取付ブログ
ヤリスクロス スピーカーの音質アップ その2
2022-08-05
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、長崎県からお越しいただいたお客様の
トヨタ・ヤリスクロスです。
トヨタ純正の大画面のディスプレイオーディが装着された状態で入庫となって、
ベーシックのトリプルパッケージにプラスオンしたシステムが完成しました。
ピュアディオブランドのATXー25ツイーターを使ったベーシックパッケージに、
前後のドア4枚にベーシック防振を施工したトリプルパッケージですが・・
今回はリアのラゲッジ下に防振施工を行って、リアからのロードノイズの進入を防いでいます。
またグローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、普通は4ピース構成のピュアコンなのですが、
オプションのSSFを加えて合計6ピース構成の状態にしています。
オプションが増えると調整する音域の個所が増えるので、
ディスプレイオーディオの3トーンが6トーンになった様な調整が出来ます。
ピュアコンは以前取り付けたヤリスクロスの値を最初に入れて、
ディスプレイオーディオの大きさと製造時期が違うので、この年式のこの画面に合わせてピュアコンの値を
探って行きます。
最初はバスマイナス1でミッドとトレブルがプラス1でバランスが良いと思っていたのですが・・
このスピーカーグリルが斜めになったスピーカー位置では、少し値が違ってもかなり音色が変わった様に
聴こえます。
あーでもない、こーでもないとユニットの値を変えて何度も聴き直して、
この年式のこのサイズのディスプレイオーディオで、最も生音・生声で聴こえる組み合わせに辿り着きました。
最終的にはディスプレイオーディオのトレブルもミッドもセンターで、
バスのみマイナス1の位置が最も生に近い状態になって、極力トーンコントロールは最小限に動かすのが
滑らかの音を出すのには良い様です。
自分がこれまで何度もお会いして生声や生音を聴いた事のあるボーカリストや演奏家の楽曲に加えて、
海外アーティストの楽曲もポータブルプレイヤーに録音しておいて、
調整時に使っていますがエンヤのアラマンタインという非常に周波数レンジの広い楽曲が、
ノーマルのディスプレイオーディオでは表現出来ないサウンドで鳴る様に改善されました。
ステップワゴン・スパーダ カーオーディオの音質アップ
2022-08-04
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、ホンダのステップワゴンスパーダです。
ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
フロントスピーカーの取付を行いました。
フロントドアには片側3層のフル防振の施工を行った後に・・
ドアにピュアディオブランドのPSTケーブルを通して、JBLのP660Cミッドバスを取り付けています。
ダッシュは左右広範囲にマスキングをして、ワイドスタンドをパテで型取りしました。
そして表面を綺麗に削って、植毛塗装を行って、JU60用のワイドスタンドが完成しました。
JU60はブラックボックス4連が標準で、
コイルとオプションのSSFで8ピース構成のピュアコンで広範囲に音をコントロールします。
それでもコントロールしきれない部分はナビのサウンドセッティングで調整して、
一度音を強調する機能は全てオフにして、今回はスタジオ風からややコンサートホールのPAに寄せた
セッティングを行いました。
イコライザーは何通りかパターンを決めて、ここが一番良いパターンと思ってもメモリーしたら
やや違って聴こえて、何度もメモリー・再生を繰り返して音を追い込みました。
白いボビンの井川が一から手巻きしたコイルを使用していて、今回は通常の1マイクロ刻みではなくて、
0・5マイクロ刻みで値を用意して、PA風の最も生音・生声に近いセッティングに仕上げました。
フィットクロスターe:HEV カーオーディオの音質アップ その2
2022-08-03
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、ホンダのフィットクロスターe:HEVの続きです。
オーディオレス車の2DINスペースの下段にナカミチのCDー700Ⅱを取り付けて、
上段にサイバーナビの1ⅮINのポップアップタイプの物を取り付けました。
フロントドアは片側3面のフル防振の施工を行った後に、アウタースラントのバッフルを製作して、
アウターとドアを金属シートを使って繋ぎます。
金属シートの表面はセメントコーティングの施工を行って、剛性アップと表面の粗目で裏に廻った音の分散を
行っています。
