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取付ブログ

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アルトワークス 音質と静粛性をアップ

2021-02-01
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、スズキのアルトワークスです。



以前ATX-25を使用したベーシックパッケージと、フロントのベーシック防振の施工の、
Wパッケージの作業をして頂いていたところからのグレードアップの作業を行いました。



何も施工していなかったリアドアの外板裏に、防振マットと防振メタルを貼り合わせて、
外からのロードノイズの進入を防ぎました。



前回は行っていなかった内張のセメントコーティングを行って、
前のドアだけでなくリアも含めて4枚のドアに施工を行いました。



塗って直ぐは青白いコーティング材も、乾燥して来ると茶色っぽくなって来て、
ひび割れを起こさないためのたわみの成分が化学変化を起こして色が変わっています。



また意図的にランダムに厚い薄いを作って、振動が通過し難い様にしてあるので、
ドアが重たくならない割に防振効果が得られます。



年々ドアの内張は薄くなって来ているので、音質アップと静粛性アップと、
更に断熱効果のあるセメントコーティングの需要は増えて来ています。



今回はドアだけでなく、リアのハッチの裏にも防振マットと防振メタルを貼り合わせて・・



更にリアのラゲッジ下に防振マットを貼って、リアからのロードノイズの進入を防いでいます。



ラゲッジの床は水抜きのゴムキャップがあって、左右の響きが違うので、
それに合わせて左右非対象の貼り方をしています。



もう1カ所リアシートの座面下の響きやすい部分に防振メタルを6カ所貼って、
響きの中心の高い音をピンポイントで抑えています。



全ての施工が終わったら、車全体の響きが変わったので、
イコライザー調整とピュアコンのコイルの巻き数の変更を行って音を合わせました。



ディーラーオプションのナビを使用したシンプルなシステムですが、ガッツリ防振作業を行う事で、
スペシャルなアルトワークスに仕上がりました。




VWゴルフトゥーラン スピーカーの音質アップ

2021-01-31
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、フォルクスワーゲンのゴルフトゥーランです。



異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取り付けと、
ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。



まずはドアの内張を外して、響きの中心と周波数を探って、
マーキングを行った後に防振材を貼り付けます。



フォルクスワーゲン系の車は樹脂のインナーパネルがポコポコとつられて鳴るので、
ここの響きをしっかりと止めて、ドイツ車なので外板裏は国産車よりは硬いのですが、
それでも残る響きの部分をピンポイントで抑えます。



内張を組み付ければ見た目はそのままですが、樹脂と鉄板の響く部分を
ピンポイントで抑えているので、音質が良くてロードノイズが減ったドアに変わっています。



この年式のトゥーランのツイーターは、ゴルフⅦと同様にピラー根元に付いていて、
その場所の前に仰角・振り角を付けたピュアディオブランドのATX-30Jツイーターを取り付けました。


グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上にゴルフⅦ用の値のピュアコンを取り付けました。



このタイプのナビが付いたトゥーランは初めてだったので、特性が分からなかったので、
ゴルフⅦ用を取り付けて、そこから値を変えて最新のトゥーラン用の値を探りました。



調整用CDを要れようとグローブボックスを開くとそこにはプレイヤー部は無くて、
その上のパネルを開くとそこにプレイヤーがありました。



これは便利です!



なぜ自分のアウディがこの方式でないのか、ちょっと不満です。



そして音調整を始めると、ドアスピーカーのツイーターの距離がゴルフⅦよりも離れているからか、
スタジオレベルのトーンに合わせるのにバスをマイナスに振って、トレブルをプラスに振って、
聴感上のフラットに合わせて・・



