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取付ブログ

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ルノー・トゥインゴ カーオーディオの音質アップ その3

2022-02-13
今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、ルノーのトゥインゴです。



防振作業が終わってアウター・スラントのバッフルを製作して、
以前乗られていたお車からピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。



ダッシュにはワイドスタンドを製作してJU60を取り付けて、ピュアディオ推奨のハイエンドの
フロント2WAYスピーカーとなりました。



トゥインゴは後部座席の下にスペースがあるので、左下にナカミチのPA-1002Nを取り付けて・・



右下にピュアディオチューンの30バンドのアナログイコライザーを取り付けています。



助手席下には8ピース構成のピュアコンを取り付けて、その横にピュアディオチューンの
ハイローコンバーターを取り付けています。



一度音を鳴らしてみたら音色が妙に明るいので、純正スピーカーのインピーダンスを測ったら8Ωで、
ハイローコンバーターの入力が4Ω設定なので、インピーダンスの変換を行って8Ω動作にしました。



それでもフラットに聴こえないので、一度モノラルでスペアナ測定を行って、
その反対方向にイコライザーを動かしてモノラルのレベル上でのフラットを目指しました。



普通はスペアナは使用しないのですが、あまりにフラットからかけ離れていたので、
耳で追いかけるのが難しくて、モノラル測定で合わせた後に耳で聴いて、右の耳で聴く左の音と、
左の耳で聴く右の音を頭の中で合成してステレオイメージを作ります。



スペアナ測定に従ってイコライザー調整を行ったら、矢印の部分に極端なディップが出来てしまいました。



ここをレベルを上げれば見た目上はフラットに近かくなりますが、
こういう場合はツイーターの周波数とミッドの上限周波数が重なっていて、
音の出る方向の差で打ち消しあって、それでディップが出来ている事があるので、
イコライザーではなくてピュアコンの値を変えてこのディップを無くしてフラットになる様に合わせます。



また純正オーディオから出力されている音がフラットではないために、
トーンコントロールでどこまでいじって、イコライザーでここは上下して、
この部分はピュアコンで合わせてと、3カ所の組み合わせをあれこれと変えて、
ここからはスぺアナではなくて、聴感上のフラットを目指しました。



何度も調整を繰り返して、現在の調整の最後を締めくくるのはDEENさんのプラスティクラブです。



ボーカルの池森さんとはこれまで40回ぐらいお会いしていて、生の声を知り尽くしているので、
ここがピッタリ合わないと出庫出来ません。



純正のディスプレイオーディオなりに限界まで生音・生声に合わせて、これから出庫の準備に入ります。



マツダ・アクセラ BOSEサウンド車の音質アップ

2022-02-12
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、マツダのアクセラです。



マツダコネクトでBOSEサウンド車に、ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、
Wパッケージの作業を行いました。



アクセラのBOSE車は、ボーズのマークが入ったスピーカーグリルの奥には、
フロントマグネットのウーファーが付いていて、車両アンプから低音のみを鳴らしています。



強力な低音を出している割には外板裏は響きが残って、外に音圧が漏れている状態なので、
防振マットと防振メタルをピンポイントで貼って、パワフルでキレの良い低音に改善しました。



ダッシュの上には中高音用のスコーカーが付いていて、ここの高音のみをピュアコンで取り出して、
スタンドを使って適切な仰角・振り角を付けた後付けツイーターで再生させて、
スコーカーはピュアコンで制御して中音のみの再生にして、トータルでフロント3WAYのシステムに
変更しました。



ツイーターはピュアディオブラントのアップグレードのATX-30Jです。



純正ボーズのアンプは運転席下にあって、そこからピュアディオブランドのPSTケーブルで
グローブボックス下まで音を送っています。



マツダのボーズサウンドは年式によって若干音の傾向が違うので、
初期型のデーターを元に差異を確かめて、細かく値を変えてその年式で最も生音・生声に近い値を探します。



マツダコネクトの調整画面にはボーズセンターポイントとボーズオーディオパイロットの
2つの機能が入っていて、最初はどちらかまたは両方入れた方が良く聴こえたのですが、
ピュアコンの値を詰めて行ったらどちらもオフにした方がパワフルで自然な音で聴こえる様になりました。



ボーズサウンド車はインピーダンスが特殊で、スピーカーに帯域制限がかかっているので
トレードインスピーカーの取付が出来ませんが、ピュアディオのインピーダンス変換技術と、
自由にパーツが組み合わせられるピュアコンのおかげで、
入庫時とは全く別な素晴らしいサウンドに生まれ変わって出庫されました。



R34スカイライン カーオーディオの音質アップ

2022-02-11
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、R34型のスカイライン・セダンです。




