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取付ブログ

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ノートeパワー カーオーディオの音質アップ

2024-02-11
今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の完成車から、日産のノートeパワーです。


日産純正の2DINデッキを取り外して、カロッツェリアのDEHー970の
1DINデッキを取り付けて、ベーシックパッケージとベーシック防振の
Wパッケージの作業を行いました。


純正の16センチスピーカーはそのまま使用して・・


ダッシュの上にピュアディオブランドのATXー25ツイーターを、
スタンドを使って適切な仰角と振り角を付けて取り付けます。


グローブボックス下に比重の高いMDF板を敷いて、その上にピュアコンの
4ピースのユニットを取り付けて2WAYの状態で鳴らします。


ドアは内張と防水シートと純正スピーカーを一度取り外して、何も貼ってない外板裏に
共振点の違う4種類の防振材を貼り合わせます。


ドア内は指ではじいて響きの中心と周波数を調べて、合計8枚の防振材を貼りますが、
今回は3枚を2分割して貼ってあるので、今回のドアでは11ポイントの響きの中心を抑えています。


また防振材の散らし方にもコツがあり、丸の防振材はなるべく離れた位置に取り付けて、
近くに付ける事で同じ周波数を減衰し過ぎて音が詰まってしまうのを防いでいます。


更に丸型の防振材の表には独特の模様が付いていて、これで
振動が表を通過するのを防いでいます。


同じ年式の型式のノートは宇部店と福岡店で各一台づつ持っていて、
ピュアコンの値は既に出ているのですが、同じカロッツェリアでも楽ナビと
1DINデッキで音の傾向が違うので、ピュアコンの値を少し変えてなるべく
イコライザーで合わせなくても音が滑らかに聴こえる様に工夫しています。


実は以前はノートのガソリン車も持っていて、同じボディーのノートを
3台持っていましたが、そこに甘んじる事無く音のチューニングには
この組み合わせ専用で考えてピュアコンの値を選びました。

詳しく書くと楽ナビで合わせた値では音が薄くてキャンキャンした感じがして、
それをイコライザーだけで下げてレベルを合わせると音の艶が無くなってしまうので、
ピュアコンでややインピーダンスを高めに設定して、音に重みと艶を与える
という考えで値を選びました。

シンプルなシステムでも限界まで生音・生声に合わさせて頂いています。



BMW3シリーズ カーオーディオの音質アップ

2024-02-10
今日ご紹介する1台は昨日の宇部店の完成車から、BMWの3シリーズのツーリングです。



純正の異形パネルのナビオーディオを活かしてスピーカーとピュアコンを取り付けていた所からの
システムアップを行いました。



ツイーターは2台前のお車からB&W製の物を移設して取り付けていて、
その前にお使いだったZSP-MIⅮはサイズが車に合わないという事で取付を諦められていました。



BMWは床下薄型ウーファーとドアに9センチのスコーカーが付いているので、
そこをミューディメイションのキットに交換していました。



ただツイーターとのグレードに差があり過ぎるので、
後から発売されたピュアディオブランドのISP-91に交換して、
ツイーターとスコーカーのグレード感が合って来ました。



更にラゲッジ下にピュアディオチューンのパワーアンプとハイローコンバーターと、
以前からお持ちだったアナログイコライザーを取り付けて、
フロント3WAYのスケール感があるシステムにグレードアップしました。



今回ハイローコンバーターは4CHモデルの2CH化の物と、
2CHモデルをモノラル化した物の2種類を聴き比べして、モノラルを2連結した方がかなり音に艶があって、
音に安定感があるのが分かりました。



音が鳴る様になったらナビの音調整機能を使って音を追い込んで行って、
以前このタイプのBMWを乗っていた事があるので、勝手知ったるスイッチ配列をスイスイと動かして、
パネル内の調整で限界まで追い込みました。



ラゲッジ内から一度30バンドイコライザーを取り出して、更に細かい音調整を行って、
ピュアコンの値も微調整して、
BMW3シリーズとしてはとてもクオリティーの高いシステムに仕上がりました。



自分が3シリーズのツーリングに乗っている時にかなり手をかけてシステムアップを行いましたが、
今のオリジナルパーツは当時無かった物が多く、これらがその時にあったら!と、
今のチューンニングパーツの生音に対する音の忠実度に驚きました。



