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取付ブログ

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スバルR1 カーオーディオの音質アップ

2019-11-06

 

今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スバルのR1です。





既にシステムが付いているお車に、デジタルプロセッサーを取り付けました。




ドアは方ドア3面のフル防振の施工を行った後にアウター・スラントのバッフルを製作して、

ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けています。

 




ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けていて、

他にサブウーファーとアンプを取り付けているフルシステムです。



これまで使っていたチャンネルディバイダーを取り外して、イコライザーと

チャネルディバイダーの両方の機能を持っているタブレットで操作する

デジタルプロセッサーに使け替えました。

 




リアにピュアコンを取り付けているので4本のスピーカーケーブルで前まで信号を送っていて、

プロセッサーの入れ替えと同時にコイルも値をあれこれと変えて当りを探りました。




プロセッサーの性能アップだけではR1はドアが横に長くて残響があるので、

内張の後ろの方にメタルを貼って震えを抑えています。





リアのフェンダー周りからもスピーカーの音以外の鳴りが聴こえるので、

この裏に防振材を貼ってこの中で音が回るのを防いでいます。


お客様はKANさんの熱心なファンで、自分が2か月前にKANさんに

番組収録の時にお会いして、生の声を聞いたという事を知られた上で

システムアップしたいとの事でした。

 



こちらの都合で延び延びになってすみませんでした。

 



車に入っていたCDはKANさんの他にシング・ライク・トーキングさんのものが入っており、

こちらのボーカルの佐藤竹善さんとは何度もお会いしており、更に

オフィシャル髭男ディズムさんのCDも入っていて、こちらのボーカルの聡さんとも

2回お会いしており、自分が生声を聞いているアーティストさんばかりで、

音調整はかなりプレッシャーがありました。

 

 

 


CD-700KKの正確な再生に対して、デジタルプロセッサーとピュアコンの調整で、

システムの限界まで生音・生声に近づけました。

マツダCX-30 スピーカーの音質アップ

2019-11-04

今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、
マツダの新型車CX-30です。
 

 
 
 
新生代のマツダコネクトが装着されているお車に
ベーシックパッケージの取付けを行いました。
 

 
 
 
 
ドアには8センチのスピーカーと、ミラー裏にツイーターが付いています。
 
 
 
 
 
輸入車の10センチサイズよりはやや小さめのスコーカーで、
マグネットのすぐ後ろは塞がっていて、横方向に背圧を抜く様になっています。
 

 
 
 
 
ツイーターは内ドームに真ん中のプラスチックの部品で音を拡散させるタイプで・・
 
 
 
 
キックパネルに13センチウーファーが付いており、
フロント3WAYが車両アンプで6CH別々に送られているマルチチャンネル駆動となっています。
 

 
 
基本的にはマツダ3のオーディオと共通で、
標準仕様が既にプレミアムサウンド仕様となっています。
 
 
 
ベーシックパッケージでは純正ツイーターを鳴らない様にして、
ダッシュにスタンドで角度を付けて、
ピュアディオブランドのATX-30ツイーターで上質な高音を鳴らす様にします。
 
 
 
 
音を調整するピュアコンはブラックボックスはマツダ3と同じ値を使用して、
コイルはドアの形状の違いからCX-30独自の値を選んでいます。
 
 
 
 
 
イコライザーはアドバンスモードを選択すれば13バンドで調整出来て、
純正でこのバンド数はありがたいです。
 

 
 
 
 
最近の国産ナビオーディオはイコライザー調整の後に
メモリーすると音がやや抑圧されて聴こえる物がほとんどで、
マツダ3とCX-30の13バンドイコライザーは逆にメモリー後に音が明るくなるので、
普通のナビのつもりで調整すると、
最初に明るめに設定すると更に明るくなるのでびっくりします。
 

 
 
 
 
