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取付ブログ

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スズキ・ソリオ カーオーディオの音質アップ

2022-06-17
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スズキのソリオ・バンデットです。



スズキ純正の大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、フロントスピーカーの取付と、
ドア防振の施工などを行いました。



まずはドアの内張と防水シートを外して、外板裏のベーシック防振と、サービスホールを金属シートで塞ぐ
防振を行います。



外した内張は粗目を付ける下処理を行った後にセメントコーティングを行って、乾燥したらドアに組み付けて、
方ドア3層のフル防振の状態にします。



セメントコーティングが乾燥したら、内張の表にアウターバッフルを組み付けて、
13センチサイズのJBLの508GTIのミッドを、以前乗られていたお車から移設して取り付けました。



ダッシュには新たにJU60ツイーターを降ろして、ワイドスタンドを製作して取り付けて、
ツイーター上級のミッドが中級の2WAYスピーカーとして完成しました。



ツイーターとミッドがグレードが違っても、ピュアコンのパーツの組み合わせを変えれば
よほど傾向の違うユニットの組合わせでない限りピッタリマッチングさせる事が出来て、
ツイーターとミッドを別々に徐々にバージョンアップ出来るのがピュアコンシステムの良い所です。



ピュアコンは合計10ピース構成のフルバージョンで、
ミッドとツイーターに送っているスピーカーケーブルはSKY3の高級タイプを使用して、
シンプルなシステムながらかなり極めた仕様になっています。



バッテリーは純正からボッシュのハイテックプレミアムのアイドリングストップ車用の物を取り付けて、
更にキメの細かい正確な音を再生させます。



ボッシュ以外に音が良くなると言われている高性能バッテリーがありますが、そちらは音に勢いが付いて、
パッと聴き音質が良くなったと感じる方もある様ですが、本来の音楽の音とは変わってしまっているので、
ピュアディオではボッシュまたは勢いは無くても音色が自然なノーマルバッテリーをお勧めしています。



全ての作業が音が鳴る様になったら、純正ナビのセッティング画面に入って音調整を行います。



この中身はパイオニアの楽ナビでですね。



タイムアライメントは全てゼロにしてイコライザー調整に入ります。



ピュアコンでかなり音を追い込んでいるので、2カ所1クリックづつ動かした所でメモリーして、
最も生音・生声に近くなったと判断したので、音調整を終了しました。



お客様はジャズやフュージョンなどのジャンルを主に聴かれていて、正確な音色で素晴らしい演奏を
聴ける様になりました。



昨日はベイサイド博多のクロスFMへ

2022-06-16
午後に宇部店を出発して、夕方にクロスFM東邦ハウジングスタジオがある福岡市博多区の
ベイサイド博多に行って来ました。



ベイサイドの複数ある建物の中の奥の方のビジネス棟の3階の突き出した部分に
生放送を行うスタジオがあります。



ここは他の建物の高い部分から中を見る事は可能ですが、基本は公開スタジオではないために、
有名なアーティストが来られた時は、ラジオで声を聞きながら双眼鏡で見ているファンの方もおられましたが、
現在はマークイズ福岡ももちにクロスFMサウンドピュアディオスタジオが出来たので、
こちらで観覧が出来るサテライト放送が可能になりました。



このベイサイド博多の立地は、フェリー乗り場の向こう側にはマリンメッセ福岡が見えて、
駐車場を潰して新しいホールが出来ているのが見えています。



スタジオの窓から正面には福岡サンパレスと福岡国際センターが見えて、
福岡の音楽の聖地と言ってもいい場所にあるのがクロスFM東邦ホームズスタジオです。



マークイズ福岡ももちのスタジオが出来るまでは自分もよくここのスタジオで喋らせて頂いていましたが、
久しぶりのここからの生放送で喋らせて頂きました。



この時間は栗田善太郎さんがパーソナリティーの『アーバン・ダスク』の時間で、
昨日は今年になって初めて栗田さんがピュアディオ福岡店に取材で来られて、
デモカーを聴かれて衝撃を受けて、それからしばらくしてご自分の車を作業に預けられて、
音の良さにビックリしたというお話をしていました。



本当は栗田さんが取り付けられたシステムに付いて詳しく説明する予定が、
「番組の前に予習で音楽を聴いている時の音が違う!」という所から、
「実は自分は以前他県の他局で音楽番組のDJをしていて・・」と言ったのが始まりで、
当初予定していた話からどんどん方向が逸れてしまいました。



