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取付ブログ

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エクリプスクロス パワーサウンド車の音質アップ

2022-05-23
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、三菱のエクリプスクロスです。



三菱のパワーサウンドシステムのプレミアアムサウンドのマルチアンプのお車で、
最初にベーシックパッケージと各部の防震作業でお預かりしてから、何度かシステムアップを
させて頂いていました。



これまでのシステムアップは、ツイーターをワイドスタンドを製作してJU60を取り付けて・・



ドアの16センチウーファーをピュアディオブランドのZSPーLTD15に交換していましたが、
マルチアンプのためにダッシュの純正スコーカーはそのまま使用して、フロント3WAYで鳴らしていました。



その後ラゲッジルームにピュアディオブランドの25センチウーファー・ISP-W25を取り付けて、
ウーファー専用アンプを取り付けて、車全体で4WAYとしてこれが限界という所まで来ていました。



しかし当社がレクサスLSのデモカーを購入して、マルチアンプのプレミアムサウンド車で
フルレンジ信号を作って、純正スコーカーを使わずに車1台で3WAY構成になると知られて、
デモカーと同じ様な仕組みにシステムアップされる事になりました。



シート下の純正アンプにミックスコンバーターを取り付けてフルレンジ信号を作って、
SKYのRCAケーブルでリアに送り、チャンネルディバイダーでフロント用の中高音と
サブウーファー用の低音に分離します。



アンプのフロント用の出力はピュアディオブランドのSKY-3の高級ケーブルでフロントに送り、
ミッド・ツイーター共に根元までSKY-3で送っています。



前回まではインナー取付だったZSP-LTD15は、これまで低い周波数しか出ていなかったのが、
今回純正スコーカーに任せていた周波数まで出る様になったので、アウター化して音のヌケを良くしました。



ピュアコンはこれまで純正スコーカーを合わせた3WAYから、ZSPとJU60になったのと、
アウター化したので全ての値を変える事になりました。



取り付け条件で数値の組み合わせが変えられる所がピュアコンの良い所で、
これがメーカー製のパッケージされたパッシブネットワークだとこうは行きません。



全ての結線が終わったらディスプレイオーディオを再生させて、
イコライザーはパッケージのパターンで細かく調整出来ないので、3トーンを動かして音を調整しました。



お客様にはチャンネルディバイダーの状態で一度音を聴いて頂いて、
その後で当社のレクサスLSに付いているデジタルプロセッサーに換えて、
タブレットで31バンドの0・5デジベルステップで調整してもう一度音を聴いて頂きました。



(調整写真を撮り忘れたので、他の車種でイメージとして)



チャンネルディバイダーの時はコンサートのPA風の少し荒い感じの音が、
イコライザーで細かい調整が出来る事で音が整って雑味が無くなり、
方向がレコーディングスタジオに近い音色に整いました。



結局ピュアディオチューンのデジタルプロセッサーを取り付けて納車する事になって、
内容は当社のレクサスLSと同じ・・ 
と言いたいところですが、ミッドのアウター化とウーファーがISP-W25の分ほどデモカーよりは
条件の良いフルシステムで仕上がりました。



今回の作業ではデジタルプロセッサーとミックスコンバーターを一度分解してチューンして
組み立てるのに2日間と、ピュアコン1式の製作とSKY-3のケーブルの末端焼き入れで1日以上の、
机の上の製作物だけで3日以上が必要な大掛かりな作業でした。



普通にメーカーからパッケージされた商品を仕入れて取り付けるだけならその手間は省けますが、
その手間こそが演奏者の本来の音やボーカリストの本来の声に近づけるための作業で、
そのまま使用するとどうしてもがさつに聴こえる部分があって、自分が日頃聴くのに我慢出来ないので、
最初は自分用にチューンしていたところからはじまっています。



