取付ブログ
カローラ・フィールダー カーオーディオの音質アップ
2018-08-11
今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、
トヨタのカローラー・フィールダーです。
トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
フロント2WAYスピーカーとベーシックウーファーパッケージの取り付けを行いました。
ドアには片側3面のフル防振の施工を行った後に、
インナープレートを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けました。
グリルの奥に黄色いケブラーコーンが見えて、
ZSPが付いていというのが分かります。
ダッシュにはスタンドを使って角度を付けた
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けています。
2001年に発売した青いドームのピュアディオツイーターが200セット取り付けしていて、
JBLのシルバードームのGTIと
ブラックドームのPシリーズのツイーターが合計1100セット取り付けしているので、
ベーシックパッケージとして合計1300セット取り付けていて、
それが15年間の話なので年平均86セットとなり、
それでも普通のカーオーディオ専門店としてはかなり取り付けている方ですが、
現在のATX-25が2年半で600セット取り付けているので、
年平均240セットの取り付けですから、
いかにヒット商品だという事がお分かり頂けるでしょう。
逆にカタログに掲載されていながら取り付け台数が少ないのが
『ベーシック・ウーファーパッケージ』です。
正直なところJBLの25センチウーファーがあまり入荷が少なくて、
全面に出してPRするほどのユニットの確保が出来ていません。
今回まあまあの数が入庫して来たので、
やっとお客様にアピール出来る状態になりました。
カタログに載っている基本パッケージは薄型ウーファーで
エンクロージャーも小型の物ですが・・
追加金を頂ましたら深いマグネットの大きな
エンクロージャーで取り付ける事も可能です。
その場合は商品の差額だけをベーシックウーファーパッケージの価格に
プラスするだけですから、追加でバージョンアップされる方もおられます。
今回はウーファーの表面にフラットなグリルを取り付けて、
物が当たっても大丈夫な様に作ってあります。
ウーファー用のJBL製のウーファー用のモノラルアンプは、
運転席の下に取り付けてあります。
グローブボックスに取り付けたピュアコンはオプションを含めて
合計10ピース構成のフルバージョンで、ウーファーを追加した時の
フロントスピーカー用のスロープを持っていない純正ナビオーディオでも、
フロントの下限周波数をコントロール出来ます。
全ての結線が終わって音が出る様になったら、
純正ナビオーディオのイコライザー調整を行います。
ウーファーとフロントスピーカーのつなぎの音域のみ2カ所動かして、
後の音域は全てフラットにつながっています。
この様に純正のナビオーディオを使っても、
サウンドピュアディオではスムーズにシステムアップが可能となります。
三菱RVR カーオーディオの音質アップ
2018-08-10
今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、
三菱のRVRです。
パナソニックのストラーダを装着した状態で入庫となって、
ベーシックのWパッケージの取り付けと、
ドアスピーカーの交換作業を行いました。
まずはドアの内張りを外して、
ドアの外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合せます。
白い工場装着のマットが貼ってあり、その効果を有効に使いながら、
後付けの防振材でドア全体の響きを抑えます。
純正の防振材の端が波状になっているのも訳があり、
そこに防振メタルと四角と丸の防振マットを加えて、
より効果的な防振が出来ました。
純正スピーカーはとり外して、
同じサイズのJBLのGX600Cのミッドを取り付けました。
世の中にドア用の16センチスピーカーは沢山ありますが、
なかなか音色がスタジオっぽくて低価格という物が見つからず、
見つけたとしてもピュアコンの開発に時間がかかってしまい、
ピュアディオでは昨年からの本格的発売となり、
やっと起動に乗ったとたんにメーカーの販売が終了して、
昨年の12月にメーカーの倉庫にある在庫は
