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取付ブログ

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新型ヴェゼルの静粛性をアップ

2021-12-16
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ホンダの新型ヴェゼルです。



半年前にシステムの取付とドア4枚とリアのハッチと、車内のアンダーの防振をさせて頂いていたお車ですが、
追加の作業のために入庫しています。



今回はジャッキアップして全てのタイヤを外して・・



どのタイヤがどこに付いていたかマスキングしています。



そしてフェンダーの内側のカバーを外して・・



マスキングしてから鉄板面に薄くしたセメントコーティングを吹き付けます。



外したカバーはふちやクリップの部分をマスキングして・・



下処理を行った後に薄いセメントコーティングを吹き付けます。



一晩寝かせてマスキングを取ったら乾燥して来て、色が灰色から茶色がかって来ました。



ロードノイズの進入を抑える事によって、音楽に余計な音が混じらないので
あまりボリュームを上げなくても音楽を楽しめて、何よりも長距離を走った時の疲労感が全く違います。



短時間試乗した時は静かに感じたのに、と言われる方が多くあり、
実際に日常の生活で使うと人間の耳で聞き取れる限界近くの低い音や高い音のノイズが残っていて、
感性の鋭い方は「最近の車の方がロードノイズが増えた様な気がする。」と言われます。



長くお車を乗られる予定で、広範囲な防振をされる方が徐々に増えて来ています。



下回りの防振の他にまだシステムアップの作業があるので、もう何日かヴェゼルはお預かりしています。



210系クラウン スピーカーの音質アップ

2021-12-15
今日ご紹介する1台は、一昨日の宇部店の完成車から、トヨタの21系のクラウンです。



上下2画面のマルチディスプレイのナビオーディオ装着車に、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、トリプルパッケージの作業を行いました。




まずはドアの内張を外して、工場装着の防振マットを避けて周りに防振マットと防振メタルを
貼り合わせました。



外した内張にはセメントコーティングの施工を行って、方ドア2層の防振で音質と静粛性と断熱性を
アップさせました。



210系のクラウンは車輛アンプがトランクの右下に入っていて、こことフロント周りの2か所に手を入れて、
センタースピーカーを含めたフロント5CHの音域とレベルとインピーダンスを調整しました。



ダッシュには中高音を鳴らすスコーカーが付いていて、ここを鳴らさない様にして、
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
ドアの16センチスピーカーと合わせてフロント2WAYとして、センタースピーカーから僅かに
モノラル成分を足しています。



ドアの16センチスピーカーには鉄心入りのコイルが付いていて、
ここで中高音を抑えて低音のみの再生にしていますが、鉄心入りコイルを通すと音質が落ちるのと、
ドアから中音域も鳴らしたいので、手巻きコイル用の上質な銅線を使ってダイレクトに音
がスピーカーに行く様に完全しました。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、その上に6ピース構成のピュアコンを取り付けて、
16センチスピーカーの上限周波数とインピーダンスを調整して、ツイーターにはそれに加えて
レベル調整も行っています。



実は210系クラウンは以前デモカーで実車を買ってパッケージ開発を行っていて、
その時にダッシュの純正スコーカーは使わない方が音質が良いという結果になっていましたが、
あれから何年かが経過しているので、今の技術だとひょっとしたらスコーカーをプラスした方が良いかも?
と、一度スコーカーも鳴らして3WAY化で実験してみたのですが、やはり2WAYの方が音質が滑らかで、
一度鳴らしたスコーカーをもう一度鳴らない様にして、音調整を終わりました。



ドア防振の効果で外に漏れる音が少なくなって、低音がアップしたので、3トーンをバスマイナス1で、
トレブルとミッドはセンターで最もバランスの取れた音になりました。



今回は実車を買って実験していたお車でしたが、全てのプレミアムサウンドの車を買って
実験する訳には行きませんが、可能な限りディスプレイオーディオやプラミアムサウンドの車を買って
実験して、その一方でオーディオレス車も買って実験しているので、
カーオーディオの多様化に対応するためにデモカーの費用というのはなかなか減らす事は出来ませんね。



NV350キャラバン カーオーディオの音質アップ

2021-12-13
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、日産のNV350キャラバンです。



お仕事用のお車で、こだわりのプレミアムGXです。



以前JBLのP560ツイーターを使ったベーシックパッケージを購入して頂いていましたが、
システムアップのために入庫となりました。



まずこれまでお使いだった1DINデッキを取り外して、カロッツェリアの楽ナビを取り付けました。



ドア内にはインナーでJBLの16・5センチミッドを取り付けて・・



セカンドシート下にはミューディメイションの10インチのアルミダイキャストのパワードのウーファーを
取り付けています。



システムの変更に伴って、グローブボックス下のピュアコンの値を交換します。



今回は純白のボビンにピンクのラベルの、井川が一から質の高い銅線を手巻きしたコイルで、
音の透明感で好評を頂いています。



楽ナビの音調整ではまずタイムアライメントは全てゼロにして、本来の音色で鳴らして・・



ピュアコンの値とイコライザーのパターンをあれこれと変えていたら、
最終的に2カ所1クリックづつ動かしたところが最も生音・生声に近いと判断して、
そこで調整を終了しました。



