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取付ブログ

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パワーアンプのチューニング

2018-03-19
先週の金曜日から土曜日にかけては、
宇部店でパワーアンプのチューニングを行っていました。
 JBLのウーファー用のモノラルアンプで、
モデルチェンジ前の価格の安い商品を買い込んでいて、
ピュアディオカタログのパッケージに掲載されている商品なので、
これが無くなってしまい数万円値上げという事は出来ないので、
前もって買い支えていて、カタログ価格に偽り無しという状態を貫いています。
 
そのアンプも中身を開けてチューニングして音の抜けを良くする事があって、
金曜日の午後にチューニングをスタートさせて、途中接客を行ったり、
業者との打ち合わせで抜けたりして、結果的に土曜日の昼前に仕上がりました。
基盤が大きい割には小さな部品が付いていて、
本来もっと大きいパーツで試作品を作りながら、
最終的にコストの関係で小さくて値段の安いパーツに替えられたのではないかと察して、
19カ所のパーツを取り外して、大きくて高性能の物に交換しました。
青い丸の部分を交換していて、チューニングはRCA入力限定で、
使わないハイインプットの部分はそのままにしてあります。
 元々の基盤の裏は純度が低くて、
低い温度でも溶ける安いハンダが使ってあって、
ここも最初の試作品ではもっと良いハンダを使っていただろうと、
導電率の高いハンダに差し替えます。
 途中抜けたとはいえ約一日かかってチューニングして、
接続して音が鳴った時に社員から「おーっ!」という声が上がり、
チューニング前に動作確認した時に比べたら音が変っている事に驚いていました。

ホンダ・N‐WGN カーオーディオの音質アップ

2018-03-18
今日ご紹介する1台は、機能の宇部店の完成車から、ホンダのN‐WGNです。
以前乗られていたお車から移設と、新しく取り付けられた商品を合わせて、
フロント2WAYのシステムを取り付けしました。
 
ドア内は片ドア3面のフル防振を行った後に、
表にアウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのISP-130を取り付けました。
ダッシュ上にはスタンドで仰角と振り角を付けて、
ピュアディオブランドのATX-25を取り付けています。
リアのラゲッジのアンダーボックスには、
以前乗られていたお車から移設して来たナカミチのPAー1002を取り付けました。
 
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、
その上にピュアコンのブラックボックスとコイルを貼り付けます。
パワーアンプを取り付けたので音の張り出しが増えて、
コイルのマッチングの微妙なところが気になるので、
何度もコイルの巻き数を変えて、ツイーターとミッドの音のつながりを調整しました。
サウンドピュアディオは販売しているスピーカーの銘柄は一桁ですが、
本当にマッチングを取ろうと思うと数百種類のコイルが必要になります。
ピットで実物を見られた方は「写真で見るより沢山ある!」と言われていました。
 
 
コイルだけでなくブラックボックスも交換して音を決めていて、
現在ATX-25だけで15種類の特性の違うユニットがあって、
それとコイルの両方の組み合わせで音を探ると、
決まったスピーカーの組み合わせでもかなりの数のセッティング例が出来ます。
更にブラックボックスの中のリード線をカットすると、
一度だけ特性を変える事が出来て、
実際には15×2の30種類のブラックボックスを用意しているのと
同じ組み合わせが出来ます。

 
これは昭和50年代のアマチュア無線機の中のリード線をカットしたら
国内仕様と海外仕様が一瞬で変わるという、その仕様を思い出して、
1個のボックスでスイッチを通すロスを無くして特性を変えるという発想に辿り付きました。
 

 
そして生声や生演奏で聴いた事のあるアーティストさんの楽曲を
あれこれと交換して聴いて、サイバーナビのイコライザーを調整して、
全ての作業は終わりました。
昨日は日差しが強かったので、お客様が来店されるまでの間はツイーター用の日よけで、
ダッシュの両サイドが熱くならない様にしていました。

