取付ブログ
ホンダ・シビック カーオーディオの音質アップ
2019-03-25
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、
ホンダのシビックのハッチバックです。
ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ドアやハッチなどの防振作業を行いました。
まずフロントドアの内張を外すと、サービスホールを塞ぐ
防水シートに吸音フェルトが重ねてありました。
その分内張裏には何も貼ってなくて、このツルツルの表面を加工して粗目を付けて、
セメントコーティングを行いました。
吸音フェルトで取れなかったロードノイズと、スピーカーの音につられて僅かに
付帯する音も無くなり断熱性も上がる、1石3鳥の施工です。
外板裏には防振メタルと防振マットを貼り合わせるベーシック防振を行い、
スピーカーの残響の防振と、外からのロードノイズの進入を防ぐ効果があります。
更に音質客様のご要望でリアドアのベーシック防振の施工と・・
リアのハッチの中と、ラゲッジのアンダースペースのベーシック防振の施工を行いました。
最初に指で軽くはじいて響きを確かめて、
どの場所にどの材質を貼るかをマーキングしてから作業に入ります。
スピーカーはドア4枚の純正スピーカーを使用して、
フロントのツイーターのみ純正を使用せず、
ダッシュにピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、
理想的な向きからの再生と、外ドームツイーターによる上質な高音の再生で、
音の輪郭を正しい音色でクッキリと表現させます。
純正ナビから取り出した音はグローブボックス下のピュアコンに送って、
標準の4ピース構成の現行シビック専用の値に、
オプションのSSFを1品取り付けて、合計6ピース構成で鳴らしています。
ギャザーズのナビオーディオの中身はケンウッド製で、
音を強調する余分な機能はいつもの様に次々とオフにして、
イコライザーとフェダーの調整で、
クセの少ない生音に近いサウンドに調整しました。
今回はかなり防振に力が入った取付で、シビック走りの良さに加えて、
高音質と長時間のドライブも苦痛にならない静粛性をプラスして、
特別な1台に仕上がりました。
スイフト・スポーツ カーオーディオの音質アップ 後編
2019-03-24
今日ご紹介す1台は、先日の福岡店の完成車から、
スズキのスイフト・スポーツです。
オーディオレス車に以前からお使いだったサイバーナビを移設して取付けて、
スピーカーの取付とドア防振の施工を行いました。
フロントは方ドア3面のフル防振の施工を行った後に、
アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けました。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取付けています。
ラゲッジには前に乗られていたお車で
ベーシックウーファー・パッケージとして購入された
JBLの20センチウーファーを移設して取り付けています。
ウーファー用のJBLのモノラルパワーアンプは助手席の下に取り付けて、
サイバーナビからRCAケーブルで音を送って来ています。
フロントスピーカーはフルレンジで鳴らして、ピュアコンでローカットを行って、
ウーファーの上限周波数はサイバーナビの内蔵チャンディバを使用して、
中高音は内蔵アンプで鳴らしながらも、
フロントは内蔵チャンディバを通さずに透明感を重視しています。
フロントスピーカーを分配させるピュアコンは、
合計1ピース構成のフルバージョンで、より細かい音表現が出来る様にしています。
スイフトスポーツの取り付けはかなりの台数が入っていて、
きちんとしたデーターはありますが、内蔵アンプでフロントを鳴らして、
外部アンプでウーファーを鳴らすという組み合わせが初めてだったので、
そこの違いを合わせるために若干のパーツ交換を行って音を追い込みました。
フロントの低音の一番下を少し絞って、ローエンドを20センチウーファーで鳴らして、
車1台で3WAYシステムとして、クオリティーの高いサウンドを表現しています。
ミニ・クラブマン カーオーディオの音質アップ
2019-03-23
今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、
BMWミニのクラブマンです。
全車パネル一体型のオーディオ付のお車で、
ATX-30を使ったベーシックパッケージの取付けを行いました。
ドアスピーカーは上の方に10センチサイズの物が付いていて、
通常のベーシックパッケージはドアスピーカーはそのまま使用するのに対して、
BMW系でこれまでの4Ω使用の車種は
スピーカー交換もパッケージの中に入っています。
まず内貼りを外して・・
純正スピーカーを取り外して、8・7センチ用のインナーバッフルを製作して、
レインガードを取付けて、JBLのGX302を取付けて、
周りにシール材を貼ります。
次にAピラーの内貼りを外して、
下からピュアディオブランドのPSTケーブルをひいて来ます。
ダッシュにATX-30ツイーターをシンプルスタンドを使って取り付けて、
ピラーの内貼りを組み付けます。
グローブボックス下にMDF板を敷いて、
その上にピュアコンのブラックボックスとコイルを貼り付けて、
ドアスピーカーとATX-30に送ります。
以前宇部店でミニ・クラブマンでATX-30の取付を行っていますが、
床下ウーファーが交換してあるのと、ドアスピーカーがISP-30で、