全て買い取って自社の倉庫に保管しています。
そのぐらい当たりの(音にクセが無い)ユニットを見つけて、
それに合うピュアコンを開発するという事は大変な事なのです。
防振作業とスピーカー交換が終わって、
内張りを組み付ければ見た目は以前とは全く変わりません。
三菱車独特のミラー後ろに若干角度を付けたツイーター位置も、
見た目のスッキリさに反して音は近くて反れて聴こえるので、
ここは使いません。
またグリルの音抜けもそうとう悪いグリルが使ってあります。
ダッシュの上にスタンドを使ってピュアディオブランドのAT-25を取り付けて、
純正よりも距離感があって、
マグネットが車の鉄の影響を受けなくて、
伸び伸びとした高音を再生します。
スピーカーの取り付けが終わったらストラーダから音信号を取り出して、
グローブボックス下に取り付けるピュアコンに送ります。
GX600Cのミッドには機械巻きではなくて、
手作業で一から巻き上げる極端に巻の少ないコイルが必要で、
その開発で手間取って発売まで時間がかかりましたが、
その甲斐有って現在では人気商品となっています。
入庫した時は極端にメリハリを付けたイコライジングでも物足りなかった音は、
3ヶ所1クリックづつ動かしただけで、
スムーズでナチュラルな音が再生出来る様に改善されました。
BMW3シリーズ カーオーディオの音質アップ
2018-08-09
今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、
BMWの3シリーズセダンです。
プラグイン・ハイブリット車で、
福岡店と宇部店はプラグインの充電システムを持っているので、
作業中に満充電にしてお帰り頂く事が可能です。
ただ今回のお客様は宮崎県からお越し頂いているので、
電気だけの走行は福岡県で切れてしまい、
後はガソリンで走る事になります。
作業内容はBMW用のベーシックパッケージにオプションを数点追加して頂いている内容で、
1日では終わらない内容で、一度代車に乗って宮崎県にお帰りになりました。
現行BMWではドアの上の方に10センチスピーカーが付いていて、
その特殊な取り付け位置のためにかなり苦労する車種です。
更に3シリーズでは前期・中期・後期型で微妙に音が違い、
4Ωスピーカーの車と2オームスピーカーの車があり、
シート下のウーファーが座面の深さで聴こえ方が違い、
スポーツとラグジェアリーで鳴り方が違います。
つまり3種類×2種類×2種類の12通りのパターンがあって、
パッケージをその違いに合わせているとツボを掴むのに時間がかかり、
2Ωのラグジェアリーの一番セッティングに時間がかかる車を自分で買って、
それで実験して3シリーズの完璧なマッチングの出し方を習得しました。
前期型のハイブリット車が2Ωだったので今回も2Ωと予測していたら、
プラグイン・ハイブリットは4オーム仕様だったので、
自分の乗っていた2Ω車のデーターは使えませんでした。
ベーシックパッケージなので
いつものピュアディオブランドのATX-25ツイーターをダッシュに取り付けて・・
ドアのスコーカーはあらかじめボックスに組んで
鳴らし込んでおいたピュアディオブランドのISP-130に交換しました。
ドアにはベーシック防振とセメントコーティングの施工を行って、
音質と静粛性と断熱性をアップさせています。
シート下のウーファーはそのまま使用していますが・・
イコライザー内蔵のパワーアンプを取り付けて、
スマートフォンでフロント3WAYとなったスピーカーの音の調整を行います。
7バンドのイコライザーですが、全ての周波数を自由に動かす事が出来て、
31バンドイコライザーの狭間にある周波数もコントロール出来るので、
意外と細かい調整が可能です。
グローブボックス下にはイコライザーアンプとピュアコンを設置して、
ATX-25ツイーター・ISP-130・標準ウーファーの
3点セットに最も合う組み合わせを探しました。
イコライザーやピュアコンで調整しても元の音がフラットで送られているとは限らないので、
純正オーディオを若干調整して、トータルで音を合わせて、
入庫時に比べたら素晴らしくフラットで生音に近いサウンドに変身しました。
BMWは年式グレードで元のオーディオの音が違うのと、
取り付けるシステムの内容が少しでも違うとセッティングが違うので、
個別対応と言っていいぐらいの詳細なパーツ選びが必要となり、
きちんと鳴った後は「良い仕事をした!」という充実感があります。
ハリアー JBLサウンド車の音質アップ
2018-08-08
