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取付ブログ

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BMW3シリーズ カーオーディオの音質アップ

2018-07-16

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、
BMW3シリーズのセダンです。
 
 
全車異型パネルの専用ナビオーディオ付きのお車で、
ベーシックパッケージの取り付けと、
オプションの追加の取り付けを行いました。
 
 
現行のBMWはほとんどの車種でベーシックパッケージでも
ドアのスコーカー部分の交換が必要で、
今回の320Iもドアの内張りを外して交換を行ないました。
 

 
ベーシックの価格表にはJBLのGX302と
インナーバッフルとレインガードを含む価格が載っていて、
そのため他の車種より高い設定ですが、中身はお買い得な設定となっています。
 
 
内張りを組み付けるとGX302のコアキシャルツイーター部分のオレンジが見えますが、
こちらは配線がカットしてあって、スコーカーとして中音域のみを再生しています。
 
 
高音はダッシュに取り付けたATX-25で再生させて・・
 
 
 
前席左右のシート下のウーファーと合わせてフロント3WAYの再生として音質をアップさせます。
 
 
今回は通常はオプションのシート下ウーファーの交換が含まれていて、
床に埋まっているウーファーを一度取り外します。
 
 
 
エンクロージャーと一体化したウーファーの薄型のユニットを取り外して、
サイズを合わせるバッフルを製作して、JBLの16・5センチウーファーに交換しました。

 
 
ウーファーが純正かJBL製かでピュアコンの値が違って、
通常はもっと小さい値が付くのですが、
JBLのインピーダンス3オームウーファーを取り付けた場合、
フロント信号がフルレンジのために
3WAYのユニットをつないだ時の剛性インピーダンスが変わるので、
スコーカー部分のコイルの値が上がって、何故か320番となります。
  
以前の取り付けでここが開いている時にお客様がピュアコンの数字を見られて、
「車が320だから320専用という意味なんですね。」と聞かれましたが、
動作している数字と車のグレードが偶然合っただけなので、
同じ320でも取り付け条件が変われば320ではありません。

 
それと現行のBMW3シリーズはMスポーツとラグジェアリーで
座面下の構造が違うのでピュアコンの値が微妙に違って、
前期型と中期型と後期型で車両アンプの音のクセが違っていて、
これを合わせると2x3で6種類のパッケージが必要で、
更に2オームのセンタースピーカー付きの車両が4オームのフルレンジ車と
パッケージの内容が違い、そこからMスポーツとラグジェアリーで音の傾向が違うので、
同じ3シリーズでも毎回微妙な数値の変更と、
バス・トレブル。フェダーの調整を行わないといけません。
 
 
そんな同じ車種が何台入庫しても気の抜けない調整も終わり、
お車を一度外に出してホースでドアに水をかけて、
ゲリラ豪雨を想定した雨漏りチェックを行いました。
 
 
雨漏りチェックの後は車両をもう一度ピットに入れて、
エアコンが効いた中で濡れたボディーを拭き取ります。

 
福岡店のピットは火曜・水曜の休みの日もエアコンを切っておらず、
気温24度の湿度37%の状態で拭き取りを行うので、
日が照る中での拭き取りとは訳が違います。
  
日本の気候が段々変わって来ているので、エアコン付きピットと、
雨チェックはこれからのカーオーディオの取り付けには必要だと自分は考えています。

トヨタ・アルファード カーオーディオの音質アップ

2018-07-15

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、
トヨタのアルファードです。
 
 
先日一度ベーシックパッケージとドア防振の作業を行っていましたが、
追加の作業で再び入庫となりました。
 
 
 
こちらのアルファードはJBLサウンド車で・・
  
 
 
ドアに縦に楕円のウーファーに車両アンプから低音のみを送られて来ていて・・
 
 
 
スコーカーサイズのコアキシャルスピーカーで中高音を鳴らして、
車両アンプからはあらかじめ低音がカットして送られて来ています。
 
 
 
 
普通だったらATX-25ツイーターとでフロント3WAY化するところを、
今回はJU60を使ったフロント3WAYのシステムにバージョンアップしました。
 
 
 
 
スコーカー音域の上の方と、JU60の下の周波数が重なってしまうので、
いつもよりツイーターレンジを狭くして、
ピュアコンも8ピース構成で複雑なスロープを作って微調整を行います。
 
 

 
特に車両スコーカーの上限周波数を決めるコイルは値を決めるのがシビアで、
全て1から手作業で巻いた物を使用しています。
 
 
ただJU60に比べると車両スコーカーの方が音が軽く感じて、
巻き数を上げて行くと重みが出るものの必要な部分までそげてしまい、
コイルに使う銅線の材質を変えて、それで音色を調整しました。
 
