本文へ移動

取付ブログ

RSS(別ウィンドウで開きます) 

スイフトスポーツ スピーカーの音質アップ

2024-01-05
今日ご紹介する1台は、本日の福岡店の完成車から、スズキのスイフトスポーツです。



オーディオレス車にパナソニックのストラーダが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。



まずはドアの内張と防水シートを外して、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせます。



入庫した時にはカロッツェリアのトレードインスピーカーが付いていたので、
これを外して純正の16センチスピーカーに戻します。



トレードインスピーカーを使用しない理由は、
パワードのウーファーを装着する事を前提に妙に音が絞り込んであるのと、
音域によって何カ所か強弱が付けてあり、変なメリハリと実際の音楽とは違う明るさがあり、
パッとしないが妙に強調した所が無い純正スピーカーをベースに本来の音楽の音に近い音色を目指します。



ダッシュにはピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
外ドームタイプの上質な高音を再生させます。



グローブボックス下には比重の高いMDF板をしいて、
その上にオプションのSSFを加えた6ピース構成のピュアコンを取り付けます。



ドアスピーカーの上限周波数を決めるコイルは白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物で、
機械巻には表現出来ない細かな音色を再現しています。



ストラーダの調整はまずスピーカーディレイの100センチの設定を全てゼロにして、
イコライザーのみで行います。



スイフトスポーツはこれまでに何度も取り付けしていますが、オプションのSSFが付いているので、
独自の値を選ぶために何回かピュアコンのパーツを交換して音を追い込みました。



最初はかなりイコライザーを動かしていたのが、
最後の方では2か所1クリックづつ下げた所で最も生音・生声に近くなったと感じたので、
そこで調整を終了しました。



最初はトレードインスピーカーの他にパワードのウーファーも付いていましたが、
低音の量が増えるものの変な倍音成分が出ていてボーカル音域に重なってイメージが狂って来るのと、
ベーシックでも50ヘルツぐらいの低音は十分に出ているので特に必要を感じないのに加えて、
左右のドアからのセパレーションがある低音が座席下からのモノラルでせっかくの左右が分かれているのが
埋もれてしまい、これは外して使わない方が本来の音楽に近くなるので配線から全て外しました。



大手カー用品店で良いと言われているシステムから、ピュアディオ推奨システムに変わるという、
普通は信じられない様なシステム変更ですが、ただ強弱が付いて音の量が出ている状態から、
本来の音楽の状態に近く音を整えるという、見本みたいな作業でした。



2024-01-04
本日1月4日10時より、サウンドピュアディオ宇部店と福岡店は新年の営業を開始しました。



本日は天気にも恵まれて、最高のスタートを切る事が出来ました。



今日から19時までの通常営業となっております。



本年もサウンドピュアディオを宜しくお願い致いたします。



本年の営業を終了させて頂きます

2023-12-29
サウンドピュアディオ宇部店と福岡店は、全てのお客様の納車が完了しましたので、
18時を持ちまして本年の営業を終了させて頂きます。



明日12月30日から1月3日までの5日間は年末年始のお休みとさせて頂きます。



休み中はお客様にご不便をおかけ致しますが、何卒ご容赦のほどお願い致します。



なお井川のブログは回数は減りますが、休み中も書き込んで行こうと思っております。



皆さん今年1年お世話になりました。



それでは良いお年を。



GR86 カーオーディオの音質アップ その2

2023-12-28
今日ご紹介する1台は、宇部店の先日からの作業の続きで、トヨタのGR86です。



ベーシック防振とセメントコーティングが終わって、サービスホールを金属シートで塞ぐ防振を行って、
切り口を全てシリコンを塗って将来的に剥がれが起きない様に処理しています。



純正スピーカーの位置にインナーバッフルを製作して・・



形状やサイズがピッタリ合っている事が確認出来たら黒に塗装をして、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けたら周りを黒いスポンジで囲みます。



この部分のスポンジはカーオーディオ専門店だと波状になったテクニカ製の物を使うお店が多いのですが、
ウエーブタイプは低音の量が増すものの、音色が実際の音楽の音と違って聴こえるので
ピュアディオでは使っていません。



セメントコーティングが終わった内張をドアに組み付けると、
純正グリルから薄っすらとLTD15の黄色いコーンが見えます。



そして型取りしたワイドスタンドは植毛塗装を行って、
JU60ツイーターを装着してダッシュに取り付けたら、
純正のツイーターがかなり内側に寄っていてモノラルっぽく聴こえていたのが、
かなり音場が広がる様に見えます。



サイバーナビは一度インパネから取り外して、裏から音信号を取り出して、
ピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプでグローブボックス下まで送って・・



比重の高いMDF板を敷いて、
その上にブラックボックス4連で合計10ピース構成のピュアコンを取り付けて音を鳴らします。



まずはサイバーナビの音を出して、タイムアライメントが全てゼロになっている事を確認します。



最近のモデルでは数字がゼロでもTA・ONの部分を押してもOFF表示にならない物があり・・



一度リスニングポイントがOFFをONにして、
そこでTA・OFFにしてからリスニングポジションをOFFにすると、
若干ではありますが更に音が素の状態に近づくので、この状態で音調整を始めます。