エクリプスクロスのお客様は県外から来店されていて、
毎回チューンした後の改善された音を何時間も聴いて帰るのが楽しみと言われていました。



県外にもカーオーディオ専門店は沢山ありますが、FMラジオの番組製作を通じて、
演奏家やボーカリストの方と親交があっての音造りは、サウンドピュアディオならではの唯一の手法です。



マツダCXー5 BOSEサウンド車の音質アップ

2022-05-22
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、マツダのCX-5です。



初期型とマツダコネクトの内容が変わっている、マイナーチェンジ後のお車で、
スピーカーグリルにBOSEのマークの入ったボーズのプレミアムサウンド車です。



今回はアップグレードのATX-30Jを使ったベーシックパッケージの取付と、
前後のドア4枚の防振作業と、ドアのウーファーをJBLの670GTIに交換する作業で、
数日間お預かりしていました。



まずはフロントドアの内張を外して、下処理を行った後にセメントコーティングの施工を行って、
乾燥した後に吸音フェルトを元の位置に戻します。



かなり広い範囲にフェルトが貼ってあるという事は、かなりロードノイズが入りやすいという事ですが、
セメントコーティングでがっちりと防ぎます。



リアの内張も上の方に吸音フェルトが貼ってあって、
リアドアは前席からするとかなり耳に近い位置にあるので、上の方のロードノイズが気になるのでしょう。



こちらも全体をセメントコーティングで固めて、振動が通過しない様に、
意図的にランダムな厚い薄いを作って、内張が重たく鳴らない割に効果的な防振を行っています。



そして前後のドアの外板裏には4種類の防振材を貼り合わせて、
ドアが重たくならない割に広い範囲の残響を吸収して、ブチルゴムの使用を極限まで減らしているので、
スピーカーの音にブーミーな音楽以外の振動が混じるのを防いでいます。



グローブボックスの下はフロアーの構造上MDF板を2枚に分けて取り付けて、
ピュアコンの4ピース構成の物を取り付けています。



ピュアコンは通常は入力が2本の出力が4本の合計6本のPSTケーブルを使用していますが、
このCX-5のBOSE車はツイーターとウーファー側がフルレンジで出力されていなくて、別駆動のために、
入出力共に4本のPSTケーブルを使用しています。



ピュアコンの値を変えて音を調整しながら、マツダコネクトのセッティング機能も動かして、
トータルで生音・生声に近いポイントを探りました。



様々な組み合わせの中から、わざとらしく鳴らない様な最低限のエフェクトをかけて、
かなりの時間をかけてCX-5の音調整は終了しました。



今回はスマートフォンとFMラジオとCDでの音調整を行って、
CDを交換しようと「どこにCDプレイヤーが付いているんだろう?」と周りを見渡すと、
天井にCD・DVDプレイヤーが付いていました。



うちのヤリスは助手席下にオプションでプレイヤーが付いていますが、
ディスプレイオーディオ車が増える中、どんな場所でもプレイヤーがあるのはありがたいです。



通常はシステムアップが出来ないマツダのBOSEサウンドシステムが、
防振も含めてトータルで素晴らしい音に生まれ変わりました。



5月21日12時30分ぐらいからクロスFMで

2022-05-21
今日は朝宇部市を出発して、福岡PayPayドームの隣のマークイズ福岡ももちに来ています。



ここの2階のZepp側にはクロスFMサウンドピュアディオスタジオがあって、
毎日数時間の生放送サテライト放送を行なっています。



土曜日は12時から16時までテイク・イット・イージーが放送されていて、
ナビゲーターはMASAKIさんと坂口カンナさんです。



今日はこの後12時30分ぐらいから井川が少し喋らせて頂いて、サウンドピュアディオのPRをさせて
頂きます。



気になった方は是非お聞き下さい。



Nボックス・カスタム カーオーディオの音質アップ その3

2022-05-20
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、ホンダのNボックス・カスタムです。