トヨタ・ルミオン スピーカーの音質アップ

2018-03-17
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのルミオンです。
トヨタ純正のマルチAVステーションのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ドア防振の施工を行いました。
今回のルミオンはドアに16センチスピーカーと、
ミラー後ろにツイーターが付いていて・・
リアの左ラゲッジサイドにはサブウーファーが付いていて、
両サイドの上にはスコーカーが付いているプレミアムサウンド車です。
ただ入庫した時は低音・中音・高音の全ての音域がハッキリ聴こえておらず、
多くのスピーカーから音が鳴っているだけという状態で、
そこを不満に思って入庫されました。
 
まずはドアの内張りを外して、外板裏にベーシック防振の施工を行います。
防水ソートに吸音フェルトが貼ってあるので、
外からのロードノイズの進入が多いという事でしょうが、
外板裏の振動を抑える事で、
吸音フェルトの手間で既にロードのイズを静めている事になります。
 
 
外した内張りのツルツル滑るプラスチック部分は機械で下処理を行なって、
粗目を付けてセメントコーティングが剥がれない様な下地を作ります。
  
手作業でセメントコート材を厚い薄いを作りながら塗って、
時間をかけて乾燥させたらドアに組み付けます。
 
ダッシュの上にはピュアディオブランドのATX-25ツイーターを
スタンドを使って角度を付けて取り付けて、
ミラー裏の純正ツイーターの位置は
音的に良くないので使わない様にしています。
引きで撮影するとミラー裏の位置は向きがそれていて、
左ツイーターの振り角・仰角はリスナーの耳に直接届く様に
セッティングしてあります。
 
近い方のツイーターはドームの中心からそれた弱い成分を
右耳が聴く様にセットしていて、それで左右のどちらの席に座っても、
近いツイーターの解析した弱い成分と、遠くからストレートに来る成分で、
どちらの席でも綺麗に音楽が聴ける様にしてあります。
  
そんな音表現を実現するためにピュアディオでは、
25ミリ外ドームという方式のツイーターを使用するという事に
こだわっています。
 
 
グローブボックスの下にはルミオンの9スピーカー車専用のピュアコンに、
オプション1品を加えた6ピース構成の物を取り付けています。
全ての結線が終わったらトヨタ純正ナビのイコライザー調整を行って、
音を整えました。入庫した時は音を強調する機能をオンにしても音がハッキリ聴こえなかったのが、
音がぐっと前に出て来て、全てオフにしても低音が強く聴こえるぐらいになって、
イコライザーで低音域を下げてバランスを取ったぐらいです。
 
今回ルミオンで取り付けた内容はベーシックパッケージの標準ピュアコンを
4000円の差額を追加してRRコンに変更して、SSFのオプション1品をプラスして、
ドア防振はベーシック防振にセメントコーティングで片ドア2面の防振としています。
 
 
ピュアディオカタログではピュアコンのコンデンサーの測定は
マイクロの100分の1となっていますが、
RRコンでは1000分の1の測定に精度を上げていて、
1品パーツのグレードを上げているので、
RRコンに変更される方がけっこう有ります。

 
ルミオンのお客様は職場の上司の方がベーシックパッケージに
オプションの追加をされていて、
その話を聞かれてサウンドピュアディオに来店して頂きました。

 
ベーシックパッケージは車種別・グレード別の開発を行って
コストパフォーマンスが高くて満足度が高いシステムですが、
オプションを何品か加えると、その魅力は更に増します。
 

トヨタ・ノア カーオーディオの音質アップ

2018-03-16
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、トヨタのノアです。
トヨタ純正のナビオーディオが付いた状態で入庫となって、
フルシステムの取り付けを行いました。
まずはドアの内張りを外して、片ドア3面のフル防振の施工を行います。
 ノアの外板裏は何も貼ってなくて響きまくりなので・・
防振メタルと防振マットを貼り合わせて、ドア全体の響きを抑えます。
その後でサービスホールを塞ぐ防振を行います。
 