2024-02-09
今日取り上げた話題は現在ピュアディオでは話題の商品のチューニングのパワーアンプと、
新型のハイローコンバーターについてです。



前に書き込んだ事と重複する部分もありますが、
それでもイメージ出来なかったと言われる方もあったので、もう少し詳しく書かせて頂きます。



既に購入されているお客様もおられる一方で、
「パワーアンプを付けても音質が上がらずに音だけ大きくなった。」とか、
「ハイローコンバーターって、何だか音の透明感が落ちる様な気がする。」という、
ネガティブなイメージを持っておられる方も多くおられます。



そのほとんどの方が過去に量販店や他の専門店で購入経験のある方で、
どうしてもパワーアンプとかハイローコンバーター、
またはその2つを組み合わせたシステムで苦い思いをされた方のご意見です。



またチューニングした製品にネガティブなイメージをお持ちの方もある様で、
ホームオーディオの専門店のこれでもかというぐらいの音に勢いを付けた製品を買われて、
「最初は良い音と思っていたけど、長時間聴いていると疲れて来る。」というチューニングモデルに
拒否反応を示す方もありました。



当社も1990年代にはチューニングモデルは少なくて、
よほど内部配線がチープな物は高価な物に内部配線を交換という様な物は存在していました。



1990年代は例えばホームオーディオで言えばセミプロ的な商品がまだあって、
スタジオで使えるレベルの物で市販で入手出来る物が多くあって、別にチューニングする必要もなく、
更にそういったメーカーがノーマル品をチューニングした限定モデルも発売していたので、
チューニングする必要が無かったというのもあります。



それが2000年の少し前からプロ的な商品が姿を消して、
クセの強い製品を組み合わせてお客さん好みの音を作るとオーディオ業界が変わって来て、
セミプロ的な商品は市場から消えてしまいました。



そんな売りたい商品が手に入らないという状態が1999年には起こって、
そこからセミプロ的な商品を発売するに当たって2年間準備をして、
店名をオーディオボックスからサウンドピュアディオに変えて、
最初の売り込みは『カーオーディオチューニングショップ』という
新しいジャンルという出だしだったのですが、
これが車のチューニングのイメージがパワーばかり上げるバランスの悪い事をするショップもあって、
イメージが悪いので直ぐに撤回しました。



それからピュアディオがスタジオ用スピーカーの構造や素材を研究してカー用として発売したZSPシリーズは、「無理をさせなければ15年ぐらいは持つはずです。」と言っていたのが、
20年を越えても健全に鳴っているユニットもあるぐらいのロングランヒットとなりました。



ただここに来て困ったのが純正オーディオのディスプレイオーディオ化で、
これまでのナビオーディオからプレイヤー部を抜いて低コスト化しただけではなくて、
パワーアンプ部のインピーダンスに対応能力が減って来ているという問題が出て来ました。



これは2000年代の純正オーディオに比べたら2020年代のディスプレイオーディオは、
表示パワーはこれまでと同じでも音楽再生時の激しく上下するインピーダンスの変化に追従する能力が
減っていて、自分のイメージでは過去の純正では瞬間的であれば下は2Ωから上は10Ωぐらいになっても
きちんとスピーカーを押せる能力があった物が、
最近のディスプレイオーディオでは3オームから7Ωぐらいでないときちんと押せない様な、
言い方を変えれば腰砕けした様な鳴り方になって来ています。



それを改善したのがディスプレイオーディオ対応の新型のピュアコンで、
見た目は前と同じでもラベリングで差が分かる様にしてあって、
再生周波数の下の方から上の方までパーツの組み合わせによって
合成インピーダンスを4Ωからあまり外れる事がない様にする仕様で、
これでディスプレイオーディオによる音の腰砕けをかなり改善して行きました。



それでも「以前のオーディオはもっと音が良かった!」と言われるお客様のために
今年発売したのがピュアディオチューンのパワーアンプで、
物だけが先に販売していながらまだネーミングの方が出来ていないという状態で、
良いネーミングは無いものかと後から考えている次第です。



いくらアンプが良くても純正オーディオのスピーカー出力をRCA変換する
ハイローコンバーターがノーマルではお客様のイメージされる
『パワーが上がっても音のクオリティーがいまいち』になってしまうので、
元々ステレオタイプのハイローコンバーターを2個をモノラル化して、中のパーツを大型化して、
左右を別ケースにした事によって左右のセパレーションを良くしたという優れ物です。



パーツの大型化だけでなくて、
このモデルからは一度マークレビンソンのホーム用のアンプで性能テストして、
ゲイン調整はある程度はあらかじめ決めておいて、車内では微調整のみで良い様に設定してあります。