ピュアコンのブラックボックスは何種類も交換して聴いて、最も生音・生声に近い状態に合わせました。



納車前に一度お客様に音を確認して頂いたら、かなり音質が良くなったと、大変喜んでおられました。



サウンドピュアディオの音は、音を加工したり強調したりして音が良くなった様に
感じさせるカーオーディオとは違って、歌っている本人の声や、
演奏者の生の楽器の音を確かめた上で行うセッティングで、
カーオーディオの音というよりも、スタジオの音を車内に持ち込むという、
唯一無二のサウンドとなっています。



シトロエンDS3 カーオーディオの音質アップ

2021-01-30
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、シトロエンのDS3です。



以前デッキの交換とベーシックパッケージの取付でお預かりした事があるお車で、
もっと音を良くしたいというご要望で再び入庫となりました。



ドアスピーカーはガラスのクリアランスの都合でこのサイズがマックスで、
前回は純正スピーカーはそのままに、ツイーターをアップグレードのATXー30Jを使用して、
ツイーターの音域の広さでミッドの上の音域の物足りなさをカバーしていました。



ドアを開けて調べたところ、JBLのクラブ602CTPが問題無く入る上限と分かり、
付属のツイーターは使わずに、ミッドのみを装着しました。



付属の19ミリのツイーターは音域が狭いために、これまで使った事はありません。<



DS3のドア内はサービスホールがウレタンで覆われていて、ウレタンを一度外して、
外板裏に防振マットと防振メタルを貼り合わせる、ベーシック防振の施工を行いました。



これまではドア配線は純正をそのまま使用していましたが、
今回新たにピュアディオブランドのPSTケーブルの全音域タイプを車室内から
ひいて来ています。



外した内張は下処理を行った後にセメントコーティングを行って、
写真はまだ塗り立ててで青白いのですが、乾燥して固まると茶色に変色します。



これまでポコポコと軽い響きだった内張が、カチッとした締まった音になって、
音のぼやけが無くなり、ロードノイズの進入が減って、断熱性も上がります。



スピーカーの取付が終わって音が鳴ると、ドアスピーカーの移置が普通の車よりも
高い位置にあるので、ミッドの上限をコイルの巻き数を増やして抑えるか、
それともピュアコンの値を変えてツイーターのレンジを狭くするかの判断をする事になりました。



DS3のスピーカーグリルは高い位置にありながらも抜けは良い方ではなくて、
コイルの巻き数はそのままに、ツイーター側にブラックボックスを4連にして複雑なスロープを作って、
DS3に合わせた絶妙な音のバランスに仕上げました。



今回の取付で思ったのが、そもそもピュアコンを開発したきっかけが、
平成の初め頃ホンダのCRーXという車が入庫して、そのスピーカー位置が高かったために、
普通のドア下の車でそこそこ鳴るパッシブネットワークが、自分の車ではきちんと鳴らないので、
損をした感じがするので、カーオーディオにお金をかけるのがもったいないと
一人の方が言われたところからスタートしました。



コイルの巻き数を変えたり、ツイーターのレンジを変えたりして、
他の車と同じ様な鳴りにするという努力をしている時に、
ネットワークのボックスの中からコイルを取り出して自由に交換出来る様にしたり、
ボックス自体の特性を変えた物を何種類もあらかじめ用意していたら、
短時間で良いマッチングに辿り付けるのでは? という発想から28年が経過して、
今ではスピーカー配列が特殊な車でも、
短時間でツボを押さえた良い音が再生出来る様になりました。



ピュアディオ新ウーファーを装着

2021-01-29
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタのハイエースです。



アルパインのハイエース専用のビッグXを装着した状態で入庫となって、
スピーカー・・ウーファー・モノラルアンプの取付をして頂いていました。



ドアはフル防振で、アウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドの
ZSPーLTD15を取り付けて・・



ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けています。



リアの足元には25センチ用のエンクロージャーを取り付けて、
JBLの薄型のサブウーファーを取り付けて、車1台で3WAYの構成として完成させていました。



ハイエースのお客様は先週のピュアディオの新ウーファーのモニター取付の
書き込みを読まれて、早速新ウーファーを取り付けたいという事で来店頂きました。



将来的なシステムアップも考えて、あらかじめエンクロージャーは
厚いマグネットのウーファーにも対応出来る様にしてあったので、
ユニットの交換はネジ位置の開け替えぐらいで済みました。



