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取付ブログ

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ジャズピアニスト国府弘子さんのライブへ

2021-02-20
昨夜は北九州市八幡西区の『黒崎ひびしんホール』にジャズピアニストの国府弘子さんの
ライブを聴きに行きました。



ゲストにジャズボーカリストのShihoさんを迎えて、アルバムピアノパーティーからと、
有名曲のカバーと、Shihoさんのアルバムからの楽曲からと、約2時間の素晴らしい演奏を
聴く事が出来ました。



コロナ禍の影響で様々なコンサートやライブは延期や中止の連続で、
今月は11日のデーモン閣下と上妻宏光さんの音楽活劇に続いて
2回目の音楽鑑賞となりました。



今月はこういったステージが2回もあるために、アウディQ5のオーディオはシステムアップしていて、
昨日は行きは国府弘子さんの最新アルバム『ピアノパーティー』を聴きながら向かいました。



ライブ終了後はイベンターの方からバックヤードに招待されて、
カメラの画像にステージの撤収が映っているのをちらりと見ていました。



しばらくしたら国府弘子さんとShihoさんが来られて、
FM福岡の音解で8月15日と1月2日に放送が流れたのは偶然ですか?という話になって、
「もちろん国府弘子さんですから、もっとも交通量の多い時期を狙って
少しでも多くの方に聞いて頂きたいと・・」と、自分は答えました。



実際には1月9日を含めると3回の放送なのですが、国府弘子さんからShihoさんに、
「こちらの社長さんは車の中で良い音で音楽を聴ける様にされる方で・・」という話と、
「私と天野清継さんのヘブン&ビヨンドとかを使って音の調整をされて・・」という話をされていました。



自分は「90年代は国府さんの生演奏を聴く事無く、3枚のアルバムをとっかえひっかえして、
その違いが分かる様にと、今考えたら恥ずかしくなります。」と、国府さんのアルバムを使いながらも、
今のセッティング技術からしたら劣っていた事を恥ずかしく思いました。



2006年から2007年にかけて上妻宏光さんとDEENの池森さんに直接お会いして、
生音・生声を聞く様になってからサウンドピュアディオの音は大きく変わり、2017年に音解という
音楽番組を放送する様になってからは、お付き合い出来るアーティストさんの数が増えて来て、
ピュアコンのコンデンサの値の表記を2桁から3桁にして、JU60に関しては4桁に増やして
細かな音調整を行って、これまで表現出来なかった音が表現出来る様になりました。



その中の一人が1990年代にヘブン・ヘブン&ビヨンド・アズールの3枚のアルバムを使って
音調整に使っていた音源の元の国府弘子さんとの出会いで、今回で6回お会いした事になります。



今考えたらなぜ1990年代に調整用CDで使っている音源のアーティストさんに
会う努力をしなかったのか後悔していて、もし早く気づいていたら今の音に
もっと早くたどり着いていた訳で、でも人生は後戻り出来ないからこその価値があるので、
それは結果として今の音の領域にたどり着いたという事で良しとしましょう。



そんなお話をしていて、最後にはマスクをちょっと外して記念撮影をさせて頂きました。



国府弘子さんはボーカルは取られていませんが、最近の楽曲ではスキャットが多く、
音造りの参考にさせて頂いています。



Shihoさんとは今回でお会いするのは2回目で、前回よりも長くお話出来たので、
生の声をしっかりと耳に焼き付けて帰りました。



以前はフライド・プライドのボーカルとして活躍されていたShihoさんは2017年からはソロとして
活動されていて、最新アルバムの『ア・ボーカリスト』のアルバムをアウディの中で聴きながら帰りました。



有名曲のカバーとオリジナル曲がバランス良く収録されていて、音質も良く、
皆さんにも是非聴いて頂きたい一枚です。



また10曲目のハッピー・ソングはボニーMの楽曲とは違い、Shihoさんが毎回出演されている
中洲ジャズのテーマソングです。



先ほどライブを聴いて、その後でご本人の名前の声を聞いて、
それからきちんと音が調えられたフルシステムで聴くCDの音は最高で、
この仕事をしていて良かったと実感出来る、至福のひと時でした。