調整用のCDの他に、FMラジオの音でも調整を行って、たまたまFM山口では生声を良く知っている
パーソナリティーの方が話されていたので、音色の正確さが確認出来ました。



お仕事用のバンは乗られている時間がかなり長いので、オーディオの音が良いと、
仕事の疲れを癒す効果があって、最近職人の方のお車の入庫が増えて来ています。



R34スカイライン カーオーディオの音質アップ

2021-12-12
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、日産のR34型スカイラインです。



4ドア車ですが、エンジンを含めてGTR化されています。



ナカミチのCD-700Ⅱを使ったシステムを取り付けられてもう10数年が経過していて、
今回はリファインのために入庫しました。



スピーカーはドアにフル防振の施工の後に、アウタースラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けています。



ツイーターはワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けて、ハイエンドのフロント2WAYと
なっています。



リアトレイには20センチサイズのトランクをウーファーとして使用するフリーエアータイプの
ZSP-F20を左右に付けていて、車全体で3WAY構成となっています。



15年以上使われたアルパインのデジタルプロセッサーのH900は、
年数が経過してエラーが多くなって来たのと、中が酸化して音質が劣化して来たので今回取り外しました。



以前に酸化したリード線を交換して音をリファインさせるという作業を他の車でした事もありますが、
今回はエラーが頻繁に起こるので外す事にしました。



代わりにピュアディオチューンのチャンネルディバイダーのMX1Pを取り付けて、
アンプはナカミチのPA-2002のピュアディオチューンを2台をそのまま使用して、
ピュアコンは今回最新バージョンに全て交換しました。



そして車に通っていたPMBケーブルは全て取り外して、末端の焼き直しを行った後に元に戻しています。



またバッテリーはこれまで高さが足らないからとボッシュ以外の物を使用されていましたが、
輸入車用のサイズでリアトレイ下に収まるモデルがあると分かったので、6Cのタイプに付け替えました。



H900を外したのでイコライザー機能は無くなりましたが、各部のリファインで音の透明感はアップして、
ピュアコンもZSPを10数年使った事を前提の4桁モデルに交換して、コイルを何度も交換して、
最も生音・生声に近い組み合わせを探したので、最初に新品で取り付けた時には表現出来なかった音の表現が
出来る様になりました。



音の調整が終わったらアンプとピュアコンが付いている部分の上にアンプボードを取り付けて、
後が背板を付けたら全ての作業は完了です。



長くお付き合いを頂いているお客様から、現行の4桁のピュアコンになって、
10数年前の2桁の時に比べたら格段に音が良くなったと褒めて頂いていますが、
実は2桁から3桁にアップした時に測定精度を10倍に上げていて、
3桁から4桁に上げた時にもう1度10倍に上げているので、
トータルで測定精度を100倍に上げていて、その分使う測定器にかけるコストも上がっていて、
左右のパーツのペアリングの精度が100倍に上がって音色がピタッと合う様になっているので、
良い音を表現するにはそれ相当のコストと手間がかかっての結果です。



新品当時よりも、きちんと鳴らして行けば10年以上が経過した方が音が良くなるというのも、
ZSPの魅力かも知れません。



クラウン・マジェスタ カーオーディオの音質アップ

2021-12-11
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、トヨタのクラウン・マジェスタです。



以前福岡店で施工を行ったマジェスタのブログを読まれて、県外から起こし頂きました。



純正の専用パネルのナビオーディオ付きのお車にベーシックパッケージの取り付けと、
ベーシック防振の施工と、フロントのスピーカーの交換を行いました。



ドアの外板裏は少し防振材が貼ってあるものの、これでは不十分なので、防振マットと防振メタルを合わせて、
方ドア8枚の防振材を貼り付けました。



前のドアにプラスして、リアのドアにもベーシック防振の施工を加えています。



前席の人からすると斜め後ろにリアドアがあって、意外と近い距離にあるので、
ここからのロードノイズも抑えて快適な室内にしています。



純正の16センチスピーカーは取り外して、インナーパネルを製作して、
JBLのクラブ602CTPの16・5センチミッドに交換しています。



ドアを組み付けたら見た目は同じですが、音質と静粛性がアップしたドアに変わっています。



ツイーターはダッシュの上にアップグレードのATX-30Jを取り付けています。



グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、その上にピュアコンのブラックボックスとコイルと、
オプションのSSFを加えた6ピース構成の物を取り付けています。



コイルはピンクのラベルの、何も無い空のボビンに自分が一から上質な銅線を巻き上げて作った物です。



巻き数が多いと全て手巻きという訳にはいかず、途中まで機械巻した物を巻き替えるのですが、
一から巻き上げたピンクのラベルのコイルはかなり好評を頂いています。



全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、ピュアコンの値を変えて微調整を行いますが、
自分の調整用CDの他にお客様の音源も使いますが、何と二日続けて大黒摩季さんの楽曲が入っていて、
実は大黒摩季さんと実際にお会いして生の声を聞いていますよという、
スタジオでの2ショット写真を店内に飾ってあります。



バス・ミッド・トレブルがセンターで最も本人の声に近い音色に設定してありますが、
勢いを付ける時はここから上げて下さいねとお客様にはご説明しました。



ボーカリスト数十人の方に実際にお会いして生声を確認しての音造りは、他のどの店にも真似出来ない
仕上がりになっています。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

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