新世代のマツダコネクトには自動音量補正という、小さな音を大きくして、
大きな音を小さくするという機能が付いていますが、
これは便利な様でも音色が変ってしまい、
自分の調整用CDの他にお客様の音源が自分がこれまで3回お会いして生の声を知っている
女性ボーカルの方のものだったので、その差がハッキリと分かり、ここの機能はオフにしました。
 

 
 
CX-30の取付は初めてだったのですが、
スピーカーのマウントとドアの響き以外はマツダ3と共通だったので、
予想していたよりも短時間で完成しました。
 
 
これからこの様な標準仕様でもプレミアムサウンド車という車種が増えて来れば、
ベーシックパッケージの車種別専用設計という『痒い所に手が届く』的な製品は、
ヒットする可能性が十分にあるでしょう。

マツダ・アクセラ カーオーディオの音質アップ

2019-11-03
 
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、
 
マツダのアクセラです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以前乗られていたお車からスピーカーを移設して取り付け作業と、
 
ドア防振などの作業を行いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まずはドアの内張とインナーパネルを取り外して、
 
外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
 
 
 
 
 
 
外したインナーパネルには防振メタルと金属シートを
 
貼り合わせる防振を行った後に元に戻します。
 
 
 
 
 
内張裏にセメントコーティングを施工して、
 
方ドア3面のフル防振の状態にしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
ドアにはアウタースラントのバッフルを製作して、
 
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けています。
 
 
 
 
 
 
 
 
ノーマルの内張と比べるとかなりデザインがシャープになっています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて、
 
フロントハイエンドの2WAYスピーカーとなりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ピュアコンは合計10ピースのフルバージョンで、
 
ほぼフラットな状態で音楽が聴ける状態にしています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回はスマートフォンをつないで細かく調整出来る
 
ピュアディオチューンのイコライザーアンプを取り付けて、
 
7バンドですが動かす周波数は自由に選べるのでかなり細かく調整して、
 
ZSP&JU60の性能を更に引き出しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
イコライザーアンプをチューニングんしているのは、
 
この手の製品はスピーカー出力をインプットするので、
 
その時に内蔵のハイローコンバーターで信号のレベルを下げた時に
 
ハイロー部でのロスが起きるとレベルはアップ出来ても、
 
音の新鮮さが失われたものは後からは足せないので、
 
まずは最初にロスさせない様に中をチューニングしています。
 
 
 
 
 
ピュアコンとイコライザーの調整で、
 
バス・トレブルしか付いていないマツダコネクトのオーディオの音が、
 
驚くほどクオリティーが高い音に変わりました。
 
 
 
 

トヨタ・プリウス スピーカーの音質アップ

2019-11-02

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、
トヨタの50系プリウスです。
 
 
 
 
トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。
 
 
 
 
まずはドアの内張を外して、
残響が残るドアの外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
 
 
 
 
共振点の違う合計4種類の材質を響きの中心を探して貼り付けます。
 
 

 
次にダッシュに付いている中高音を鳴らすスコーカーを取り外して、
下限周波数を決めるコンデンサを交換します。
 
 
 
 
スピーカーに対して直列に接続されているパーツは音質に影響を及ぼすのと、
最初に比べて中音域のレンジを広げるために、大きめで上質なコンデンサに交換しています。
 
 
 
 
スコーカーをダッシュに戻して、その横にスタンドを使って
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
中音と高音を独立させて再生する様にします。
 
 
 

 
50系のプリウスは発売当時パッケージの開発にはかなり苦労していて、
実車を買って時間をかけて調査した結果、
合計6ピース構成のピュアコンを使う事で理想的な音になる事が分かり、
そのためパーツ点数が多い分ほど他の車種よりは高めの価格設定になっていますが、
その分改善しないといけないポイントは十分に押さえているので、
満足度の高いパッケージとなっています。
 
 
 
 
純正ナビは出力のイン・アウトが付いていないので、
裏に24金メッキの端子を付けて、PSTケーブルに接続して低ロスで音を送っています。
 
 
 