またゲインも僅かなズレが起きない様に市販のドライバーを切って削ってをして、
ピッタリ合う物を作って調整しています。



ここまで手をかけるとこれまでお客様がネガティブに思われていた
パワーアンプやハイローコンバーターに対するイメージは皆無で、
特にハイローコンバーターとパワーアンプとピュアコンでトータルで音決めをしている所が
市販品の寄せ集めで音造りするのとは違っていて、
そこへ多くの演奏家やボーカリストに実際にお会いして生音・生声を知っての音造りとは違う部分です。



そのため製品を単品で通販や持ち帰りで販売する事はなくて、
トータルでシステムを構築される方にのみ販売で、
音調整はすべてお店の方で責任を持って行うという事を何十年も続けています。



普通だったらコイルとコンデンサの組み合わせは一定で変えられない所を、
ピュアコンのブラックボックスで微妙なコイルとコンデンサの値を変えていて、
その車とそのシステムに最も合う組み合わせを探っています。



写真で赤い線で引いている部分は通常のベーシックパッケージだけで
これだけのストックが必要という事で、コイルとコンデンサの比率を変えてインピーダンスの調整が
出来る所が大手メーカー製のパッシブネットワークと違う所です。



以前からサウンドピュアディオはインピーダンスの微妙な差を調整する事で
高音質を謳って来ましたが、純正がディスプレイオーディオ化した事によって、
インピーダンスのコントロールの重要性が表に出て来ました。



アウトランダーPHEV カーオーディオの音質アップ

2024-02-08
今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業から、三菱のアウトランダーPHEVです。



自分も一時期乗っていて、
CD-700KKに1ⅮINのサイバーナビとの組み合わせが4兄弟になっていました。



今回の作業でサイバーナビを取り外して、アルパインのディスプレイオーディオに交換して・・



ツイーターは長年使われていたB&W製の物から、JU60のブラックタイプに交換しています。



ツイータースタンドは前の物が合わないので、新しくワンオフで製作しています。



ドアスピーカーはピュアディオブランドのZSPのブラックタイプの限定を使用していて・・



リアサイドを作り込んで埋めているZSPのウーファーもブラックの限定品です。



ラゲッジ下にはナカミチのPAー2002Pを2台取り付けていて・・



ピュアコンはその前にブラックボックス4連で取り付けていて、
そのため前までSKY3のケーブルを4本スピーカーまでひいています。



左横にはピュアディオチューンのデジタルプロセッサーを取り付けて、
イコライザーとチャンネルディバイダーの機能のみを使っています。



ツイーターが変わったのでピュアコンの値も変わって、
ピュアコンの数値を微妙に動かしながらタブレットでイコライザー操作も行います。



組み合わせが特殊なのでピュアコンは数個カスタマイズしながら付け替えて、
コイルもブラックボックスもいつもと違う値を取り付けています。



特にブラックボックスの中のコイルとコンデンサの比率を変えるとインピーダンスが変わって来て、
同じ周波数幅でもコイルが大きめでコンデンサが小さめにするとインピーダンスが上がって
音にふくらみが出て来て暖かい音色で、コンデンサ大きめでコイルを小さめにすると
インピーダンスが下がって音のキレが良くなり、音色がクールになって来るので、
イコライザーのレベルの上げ下げでは調整出来ない音の表現が出来るのがピュアコンの良い所です。



自分が実際にお会いして生の声や生の楽器の音を聴いた事がある音源を使って、
より生の音に近くなる様にインピーダンスの調整とユニットの周波数幅の調整と、
最後にイコライザーを使った角周波数のレベル調整で音を追い込んで行きました。



ゴールデンウイークのお休みのお知らせ

2024-02-07
今からゴールデンウイークの休みのお知らせとは気が早いと思われる方もあるかも知れませんが、
サウンドピュアディオでは遠方から連休を利用して、観光旅行を兼ねて取付に来られる方がおられて、
事前に休みを知っていて移動や宿のスケジュールを決めたいというお問い合わせが既に来ております。



また取付作業の間は代車で観光をされるので、代車のスケジュールも決めないといけないので、
今の時期にゴールデンウイークの休みを決める必要がありました。



そんな訳で今年のゴールデンウイークのお休みは5月3日・4日・5日の3日間で、
宇部店は定休日の火曜日はお休みで、福岡店は火曜と水曜日がお休みとなっています。



定休日をまたぐお預かりが可能であれば続きでお預かりいたしますし、
福岡店に限っては事前ご相談を頂ければ水曜日に作業を行う事も可能です。



本日はゴールデンウイークの定休日以外に取らせて頂くお休みのお知らせをさせて頂きました。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
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