取付ブログ
VW・UP!GTI カーオーディオの音質アップ
2018-11-28
今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、フォルクスワーゲンのUP!GTIです。
特殊サイズの純正デッキを利用して、スピーカーの取り付けと、防振作業などを行ないました。
まずドアの内張りを外すと、最近のVW車同様にプラスチックのインナーパネル以外の部分は
鉄板で埋まっている、剛性が高いドアです。
ただし、外板裏は何も貼ってない部分が多く、かなり残響が残るドアです。
そこでベーシック防振で四角いマットと丸いマットと防振メタルの3種類を貼り合わせて、
形・大きさ・共振点の違いを利用して、ドアが重たくならない割りに効率的な防振を行います。
同じ材質を大量に貼る防振では音が鈍くなったり、音が詰まって聴こえたりするので、
本来の楽器の音や声に合わせようとすると、どうしても少ない量で材質を変えて響きの中心を抑えて
防振するという手法を使う様になります。
内張りのプラスチックはかなり薄くて、その薄さをカバーするためにハニカム状の芯を入れて
剛性が上げてあります。
そのハニカム状の上にランダムに厚い薄いを作ったセメントコーティングを施して、
余分な響きが消えた静かで音の良い内張りに変えて行きます。
今回はスピーカーはインナー取り付けではなくてアウター取り付けで、
ノーマルで平面的だった内張りは・・
アウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドのZSP-LTD15を
取り付けて、かなり車がグレードアップした様な見た目に変わりました!
純正ツイーターはピラー根元に付いていて指向性の向きが悪かったのが・・
ダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取りつけました。
向きが変わったのと、マグネットが金属から離れているのと、良い材質の外ドームで音を拡散して届けて、
大幅に高音の質感を高めています。
純正デッキは一度取り外して、裏にPSTケーブルを接続して、グローブボックス下の
ピュアコンに送ります。
ピュアコンは合計10ピース構成のフルオプション装着の状態で、複雑なスロープを形成して、
より高音質を再現しています。
フォルクスワーゲンはバス・ミッド・トレブルの3トーンですが、クセの無い上質な
スピーカーユニットと、10ピース構成のピュアコンで事前に音を整えているので、
調整機能に頼る事無く上質なサウンドを奏でています。
小型で走りの性能の良いUP!GTIに上質なサウンドというもう一つの魅力を加えて、
特別な一台となって納車されました
2代目アウトランダーPHEVが納車に
2018-11-27
昨日宇部店に新しいアウトランダーPHEVが納車されました。
グレードも色も前に乗っていた車と同じにしているので、横から見たらホイールしか
変わった様にしか見えません。
前から見るとライトやグリルが少し変わっていますが、自分には同じ車に見えます。
後ろから見たらどこが変わったか分からず、前回の山口ナンバーから福岡ナンバーに変えれば
違って見えるのでしょうが、スバル車二台が福岡ナンバーを取るのに時間がかかってしまい、
1日でも早く車が欲しかったので福岡ナンバーを諦めて山口ナンバーで登録しています。
宇部店の土地は自分が地主で、会社の本社登記もここなので、最速で登録が付くので、
急ぐ時は山口ナンバーで、車がディーラーに届いて少し日にちが必要で良ければ福岡ナンバーにしています。
今回一番変わったなと思った場所がサイドブレーキの所で、普通の手で引くタイプから電動に変わりました。
便利なんでしょうけど、昭和人間なので今ひとつ馴染めません。
もう一つ4WDのモード切り替えの所にスポーツモードが追加されていますが、
納車されて1メートルも動かしていない間にピットに入れられたのでまだ試していません。
車はオーディオレスでがらんどうなので、とりあえず仕事の足とベーシックパッケージの
デモが出来るまでに仕上げます。
PSTのスピーカーケーブルを這わして・・
ルームミラーの裏からアラウンドビューの画像を取り出します。
1DIN2段のサイバーナビを取り付けて、将来的には下段にCDー700KKを取り付けます。
