本文へ移動

取付ブログ

RSS(別ウィンドウで開きます) 

スバルBRZの音質と静粛性をアップ

2018-03-26
昨日は朝早く起きて、息子のBRZに乗って福岡店に向かいました。
途中中国道の王司のサービスエリアに止まって、
朝食を取っていたら、隣で「同じ姿勢で運転していると体を痛める。」という話をしていて、
最近はアウトランダーばかり運転していて、同じポジションの車なので体がだらしくなって来て、
気分転換と痛くなる部分を変えるために借りて乗っていました。

 
ただし、ナビとベーシックパッケージを付けただけの状態で、
全く防振をしていないので、いくらエンジン音を楽しむ車とはいえ、
明らかにエンジン音以外のゴーッ!という音が入って来るので、
福岡店で作業の合間に防振作業をする事にしました。
 
 
ピットにはオデッセイが入庫していて、全員で集中して作業して、
約2時間早く作業が終わったので、その時間で防振作業を行いました。
ドアの内張りを外してスピーカーを見ると、
GTは車両アンプ付きの車なのでトヨタ系の表面が光沢がある16センチが付いていて、
ストロークが大きい割りに外板裏が震えているので、あまり音が前に出てこない状態でした。
スピーカーの裏には四角い工場装着のマットが貼ってあって、
初期型の86・BRZよりはマットが大きくなって、材質も硬くなっていました。
 
ドアの後ろの方のには新たに防振マットが追加されていて、
ドアの響きのポイントが変わっているので、
ベーシック防振の貼る位置と材質の図面をやりかえる事にしました。
 純正の防振マット2枚にプラスして、防振マットと防振メタルを組み合わせて、
合計8枚の防振材をプラスして。ドア全体の響きを抑えました。
これで外からドアを軽くたたいてみても、
かなりズッシリとした響かないドアになりました。 
高速道路を走っていてドア以外に気になったのが後方からのロードノイズで、
リアシートの座面を外して床を防振しました。
 
ただここは形状が入り組んでいて剛性が高いのあまり響かず、
防振マットを4枚貼った状態で閉じました。
 
 
トランクルームを開けて床下を見てみると、
一番響く所はあらかじめ防振マットが貼ってありますが、
それでも響きがかなり残っていて、ここの響きを調査して防振する事にしました。
響きの種類を調べてマーキングして
 防振メタルと防振マットを貼り合わせて、
トランクルームからのロードノイズの進入を防ぎました。
BRZのGTにはトランクルームに低音をブースとしている車両アンプが付いていて、
ベーシックパッケージではここに手を入れないといけないのを、
息子の車で作業時間がなかなか取れないとそのままにしていました。
車両アンプに手を入れて、ドアスピーカーとダッシュのスコーカーと、
ピュアディオブランドのATX-25とで完全なフロント3WAY化して、
ベーシックパッケージの持っている本来の性能を引き出しました。
 ナビオーディオは最新型のサイバーナビを使っています。
細かい仕様が変わったので、グローブボックス下のピュアコンの値を変えて、
BRZの作業は完成しました。
今日は宇部市で朝一番からオーディオ以外の仕事の不動産取引があったので、
昨日のうちに福岡から帰っておかないといけなくて、
朝と夕方で宇部市と福岡市を往復しました。

 
行きのロードノイズ入りまくりの、スピーカーの音が外に漏れている状態からすると、
かなり静かになりましたが、日帰りという事で時間が無くて、
ドアが1面しか防振しておらず、リアの静けさの割りにまだドアからロードノイズが進入しており、
「次はセメントコーティングとサービスホールに手を付けないと。」と思いながら移動していました。

カローラ・フィールダー カーオーディオの音質アップ

2018-03-25
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、トヨタのカローラ・フィールダーです。
 
 
オーディオレスの状態で入庫となって、カロッツェリアのCD・DVDプレイヤーと
フロント2WAYのスピーカーの取付等を行いました。
 
 
パッと見は楽ナビかサイバーナビに見えますが、ナビ機能を省いたプレイヤー部のみで、
1DINデッキよりも高音質なので、DVDを見なくてもこちらを選んだ方がいいとお勧めしています。
 
 
フロントドアには方ドア3面のフル防振の施工を行った後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取付けました。
 
 
リアドアの純正スピーカーは臨場感プラスのためにごく小音量で鳴らしていますが、
主に静粛性アップのために2面の防振を行っています。
 
 
外板裏のベーシック防振と・・
 
 
内張り裏のツルツルの表面を処理してからセメントコーティングを行いました。
 
リアドアは静粛性アップのために1面か2面の防振を加えられる方が最近増えていますね。
 
 
ツイーターはダッシュの上にスタンドを使って角度を付けて、ピュアディオブランドのATX-25を
取付けました。
 
 
ピュアディオではツイーターとミッドをバラバラで選べるので、普通のパーツがパッケージされた
パッシブネットワークは使えず、その車種でその組み合わせにピッタリのユニットを組み合わせる
ピュアコンと呼んでいる方式を使っています。
 