2台前のお車から移設し続けられているピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けたら
ドアの作業は完了です。
ダッシュの上にはワイドスタンドを製作して、B&Wのシルバードームのツイーターを取り付けています。
リアのサイドを作り込んで、エンクロージャーを埋め込んで、
ピュアディオブランドの25センチサイズのZSPウーファーを取り付けて、車全体で3WAYとなる、
ハイエンドのシステムが完成しました。
ラゲッジ下にはパワーアンプとピュアディオチューンのデジタルプロセッサーが埋まっていますが、
まだアンプボードを製作途中で撮影が出来ませんでした。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、CDー700Ⅱとサイバーナビの電源を入れて
音調整を行います。
CDやメモリー音源やFMラジオを聴きながら、ピュアコンの値をあれこれと変えて、
生音・生声に近くなる組み合わせを探ります。
ある程度音がまとまったらリアのデジタルプロセッサーと調整用のタブレットを繋いで、
イコライザー調整を行いながらピュアコンのパーツの値を変えて、双方の組み合わせで最も生に近いと思える
組み合わせを探り当てました。
音的にはこれで完成ですが、まだリアの造作物が途中なので、リアの装飾が終わったら納車が出来ます。
今日から8月
2022-08-01
今年は梅雨時期が変な感じで、いつから始まっていつ終わったか分からない状態で、
7月はあっという間に過ぎてしまい、今日から8月が始まりました。
サウンドピュアディオは8月はお盆休みを頂いて、
8月15日(月曜日)・16日(火曜日)・17日(水曜日)の3連休を頂きます。
お客様にはご不便をおかけ致しますが、何卒宜しくお願い致します。
それとこの時期はバッテリーに負担がかかる事が多く、
当店でバッテリーを購入して頂いたお客様で希望される方には無料点検を行っております。
お盆休み前後は点検を希望されるお客様が多く、点検機材が塞がっている事もございますので、
事前にご予約して来店して頂くと大変助かります。
なるべく皆様のご要望にお応え出来る様に努力させて頂きます。
追伸
この時期バッテリーの点検を装った悪質なバッテリー潰しが横行しています。
特に女性などの車に詳しくない方に、ガソリンスタンドや量販店などでバッテリー点検をしますと
話しかけて、規定の倍以上の電流を流してテストして、交換が必要という表示を機材に出させて
バッテリー交換を勧めるというものです。
当店のお客様でバッテリー交換の必要の無いバッテリーに大電流を流して
コンディションを崩させて交換を勧められて、「お金のかかる事なので帰って主人に相談します。」と
言ってそのまま当店に来られて、バッテリー交換が必要だと書かれたチェックシートを見せて頂いたら、
規定の2・5倍の電流を流して無理やり要交換の表示を出させていました。
こちらの方で追加の充電を行ってバッテリー上がりを防ぎましたが、
もしバッテリーのテストを無料でしますと言われたら、チェック用の機材の設定されたアンペアと、
自分の車のアンペアが必ず合わせてありますよね、と念を押した上でチェックをかけませんと、
そのまま乗って帰るとバッテリーのコンディションが崩れているので、
バッテリー上がりの可能性がかなり高くなります。
絶対にお気を付け下さい!
ヤリスクロス スピーカーの音質アップ その1
2022-08-01
今日ご紹介する一台は、現在の福岡店の作業から、トヨタのヤリスクロスです。
長崎県からわざわざお越し頂きました。
ディスプレイオーディオ付きのお車に、ベーシッツクパッケージの取付と、広範囲に防振作業を行っています。
ディスプレイオーディオは既に外していて、裏の配線から音信号を取り出して、
ピュアディオブランドのPSTケーブルでピュアコンまで信号を送ります。
Aピラーの根元に付いている純正ツイーターは使用せずに・・
ダッシュ上にスタンドを使ってピュアディオブランドのATXー25ツイーターを取り付けて、
指向性が良く鉄の影響を受けず磁気歪の無い場所からクリアーな高音を再生させます。
グローブボックスの下には比重の高いMDF板を敷いて、ピュアコンの6ピース構成の物を取り付けています。
ドアの作業はフロントの内張を外すと外板裏には何も防振材が貼ってなくて・・
響きの種類に合わせて3種類の防振材を貼り合わせて、
カーン!という高い響きの部分には防振メタルを貼って、広い範囲で広い音域で防振効果を出して、
ドアが重たくならない割に響きが収まり、ブチルゴムを大量に使った防振の様に
ブーミーな低音になる事がなく、小気味良い生音に近い音色で鳴ってくれます。
リアドアも同じ様にベーシック防振の施工を行います。
今日の時点での作業はここまでで、これより先はその2でお届け致します。