 
そのため数字が書いてあるシールの色が変えてあり、
巻き数と材質をあれこれと変えて音色を生演奏や生声に近くなる様に合わせました。
 
 
 
結果的には3トーンが全てセンターの位置が一番音のバランスが良くて、
アルファード・ヴェルファイアのJBLサウンド車の
バージョンアップとしては最高の出来になりました。
 
 
 
 
お客様はサラウンドを入れて聴かれていたので、
サラウンドのオン・オフの両方できちんと聴ける様にセッティングしていて、
どちらを選択して頂いてもいい様にしてあります。
 

 
本当は続きでJU60のセッティングまで行ければ良かったのですが、
交通事情が悪かったので自分が移動出来ず、
実績があるATX-25で一度納車されて頂いて、
後からもう一度入庫して頂いてから時間をかけてJU60でセッティングを行いました。
 
 
最初の1台は時間がかかりますが、一度ツボを押さえてしまえば、
次は同じ内容のピュアコンを作れば良いので、
短時間で最高の音にたどり着ける様になります。
 

マツダCX-3 カーオーディオの音質アップ

2018-07-14

今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、マツダのCX-3です。
 

 
 
 
マツダコネクト付のお車にフロントスピーカーの交換と、
前後のドア防振の施工を行いました。
 
 
 
 
フロントドアは外板裏へベーシック防振の施工と、
インナーパネルのプラスチックの表面へ金属シートの貼り付けと、
内張り裏にセメントとコーティングの施工の、
方ドア3面のフル防振の作業を行いました。
 
 
 
 
通常はセメントコーティングは次の日の納車となりますが、朝10時に入庫して頂いて、
それから吸音フェルトを一度外して粗目を付けてから塗りを行いますが、
昨日は晴天で気温も高かったために天日干しで乾かして、
夕方にはドアに組み込む事が出来ました。
 
 
 
実はCX-3のお客様は大阪府からご来店頂いていて、
当日出庫で出来る所まで施工という事で、
フロントのセメントコーティングは必ず施工して欲しいという事だったので、
総勢4人掛かりで1日で仕上げました。
  
 
 
リアドアは静粛性アップを目的にベーシック防振の施工を行っています。
 

 
 
スピーカーは純正の16センチを取り外し、
ピュアディオブランドの13センチサイズのZSP-LTD15を、
インナーバッフルを製作して取付けました。
 
 
 
内張りを組み付けてグリル部分を見ると、
けっこう中の黄色いケブラーコーンがハッキリ見えて、「
CX-3はインナーでも音ヌケが良さそうだな。」と思って見ていました。
 
 
 
 
ツイーターはダッシュの上の純正部分は使用せずに、
スタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25を取付けています。
 
 
ただしこのツイーターは以前乗られていたCX-3のボーズサウンド車から移設されて来た物で、
1・5のクリーンディーゼル車から1・8のクリーンディーゼル車に買い替えられて、
前回ボーズサウンド車でシステムアップに制約が多かったので、
買換えの時にはオーディオの自由度が高い標準仕様車にされました。
 
 
 
ハンドルの右下を分解して、マツダコネクトの車両アンプから音信号を取り出します。
 

 
音信号はグローブボックス下に取付けたピュアコンに送り、
そこからドアスピーカーとツイーターに分配して送ります。
  
各ユニットへの周波数幅と、レベルとインピーダンスをピュアコンの数値をあれこれと変えて調整します。
 
 
周波数幅とレベルは誰でもイメージ出来る部分ですが、
インピーダンスはコイルとコンデンサの比率を変えて音色をコントロールする手法で、
同じ周波数幅でもコンデンサを大き目でコイルを小さめにすると音がしゅっと鋭く立つ感じで、
逆にコンデンサを小さめでコイルを大き目にすると、
音がゆったりして聴こえるので、
その比率を変えて本来の音に近い音色に合わせるのがピュアディオ独自の調整方法です。
 
 
 
ピュアコンの組合せで音を調整しているのでマツダコネクトの調整はほぼしなくてもよく、
リアのノーマルスピーカーの音が混じるのが少し気になるので、
フェダーを1クリック前に動かして全体の量感が減らないレベルで、
前に余分な音が重ならないという絶妙なバランスに合わせています。
 

 
 