ピュアコンの10ピースの値をちょこちょこと変えながら、
同時にイコライザーを動かして音を追い込んで行き、どんどん生音・生声に近くなる様に合わせて行きます。



調整した後のイコライザーパターンを見ると、音だけ聴いて無意識にバンドを動かしていたら、
何か規則性がある様なパターンになっていました。



これはどこか強い音域があったらその倍音成分も影響しているので、
何となく規則性がある様なパターンになっています。



昨日の閉店前から今日の午前にかけて音調整を行っていましたが、
ピュアコンのブラックボックスがこれまでの値で何度替えても後もう1歩が出ないので、
一度ブログを書いて休憩して、GR86でJU60でLTD15のインナー用のピュアコンを、
ワンオフで製作してから仕上げます。



今日は今年最後の生放送

2023-12-27
今日は12月の最終水曜日なので、
新山口駅北口にあるFM山口のゼロスタジオで16時30分ぐらいから少し喋らせて頂きます。



FM山口では今年から本社の第一スタジオが
『FMYサウンドピュアディオスタジオ』というネーミングになって、
サウンドピュアディオがネーミングライツスポンサーで、月に一度喋る事が出来るのですが・・



実は第一スタジオは自分が20代の時に1年間番組制作をしていて、
自ら企画して自ら喋っているというスタジオワークをしていた場所で、
今のサウンドピュアディオの音造りの原点と言っていい場所なので、
ここは是非サウンドピュアディオのネーミングライツでという事で、
今年の1月からFMYサウンドピュアディオスタジオと名乗る様になりました。



当時からスピーカーは何度か交換されて、
開局当時よりは4分の1のコンパクトなスピーカーに変わっていますが、
中高音のクオリティーは当時と変わっていません。



片道1時間ちょっとかけて宇部市から通っていて、
行にはCDやレコードからカセットテープに録音した音源を聴きながらその日の曲順を確かめていて、
帰りにはPAアウトで録音したカセットテープで番組を聴きながら帰っていたら、
スタジオでさっきまで聴いていた音と、自分の車の中で聴く音楽の音にあまりに差があって、
その差を埋めるために普通では入手出来ないパーツを使ってスタジオ的な音が再生出来る様に
工夫を始めました。



具体的にスタジオと一般的なカーオーディオとどう音が違うかと言うと、
スタジオは全ての音が均等に詰まって迫って来る感じで、
国産のカーオーディオ用のスピーカーでは濃い音域と薄い音域が何回か繰り返していて、
パッと聴きメリハリが効いている様に聴こえても、
スタジオ規格のフラットな音を知ってしまうとどこか物足らなく感じて、
スタジオに通えば通うほど帰り道が苦痛という状態になりました。



ただ1980年代から1990年代の前半は探せばスタジオ的な製品やパーツがまだあって、
1990年代の後半にはそういう商品は世の中から消えて来て、2000年を越えたらオリジナルで作るか、
メーカーに生産ロットを買い取るから作って欲しいと頼むしかなくなって、
自社製品の良さを分かってもらうためにFM放送を使うという風に舵を切った時期でもありました。



自分が番組を辞めてから15年ぐらいはFM放送から遠ざかっていて、
2000年を越えてからこのスタジオで開局当時は営業をされていた自分と年が同じの藤井さんという方と
『カーオーディオクリニック』という番組を収録で放送していました。



藤井さんがカーオーディオに不満がある患者さんという設定で、
自分がその悩みに答えるという番組で、FM山口の開局当時を知る2人の番組でしたが、
後に藤井さんは社長となられて、自分はネーミングライツスポンサーの社長となり、
今考えたら幻の番組みたいになっています。



そしてカーオーディオクリニックが終了してしばらくしたら、
今度はここで大和良子さんと『カーオーディオトーキング』という
カーオーディオの事を初心者に分かりやすく説明するという番組を収録で作っていて、
その時に大和良子さんはご自分の車にZSP-MIDとJBLの508GTIツイーターを取り付けられて、
そこから2回車を買い替えられてもう15年ぐらい同じスピーカーを使い続けておられます。



ただ現在大和良子さんの生放送の番組が新山口駅のゼロスタジオからしか行われていないのと、
宇部店からだとゼロスタジオの方が片道20分以上近いので、
それでネーミングライツとは別なスタジオから生放送という出演を行っています。



大和良子さんはもう15年ぐらいピュアディオ推奨のシステムをお使いなので、
トークもユーザーならではの深い所まで知っておられて、
特にドア防振の静粛性と断熱性は日々の通勤で良さを実感して頂いています。



そんな大和良子さんとの月に1度のトークは、
年末ならではの内容で本日16時30分ごろからお届け致します。
(生放送進行のために若干時間が前後する事があります)



仕事中にFM山口が聞ける方や、ラジコのタイムフリー機能で仕事が終わってから聞ける方も、
ラジコプレミアムで県外で聞けるかたも、是非お聞き頂く様お願いします。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
TOPへ戻る