前のアウトランダーにはETCとドライブレコーダーと屋外型の地デジアンテナの全てを取り付けて
お客様に販売しているので、普通の載せ替えと違って新たに用意しないといけない物が沢山有ります。
昨日の閉店時間では全ての物が付けられなかったので、水曜日の午後には乗れる状態になるでしょう。
マークX・G’s カーオーディオの音質アップ
2018-11-26
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、
トヨタのマークXのG’sです。
アルパインのビッグXを装着した状態で入庫となって、
スピーカーとパワーアンプの取り付けを行いました。
ドアは片ドア3面のフル防振を行った後にアウター・スラントバッフルの施工を行って、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15の取り付けを行いました。
アウターバッフルは複雑な形をしていますが、ノーマルのグリルは普通に直線的で、
手前が少しでも前に出るとダッシュの下の方に当るので、
ダッシュ側の形状に合わせたら複雑な形になりました。
ツイーターはダッシュ上にワイドスタンドを製作して、
JU60を取り付けています。
パワーアンプはJBLのGXーA602をピュアディオでチューンした物を取り付けて、
内部の基盤の2枚のうちの1枚をチューンしたLTというモデルで、
28000円プラス税というお求め易い価格となっています。
(写真は店頭ディスプレイの物)
全ての組み立てが終わって音が鳴る様になったら、
ビックXのセッティングのタイムコレクションを全てゼロにしてから調整に入ります。
グローブボックス下に取り付けたピュアコンのユニットをあれこれと交換して、
最も生音。生声に近い組み合わせを探します。
自分の調整用CDの他にお客様のSDカードに入っている音源も聴いて音を調整していますが、
今回もSDカードの中には自分が直接お会いして、
生の声を聞いた事がある女性ボーカルの方の楽曲が含まれていました。
CD・SD・ラジオ・テレビ・DVDと色々な音源を聴きながらトータルで音調整を行って、
トータルで生音に近いイコライザーのパターンを探り出して、
お客様に納車致しました。
スバル新型フォレスター カーオーディオの音質アップ
2018-11-25
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、
スバルの新型フォレスターです。
スバル純正のパネル一体型のナビオーディオが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工の、
Wパッケージの作業を行ないました。
ただパネルと一体化しているだけではなくて、
上の小画面にオーディオの情報が表示されて、
大画面の下にはナノイーが付いています。
先代のフォレスターではダッシュ上のグリル内には
中高音を鳴らすスコーカーが付いていましたが・・
新型ではスコーカーサイズのプレートにドーム型のツイーターが付いていて、
純正としては広い音域の高音を再生しています。
ドアスピーカーは縦に楕円のプレートに、16センチの丸型スピーカーが付いていました。
自分が想像するには、アメリカでは楕円で表面積が取れる
スピーカーが好まれるので、アメリカ向けには楕円スピーカーで、
日本向けには音量よりも質感を重視して丸型が付いているのではないかと思っています。
また新型フォレスターはサービスホールが塞がっていて、
防水シートの一部にもゴムが貼ってあって、
かなり外からのロードノイズを抑えています。
しかし防水シートとインナープレートを外したら、
外板裏には何も貼ってなくて、スピーカーの残響は残りまくりです。
ベーシック防振では四角いマットで低い響きの残響を抑えて、
丸に表面に模様が入っているマットで中音域の響きを抑えて、
ゴールドに輝く防振メタルで高い響きの中心を抑えるという、
3WAY的な防振を行って、ドアが重たくならない割には響きを
抑える事が出来て、更にブジルゴムやアスファルト系の材質を
必要最小限しか使用しないので、スピーカーの音に余分な低音が乗って来る事がなくて、
正確に音楽が再生出来る様に工夫してあります。
施工後に内張りを組み付ければドアの作業は終了で、
音質も静粛性の両方がアップしたドアに変わりました。
