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取付ブログ

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50系プリウス スピーカーの音質アップ

2021-08-09
今日ご紹介する1台は、一昨日の福岡店の作業から、トヨタの50系プリウスです。



トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。



まずはドアの内張とインナーパネルを外して、何も貼ってない外板裏に防振マットと防振メタルを
貼り合わせます。



響きの中心と響く周波数を事前に調べて、それに合った材質を選んで貼っているので、
ドアが重たくならない割に効果の高い防振となっています。



50系プリウスは発売直後に実車を買って、それで調査を行っているので、
一時期はかなりの入庫数がありましたが、買取価格が高かった10カ月後に買取に出したので、
今はデモカーとして手元にはありません。



その実車を買った理由は、ディーラーから試乗車を借りた時に、これはベーシックパッケージの開発に
かなり手がかかると直感して、納車後にかなり時間をかけてパッケージの開発を行いました。



その理由は30系プリウスやスバル車のダッシュのスコーカーとは全く別な特性の物で、
これまでのピュアコンが全く適合せず、一から開発する必要がありました。



スコーカーの後ろに付いている低音域をカットするコンデンサは小さくて、音質的に問題があるので、
大きくて上質な物に交換して、値も純正でもこれまでのベーシック用でもない物を選んでいます。


それに加えてこれまでの4ピース構成ではどうしてもコントロール出来ない音域があり、
6ピース構成として、スコーカー裏のコンデンサと合わせれば実質的に8ピース構成で
音をコントロールしています。



そしてドア16センチ低音⇒ダッシュ上スコカー中音⇒ATX-25ツイーターで高音の
フロント3WAY化して、ノーマルに比べて大幅に音質アップとなりました。



全ての結線が終わったらナビの音調整を行って、ノーマルのかったるい音を強調する機能は全てオフにします。



イコライザーはフラットでも十分に音楽が楽しめるレベルまで音質はアップしていますが、
ほんのわずかに動かして、より生音・生声に近くなる様に合わせます。



自分の調整用CDとFMラジオで聴いて、その後にお客様のSDカードの音源を聴いて、
トータルで偏りの無いセッティングを行いました。



SDカードの音を確かめていたらHYさんの366日が入っていて、自分が初めてHYさんの楽曲を
知ったのが仲宗根泉さんのソロ曲で、「いつかは仲宗根泉さんの生声を聞きたい!」と思っていたのが、
これまでにFMラジオ局の関係で何回もお目にかかる事が出来て、でもここ数年はお会いする機会が
無かったな、と思い出しながら調整をしていました。



入庫時から音がパワフルになっただけでなく、より本来の音楽に近くなるのが、
ベーシックパッケージの魅力です。



ホームオーディオの需要が2度目のピークに

2021-08-08
最近は在宅ワークが増えて、車で音楽を聴く時間よりも家で聴く比率が高くなったと言われるお客様が増えて、
昨年は一時的にホームオーディオのピークが来た時期がありました。



その後なかなかピュアディオの車内のサウンドと同じ音色のホームオーディオが出来ずに、
多くのお客様をお待たせしている時期がありましたが、先月から本格的に店頭で
ホームオーディオ用のスピーカーのデモンストレーションが出来る様になりました。



昨日は福岡店にいて、ピュアディオブランドの20周年記念スピーカーの
デモンストレーションを行っていて、早速受注を頂きました。



試聴されたのは標準モデルでしたが、買うのなら上級モデルでという事で、
JU60がツイーターのモデルで受注して頂きました。



その一方でピュアディオ2020では少し大きすぎてデスクに載らないという方もおられて、
それよりも小さい12センチサイズのミッドのJBLのチューンドスピーカーを試聴してお買い上げ頂いた
お客様もおられます。



ただその一方で半分お叱りの様な言葉も頂いて、いがわブログでテレビの画面を撮影した時に写る、
あのZSPを使ったスピーカーが販売出来ないのはストレスになるという方や、
「もう新型が出ているのに、何故販売出来ない物を使い続けているんですか?」というご不満も頂いています。



そこで自宅のリビングのスピーカーはピュアディオ2020に入れ替わっております。



じゃあそれまで使っていたZSP付きのスピーカーはどうなったかというと、
現在宇部店の店頭に並んでいて、欲しい方がありましたら販売いたします。



ただ13センチのユニットを使っている割にはピュアディオ2020よりは大きくて重たいのと、
価格は2020のJU60付きよりも高額なので、実物で音と大きさをお確かめ下さい。



他に一品物の価格応談の商品がもう一つあります。



ナカミチのCD-500を使ったホームキットです。



CDの動作は無しでRCAのアナログ入力と、コアキシャルのデジタル入力と、FMラジオ用の家庭用の
F型コネクターのアンテナ入力付きのモデルです。



隣を見たらCD-700KKとTP-1200のホームキットがありますが、
CD-500ベースの物のみ販売致します。



サウンドピュアディオのカーオーディオの音を自宅で聴きたいと思われている方には、
ピッタリの商品を少数ではございますがご用意しておりますので、興味のある方は試聴してみられては
いかがでしょうか。



