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取付ブログ

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スイフトスポーツ カーオーディオの音質アップ 前編

2019-07-19

今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、
スズキのスイフト・スポーツです。
 
 
新車のオーディオレスの状態で入庫となって、
カーオーディオ一式の取付を行っています。
 
 

 
フロントドアの内張を外して、
外板裏のベーシック防振をこれから行います。
 
 

 
更にリアドアとリアのハッチの裏にもベーシック防振を加、
合計5枚の防振を行います。
 
 
外した内張裏には前後ともセメントコーティングの施工を行い、
写真撮影を行った時にはちょうど薄紫から
薄い茶色に色が変化している途中でした。
 
 
 
石灰石がベースですが、そのままのセメントだとパキッと割れてしまうので、
たわみを持たせる繋ぎ的な材質が複数配合してあり、
その乾く途中の化学変化で色が変わって行きます。
 

 
先日のラパンはハッチの内張がセメントコーティング出来ない材質でしたが、
スイフトはドアの内張と同じ材質だったので、
機械で大まかな粗目を付けた後に、
手作業で細かく粗目を付けて行って、
これからセメントコーティングを行います。
 
 
内張が外れている間にドアにはピュアディオブランドのPMBケーブルを通して行き、
これは現在のSKY-3の前の型の高級ケーブルですが、
材質は同じで太さがあるため価格は高くなりますが、
まだ少し在庫があるので、こちらを希望されるお客様もあります。
 
 

 
そして今回はアンプレスのデッキを使用するために、
ラゲッジルームにはアンプを取り付けるためのボードを敷いています。
 
 
 
今の時点での作業はここまでですが、
続きは後日の後編でお届けいたします。
 

アルトラパン スピーカーの音質アップ ~後編~

2019-07-18

今日ご紹介する1台は、昨日の続きの作業から、
スズキのアルト・ラパンです。
 
 
 
ハッチを含むドア5枚のベーシック防振が終わって、
内張とAピラーのセメントコーティングも終わって、
組み付けを行いました。

 
 
 
 
ベーシック防振は方ドア8枚の防振メタルを貼り合わせて、
響きの中心を抑えるのですが、ラパンではマットを2カ所2分割しているので、
合計10カ所の響きのポイントを抑えています。
 
 
ハッチ裏にもベーシック防振の施工がしてあるので、
ポンポンと叩いてもノーマルのハッチでは残る残響がほぼ消えています。
 
 
ドアスピーカーはベーシックパッケージなので純正の16センチそのままで・・
 
 
 
 
ツイーターはダッシュにピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、
スピーカー構成は代車のワゴンRと同じなので、
ほぼ同じ値のピュアコンを入れて、
ドアスピーカーが近い分ほど
上限周波数を決めるコイルを1周多めの物を使って音を鳴らしました。
 
 
ただスピーカーの位置はリアスナーに近いものの、
グリルのヌケがワゴンRと違って、
ドアの上限とツイーターの下限が重なる部分の聴こえ方が全く違い、
ワゴンRとは全く別な値を探し出さないといけないという事になりました。
 
 
お客様からは4ピース構成にオプション1品プラスの6ピース構成で受注していて、
4ピース・6ピース・8ピースで全ての組み合わせのピーク値を出して、
当然8ピースが一番音が良いのですが、
後は音を聴いてからお客様に判断して頂きます。
 
 
 
スズキ純正の楽ナビの調整ではまずタイムアライメントを全てゼロにして・・

 
 
リアスピーカーが鳴り過ぎるとフロントの音がこもるので6ポイント前に振って・・
 
 
 
13バンドのイコライザー調整を行いました。
 
 
ピュアコンのパーツは4ピース・6ピース・8ピースと全て聴いてセッティング出し、
やはりパーツが増えた方がイコライザーを大きく動かして
無理くりレベルを合わせているのでは無いので、
やはりスムーズな音がしますね。

 

アルト・ラパン スピーカーの音質アップ~前編~

2019-07-17

今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スズキのアルト・ラパンです。


スズキ純正の8インチナビオーディオを装着した状態で入庫となって、

ベーシックパッケージの取付と、ドア防振の作業を行っています。


ナビの中身はカロッツェリアの楽ナビで、お車を購入する前にオプションカタログをお持ちになって、

「この中でどれが一番音が良いですか?」という質問を頂いたので、この機種をお勧めしました。

 


音が良いと言われているナビはこれよりも高いモデルが世の中にはいくつかありますが、

一般的に元の音楽の音を通り過ぎたキツイ音の商品が高音質と言われているので、

あえて普及価格帯の上の方の商品の楽ナビをお勧めさせて頂きました。



作業の方はまずドアの内張を取り外して、外板裏の響きを確認して、その響きの中心と

音域を見つけてから最も合った材質を貼り合わせます。

 


ちょうど違う材質が4種類写るポイントがあったので、パチリと撮影しました。



今回はリアドアも同じ様に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。

 