今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、トヨタのハリアーです。
以前ベーシックのWパッケージを取り付けて頂いていたお車に、スコーカー交換のシステムアップを
行ないました。
ツイーターはピュアディオブランドのATX-25に、ダッシュのスコーカーとドアの
ウーファーはそのままに、ドア防振とピュアコンをプラスして音質アップしていました。
ナビオーディオのパネルにはグリーンエッジと書いてありますが・・
ドア内のウーファーもダッシュのスコーカーもオレンジのスポンジでリングが作ってあります。
おそらく昔のJBLのホームスピーカーがエッジが濃い緑がかっていて、そこから栄光の
グリーンエッジという意味ではないかと自分は想像しています。
今回の作業ではスコーカーを取り外して、代わりにピュアディオブランドのISP-70に交換しました。
表面積が純正よりも広くなって中音域が以前よりも濃くなります。
フロント3WAYのうちの1品が変わっただけですが、ピュアコンはスコーカー音域の調整だけでなく
ツイーターの音域を広くして、双方とも周波数レンジを下の方に引っ張っています。
現行のハリアーのJBLサウンド車はドアはウーファーで低音のみしか鳴らしておらず、
ラゲッジの右サイドにはサブウーファーが付いていて、更にパワードのウーファーが最初から
付けてあった3種類のウーファーがなっていたので、これまで中高音は負け気味だったのですが、
スコーカー交換とピュアコンの数値を変えてツイーターの音域を広げたので、足りなかった音域が
アップして来ました。
これでドアのウーファーをJBLのP660は670GTIに交換して、ピュアコンで
インピーダンス変換したら、ドアからの音のキレがアップして、もっと理想的なサウンドになるでしょう。
スバル.レヴォーグ カーオーディオの音質アップ
2018-08-06
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、
スバルのレヴォーグです。
スバル純正のケンウッド製のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
以前ベーシックのWパッケージの取り付けをして頂いていました。
今回はシステムアップのための2回目の入庫で、ドアのセメントコーティングと、
ドアのスピーカー配線の引き替えと、スピーカーの交換を行ないました。
ドアの内張りを外して、純正スピーカーも外して、
インナーバッフルを製作します。
スピーカーはJBLの670GTIのミッド単品販売の物で、
通常はツイーターとのセット販売ですが、
ピュアディオでは独自にミッドのみの販売を可能にしています。
現在ピュアディオのISP-130が欠品していて、
それに税きプラス2万円の670GTIのミッドか、
マイナス13000円のGX600Cのどちらかで対応しています。
ただしISP-130は一部の材料調達に難があり、
再発売が可能かどうか微妙なので、
今回のモデルかGX600Cが当面ピュアディオ推奨モデルとなります。
670GTIのミッドはかなりマグネットが大きいので、
インナーのレインガードもしっかり作らないといけません。
外した内張りには下処理を行なって、
手作業でランダムに厚い薄いを作って、
ドアが重たくならない割に振動を消せる様に塗り込みます。
セメントコーティングが乾いたら内張りを組み付けて、
見た目は純正のままですが、
スピーカー交換とドア防振は片ドア2面にアップしたので、
音質・静粛性そして断熱性もアップしました。
ツイーターはベーシックパッケージの時に購入された
ピュアディオブランドのATX-25をそのまま使用して・・
ダッシュの上の純正スコーカーは670GTIの中音域の効率が高いので、
外して2WAYとして、音のつながりを良くしました。
フロント3WAYのベーシックから2WAYのシステムに変更したので、
グローブボックス下のピュアコンの値を変更しました。
全ての結線が終わったらスバル純正ケンウッドナビの音調整を行います。
ホールシュミレーションやサラウンド、そしてタイムアライメントは全てオフで使い、
スピーカーのストロークが大きくなって
少し低音が出気味なのでイコライザーで少し絞り、
レヴォーグのセッティングは終了しました。
奥行きの深いスピーカーに交換したので雨漏りチェックはしっかり行なって、
問題ない事を確かめて納車の準備に入りました。
スピーカー交換とドアのケーブルの引き換えと、セメントコーティングの追加で、
音質と車の質感もアップして、レヴォーグは納車されました。