そういえば先週のブログではまだ名前が決まっていませんでしたが、
新25センチウーファーの目―ニングは『ISP-W25』となりました。



市販されているウーファーよりは意図的に能率を下げて、音に重みを持たせているのと、
ウーファーから出る2倍・4倍・8倍の倍音成分を少なくして、
低音の量は出るが中音域にくすみ成分が混じるというのを無くしています。



ピュアディオブランドで中級クラスウーファーは初めてで、
マッチングやエージング時間など調べるために、あえてモニター販売として、
何度かお店に足を運んで頂くという事で、まずは近くのお客様に販売して、
完全にツボを押さえてから遠くのお客様にも販売というところが、
モニター販売と呼んでいる部分です。



ウーファーユニットを取り付けて、エンクロージャーを元の位置に戻して、
頑丈なスピーカーグリルを付けたら音を鳴らします。



ウーファーの能率を下げているので、やはり低音の量はこれまでのウーファーより下がり、
後ろの造作部分のソファー下に付けている、
ウーファー用のモノラルアンプのゲインを、2回上げてバランスを取りました。



音の重心が下がったのと、中音域にかぶる倍音成分が減ったので、
イコライザーの調整もそれに合わせて変えました。



それだけでなく、あまりに雑味が無くなったので、グローブボックス下の
ピュアコンの値も変えました。



ウーファーを交換して低音域がこれまで出来らなかったもう少し下まで出る様になって、
無駄な倍音成分を減らす事で、中音域のクオリティーがかなり上がりました。



サブウーファーは本来フロントスピーカーで出来らない超低音域を
少し足してやるというのが本来の使い方で、
今のカーオーディオのサブウーファーの使い方はウーファーの存在感があり過ぎて、
更に音楽以外の空気振動も一緒に乗って量感を稼いでいるという感じです。



そういう意味ではISP-W25は本来の意味でのサブウーファーの使い方に合わせた
製品と言えるでしょう。



カローラスポーツ スピーカーの音質アップ

2021-01-28
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタのカローラスポーツです。



オーディオレス車に2D I Nの純正ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。



ベーシックパッケージなので、ドアの16センチスピーカーはそのまま使用します。




ドアの内張を外してみると、内張裏に吸音フェルトが貼ってあり、
何もしないとロードノイズが進入して来るというのが分かります。



外板裏の工場装着の防振マットと合わせて、後付けの防振マットと
防振メタルを合わせて、ドア全体の響きを鎮めます



内張を組み付ければ音質と静粛性が上がったドアの出来上がりです。




続いてナビオーディオを一度取り外して、裏からピュアディオブランドの
PSTケーブルで音信号を取り出して、グローブボックス下に送ります。



MDF板を敷いた上にピュアコンの4ピース構成の物を取り付けます。




同じ4ピース構成でも昨日のステップワゴンとはパーツ構成が違い、
ステップワゴンがミッドの下の周波数に制御をかけているのに対して、
カローラスポーツでは上の周波数に制御をかけています。



ダッシュの上にはピュアディオブランドのATXー25ツイーターを
仰角・振り角を付けて取り付けています。



この角度が高音質の肝です。



原稿のカローラ系ではディスプレイオーディオとそうでないナビで音の傾向が違い、
それに合わせてピュアコンの値を微妙に変えています。



今回のナビはパナメトリック式のイコライザーのデンソーテン製の物で、
低い音域は出過ぎるぐらいだったので抑え気味にして、
中高音はフラットで何もいじらない方が素直な音が出ました。



中高音のクオリティーはもちろんの事、低音域のスケール感も上がって、
ベースが同じドアスピーカーとは思えないほど音が激変しました。



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