現在は大阪からだと山陽自動車道が使えず、
時間をかけて中国自動車道を使って宇部店まで来て頂いて、
ご希望通り当日出庫で納車する事が出来ました。
 
出来上がった音には「大満足です!」と喜んで頂きました。
 
 
交通の不便な中、遠方よりのご来店ありがとうございました。
 

ノートeパワーNISMO カーオーディオの音質アップ

2018-07-13

今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、
日産のノートeパワーNISMOです。
 

日産純正のナビオーディオが装着された状態で入庫となって、
フロント2WAYスピーカーの取り付けを行いました。
 

スピーカーの取り付けの前にドア防振の作業を行って、
内張りを外した後に防水シートも外し、
外板裏ににベーシック防振の施工を行った後に
サービスホールを塞ぐ防振を行い、
ゴムの吸音シートが付いた防水シートを元に戻します。
 
 
外した内張りにはセメントコーティングの施工を施して、
これで片ドア3面のフル防振の状態になりました。
 
今回取り付けたスピーカーはピュアディオブランドのISP-130で、
インナープレートを製作して、外からはノーマルと変わらない見た目で取り付けました。
 
ダッシュ上にワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けました。

これまでのノートの取り付けでは
ATX-25ツイーターにZSP-LTD15のミッド側に
コストをかけている組み合わせが多いのですが、
今回はツイーター側にコストをかけているパターンです。

あっ、そういえばうちの白いノートがミッド側に
コストをかけているパターンなので、
それで同じ様な組み合わせにする方が多かったのでした。
 

スピーカーが付いたらグローブボックス下に
合計10ピース構成のピュアコンを取り付けて、
パーツの交換で音を追い込みます。
 
 
日産純正のナビオーディオは中身はパナソニック製で、
見慣れた調整メニューです。
 

いつもの様にスピーカーのディレイは全てゼロにして、
音をニュートラルな状態にしてからイコライザー調整を行いました。
 

ズッシリとした高音と言うと想像出来ない方もあるかも知れませんが、
安定感のあるクオリティーの高いサウンドを再生しています。
 

ホンダ・Nボックス スピーカーの音質アップ

2018-07-12

今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、
ホンダのNボックス・カスタムです。
 
 
パナソニックのストラーダを取り付けた状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工の、
Wパッケージの作業を行いました。
 
 
ベーシックという簡単そうなネーミングながら、
ナビは一度取り外して裏から音信号をPSTケーブルで取り出すという、
手間のかかる作業で音のロスを最小限に防いでいます。
 
 

取り出した信号はグローブボックス下に送り、
MDF板を敷いてその上にNボックス専用チューンにピュアコンを取り付けます。
 
標準パッケージは4ピース構成ですが、オプションのSSFの追加と、
メインユニットを白いラベルのRRタイプに交換しているので、
低音・高音域ともに標準パッケージよりもアップさせています。
 
 
トレードインスピーカーならかなり細いケーブルを使うところを、
ベーシックパッケージではピラーの根元までPSTの太い配線を使っていて、
ATX-25を発売してからはツイーター用のケーブルは
専用設計の高音域を重視した構造の物を使う様にしています。
 
 
ATX-25ツイーターから出ている細くて短いケーブルを内張り裏に引き込んだら、
後はナビ裏までPSTケーブルでつながっていて、低ロスで音楽を再生しています。
 
 
 
続いてドアの内張りを外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせて、
ドアの残響を抑えます。
 
 
自社で同じ型式のNボックスを持っているので、ポイントはきちんと抑えてありますし、
同じ車でデモンストレーションを行っているので、
お客様も安心して作業に預けて頂いています。
 
 
内張りを組み付けたら全ての組み立て作業は終わりで、
グリルからシルバーのコーンがやや見えています。
 
 
最近のパナソニックのストラーダは1メートルのディレイが最初からかかっていて、
これを一度ゼロにしないと正確に音楽が再生出来ないので、
使わないスピーカーまですべてゼロに合わせてから調整に入ります。
 
 
ピュアコンにオプションを2項目追加しているので音はスムーズで、
イコライザーは1ヶ所1クリック動かしただけでピークの状態になりました。
 

 
Nボックスのお客様は5月に行われたJR博多駅前でのデモカーの試聴イベントで
音を聴かれて、同じ車種で音の違いに驚かれて入庫して頂きました。
 

 
ベーシックパッケージのメリットは、調査した車種で確実な効果が約束されていて、
また生演奏やボーカリストの生の声を基本にしているので、
耳の錯覚を利用した良い音とは全くベクトルが違うという所です。
 
お問い合わせ
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