先代ではダッシュのスコーカーで中音を鳴らして、
それにツイーターを加えて高音をプラスしていたのが、新型では
純正ツイーターは鳴らさずに、後付けのATX-25ツイーターで高音を鳴らして、
ドアの純正スピーカーで中低音をならす2WAY構成としています。
実は新型フォレスターの入庫は2台目なのですが、
最初の1台がアウターバッフルの加工があり、納期に余裕が無かったので
ベーシックパッケージのデーターを取っておらず、
今回ベーシックパッケージの探り出しをおこなって、
グローブボックス下に取り付けたピュアコンの値をあれこれと変えて、
最も生音・生声に近くなる値を探しました。
純正ナビはパナソニックのストラーダがベースで、
最初から全てのスピーカーに100センチのディレイがかかっていて、
ここを使わないチャンネルを含めて全てゼロにしてから調整に入りました。
ディレイがかかった方が音が良く聴こえると言われる方もあるかも知れませんが、
自分は多くのボーカリストにお会いして生の声を知っているので、
ゼロの方が正確な音に聴こえて、ファンクラブに入っていてイベントで
ボーカリストの生の声を聞いた事がある方は最初からゼロにした状態で入庫された事もなります。
ピュアコンで音が整ったらイコライザーを操作して更に音を追い込んで、
ベーシックパッケージの手順書を作りました。
お客様は以前のお車でJBLの508GTIツイーターをお使いで、
ATX-25でベーシックのデーターが取れた後に508GTIを移設して取り付けて、
専用のマッチングを出してから納車致しました。
フォレスターのドアはスピーカーが下の方に付いているので、
上限の周波数が耳に届き難く、
その分いつもよりもツイーターの下限周波数を増やしてバランスを取りました。
ATX-25でも508GTIでも、最高のマッチングで音楽が再生出来る組み合わせを見つけました。
スズキ・スイフト スピーカーの音質アップ
2018-11-24
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、
スズキのスイフトです。
スズキ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付けを行いました。
全方位モニター付のナビでこれは便利です。
ベーシックパッケージなのでドアスピーカーは
純正の16センチをそのまま使用して、音質改善を行います。
まず純正ナビは一度取り外して、裏側から音信号を取り出して、
ピュアディオブランドのPSTケーブルをグローブボックス下までひいていきます。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、
その上に現行スイフト専用の値のピュアコンを貼り付けます。
同じスイフトでも先代とは全く値が違って、
先代は現行よりもかなり低音が出ていて、
それを抑えるパーツが含まれていました。
ピュアコンで周波数幅とインピーダンスとレベルを調整した後に、
純正のドアスピーカーとダッシュ上に後つけ
下ピュアディオブランドのATX-25ツイーターに送ります。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、
まず色々なジャンルのCDを再生してスピーカーを慣らしてから調整に入ります。
音を追い込む時は自分が実際に何度もお会いして、
生声や楽器の生音を聴いた事があるアーティストさんの楽曲を使います。
今回のスズキ純正のナビオーディオはバストレブルとフェダーを使って調整して、
低音がやや強めだったのでトレブルをそのままでバスをマイナス1と、
トレブルをプラス1でバスをそのままの2種類を聴き比べて、
トレブルを上げると音がやや粗く聴こえたので、
バスをマイナス1の方を選びました。
自分のCDとお客様のCDの両方で音を確認した後に、
FMラジオでも音を確認しました。
この時間はクロスFMでは立山律子さんが話されていて・・
FM福岡ではBUTCHさんが話されていて、
どちらも何回お会いしたか分からないぐらい何度もお会いしていて、
お二人の声がきちんと聞こえる事を確認してから調整を終了しました。
スイフトのお客様はFM福岡の『音解(オトトキ)』の放送で
サウンドピュアディオの事を知られたそうで、
音の仕上がりにはとても満足して頂きました。