取付ブログ
トヨタ・シエンタ カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、トヨタのシエンタです。
トヨタ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ハイローコンバーターを使ってフルシステムを取り付けているところからシステムアップを行いました。
ドアはフル防振の施工を行った後にアウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けています。
純正ナビのスピーカー出力にはピュアディオチューンのハイローコンバーターを取り付けて、
パワーアンプとチャンネルディバイダーと25センチウーファーをリアに取り付けて、
フルシステム化していました。
純正ナビは元の出力が聴感上のフラットではなかったために、
イコライザーを駆使してフラットに聴こえる様に調整していました。
一度は完成したシステムも、ナビでCDを再生すると僅かに回転に合わせて
ノイズが聞こえるという事で、他のナビを借り付けしたらノイズは止まって、
ディーラーに修理を依頼しても純正の状態でノイズが入る訳ではないからと断られたために、
ナビを交換する事になりました。
お客様は以前にカロッツェリアの1DINタイプのナビオーディオを使っていて、
その時のイメージが良かったと言われていて、前のモデルを探して取り付けました。
空いた下段のスペースにはナカミチのCD-700KKを取けて、
本格的なフルシステムへと変更になりました。
フロント周りが大幅に変わったのでアンプとチャンネルディバイダーのゲイン調整が必要となって、
ラゲッジを開けて調整を行いました。
ハイローコンバーターも取り外して、ダイレクトにRCAケーブルで送っているので、
音の鳴り方もかなり変わって、助手席下のピュアコンの値も若干の変更を行って、
寸分の狂いも無い様に生音・生声に近づけました。
何度かユニットの値を変更して、自分が実際に何度もお会いした事のある方の声と楽器の音が
ピタッと合ったところで調整を終了させました。
ナビだけでなくデッキも取り付けたので、純正のナビオーディオからは2段階アップのこれ以上
上が無いというグレードアップを行いました。
ホンダeを試乗&試聴
昨日は福岡市内のホンダディーラーでホンダeの試乗をしてきました。
2週間前にホンダカーズ福岡・赤坂店にカーシェアリングでホンダeが借りられるという事で行ったら、
まず会員にならないと借りられないのと、当日はもう貸し出されていて乗れないとの事で諦めて帰りました。
そして最近になって東区のディーラーから板付店に試乗車が入ったから乗れますという
電話がかかって来たので、早速昨日の午後に試乗に行ってきました。
初めて行くディーラーで面識もないので撮影出来ず、雑誌の写真でせつめいしますと、
まずアウターハンドルが普通は中にしまってあるのでどうして乗っていいか分かりませんでした。
前の方を押して後ろを出してから開ける?でよかったかな? 何とか開いて乗れました。
乗ってビックリするのはディスプレイの多さ・大きさ・綺麗で、高級輸入車よりも上質な画質です。
乗って行ったBMWの7シリーズよりもかなり綺麗な画像で、帰りに見てガッカリするぐらいの
差がありました。
乗り心地や加速感は他のEV車やeパワー車とあまり変わった感じはしませんでしたが、
サイドミラーが無くなってカメラになっているのが、モニターの位置の的確さと、
映っている画像の知りたい情報がきっちり映っている感は、帰りに普通のミラーを見た時に、
「こんなに頭を動かさないといけなかったのか。」と、一度便利さに慣れてしまうと、
もうこれまでの普通が普通で無くなると感じでした。
一番知りたかったオーディオの音は、さすがEV車とあって
これまでのEV車やPHEV車などと同じでクリアーなサウンドで、
シンプルなシステムで綺麗な音を楽しむにはEV系の車が最高というのを実感しました。
ホンダeオーディオの音は極めてフラットで、でも内張の響きを抑えればもっと素晴らしい音になるでしょう。
ただし音域的にはフラットでもツイーターの取り付け位置が耳に近く、
せっかくの上質な外ドームツイーターの良さが活かされていません。
ここはデザイン的には仕方ない所ですが、ベーシックパッケージの導入で大幅に改善出来る所なので、
ホンダeはオーディオ的にはバージョンアップして楽しめる一台と言っていいでしょう。
追伸
みんカラタグで『ホンダe』と付けようとしたら、今の時点では無かった様な気がします。
ボルボV40 スピーカーの音質アップ
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、ボルボのV40です。
異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取付を行いました。
入庫した時にはトレブルがマックスまで上がっていて、それでも音がスカッとしない状態で、
低音ばかりが目立っていました。
フロント2WAYのスピーカーは、ツイーターが弱い割にミッドがインピーダンス通常よりも低い2Ωで、
抵抗が少ない分低音が勝っています。
純正ツイーターは能率が悪くて場所も悪いので、ダッシュの両端にピュアディオブランドの
ATX-30Jツイーターを取り付けて、質感とレンジをアップさせます。