更にリアのハッチの鉄板が響いてロードノイズが進入して来るので、ハッチの外板裏にも

ベーシック防振の施工を施しました。


フロントドアの内張は手作業と機械の組み合わせで粗目を付けて行き、

これからセメントコーティングを行います。

 


リアの内張にもこれから粗目を付けてセメントコーティングを行い・・

 



Aピラーの裏にもセメントコーティングを行います。

 


ドア防振はこれまでマニア層のお客様しか施工されないというイメージが

自分自身にありましたが、近年ではドアの残響が多く残る車種が増えて来て、

リアドアの防振やセメントコーティングは、今年半年で見ると過去最大の施工数となっています。
 

 

後日の後編へつづく

ホンダNーONE カーオーディオの音質アップ

2019-07-15
 
 
 
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、
ホンダのNーONEです。

 
 
イクリプスのナビオーディオを取り付けた状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付とベーシック防振の施工のWパッケージに、
ドアスピーカーの交換を行ったトリプルパッケージの取付を行いました。
  
Wパッケージは1種類ですが、トリプルパッケージは
元々はベーシック防振を前後プラスで合計3パッケージとしていましたが、
途中でリアはノーマルでフロントがセメントコーティングを含む取付が増えて
来てこれもトリプルパッケージと名乗って、
今回の様にWパッケージにプラスフロント交換も
トリプルパッケージと呼んでいて、トリプルが3種類という状態です。
 
 
パッケージに必ず含まれるのがダッシュの後付けツイーターで、
外ドームで25ミリドームのピュアディオブランドのATX-25で
上質な高音を良い場所から拡散してリスナーに届けます。
 
 
ドアの16センチスピーカーは取り外して、
JBLのGX600Cのミッドのみを取り付けました。
  
GX600Cの元のツイーターは19ミリなので、
25ミリにアップして2WAYにしているので、
JBL製品だけの組み合わせに比べたら、
かなりしっかりした中高音を再生しています。
 
 
ドアの外板裏は何も防振材が貼ってない状態だったので、
防振メタルと防振マットを方ドア8カ所貼り付けて、
ドア全体の響きを鎮めました。
 
GX600Cではピュアコンのコイルは空のボビンから一から巻いて行く、
完全手巻きコイルを使用していて、
限られた銅線の長さで最高のインダクタンス値が得られる様にして、
ミッドの高音質再生を行って、ブラックボックスは4000円プラスのRRタイプを使用して、
より粒立ちの細かい高音を再生させています。
 
 
 

 
全ての結線が終わったら、ナビオーディオのイコライザー調整を行います。
 
 
防振の効果でこれまで外に漏れていた音圧が車内にしっかり入る様になって、
出過ぎて聴こえる低音域2バンドを1クリック絞って音を整えました。
 
 
 
スピーカー交換とベーシック防振の2カ所の施工を行っているので、
ゲリラ豪雨を想定した雨漏りチェックはしっかり行います。
 

音質だけでなく静粛性もアップして、NーONEは納車されました。

ボルボXC60 スピーカーの音質アップ

2019-07-14

今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、
ボルボのXC60です。
 
 
縦に長いタブレットの様な純正ナビオーディオが付いていて、
純正システムはそのままにJU60ツイーターを使ったワンオフ製作の、
プレミアムベーシックパッケージを取り付けました。
 
 
XC60のフロントスピーカーはドア下に16センチのウーファーと・・
 
 
ドア上部にスコーカーとツイーターの3WAY構成となっています。
 

今回はドアのツイーターを鳴らさない様にして、
ダッシュにツイーターを加えた3WAY構成で、
音質アップを図ります。
 
 
まずシート下の車両アンプからピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号を取り出して、
グローブボックス下まで送ります。
 
 
MDF板を敷いて、その上にピュアコンのパーツを取り付けて、
合計8ピース構成の豪華仕様のピュアコンを使います。
 
 
 
最高で10ピース構成が可能なのですが、
車両アンプにローエンドを抑える機能が入っているので、
マックスが8ピース構成となります。
 
 

 
ツイーターはダッシュ上にワイドスタンドを製作して、
JU60ツイーターを取り付けました。
 
 
純正ツイーターに比べて周波数レンジが広くて、
純正スコーカーの上の方の周波数に制限をかけて、
外ドームで拡散する上質な音の音域を広く取っています。
 
 
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら色々なソースを切り替えて、
ピュアコンのパーツの値を探ります。
 

 
以前XC40を試乗した時はCDプレイヤーの設定が無いと聞いてがっかりして、
でもXC60はアームレスト内に縦入れのCDプレイヤーが付いているので、
「XC40にこれが付いていたらいいのに。」と、思いながら調整していました。
 

 
ピュアコンのパーツの値の組み合わせが決まり、
後はトーンとイコライザーの調整ですが、
フェダーを除いて全てがセンターで全く動かさない所が一番音質が良かったので、
そこで調整を終了させました。
 
 
見た目はダッシュにJU60を追加しただけですが、
ピュアコンで純正スピーカーの音もコントロールしているので、
フロントスピーカー全体で音質が上がっています。
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