それは自分が20代の時に番組の中では局名は出していないものの、
FM山口で一年間音楽番組を担当していて、「今日はこの曲順でかけるから・・」と予習していても、
行の車の中で聴く音と、スタジオに入ってからの音にギャップがあり、スタジオでプロ機で聴きながら
「それではお聴き下さい。」と紹介してもリスナーが聴かれている音は
普通のオーディオで聴いている訳ですから、紹介した時の音とギャップがあるのです。



その音楽を作った人がイメージした音と、放送局がモニターして送信した音はイコールでも、
末端のリスナーが聴く音のギャップを埋めるのがサウンドピュアディオの商品やサービスというのが
原点にあって、ある意味昨日の放送はピュアディオ製品がスタートする前の所の説明的な内容に
なっていました。



そこで昨日の放送を聞かれた方も今日このブログをご覧下さっていると思って、本来放送する予定だった、
栗田善太郎さんの車のシステムについてご説明します。



栗田さんが乗られている某輸入車のワゴンは、高音の量・低音の量はまあまあ出ていて、
でも気になる部分はツイーターが耳に近い部分にあって、長時間聴くと疲れるという部分に
不満があったそうです。



そこで純正ツイーターを鳴らなくして、ダッシュの上に外ドーム構造で広がって聴こえる
ATX-30Jのアップグレードのツイーターを取り付けて、高音域の改善を行いました。



グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上に棒輸入車用のピュアコンを取り付けて、
ツイーターに適切な音域に調整した高音を送り、純正のドアスピーカーはノーマルではフルレンジが
垂れ流しの状態を、ピュアコンを通す事によって不要な音域は通さない様にして、
綺麗な部分のみを再生させて、アップグレードのツイーターと組み合わせて
プロ用スピーカーの様な音色に変えています。



ここまでがベーシックパッケージと呼んでいる部分で、
標準のATXー25から30Jにアップグレードで2万円プラス税がかかっています。



そしてドアの中は既に工場装着の防振材が貼ってありましたが、それでも取れない残響を追加の防振材を
貼って取って・・



サービスホールを塞いでいる樹脂のインナーパネルがスピーカーの排圧で震えるので、
金属シートを貼って抑えて・・



更に内張の裏にセメントコーティングの施工を行って、余分な微弱振動を抑えているので、
オーディオ本体がノーマルで、スピーカーもドアスピーカーはノーマルでも、
サウンドピュアディオが目指す『レコーディングスタジオや放送局のスタジオの様な音』に変わって、
栗田さんが放送局まで今日かける音楽を予習しながら移動する時の音が全然違う!という事に
なっているのです。




昨日の放送では、サウンドピュアディオの音造りの原点が、
自分が放送局まで今日の楽曲を予習しながら行った時に、市販のカーオーディオのちょっと音を作った感じが
放送局に入ってモニタースピーカーを聴くと違和感を感じるという、DNAの根源みたいな話になって、
内容的にはとても良かったのですが、栗田さんのシステムの話が完全に飛んでしまったので、
今日のブログでその部分を説明させて頂きました。




ステップワゴン カーオーディオの音質アップ

2022-06-13
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、ホンダのステップワゴンです。



ホンダ純正・ギャザーズの大画面のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
以前ベーシックのWパッケージを取り付けて頂いていました。



購入から1年以上が経過して、今回はシステムアップのために3工程の施工をプラスして、
合計で5thパッケージの状態までアップしました。



まずはドアの内場を外して、この年式のステップワゴンは防水シートに吸音ゴムが貼ってあるので、
このままでも十分な様な気もするのですが・・



今回はその内側のサービスホールを金属シートで塞いで、切り口にシリコンを塗って、
かなり密閉度と遮音性を上げました。



それにプラスして外した内張にはマスキングをして、
裏のツルツルのプラスチックに粗目を付ける下処理を行った後にセメントコーティングを行って、
音質・静粛性・断熱性に優れたドアに施工して、かなりプレミアム性が向上しました。



ドアスピーカーは純正の16センチを外して、
JBLの16・5センチのストロークの深いP660Cのミッドバスを取り付けて、
車室内からピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプを引いて来ています。



スピーカーはベーシックパッケージを購入された時のATXー25をそのまま使用して、
フロント2WAYの中級グレード的なスピーカーシステムへと変身しました。



今回ツイーター部分を上から撮影したら、ダッシュ先端の純正スピーカーの位置が、
かなりガラスに近く上を向いているので、かなりガラスの反射がある状態でリス内に届き、
ATX-25の上質な外ドームツイーターで反射の無い位置から拡散しながら再生しているので、
これは音質に差が出るなと思って見ていました。