 
オプションを含めて合計8ピースの組み合わせを、最も生音に近くなる様にあれこれと交換して
音を追い込みました。
 
 
一年を通じて何人ものボーカリストの方に会って、目の前で生の声を聞いているので、
その声に近くなる様に音色を合わせています。
 
あっ、そういえば最近お客様から「歌っている声と喋っている声って違うんじゃないですか?」と
聞かれた事があります、歌声でも喋り声でも基本的に声紋が一緒で、ライブDVDのMCでは完全に
そのままの声なので、CDでもDVDでもライブ音源CDでも完璧に合わせる事が出来ます。
 
ピュアコンのパーツの組み合わせが決まったら、次はイコライザー調整を行います。
 
 
イコライザーの内容は前の世代のサイバーナビと同じで、あれこれと組合せを変えて
一番生音に近いパターンを探しましたが、結果的に1カ所1クリック動かした所が何度やっても
一番いいパターンという事が分かりました。
 
 
シンプルな構成ながら、音の透明感が高くて静粛性も高いシステムが完成しました。

トヨタ・ヴィッツ スピーカーの音質アップ

2018-03-24
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、トヨタのヴィッツです。
 
トヨタ純正のCD・MDプレイヤーを装着した状態で入庫となりました。
デッキは1DINタイプのカロッツェリアの物に付け替えて、
ベーシックパッケージの装着を行いました。
 
ベーシックパッケージの取り付けなので、ドアの純正スピーカーはそのまま使用します。
一般的に音が悪いと言われている純正のドアスピーカーも、こもっている音域をカッツトして、
インピーダンスをやや上昇させて音に重みを持たせて、
カットした音域を後付けツイーターに任せると、
トレードインスピーカーでは表現出来ない音が再生出来る様になるので、
皆さん不思議に思われます。
 
逆にトレードインスピーカーは音を強調している部分とスポイルしている部分を作って
パッと聴きを良くしているので、本当に音を追い込もうとした時に、
そのクセが邪魔になって、
生音ぽい音にならないのでピュアディオではもう10年以上販売を行っていません。
 
ただ1995年ぐらいまではトレードインスピーカーもクセの無い物が多くて、
2000年になった時にはもう販売したいスピーカーが無い状態で、
2001年にベーシックパッケージの前身のベーシックコースを発売して、
2006年には年に何台か車を買って開発を行い、
音楽アーティストさんへのスポンサー活動を始めて、
生の声を知るという方針に舵を切り、ベーシックパッケージと名称を変更して今の形になりました。
 
 
純正のドアスピーカーはそのまま使用するものの、
純正ツイーターは理想的な向きから位置が反れているのと、
車体の鉄の影響でマグネットの磁力線が曲がるので使用せず、
ツイーターの構造も音広がるタイプの外ドームでない物が多いので使用していません。
中を開けるとマグネットが鉄板に近く、ドームは変形の内外ドームです。
ダッシュの上にはスタンドで適切な仰角。振り角を付けたピュアディオブランドの
ATX-25ツイーターを取り付けて、拡散する上質な高音を再生しています。
純正のドアスピーカーと後付けツイーターの音域分けとインピーダンスと
レベルの調整を行うのはグローブボックス下に取り付けるピュアコンです。
通常は4ピース構成でビッツ用の決まった値がありますが、
今回はオプションを1品プラスして、6ピース構成で更に音質をアップさせます。
そのためパーツを何品か交換して、生音に近くなる組み合わせを探しました。
 
 
ピュアコンのマッチングが取れたら最後にデッキのイコライザー調整を行います。
5バンドの簡単なイコライザーですが、ピュアコンで3バンド分の
音域をコントロールしているので8バンドと同じ様な調整が可能で、
イコライザーの手前で音を追い込んでいるので、1ヶ所1クリック動かすだけで音がまとまりました。
 
 
シンプルな構成ながらツボを抑えた生っぽい音に仕上がりました。
 

ランドクルーザー・プラド カーオーディオの音質アップ

2018-03-23
今日ご紹介する1台は、昨日の完成車から、
トヨタのランドクルーザー・プラドです。
カロッツェリアのサイバーナビを装着した状態で入庫となって、
フロント2WAY+サブウーファーのフルシステムの取り付けを行いました。
まずはエアコンの操作パネルの下のフタ付きの小物入れを加工して1DINスペースを造作して。
以前からお使いだったナカミチのCD-400を取り付けました。
 
次にドアの内張りを外して、片ドア3面のフル防振の施工を行います。
 15年から20年ぐらい前のプラドは外板裏にマットが沢山貼ってあったイメージがあるのですが、
現行のプラドでは外板裏に何も貼ってなくて、
鉄板の響きが気になるのですが、
逆に何も貼ってないからこちらの思う様に響きが調整出来て、良い面もあります。
  
