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取付ブログ

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ノートeパワー・NISMO スピーカーの音質アップ

2019-02-08

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、
日産のノートeパワー・NISMOです。

 
日産純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付を行いました。
 
 
入門者用のパッケージなので、
取付は簡単そうに思えますが、
実は国産車のほとんどで毎回ナビオーディオを一度取り外してから、
裏から直接音信号をPSTケーブルで取り出しています。
 
一般的なトレードインこの取付では
純正のドアスピーカーのコードの末端からパッシブネットワークに繋いでいるのに対して、
ロスの無い所から太くて
純度の高いPSTケーブルで送るという所で一段目の差を付けています。
 
 
次にPSTケーブルはグローブボックス下に送られて、
ノートeパワー専用のピュアコンに送って、
周波数幅とインピーダンスとレベルを調整して、
純正のドアスピーカーと後付けのツイーターに分配します。
 
 

 
パッケージの開発には自社でノートeパワーを購入して、
走行時の音も含めてバランスの良い音かどうか確かめています。
 
 

 
ダッシュに取り付けたツイーターはピュアディオブランドのATX-25で、
シンプルスタンドで適切な角度を付けて、
外ドームツイーターの拡散する特性を有効に活かしています。
 
 
ベーシックパッケージなのでドアの16センチスピーカーはそのまま使用していますが、
こもっている高音域はカットしてレンジの広いATX-25に任せて、
ピュアコンでインピーダンスをやや上昇させているので、
同じスピーカーなのに重みが増していて、
チューンナップツイーターのドアの音はそのままに
高音を付け足している状態とは明らかに違う音になっています。
 
 
リアスピーカーの音はノーマルなので、フェダーでレベルを絞って、
コンサートホールで前から音が迫って来て、
後ろからやや残響が跳ね返って来るぐらいの設定にしました。
 

 
あらかじめ車種別設計のピュアコンで音が整いてあるので、
イコライザーはほんのわずか動かすだけでピークの状態になりました。
 
 
見た目はチューンナップツイーターを取り付けたのと変わりませんが、
見えない部分の工夫と車種別専用設計のピュアコンで、
スカッとした見違える様な音に変身しました。
 

BMW3シリーズ カーオーディオの音質アップ

2019-02-07

今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、
BMW3シリーズのツーリングです。
 
 
全車異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車で、
ベーシックパッケージの取付と、ドア防振の作業を行いました。
 

 
BMWはベーシックパッケージの中でもドアスピーカーの交換が含まれているパッケージで、
そのためパッケージ価格が他の車種よりも高くなっています。
 
 
純正スピーカーを取り外して、インナーバッフルを製作して、
レインガードを取り付けてスピーカー裏が濡れない様にします。
 

使用しているスピーカーは、
JBLのGX302のスコーカー部のみを鳴らしています。
 
 
3シリーズツーリングは以前自分も乗っていた事があって、
その時に「BMWだから内張にセメントコーティングの必要な無いだろう。」と
そのままで乗っていたのですが、
どうしても走行中のモヤモヤ感が気になって後からセメントコーティングを追加しました。

 
実は3シリーズの内張はプラスチックは一部だけで、
パルプの繊維を固めた様な材質で出来ていて、
指ではじくとかなり響きが残ってしまう材質です。
 
 
 
お客様も内張のモヤモヤしている感じが気になっておられた様で、
他の防振よりも先にセメントコーティングをお勧めして、
内張裏に施工しました。
 
 
青白いコーティング材の一部が乾燥して来て、茶色っぽくなって来ています。
 
 
他のお店では純正パーツを購入してドアミラー裏にツイーターを取り付けていますが、
ピュアディオではシンプルスタンドを使ってダッシュ上にATX-25を取り付けています。
 
 
耳から少し遠ざかって聴き疲れしないのと、
外ドームで拡散させるための角度が選べるのと、
シートポジションに合わせて微妙に角度調整可能で、
高額な純正パーツも買わなくて良いという良い事ずくめの取付方法です。
 
 
前席の左右のシート下に付いているウーファーはそのまま使用して、
フロント3WAY構成のスピーカーとなりました。
 
 
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、
その上に4ピース構成のピュアコンを取り付けています。
 
 
ドアのスコーカーがかなり耳に近い位置で、
上限周波数が耳に入ってきやすいので、
コイルの巻き数は多めにして、
上限周波数に通常よりも多く制限をかけて、
ツイーターとミッドが重なる音域が濃くなり過ぎないように調整しています。