2DINスペースにナカミチのCD-500PPとカロッツェリアの1DINタイプのサイバーナビを
取り付けました。



このCD-500はアメリカ輸出用にピュアディオで独自に手を入れて、
ピュアディオ・プレミアムバージョンという事でPPと名付けています。



フル防振の施工を行ったドアにはアウターバッフルを製作して、金属リングで繋いだ後に
内側をセメントコーティングで固めました。



バッフルにはピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けて、このユニットは2台前のお車から
移設し続けられてお使いです。



スピーカーケーブルはピュアディオブランドの最高級ケーブルのPMBを使っています。



ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、
JU60を取り付けて、ピュアディオ推奨のフロント2WAYシステムとしています。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、
その上に合計10ピース構成のピュアコンを取り付けて、かなり広い範囲での音のコントロールをしています。



比重の高いMDF板と書いたのは、当社の真似をして価格の安い薄くて比重の低いMDF板を
使用している店があったからです。



ドアの防振の他には後部座席下のフロア防振と・・



運転席と助手席下と足元のフロア防振を行って、当社のデモカーのNボックス・カスタム同様の
静粛性にしてあります。



全ての施工が終わって音が鳴る様になったら、最初にCD-500PPで音を確認して、
それからサイバーナビを立ち上げて音調整を行いました。



ツイーター位置とミッドの位置がNボックスはかなり離れているので、
ミッド用のコイルの巻き数はかなり少な目で上限周波数を伸ばして、
ツイーターの下限周波数はやや下に伸ばして、それでマッチングを取って、
コンパクトな車内で上質な音楽が聴けるフロントのハイエンド2WAYシステムが完成しました。





追伸

当社で同じ方式のNボックス・カスタムを買って実走行を行って、ノイズの進入位置と周波数を確認して、
それから防振材の貼り位置を決めているので、結果に対しては安心して作業に預けて頂けました。


レクサスLS カーオーディオの音質アップ

2022-05-19
3月末に納車された当社のレクサスLSは、一度プレミアムベーシックパッケージの取付を行い、
その後でフロントのマルチアンプを合成してフルシステムを組んだものの、どこか音がキンキンして、
それをイコライザーで抑え込んでも不自然で、各局システムを一度組み直す事にしました。



本体はレクサス純正のプレミアムサウンドで、あえてマークレビンソンを選んでいなくて、
その理由はアンプのチャンネル数が多くて、かかっているフィルターの数が多いために、
システムアップした時にその部分が足を引っ張るからです。



本来は低音のみだったドアスピーカーはピュアディオブランドのZSP-MIDに交換して、
別アンプを取り付けて中低音を鳴らして・・



ダッシュのスコーカーで中高音が鳴っていた部分は鳴らさない様にして、
JU60ツイーターをワイドスタンドを製作して取り付けて・・



この時点で本来中高音と低音のみをミックスコンバーターで合成して、
フルレンジを作ったのですが、コンバーターの中のパーツを交換してチューニングしたにも関わらず、
専務の物言いが付いたために一度システムをばらしてやり直しました。



ウーファーはサイズが特殊なので純正をそのまま使用して、
外部アンプとイコライザーを通して音を改善してあります。



トランク内の機材は借り付けだったので一度取り外して・・



再び組み直しても基本のユニットは同じ物を使用していますが、
ここでどこをどうしたかは書き込めませんが、驚くほど音質アップが出来ました。



イコライジングも全く変わったので、タブレットを繋いで調整し変えて・・



ALSとサラウンドはオフにして、3トーンも全てセンターで良い音が聴ける様に改善出来ました。



マルチアンプのプレミアムサウンド車は一定以上音質アップ出来ないという常識を覆して、
既にこれを知ったお客様からはメーカーが違う物の、
プレミアムサウンド車のフルレンジ化のシステムアップで入庫して頂いています。



お客様のシステムは週末ぐらいに掲載を予定しています。



お問い合わせ
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〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
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