ミッドスピーカーが純正からJBLに変わったのでピュアコンのコイルは変更が必要で、
白いボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物を使用しています。



またオプションのSSFを加えて、低音の下の方のインピーダンスを整えて、
歪の無い綺麗な低音を再生させています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ピュアコンのパーツを交換しながら、
純正ナビのパネルで音調整を行って音を追い込みます。



中身はダイアトーン製で、最初は音を強調する機能をオンにして聴いてみましたが、
迫力は出るものの音に不自然さがあるので、イコライザー調整のみで迫力と透明感のバランスを取りながら
調整を行いました。



ステップワゴンのお客様は1年半ぐらい前に最初に入庫して頂いて、その時にギャザーズの中に
あるグループのライブDVDが入っていて、「どこかで聞いた事のある声の様な?」と思っていたら、
FM福岡のスタジオで隣のスタジオで収録をされていたグループで、確かCスタジオとDスタジオで
隣同士だったと思うのですが、ちょうどスタジオに入る前にグループ同士で話されていて、
ボーカルを取っている人の声をバッチリと聞いてしまいました。



その時Wパッケージで調整して出庫したのですが、もしこの方が先々入庫されるかもしてないと、
そのグループのDVDを4枚買って自分で聴いて、イメージを高めていました。



そして今回再入庫されて、ストロークが深いJBLのミッドバスを使って、
ライブ会場の雰囲気とボーカルの方の声をより正確に再生するセッティングが出来て、
「あの時にDVDを買っておいて良かった!」と思いました。



イコライジングはメモリーすると少しイメージが違うので、
調整画面上ではこのパターンが最も良かったのですが、メモリー⇒再生画面⇒調整⇒メモリーを繰り返して、
最も生音・生声に近いパターンに合わせました。



音質も上がっていますが、方ドア3層のフル防振で、ドアの開閉音がまるで輸入車の様な重厚さが
出ていました。



ホンダ・ヴェゼル カーオーディオの音質アップ 後編

2022-06-12
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、ホンダの新型ヴェゼルです。



ホンダ純正のディスプレイオーディオ付きのお車に、外部アンプを使ったフロント2WAYシステムを
取り付けました。



前編で防振作業をお届け致しましたが、ドアの表にアウター・スラントのバッフルを製作して、
ドアの金属部分とバッフルを金属シートでぐるっと一周繋いで、
そのリングの内側をセメントコーティングで固めて剛性をアップさせます。



普通アウターバッフルは中からインナーバッフルを複数重ねて繋ぐために、
かなり重量が増しますが、ピュアディオでは金属シートとセメントコーティングを合わせる事で、
高音質と軽量化の両方を実現しています。



ドアのスピーカーはピュアディオブランドのZSP-MIDを、2台前のお車から移設し続けて
使用しています。



以前のお車ではシート下にアンプを付けておられたのが、ヴェゼルではシート下が使えなかったので、
ラゲッジの後ろ側の縦に長いスペースにナカミチのPA-1002を取り付けました。



以前がPAー1002Nで半分のサイズだったのが、ラゲッジを使う事でサイズアップでパワーを上げる事が
出来ました。



アンプからはPMBのスピーカーケーブルで音信号をグローブボックスに送って、
10ピース構成のピュアコンに送った後は、少しサイズの細いSKY3ケーブルでミッドとツイーターに
分配します。



意外とこれまでありそうで無かった組み合わせで、
「この手があったのか!」という、PMBとSKY3の中間の予算という組み合わせです。



ダッシュの上にはワイドスタンドをワンオフで製作して、前編でJU60用と書いてしまいましたが、
それよりもサイズが大きいB&Wの青いドームのツイーターを、これも2台前のお車から移設し続けて
取り付けています。



今回はリアにパワーアンプが入っているので、純正のディスプレイオーディオにピュアディオチューンの
ハイローコンバーターを取り付けてRCA化していますが・・



実はインパネがバラバラになっていたのは、エアコンの操作パネルの下に1DINスペースを造作して、
ナカミチのCD-700KKを取り付けて、ディスプレイオーディオはアナログAUXに入力して、
スマートフォンはデジタルレシーバーを一度通して、デジタル入力して、
CDー700KKのDAコンバーターを通した後にプリ部を通して、究極のサウンドで再生させています。



デッキ部分はまだフレームを作る前なので横の鉄板が見えていますが、この後仕上げた後に納車されています。



入庫時には「1DINスペースを作るのは出来るかどうか分かりませんが、やってみます。」という事で
スタートして、前代未聞の1DIN加工が出来て、「こんな事が出来るんだ!」という
他のお店が真似しそうな、ある意味ファーストペンギン的な前例を作る事が出来ました。



