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取付ブログ

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220系クラウン スピーカーの音質アップ

2022-11-06
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタの220系クラウンRSハイブリットです。



ツインディスプレイの純正ナビオーディオに、ベーシックパッケージの取付と、
前後のドアのベーシック防振の施工のトリプルパッケージの作業を行いました。



まずはフロントドアの内張を外して、一部工場装着の防振材が貼ってある外板裏に、
防振マットと防振メタルを貼り合わせて、ドア全体の響きをスムーズに抑えます。



他店の防振に比べたらこれだけでいいの?というぐらい量が少ないのですが、
逆に貼り過ぎると音が詰まって聴こえるので、響きの中心と響きの周波数を調べて、
心地良い音で鳴る様に材質と貼り位置を研究して今の貼り方になっています。



リアのドアは何も防振材が貼ってない状態から、
フロントと同じ枚数の方ドア8枚の防振材を貼り合わせて響きを抑えています。



リアドアは意外とリスナーの耳から近いので、ロードノイズの軽減にはかなり効果があります。



元々ドアが低音でダッシュのスコーカーが中高音で、
センタースピーカーで中音をプラスするフロント5スピーカーのシステムを、
ピュアディオブランドのATX-30Jのアップグレードツイーターを取り付けて、
フロント3WAY+センタースピーカーのシステムへと変更しました。



ベーシックパッケージは見た目がツイーターをプラスしただけの変化ですが、
実は220系クラウンではトランクルームの内張を全て外して、右サイドの車両アンプに手を入れています。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、
ブラックボックス4連の6ピース構成のピュアコンを取り付けて、
フロントの7スピーカーをコントロールして音の調整を行いました。



これまで220系のクラウンは何度も取付を行っていますが、
年式によって微妙に車輛アンプのクセが違ったり、今回はブラックボックス4連なので、
これまでの値をベースに微妙に値を変えて音を追い込んで行きました。



調整を始めた時はトーンコントロールを大きく動かしていたのが、
最後は3トーンのうちの1か所を1クリック動かしただけで音がピーク値に達して、
13時の納車予定の少し手前で音をまとめる事が出来ました。



クラウンのお客様は四国の愛媛県からお越し頂いていて、作業中は代車で観光をしておられて、
完成した後に四国へ向けて帰られました。



「遠くから足を運んでも、来た甲斐があった!」と音の仕上がりには大変満足して頂けました。



これまでクラウン2台とレクサスを1台買って、
時間と費用をかけてトヨタ系のプレミアムサウンドを研究して来て、
その努力がお客様の満足に繋がっていると自負しています。



遠くから来店して頂き、ありがとうございました。



レクサスHS スピーカーの音質アップ

2022-11-05
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、レクサスのHSです。



ポップアップ式の専用ディスプレイのナビオーディオ付き車に、
プレミアムベーシックパッケージの取り付けと、ドア防振の施工を行いました。



ドアが低音でダッシュのスコーカーで中高音を鳴らす2WAYの独立アンプのお車を、
ダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60を使ったベーシックパッケージ化して行きます。



まずはマスキングを行ってワイドスタンドを製作します。



ドアの方は内張を外して、外板裏の響きを確かめて、どこに何の材料をい貼るかをマーキングして、
防振マットと防振メタルを貼り合わせました。



外した内張はマスキングして、セメントコーティングの施工を行った後に乾燥させてからドアに組み付けます。



ドアの作業が完了した頃にはワイドスタンドが仕上がっていて、スコーカーから高音を独立させて、
高音質な3WAYスピーカーとレクサスの純正システムが生まれ変わりました。



フロントスピーカーの音域分けとレベル調整とインピーダンス調整を行うのは
グローブボックス下に取り付けたピュアコンで、今回は8ピース構成のピュアコンで3WAYの音域を
整えています。



そしてピュアコンの調整で音を追い込んで、
最後の最後にナビオーディオの3トーンとフェダーで音を調整して、お客様に納車出来る準備に入ります。



レクサスにはサラウンドとALSのコントロールが付いていて、
入庫時は両方ともオンになっていましたが、滑らかに正確に音楽を聴くには両方ともオフが最適で、
ジャズをメインに聴かれるお客様にはこちらが良いだろうと選択をして調整を終了しました。



LSのデモカーの音を聴いて購入を決めて頂いていて、
ちょうどLSのフロントスピーカーの構成ともパネルの調整内容も同じで、
純正のユニットの差はあるものの、JU60のワイドレンジの正確な音色をプラスして、
かなりリアルな音が再生出来るシステムに仕上がりました。