 
続いて外した内張り裏のプラスチックのツルツルの表面を加工して、
粗目を付けてからセメントコーティングを行います。
 
規則性を持たせない様に、ランダムに厚い薄いを作って、
重たくならない割りに振動が消えやすい様に塗り込んでいます。
 
ドアの表面にはアウター・スラントのバッフルを製作して、ドアの鉄板と金属リングでつなぎ、
その内側をセメントコーティングして粗目を付けました。
 
車内側からはピュアディオブランドの高級スピーカーケーブルのSKY3をひいて来ています。
 
 
アウターバッフルに以前乗られていたお車でお使いだった
ピュアディオブランドのZSP-MIDを移設して取り付けました。
ちなみにノーマルの内張りはこんな感じなので、参考までに見比べて下さい。
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU6を取り付けています。
こちらもスピーカーの手前までSKY3のケーブルをひいて来ています。
グローブボックス下にはオプションを含めて8ピース構成のピュアコンが取り付けられていて、
ツイーターとミッドの周波数幅とインピーダンスとレベルの調整を行っています。
ピュアコンは10ピース構成がマックスですが、チャンネルディバイダーでフロントの下限周波数を決めている場合は8ピースが上限となります。
 
 
トヨタ純正のナビオーディオから出力された音信号は、
ピュアコンに入る前にピュアディオチューンのハイローコンバーターにつないで、
RCA化してチャンネルディバイダーやアンプに送ります。
 
シートとシートの間にチャンネルディバイダーとイコライザーとアンプを設置して、
SKY2のRCAケーブルで接続します。
 その上にアンプボードアを製作して、小物も置ける様にし見た目をスッキリさせました。
ラゲッジルームには25センチのサブウーファーをボックスに組んで取り付けて、
多く荷物を積み込む場合は一時的に外せる様にしてあります。
  
音が鳴る様になったらトヨタ純正ナビのパナメトリックイコライザーの画面を出して、
動かす周波数と動かす幅を決めて、それからレベル捜査してを何度も繰り返して、
最も生音・生演奏に近い音に合わせて行きました。
ナビオーディオ以外の部分では車1台で3WAYのフルシステムの状態になって、
音のクオリティーとスケール感のバランスの良いノアが仕上がりました。
 

トヨタ ヴェルファイア カーオーディオの音質アップ

2018-03-14
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、トヨタのヴェルファイアです。
 
トヨタ純正の大画面ナビが装着された状態で入庫となって、これまで複数回入庫して、
フロント2WAYのシステムが完結しました。
 
ドアはフル防振を行なった後にアウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのSKY3のケーブルを通しました。
 
カプラーの空きスペースにちょうどピッタリ収まりました。
 
 

ドアにはピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けています。

発売当時はZSP発売15周年記念モデルの200セット限定という位置付けのスピーカーでしたが、
インナー使用も可能という事で人気が高く、現在180セット以上が装着されていて、
近日中に次の200セットの生産が上がる予定で、LTDという名前に反してレギュラーモデルとなります。
 
 
 
ダッシュ上にはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けています。
こちらの根元にもSKY3のスピーカーケーブルをひいて来ています。
純正のナビオーディオの音出力にもSKY3のケーブルをつないで、
ピュアディオチューンのハイローコンバーターにつないで、RCA化した後に
RCAのSKYケーブルにつないでパワーアンプまで送ります。
 
 
ちょっと見え難いのですが、助手席シート下にナカミチ製のパワーアンプを設置しています。
パワーアンプで増幅した音はグローブボックス下のピュアコンに送られて、ここで周波数幅と
インピーダンスとレベルを調整して、ツイーターとミッドに送ります。

通常4ピース構成のピュアコンも、ここではオプションを全て取り付けて、合計10ピースのフル装備で
音をコントロールしています。
 
 
事前にピュアコンで音を整えているのと、SKYのケーブルでクセの無い音の伝送を行なっているので、
ナビ側のイコライザーはあまり動かさなくても自然な音で鳴る様になっています。
 
ピュアディオが考えている『元の音楽に対して付け足しもスポイルもしない』という考えが、
きっちりと詰まったフロント2WAYのシステムが完成しました。
お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

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