ピュアディオのカーオーディオの音を自宅で聴く

2021-02-19
現在の宇部店では、ピュアディオブランドのホームオーディオ用のスピーカーの試作品の
木の地肌丸出しのモデルがBGMで鳴らしています。



見た目は未完成ですが、音はほぼ放送局のスタジオ用に近い音色になっていて、
「この音でこの大きさだったら欲しいですか?」と、お客様に問い聞きしているところです。



既にホーム用ではJBLの4312MⅡのピュアディオチューニングバージョンを発売していますが、
以前のモデルのピュアディオ705よりは1クラス下の大きさで、
パソコンの横に置いてという事を想定していますが、
705クラスの大きさがもう一度欲しいというご要望も多く、
16・5センチのミッドバスの2WAYの試作品を7月から手掛けています。



使用ユニットを何度も変えたので、スピーカーグリルが大きくて、
デザイン的におかしいのと、箱の作り方をJBLの上の方にバスレフポートを参考にしていたのを、
B&Wの様な配列にこれから変えないといけません。



確かにこれまでチューンしたJBLスピーカーは全て上の方にバスレフポートがありますね。



それと今回のモデルは箱は最終的に外製となり、黒1色の艶消しではなくて・・



少量生産の創作家具工房で仕上げてもらいます。



これはバイワイヤータイプの試作箱で、フロントの形状はまだ途中で・・



完成形はJBLのL100の様にフロントがブラックで、サイドは木目という仕上がりにします。



今は地肌の状態で音を鳴らしていますが、きちんとした箱でもう少ししたらデモンストレーション出来ます。



ちなみに7月から開発を手掛けているのに遅れた理由は、
当初はホームオーディオの後に製品化する予定のピュアディオブランドの25センチウーファーを
先に製品化したからで、こちらはもう少しでコンスタントに製品を提供出来る状態になります。



ピュアディオ製品は「これが欲しい!」とお客様が欲しくなる当たり商品ばかりですが、
実は開発段階で「この値段でこの音では発売出来ない!」と、廃案になった製品の方がはるかに多くあります。



こだわりの家具職人が作ったボックスが、どんな仕上りで出来て来るのか、楽しみにしています。



マツダCX-5(マイナー後) スピーカーの音質アップ

2021-02-17
今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の作業から、マツダのCX-5です。



マイナーチェンジ後のお車で、マツダコネクトはCX-30と同じ内容に変わっていて、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。



まずはフロントドアの内張を外して、インナーパネルも外して、外板裏にベーシック防振の施工を行います。



内張にはかなり広い範囲に吸音フェルトが貼ってあって、これが無いとロードノイズの進入が
多いというのがうかがえます。



インナーパネルを外したドアには、外板裏には何も防振材が貼ってないので、かなり響きが残ります。



作業の前に響きの中心と響きの種類を確かめて、防振マットと防振メタルを貼り付けます。



次にピラーの純正ツイーターを配線を抜いて鳴らなくして、
ダッシュの上にスタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けます。



純正ツイーターの向きとATX-25の向きは全然違って、更にATX-25は外ドームで拡散するタイプで、
純正ツイーターは内ドームで指向性が強いので、リスナーに聴こえる高音の質と量はかなりの差が出ます。



グローブボックス下には2枚のMDF板を敷いて、マイナー前の値のピュアコンを取り付けました。



今回はマイナー前の右ダッシュの奥のアンプの位置から、運転席下に位置が変わっていて、
更に音の特性も変わっているので、新しくピュアコンの値は探り出しました。



ブラックボックスとコイルを何度も変えて音を追い込んでいたのですが・・



車両のアンプの位置と特性が変わったと同時に、音調整機能はこれまでのマツダコネクトの
バス・トレブルとは別に、13バンドのイコライザーが付いていて、どちらかを選択する様になります。



これまでの低音出過ぎで高音が足らないタイプの音から、高音域が価値気味の特性に変わっていて、
聴き慣れた音源を使ってスタジオレベルに近くなる様にイコライジングを行いました。