更にイコライザーアンプも付いているので、
ピュアコンの動作と純正オーディオのバス・トレブルなどの動作を独自に調べなくてはいけなくて、
宇部店の値で最初に合わせておいて、
そこから少しづつ値を変えてマッチングを取りました。
BMW系は年式やグレードで純正オーディオのクセが違う事が多くて、
基本がありながらも細かく値を変えて行く必要があります。
トヨタ・マークX カーオーディオの音質アップ
2019-03-21
今日ご紹介する1台は、先日のマークXの作業の続きです。
トヨタ純正のマルチAVステーションのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、フロントドアのフル防振の作業を行っていました。
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターとダッシュのスコーカーで中高音を鳴らし、
ドアの16センチスピーカーで低音を鳴らすフロント3WAYベーシックで
一度は完成していましたが、もうちょっとシステムアップしたいという事になって、
そのまま追加で作業を行いました。
ドアのスピーカーを16・5センチのJBLのGX600Cのミッドに交換して、
ダッシュの純正スコーカーは使わずに、シンプルな2WAY構成としました。
それに合わせてピュアコンのコイルも交換して、
GX600Cに合わせて巻きの少ないピンクのラベルのコイルに交換しました。
マークXのスピーカーグリルは抜けがいい方ではないので、
ピンクのラベルの物の中でも更に巻き数の少ない物を選んで、
聴感上でフラットになる様にしました。
ただし、トヨタ純正のナビオーディオが音のクセが強くて、
ナビオーディオ側からフラットで音を送り出すのにこれだけイコライザーを動かさないといけなくて、
外部のイコライザー内蔵アンプを取り付ける事に
よってこのクセを何とかしようという話になりました。
ナビとピュアコンの間にイコライザーアンプを入れて、
スマートフォンでイコライザー調整を行って、
純正ナビのイコライザー調整を緩やかにしました。
しかしこの操作がほぼ役に立たず、
スピーカー出力を一度イコライザーアンプの中のハイローコンバータでレベルダウンする時点で
音の新鮮さが失われてしまい、これまでの成功例とは逆の現象が起きてしまいました。
そこでハイロー変換の時のロスを無くすために、
ピュアディオチューンの単体のハイローコンバーターを取り付けて、
そこからSKYのケーブルでRCA信号を送りました。
そして助手席シート下にJBLのGXーA602のアンプを取り付けて、
パワフルで切れの良いサウンドを再生させました。
全ての組み合わせでイコライザーアンプが効果が無いという訳でなくて、
純正側の音のクセによってはハイローコンバーター+アンプの方が音が良くなるという、
貴重な体験が出来ました。
トヨタ・マークX スピーカーの音質アップ
2019-03-18
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、
トヨタのマークXです。
トヨタ純正のマルチAVステイションのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、フル防振の施工を行いました。
まずはドアの内張を外して、防振作業を行います。
外板裏にはガッツリ工場装着の防振材が貼ってあって、
その合間に防振メタルと防振マットを貼って行って、
スピーカーの残響と外からのロードノイズを防ぎます。
次にサービスホールを塞ぐ防振を行って、切り口は全てシール材を塗り込んで、
将来的に湿気などで剥がれを起こさない様に施工して行きます。
外した内張裏には粗目を付けた後にセメントコーティングを行って、
プラスチックの鈍い響きを抑えます。
内張裏の吸音フェルトは一度剥がして施工して、後でまた元に戻すので、
セメントコーティングと吸音フェルトの相乗効果drive、
かなり静かで断熱性の高いドアになりました。
ドアの作業以外では純正ナビは一度取り外して、裏から音信号取り出してから、
ピュアディオブランドのPSTケーブルで助手席のグローブボックス下に送ります。
マークXはダッシュにドームツイーターが付いているタイプと、
スコーカーが付いているタイプがあり、今回はスコーカータイプだったので、
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターと
合わせてダッシュで中高音を鳴らして、
ドアの意16センチと併せて3WAY構成で使用しました。
スタッフが先走ってドームツイーター用の2WAY用ユニットを付けていたので、
それを3WAY用の値に入れ替えています。
フロントドアはフル防振ですが、リアはノーマルのドアなので、
フェダーでリアの音を下げて、コンサートホールで前から演奏が聴こえて来て、
後ろから残響が跳ね返って来るぐらいのイメージにして、
フロント重視のセッティングにしました。
最後の後にイコライザーで強い音域と弱い音域を補正して、
マークXのベーシックパッケージ+フロントフル防振の作業は完成しました。
追伸
音調整には自分が実際にお会いした事があるアーティストさんの楽曲を使って行っていて、
お客様の機材の中に入っている音源も合わせて聴いています。
良くて実際にお会いしたアーティストさんの楽曲が入っている事がありますが、
10日後に初めてお会いする予定の方の楽曲が入っていて、
「実際に生の声で聞いたらどういう風に聞こえるだろうか?」と、
思いながら調整していました。