新・お客様の質問にお答えして 第24話

2022-06-11
お客様の質問にお答えしても前シリーズが20話を前に終わったのが、新シリーズは遂に24話を迎えました。



今回は最近お客様から週に1・2回は頂く、多くの方が思われている事の真相についてお話したいと思います。



まず1つ目は、以前からお付き合いのあるリピーターのお客様から
「何だか前の車よりも音が良くなっている。何をしたらこうなるの?」という言葉をよく頂いています。



サウンドピュアディオは2年前から音質が上がって来たというよりも、
メーカーの純正装着のオーディオに制約が多くなり過ぎて、
これまでと同じ内容の取付だと明らかに音が劣化してしまい、
具体的な例を挙げればカローラ・フィールダーのオーディオレス車から
カローラ・ツーリングのディスプレイオーディオ付き車に、
同じスピーカーを取り付けても同じ音がしないというクレームを数件頂きました。



そこでこれまでのピュアコンのままではお客様に納得して頂けないと5つの改善を致しました。



まず1つ目にディスプレイオーディオ付きのお客様には
ノーマルタイプの4ピース構成のノーマルピュアコンの24000円の物は販売せずに、
28000円のRRコンと呼ばれる物を使って頂くという部分で、差額は4000円ですが、
最初は中のアッテネーター部分のパーツを4000円分ほど高い物を使う所から始まり、
それに加えて2桁の中のコンデンサの表記を測定レベルを10倍上げて3桁表記として、
より細かいセッティングが出来る様に改善しました。



2つ目にピュアコンの中の組み立てが、スピーカーに直列に繋がる部分は比較的に
音質に影響が少ないので社員が製作していて、入出力のオスメスギボシの取付も社員に任せていたのを
全て井川が一人で行う様にしました。



ほんのわずかな改良ですが、精度の10倍アップと並列部分の製作と、末端のギボシ12か所の改善で、
3つ合わせるとかなりの差になりました。



それに加えて内部のコンデンサのハンダ付け時のクリップ数が過去は2個だったのが
8個10個と増えて来て、今は付けられるだけ付ける様にして、
内部のフィルムに与える影響を最小限に防いで高音質化を図ったのが4つ目の改善です。



これが簡単そうに見えて実は大変で、クリップを10本以上付けて外してが左右で2回で、
プラス内部に組んで他のパーツと繋ぐ時にもう2回クリップの付け外しで、
右肩が凝るので最近は左手でクリップの付け外しが出来る様になりました。



そのコンデンサは仕入れてから全てを高度な測定を行い、
JU60用の4桁表記のピュアコンを作るためにストックして、
JU60用で希望の値が取れなかった物でもベーシック用では十分に高性能で、
こちらからのおこぼれをベーシック用に使えばベーシックの音質がアップするので、
JU60が大量に出ればこの棚が充実して、
JU60の音もベーシックの音も良くなるというのが5つ目の改善です。



6つ目の改善はこれまで工場で一度機械巻したコイルを徐々にほどいていって、
必要なインダクタンス値になったらそこで縛って製品化するという部分を、
ベーシックパッケージで必要になる巻き数の少ないコイルを一から手作業でしっかりと巻き上げるという
手法を取ったという部分です。



空のボビンを特注で作って、巻き数の少ない分上質な銅線を使って、1周づつむらなくきつく巻いて行って、
同じインダクタンス値でもQが高いコイルを使う事で、より透明感のある音を再生させる事が出来ました。



これがトヨタのディスプレイオーディオ対策の6つの改善で、
ディスプレイオーディオ以外のお車にも効果があり、価格はRRコンの4000円プラスの物に対してですが、
内容からしたら4000円アップどころの話ではありません。



ノーマルのピュアコンが2桁表記で3種類から選ぶのが、RRコンでは3桁表記でこれだけの中から選べて、
1部の値は4桁で表記しているものの混じっています。



これはディスプレイオーディオ車が出る前からですが、
年々ミッドの上限周波数を決めるコイルは種類が増えていて、常に在庫を切らさない様にしているので、
在庫リスクは増えて来ていますが、逆にこれだけ多くの種類が必要という事は、
固定の値のコイルとコンデンサを使っているネットワーク付きの市販のスピーカーでは
対応出来ない車種が増えているという事で、カーオーディオも過去にこれで上手く行っていたが
通用しない時代に入っています。



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