もう15年以上お付き合いをして頂いているお客様のお車で、
長年使われていたカロッツエリアのCDプレイヤーが故障して、メーカーで修理出来ないとの事で、
1DINデッキに交換して頂いて、それと同時に細かい部分のシステム変更を行いました。



修理出来なかったのはP01の初期型モデルで、詰まったCDを取り出して廃棄となります。



これと連動していた光ケーブルで繋がっていたプロセッサーも使えなくなって・・



プロセッサー部分はピュアディオチューンのチャンネルディバイダーでの制御と、
交換した1DINデッキのイコライザーで調整して、同じ内容の調整が出来る様にしました。



長年使われていたオーディオソンの多チャンネルアンプは、サブウーファーを鳴らす部分だけ使用して、
フロントはピュアディオチューンのARCの2CHで鳴らす事にしました。



スピーカーはドアにピュアディオブランドのZSPーMIDにグリルをJBLのP560Cの物を使用して・・



ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けています。



ウーファーはリアシートの後ろにエンクロージャーを組んで、
ピュアディオブランドのZSPの黄色いケブラーコーンの限定品を取り付けています。



デッキはカロッツェリアのDEHー970で、お客様の使用ソースの要望を考えると
今はこれしか該当する物が無くて、本当に前のデッキの様な音が出るのだろうか?と心配されていました。



今回ピュアコンは最新の4桁の物に交換して、最初の取り付けで2桁モデルで、
途中で3桁モデルに買い替えられて、スピーカーは同じでもピュアコンは3セット目で、
15年以上使い込んだスピーカー様に値を合わせているので、
新品の時の2桁モデルの時よりもクオリティーの高い音を表現しています。



ピュアコンの値を変えながら、その一方でイコライザーの調整とチャンネルディバイダーの調整を行って、
今日の午後には音がまとまる予定で作業を進行させています。



今の時点では光伝送のケーブルからピュアディオブランドのSKYのRCAケーブルに変えているので、
光独特の細い音から、芯のある太い音に変わっているので、低音を上げなくても逆に絞った方が
バランスが良いぐらいで音調整が進行しています。



ルノー・トゥインゴ カーオーディオの音質アップ その2

2022-02-10
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業の続きで、ルノーのトゥインゴです。



4枚のドアにプラスして、リアのハッチ裏にもセメントコーティングの施工を行いました。



フロントドアの表にはマスキングを行って、これからアウターバッフルの製作に入ります。



トゥインゴの純正オーディオはディスプレイオーディオになっていて・・



入庫時にトーンコントロールの高音がマックスまで上がっていて、かなりかったるい音だという事が
分かります。



ディスプレイオーディオを一度取り外して、裏から音信号を取り出します。



取り出した信号はハイローコンバーターを通してパワーアンプに送り、
ピュアディオブランドの最高級ケーブルPMBで各スピーカーに送られます。



カタログ上ではSKY3が最上級グレードですが、旧モデルのPMBの復活を望まれる方が多くて、
後から復刻版として再発売しています。



末端を焼き入れを行って、ZSP用の金メッキ端子を取り付けて、車室内からドア内にPMBケーブルを
通しました。



下からピラーの根元まで金メッキのオスメスギボシを取り付けたケーブルを引きます。



それからパワーアンプの取付場所を探していたら、リアのラゲッジ下がエンジンになっていて、
天板に警告文が貼ってありました。



これからアンプやハイローコンバーターの設置位置を考えます。



(その3に続く)



ルノー・トゥインゴ カーオーディオの音質アップ その1

2022-02-09
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ルノーのトゥインゴです。



純正オーディオを使ってパワーアンプなどを使ったシステムを取り付けていますが、
まずは下地作りのドアの防振作業からスタートしました。



前後のドア共にサービスホールがウレタンでふさがっているタイプで・・



まずはウレタンを外して外板裏にベーシック防振の施工を行います。



サービスホールの中に手を入れて、指であちこちをはじいて、響きの中心と周波数を探って行きます。



フロントに1カ所だけ工場装着の防振材が貼ってあって、ここが一番ロードノイズが入りやすいと分かります。



自社の防振材と合わせて、ドア全体の響きをスムーズに抑えます。



そしてどの位置にどういう材質を貼るかマーキングして、次の工程に移ります。



外した内張の形状は複雑で、ここに下処理を行ってからセメントコーティングの施工を行います。



月曜日に前後のドア4枚の塗りを行って帰ったので、今日は完全に乾燥した内張になっています。



お客様からは防振はしっかりして欲しいというご要望で、もう少し防振作業を行ってから、
システムの取付に入ります。



(後はその2に続きます)



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