防振メタルと四角い防振マットと、見えない部分に丸い防振マットが貼ってあり、
片ドア合計8枚の防振材が貼り合わせてあります。
 
実は四角のマットは材質の違いで2種類あるので、
実際には4種類の材質を貼り合わせています。
外板裏の防振が終わったらサービスホールを塞ぐ防振を行います。

 
塞いだ部分の写真がブログでほぼ出て来ないのが、
かなりこった貼り方をしていて、そこが一番の売りのポイントなので、
極力見せない様にしてあります。
 
当然施工されたお客様にはきちんと写真が残こしてあるので、
お見せ致します。
 
 
外した内張りにはひじの辺りに吸音フェルトが貼ってあって、
ここからロードが入りやすいんだろうな、という事が想像されます。
 一度フェルトを剥がして、内張り裏をセメントコーティングを施した後に
再びフェルトを元の位置に戻します。
手前で2段階防振して、更にフェルトの後にセメントコーティングで固めているので、
音質・静粛性。断熱性の3つが格段に上がっています。
 
 
ドアの内張りの表面にはアウター・スラントのバッフルを製作して、
車内側からピュアディオブランドの高級スピーカーケーブル・SKY3を通しました。

バッフルにピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けたら、ドアの作業は完了です。
ノーマルの内張りと比べたらこんな感じで、
上の写真がかなりスピーカーが上を仰いでいるのがお分かり頂けると思います。
 ただ上に角度を付け過ぎるとマイナス面もありので、これは絶妙な角となっています。
 
 
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、
以前のお車で使われていたユニコーンツイーターを移設して取り付けました。
ラゲッジルームにはアンプボードを製作して、
ナカミチのパワーアンプとピュアディオチューンのチャンネルディバイダーを取り付けて、
25センチのサブウーファーも取り付けました。
(ウーファーが付く前の写真ですみません)
 
 
システムはサイバーナビの音をCD-400の外部入力に入れて、
CD-400からリアのチャンネルディバイダーに送り、
そこで低音と中高音に分けて、
パワーアンプで別々に増幅した後にフロントスピーカーとサブウーファーに送られています。
フロント信号はグローブボックス下のピュアコンに送られてツイーターとミッドに分配して、
それで車全体で3WAYのシステムとなっています。
ZSP-LTD15とユニコーンツイーターという珍しい組み合わせで、
野田君から電話でパーツの組み合わせについて相談がありました。
 
上手く音がつながらないという事で、「ブラックボックスの中のリード線をカットして。」
と指示したら、特性が変わって見事にマッチングしたそうです。

 
これが大手メーカーの製品だとスイッチになっている所でしょうが、
スイッチのロスがけっこう気になる部分なので、
そこはあえてリード線をカットで低ロスで動作させています。
 
 
音質と静粛性と断熱性の全てを改善して、
特別なランドクルーザー・プラドが完成しました。
 
 

ホンダ ステップ WGN カーオーディオの音質アップ

2018-03-21
今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、ホンダのステップWGNです。
 
ホンダ純正のギャザーズの大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
フロント2WAYのシステムを1式取付けました。

ドアはフル防振の施工の後にアウタースラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取付けました。

ドアの外板の何も貼ってない部分に防振メタルと、四角と丸の防振マットを組み合わせて、
ドア全体の響きを静めます。

響きの中心を探り出して、その響きの音域に合った材質と形を選んで防振した後に、
サービスホールを塞ぐ防振を行います。

外した内張りは下処理を行った後に、セメントコーティングの施工を行って、ドアに組み付けます。

ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60を取付けました。

静粛性アップのために、リアのスライドドアにも防振の施工を行いました。

ここは構造が入り組んでいるので、意外と時間がかかります。
 
更にリアのハッチからのロードノイズの進入を防ぐために、内張り裏にセメントコーティングを行いました。

現行のステップWGNはわくわくゲートになっているので、ハッチの内貼りが2分割になっていて、
ここからのロードノイズの進入が多いからか、吸音フェルトが貼ってありました。

全ての組み立てが終わって、音が鳴る様になったら、純正ナビの音調整を行います。

バスとトレブルが1クリック2デジベル刻みで動き、ミッドのみ1・5デジベル刻となっていますが、
外部のイコライザーアンプを取付けるためにここの機能は全てゼロデジベルにします。
 
 
運転席のシート下にピュアディオチューンのイコライザーアンプを取り付けています。
 
イコライザーアンプにしては小型で調整機能は少ないのですが、3トーンに比べたら
随分と細かい調整が出来ます。

シンプルな物をチューンしているので、スキッとした音で、バンド数が多くてクリックが細かくて
ややこしい音がする物に比べると、聴き疲れがしない音がします。
 
これまではステップワゴンの大画面ナビはパナソニック製でしたが、マイナーチェンジ後に
ダイヤトーン製に替っていました。
 
 
音響効果のオンにして全てをオフにするか、音響効果そのものをオフにするかで音のイメージが
違って聴こえ、何度もオン・オフを繰り返しながらイコライザー調整も行って、色々な組み合わせを
比較して音決めを行いました。
 

それにプラスしてグローブボックス下のピュアコンのパーツの組み合わせも変えて、
かなり時間をかけて音を追い込みました。
お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
TOPへ戻る