入庫時は高音も低音も物足りなくて上げ気味でお聴きでしたので、
どちらの音域もかなりの改善となっています。



外見の変化に比べてかなりオーディオの方は大きな変化で、マイナーチェンジ前と
マイナーチェンジ後では、全く別な手順書のベーシックパッケージとなります。



キックスeパワー カーオーディオの音質アップ 後編

2021-02-15
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車の日産キックスeパワーの後編です。



フロントドアの純正16センチスピーカーを取り外して、JBLのクラブ602CTPのミッドを取り付けました。



インナーバッフルを製作して、しの周りをシール材で覆っていますが、
ここは一般的にウエーブ状のシール材を使用した方が低音の量が出ますが、
あえて正確な音色をという事で、普通の形状の物を使っています。



ツイーターはダッシュ上にスタンドを使って仰角・振り角を付けたピュアディオブランドの
ATX-25ツイーターを取り付けて、見晴らしの良い場所から外ドームで拡散させて上質な高音を再生しています。



グローブボックス下にMDF板を敷いて、その上に4ピース構成のピュアコンを取り付けたら音が鳴ります。



調整用のCDを再生させて、パナソニック製のナビのスピーカーディレイを100センチからゼロセンチに合わせて・・



イコライザー調整を行って音を整えたら出来上がりです。



これまでのキックスeパワーは全てドアが純正の16センチだったので、今回はいままでとパターンが違います。



JBLのクラブ602CTPは薄型の割に低音が出て、当初は方ドア2面の防振だと
後ろに回った音圧が内張を震わせるので、サービスホールの防振を追加で行いました。



更に当社のキックスのシステムアップ用にJU60用のワイドスタンドを用意していたので、
それをお客様に一度聴いて頂く事になって、高音域が良くなる事は当たり前の事、
ツイーターのレンジが広いためにこれまでミッド側で再生していた一番高い音の部分を
JU60で再生して、サービスホールを埋めて音圧アップしたミッドに対して、
しっかりと応えてくれる力強い高音を再生出来る様になりました。



ピュアコンは4ピース構成から10ピース構成のフルバージョンにアップして、
中級グレードの上の方のシステムへとアップしました。



当初のシステムよりも全ての音域において改善されて、お客様は試聴された後に
このシステムでという事で決めて頂きました。



本来当社のキックスeパワーのバージョンアップ様に用意していた製品が、
先にお客様のお車に装着させて頂いて、シンプルながら極めて音質で完成する事が出来ました。



追伸



キックスeパワーのお客様は、新車の状態でタイヤをブリヂストンのレグノに履かせ替えてありました。



車・オーディオ・タイヤのトータルバランスが取れた、特別な1台に仕上がっています。



キックスeパワー カーオーディオの音質アップ 前編

2021-02-14
今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、日産のキックスeパワーです。



当店がキックスeパワーのデモカーを持っているからと、四国の香川県からお越し頂いて、
デモカーと同じ様な内容でという事でお預かりしました。



木曜日の祝日に来店されて、一度列車に乗って帰られて、4日後の今日再び列車に乗って
来店して頂きました。



ナビオーディオは日産純正の専用サイズの物を使用して、ベーシックパッケージの取付と、
ドアスピーカーの交換と、ドア防振の作業を行いました。



まずはフロントドアの内張を外して、外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせるベーシック防振の
施工を行いました。



リアドアにもベーシック防振の施工を行いました。



さらに前後のドアにセメントコーティングを行って、スピーカーの音で内張が震えて音が濁るのを防いで、
静粛性と断熱性もアップさせます。



当社のデモカーと同様にリアのハッチの内張も外して、ツルツルのプラスチックの表面に粗目を付けて、
剥がれが起きない様に施工して、その後にセメントコーティングを行いました。



フロントのAピラーの内張を外して、ロードノイズ防止の吸音フェルトを一度外して、
セメントコーティングを行った後に吸音フェルトを元に戻します。



これで音造りのベースが出来ました。



(続きは後編にて)



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