブ下のピュアコンに取り付けていて、
サイバーナビから送られて来た音信号を高音域と中低音に分離して、
ATX-25と純正のドアスピーカーに分配しています。
 
 
ピュアコンと呼んでいても高音域と中低音を分配する装置は
一般的にはパッシブネットワークとかパッシブクロスオーバーと呼ばれていて、
同じ動作をするのに別な呼び方をするのはおかしいと思われる方もあるでしょう。
 
 
その理由は一般的なカースピーカーのネットワークに付いているコンデンサと
ピュアコンのコンデンサの精度の取り方が全く違うので、
同じに扱われるとこちらが損をするのであえて名前を変えています。

 
ここに付属ネットワークから外したコンデンサが8個あります。
 

 
これを高度な測定器で測定して、判定結果をマーキングして行くと、
1個目の3.9マイクロは3.814だから少し少な目となっています。
 

 
 
次に6・8マイクロを測定すると6.511でかなり少ない値となっていて、
工場から出荷されたコンデンサをそのまま基盤に
組み込むとこのぐらいの誤差は出てしまいます。

 
 
8個すべて測定したら、左右でピッタリ値が合っていないというのが分かります。
 

ピュアディオでは入庫したコンデンサは全て高度な測定を行い、
マーキングをして分類しています。
 
こちらは1マイクロのコンデンサですが、測定上で0・999となっています。
 
 
次の1マイクロは0・985を表示していて、この二つが左右になる事は絶対にありません。
 
 
実際のピュアコンのブラックボックスを見ると、一番上の181と書かれている物は
1.81マイクロのコンデンサを使っていると言う意味で、
その下の180は1.80マイクロのコンデンサを使用で、
179は1.79マイクロで、178は1.78マイクロのコンデンサを使っているという意味で、
普通だと同じ1・8マイクロと一くくりにするところをこれだけ分別して使っています。
 
 
つまり0・01の違いは実際に音の変化を感じられて、
スピーカーと車種と取り付け条件の違いでこれだけ細かく分類して在庫していると、
同じパッシブネットワークとは言えないレベルの差が出ます。
 
 
もうひとつブラックボックスに後付けするコイルも数百種類用意してあって、
種類の違いだけでなく、コイルを巻いているプラスチックボビンの材質でも音に影響があります。
 
 
自分が手にしているのは市販のネットワークからアクリルの透明ボビンを取り出して、
そこの巻き数を変えて金メッキギボシを取り付けてピュアコンに使ったのですが、
目立たせるために厚い透明のアクリルを使ったのが影響して、
オ音色がとても固くてボーカルの生の声を知っている自分からしたら違う声に聴こえてしまい、
いくら巻き数をピッタリ合わせても綺麗に見せるための材質が音を汚くしているという、
見た目と音が反比例という状態になっています。
 
 
そんな苦労があってカローラフィルダーにピッタリのピュアコンの組み合わせを探し出して
セッティングしたら、イコライザーは2カ所1クリックづつ動かしただけで、
最も生音・生声に近い状態になりました。
 
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