アウディTTクーペ スピーカーの音質アップ 後編

2022-11-04
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、アウディのTTクーペです。



ディスプレイ表示がメーターパネル内に表示される専用オーディオ付きのお車に、
プレミアムベーシックパッケージの取付と、ドア防振の施工を行いました。



グローブボックス内のプレイヤー部を一度取り外して、裏から音信号を取り出して、
ピュアディオブランドのPSTケーブルに繋いで、グローブボックス下まで送ります。



ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けました。



ドアの内張には粗目を付ける下処理が終わって、セメントコーティングを行って、
乾燥を待つ間にドアのサービスホールとインナーパネルに金属シートを貼り付ける防振を行います。



内張りを元に戻せばノーマルよりはるかに残響が少ないドアに変わって、
純正のミッドバスの音にキレが増しまして、ダッシュのJU60と合わせて
プレミアムベーシックパッケージが完成しました。



グローブボックス下には5ピース構成のピュアコンを取り付けて一度音を聴いてみて・・



それからパーツの値を変えたりユニットを増やしたりして、最終的に9ピース構成のピュアコンになりました。



途中で専務に試聴してもらいながら値とパーツ点数を決めて行ったのですが、
SSFという低音の一番下を抑えるパーツが、元々低音が不足気味だから付けなくていいと言っていたのが、
実際に出来らない低音を抑える音によって、それより上の低音が生き生きとなる様になって、
「なぜ低音を抑えたのに低音が出る様になったのか?」と不思議そうにしていました。



これは以前のデモカーのアウディQ5で培った技術で、
同じオーディオ構成のTTクーペには確実に効果が出た様です。



見慣れたパネル内容のサウンド調整を駆使して、生音・生声に近いアウディTTクーペが完成しました。



アウディTTクーペ スピーカーの音質アップ 前編

2022-11-03
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、アウディのTTクーペです。



このモデルからはダッシュのモニター部分が無くなって、
オーディオなどの情報は全てメーターパネルに表示が出る様になっています。



しかしその一方でグローブボックス内にはプレイヤー部があり、ディスクの再生が可能でありがたい仕様です。



入庫したらまず井川家長男がスペアナでモノラルの音測定を行ってから作業に入ります。



ドアスピーカーは16センチのミッドバスとスコーカーのグリルが付いていて・・



中はミッドバスのみでスコーカーは付いておらず、以前デモカーであったQ5と同じ内容になっています。



ダッシュは上向きの大きめのツイーターが付いていて、2WAY構成となっています。



ここをマスキングしてワイドスタンドをこれから製作して、
JU60を使ったプレミアムベーシックパッケージの取付を行います。



ドアの内張は外して、吸音フェルトを一度取り外して・・



内張りをマスキングした後に粗目を付ける作業を行って、これからセメントコーティングの施工に入ります。



今日はここまでで、続きは後編で後日お届け致します。



トヨタ・スペイド カーオーディオの音質アップ

2022-11-02
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車からトヨタのスペイドです。



福岡店は火曜日と水曜日がお休みですが、休日出勤して音を調整を行いました。



自分は経営者なので働き方改革の対象外なので、いくら働いても問題はありません。



スペイドはデンソーTENイクリプスのナビオーディオが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージとパワードのウーファーの取付をさせて頂いていたところからのシステムアップを
行いました。



スペイドはドアスピーカーが付いていないお車で・・



ダッシュに10センチのフルレンジスピーカーが付いている横に
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、2WAYスピーカーにして、
高音域を伸ばして、更にガラスの反射の無い綺麗な高音を再生させています。



ダッシュの10センチスピーカーでは低音が足りないので、
運転席下にミューディメイションの8インチのパワードのウーファーを取り付けて、
前回りで3WAYのシステム+リアのフルレンジスピーカーを残響音的な鳴らし方で一度完成させていました。



ピュアコンはウーファー音域も考慮して6ピース構成の物を取り付けて完結していました。



そしてしばらくしてスペイドのお客様から、
「もっと音を良くする方法はありませんか?」というご要望があって、
JBLの10センチの2WAYのセンターのツイーターを鳴らなくして、
10センチのミッドとして使用して、中音域の音質をアップさせる事になりました。



スピーカーを交換しただけに思えても、ミッドのインピーダンスと上限周波数と、
組み合わせた時の合成インピーダンスも変わるために、棚のパーツをあれこれと付け替えて、
最も生音・生声になる組み合わせを探りました。



それと同時にイクリプスのナビのイコライザー調整を行って、
一見グラフィック方式に見えるこのイコライザーは実はパナメトリック式で、
7つのバンドの1か所で3・4ポイント周波数が変えられて、
更にその周波数を上下に動かす幅が3パターン変えられるという、
かなりややこしい調整を行わないといけません。



そしてブラックボックスとコイルなどをあれこれと交換して、生音に近い組み合わせを探りましたが、
実は音色だけでなく本来の音楽の状態に合わせようとすると、自然と体感音圧も上がって来るから不思議です。



無理くり体感音圧を上げるのではなくて、自然に音圧が上がって来ると、体に染み入る様な感覚になり、
全ての音域が均等に体感出来るという幸せを感じる事が出来ます。



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