 

 
最後にナビのイコライザー調整を行って、
フラットでも十分に音楽は聴けるのですが、
1カ所1クリック調整して、メモリーしてから作業は終了しました。
 
 
 
もう50系プリウスは手放して手元には無いのですが、
取付作業の進行を見ながら開発当時の何をやってもいい音が出なかった時の事を思い出して、
スコーカー裏のパーツと普通4ピース構成の所を6ピース構成に変えて、
そこで劇的に音が良くなった時の感動を思い出しました。

ケーブルの末端焼き直し

2019-11-01

サウンドピュアディオの高級スピーカーケーブルのPMBシリーズは
発売から18年が経過して、車の買い替え時やシステムの変更時に
ケーブルの末端の焼き直しを行って、音をリフレッシュされる方が増えています。
 

 
 
 
 
需要の増加に合わせて焼き入れの機械も容量が倍の物に買い替えて、
370度に炉の温度を設定して絶縁してあるエナメルを焼き落とします。
 
 

 
 
 
常温のハンダの塊が200度になった時に徐々に溶け始めて、
内側から光るハンダが湧き出て来て、まるで映画ターミネーターの中のシーンの様です。
 

 
 
 
 
1時間かけて370に達した炉は表面がザラザラした濁った
成分が出て来ているので・・
 

 
 
 
 
表面をすくい取って綺麗な部分を表に出します。
 

 
 
 
そして古い末端を切り取って、エナメルで絶縁してある
新しい部分を出して漬け込みます。
 
 
 
 
 
短時間でジリジリと焼き入れして、焼きが足らないと
中の方にエナメルが残って導通が減り、焼き時間が
長いと外側の銅線が溶けて来て本数が減り、
これまた導通部分が減るので、かなりの短時間でより良い焼き入れが必要で、
刀鍛冶の焼の絶妙なタイミングみたいな技が必要です。
 
 
 
 
 
炉がこれまでの倍のハンダ量が入るので、
左半分でプラス側を漬け込んで表面を綺麗にして、
次に右側でマイナス側を漬け込んでを繰り返して、
温度が下がらない様にして作業を行っています。
 

 
 
 
 
ハンダ槽のハンダは銀入りではないので、
右手で大きく下に振って中のハンダを出して・・
 
 

 
 
 
 
次に365度で銀入りハンダをハンダロールからモーターで送り出して
大量に末端に送り込み、それを更にもう一回振って漬け込みハンダと銀入り
ハンダがミックスされものを絞りだし、それで下地を作ってから端子を取付けて、
最後に銀入りハンダを差し込みます。
 
 
 
末端1か所だけでも漬け込みハンダ⇒湯切りならぬ
ハンダ切り⇒銀入りで
ミックスハンダ⇒ハンダ切り⇒末端付け⇒銀入りハンダ差し込みの工程があり、
特にハンダ切では野球のピッチャーの様に力を込めて振っています。

 
 
2年半ぐらい前にSKY-3のケーブルの販売を始めた時に、
これまで従業員の中のハンダマイスターに作業を任せていたところから、
自分が全ての工程を行い、寸分の狂いも無い完璧な作業で
新製品の発売を行ったところSKY-3のケーブルは大人気となって、
「これまでのPMBケーブルも社長に焼き直して欲しい!」という希望が殺到して、
現在自分の机の後ろにこれだけの焼き直し希望のケーブルが集まって来ています。
 
 
 
普通1台でツイーター用2本、ミッド用2本で、
アンプピュアコン間が2本で合計6本で、
1本に4か所の末端で24カ所で2回ハンダ切で腕を大きく振ると1台あたり48回振った事になり、
1日2台分がマックスとして96回腕を振っている事になります。
 
 
焼き直したケーブルの音を聴かれると皆さん感動されますが、
人を感動させるにはそれ相当の努力が必要です!
お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

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