ツイーターの根元まではピュアディオブランドの高音域専用のPSTケーブルをひいて来ています。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、その上にピュアコンを取り付けます。
V40でATX-30Jの取付は初めてなので、とりあえずATX-25用の値を借り付けします。
助手席の下の純正アンプから音信号を取り出して、PSTケーブルのフルレンジタイプを繋いで、
ピュアコンまで送ります。
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、あれこれとCDを替えて試聴を行い、
ボンネットの先にある棚からピュアコンのブラックボックスを持って来て、ATX-25用から
徐々に周波数ンジを広げて行きました。
一番良いレンジを通り過ぎて、音が荒くなって来たところでレンジを元に戻して、
最も音が綺麗になる値で取り付けました。
最後に5バンドのイコライザーとトーンコントロールを組み合わせて音調整を行って、
ボルボV40の作業は終了しました。
(イコライザー写真がピンボケだったので、イメージで他のボルボの写真を転用)
入庫時がトレブルをマックスでも音がハッキリしなかったので、音の抜けがよくなった変化と、
生音に近くなった進化に、お客様は喜んでおられました。
レクサスISF スピーカーの音質アップ
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、レクサスのISFです。
異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、ベーシックパッケージの取り付けとベーシック防振の施工の、
Wパッケージの作業を行いました。
まずはドアの内張を外して、防振マットと防振メタルを貼り合わせます。
さすがレクサスだけあって低い方の振動は抑えてあるので、主に中高音域の響きを抑える材質を貼って、
全ての音域の振動が抑えられる様に改善しています。
ドアスピーカーは下からウーファー⇒スコーカー⇒ツイーターと3WAYの構成になっていて、
純正ツイーターを鳴らない様にして、ダッシュの上に取り付ける後付けのツイーターで再生します。
使用するのはアップグレードのベーシックツイーター・ATX-30Jです。
このISのツイーター位置は、手前でリスナーに近いものの、
振り角・仰角がほぼピュアディオ推奨の角度で、純正として珍しく的を得た角度です。
純正の車両アンプの配線からは音信号を取り出して、純正スコーカーの音をコントロールして、
後付けツイーターと音のバランスを取ります。
ピュアコンの値が決まったら純正オーディオのバス・ミッド・トレブルの3トーンを調整しますが、
中高音に比べて低音がかなり強く、スタジオレベルのバランスにしようと思えば2クリックの高低差が
必要になります。
最初はバスマイナス1でミッド・トレブルがプラス1だったのが・・
ミッドもトレブルも1クリック上げると音が荒くなるので0に戻して、
バスをマイナス2にしたところでスタジオレベルのバランスで聴ける様になりました。
何度も組み合わせを変えて聴き直したのですが、やはり低音は出過ぎなので、
最終的にはバスをマイナス1か2はお客様に決めて頂く事にして、IS‐Fの調整を終了しました。
過去に取り付けたISのデーターを元にして、ATX-30Jに合わせた専用チューンで、
高性能のISFにふさわしいサウンドにグレードアップしました。
シトロエンDS3 スピーカーの音質アップ
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、シトロエンのDS3です。
セパレート式の楽ナビが装着されているお車に、デッキの交換とベーシックパッケージの取付を行いました。
下段の異形パネルの1DINデッキを取り外して、カロッツェリアの1DINデッキを取り付けました。
色設定をオレンジに変えて、マスキングを外したら、純正っぽくフィットしています。
DSのダッシュには大型に見えるツイーターグリルがありますが、
実際にはグリルに対してツイーターの径は小さく、下限周波数を決めているコンデンサも小さく、
お客様が不満に思われていた部分です。
純正位置は使用せず、ピラーの根元にスタンドを使って仰角・振り角付けた
ピュアディオブランドのATX-30Jのアップグレードツイーターを取り付けました。
DS3のドアスピーカーはかなり高い位置に付いていて、中高音が耳に入りやすいのですが、
ATX-30Jの広いレンジの高音でカバーしているので高い方の周波数はかなりカットして鳴らして、
綺麗に鳴る音域だけセレクトして鳴らしている感じです。
ベーシックパッケージは見える部分の変化はツイーターだけですが、
見えない部分に高性能のPSTケーブルが通っていて、茶色がフルレンジ対応で、
赤みがかったのが高音域専用モデルです。
DS3にATX-30Jの組み合わせは初めてなので、
グローブボックス下に取り付けているピュアコンの値は何度も交換して、
最も生音・生声に近い組み合わせを探りました。
デッキには5バンドのイコライザーが付いていますが、
動く幅が広いために必要以外の音域まで影響してしまうので、イコライザーはフラットの状態で、
ピュアコンの値の上げ下げだけで音を追い込みました。
入庫時に比べたらこもった音域と大げさな音域が混在している状態が改善出来て、
とても透明感のある音になり、お客様にはとても喜んで頂けました。