スペーシアカスタム スピーカーの音質アップ

2021-08-07
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、スズキのスペーシアカスタムです。



カロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、ベーシッパッケージの取付を行いました。



先代のスペーシアではドア下からスピーカー1個分ぐらい高い位置にあったグリルは・・



現行モデルではかなり下になりました。



先代モデルが中音域が濃くて低音域が薄かったのに対して、現行モデルではその逆の傾向の鳴り方がします。



そのためピュアコンで使うコイルは先代の半分の巻き数にして、中音域を伸びる様にセッティングします。



よくカーオーディオのネットワークの話でコイルとコンデンサの値を割り出す数式を持ち出す方がありますが、
これはホームオーディオの目の前にスピーカーユニットがある時の数式で、
車の様に車種によってスピーカーの移置が異なる場合は、
数式の値の後に取付条件によってコイルの巻き数やコンデンサの値を変える必要が出て来ます。



なのでよくある数式そのままの値だとドの車にも合わないという事になるので、
ピュアディオではとんでも無い数のコイルを棚に並べてとっかえひっかえ音が合う値を探しているのです。



グローブボックス下に現行スペーシアカスタムに楽ナビを取り付けた時の特性に合わせたピュアコンを
取り付けたら、純正ドアスピーカーの車輛配線までピュアディオブランドのPSTケーブルで音を送って、
ピラーの根元までPSTケーブルの高音用のケーブルをピラーの根元まではわせます。



ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
24金メッキギボシに接続したらベーシックパッケージの取付は完了です。



楽ナビに調整用CDを入れて再生して、他にはFMラジオとお客様のSDカードで音を確認します。



楽ナビと言ってもほぼ以前1DINのサイバーの時期と同じ内容の調整機能が入っています。



13バンドのイコライザーを調整して、音を整えてからお客様に納車致しました。



スペーシアカスタムには純正ツイーターが付いていますが、
ユニットが小さくて、グリルのヌケが悪く、フィルターの性能も悪いのと、
ピュアコンの効果で純正16センチスピーカーの音も変わるので、
ベーシックパッケージの装着で音が劇的に変わりました。


 

カローラフィールダー ナビ&ツイーター交換

2021-08-06
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのカローラフィールダーです。



何年か前にオーディオレスの状態でに入庫となって、ケンウッドのナビオーディオと
フロントスピーカーの取付をして頂いていました。



ナビゲーションがベースモデルでイコライザーが簡素で、音も少し勢いが足らないという事で、
上位モデルに交換する事になりました。



調整機能がかなりアップして、画面もかなり綺麗になりました。



ケンウッドの上位モデルは通電させたら最初に全てスピーカーに106センチのディレイがかかっていて、
音色が本来の音とズレて来るので全てゼロにします。



タイムアライメントやタイムコレクションは音の定位感がアップすると言われていますが、
自分はこれまで多くのボーカリストの方とFMの番組製作でお会いして生声を知っているので、
音色を犠牲にしてまでの定位を重視するのはおかしいと考えています。



ナビの交換と同時にツイーターをATX-25から上級モデルに交換しました。



ワイドスタンドを製作して、トップモデルのJU60を取り付けました。



ドアスピーカーは以前からピュアディオブランドのZSP-MIDを使っておられたので、
ナビとツイーターのグレードアップで、トータルで極めたフロント2WAYシステムとなりました。



トヨタC-HR カーオーディオの音質アップ その2

2021-08-05
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、トヨタのC-HRの続きです。



スピーカー周り以外の作業で、後部座席の座面を外してシート下に防振材を貼って、
ロードノイズの進入を防ぎました。



前席の下にも防振材を貼って、ドア防振の効果と合わせてかなり車室内は静かになりました。



ドアの純正16スピーカーは取り外して、JBLのクラブ602CTPの16・5センチサイズの
スピーカーに交換しました。



グローブボックス下にはベーシックパッケージの時に4ピース構成のピュアコンにオプションの
SSFを付けて6ピース構成で鳴らしていたところから・・



ブラックボックスを4連にアップして、細かい音の表現が出来る様に改善しました。



C-HRはドアの下部にスピーカーがあり、ミッドの上限周波数を決めるコイルは平均的な物よりも
巻きの少ない物を使用してバランスを取ります。



これは602CTPの付属のネットワークですが、コイルの巻き数が多すぎるのと、
コイルの線自体が細いので、ピュアコンと比べればかなり音質的には不利になっています。



8ピース構成のピュアコンに変更した後に、実際に純正ナビの音を鳴らしてから細かく値を変えて、
音を追い込んで行きます。



ピュアコンのパーツの値が決まったら次は純正ナビのパナメトリックイコライザーを調整します。



一見グラフィックイコライザーに見えますが、動かす周波数を最初に決めて、その後で動かす幅を決めて、
それからレベル調整とかなり手間がかかります。



ATX-25と602CTPの組み合わせで、C-HRのドアで最も生音・生声に近くなる様に
セッティングしている最中です。



お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

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