 
またスコーカーの下限周波数と床下ウーファーの音域が重ならない様に
ウーファーの横にパーツを取り付けて調整しているので、
実質的には6ピース構成のピュアコンとなっています。
 
 
BMW3シリーズは見た目は同じ様でも、
前期・中期・後期のモデルで純正オーディオの音に微妙に差があり、
更にMスポーツとラグジェアリー系の車両でシートの底の構造が違って、
最低でも合計6パターンの組み合わせのパーツが必要で、
更に2Ωのプレミアムサウンドや、ウーファーを交換するかしないか、
また防振をどうするかで細かくピュアコンの値を変えて、
基本的なパッケージはあるものの、ほぼ個別対応的に最も良い数値を探っています。

 
その成果があって、
純正のバス・トレブルの調整は低音をやや下げた程度で最も良い状態となり、
コイルやコンデンサが固定で、
アッテネーター抵抗だけ切り替えるトレードインスピーカーとは全く別格な音の表現を可能にしています。 
自分で実車を買って日常使いをしながらパッケージを開発したからこそ、
年式やグレードの差の違いがハッキリと分かって、
かゆい所に手が届く的な細かい対応が出来ています。

トヨタ・ヴェルファイア カーオーディオの音質アップ

2019-02-06
今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、トヨタのヴェルファイアです。
 
 
11インチのアルパインのビッグXを装着した状態で入庫となって、スピーカーの取付と、
ドア防振の施工を行いました。
 

まずはドアの内張を外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。

最近目にする様になったシルバーにドットが付いている四角いマットは、以前は黒くて四角いマットが
2種類あって、そのうちの1種類が原材料費が上がって価格を上げないといけないところを、
表面を未塗装でも音質に問題無い事が分かって、未塗装で使う事でベーシック防振の
値上げを避ける事が出来ました。
 
そのため最近の外板裏の写真ではシルバーのマットが写る様になっていますが、音質的には同じ状態です。

外した内貼りにはセメントコーティングの施工を行って、札幌では音質アップの他に断熱性も上がり、
冬の冷え防止にもなるので、人気の加工になっています。
 

純正のドアスピーカーは取り外して、インナーバッフルを製作して、スピーカー裏が濡れない様に
レインガードを取り付けて、JBLのGX600Cのミッドバスを取り付けました。
 

内張を組み付ければ見た目は前と変わりませんが、音質と断熱性と遮音性がアップした
ドアに変わりました。
 
 
ダッシュ先端の純正スコーカーは使用せずに、ピュアディオブランドの新ミドルクラスの
ツイーター・ATX-30をシンプルスタンドを使って取り付けました。
 
 
ビッグXは一度取り外して、裏から音信号をPSTケーブルでグローブボックス下まで送って行きます。
 
 
グローブボックス下にはオプション2品を追加して、合計8ピース構成となった
ピュアコンを取り付けて、数波数幅とインピーダンスとレベルをコントロールして、
ドアスピーカーとツイーターに分配します。
 
 
ピュアコンで事前に音の調整がしてあるので、ビッグXのイコライザーはほんの少しだけ
動かすだけでベストな状態にセッティング出来て、比較的生演奏に近い音に合わせています。

見た目はダッシュにツイーターが乗っただけの違いですが、驚くほどクリアーな音に変わって
ヴェルファイアは納車されました。

 

マツダ・CX-5 カーオーディオの音質アップ

2019-02-04

今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、
マツダのCX-5です。
 
 
スピーカーグリルにBOSEのエンブレムが付いているプレミアムサウンド車に、
グローブボックスを加工してナカミチのCD-700を取り付けて、
スピーカーはピュアディオブランドの物に取り替えました。
 

 
まず最初にドアの防振作業を行い、
インナーパネルで覆われてサービスホールが
無い状態で密閉度は高いのですが・・
 
 
外板裏は何も貼ってなくて、残響がかなり出るので、
防振メタルと防振マットを貼り合わせるベーシック防振で残響を抑えました。
 
 
内張裏にはセメントコーティングの施工を行って、
プラスチックの鈍い響きを抑えています。
 
 
 
内張の表にはアウター・スラントのバッフルを製作して、
以前乗られていたお車でお使いだったZSP-MIDを移設して取り付けています。
 
 
ツイーターは純正の位置は向きが悪いために使用せず、
ダッシュにシンプルスタンドを使ってATX-30を取り付けました。
 

 

BOSEサウンド車なのでリアのアンダーボックスに小型のウーファーが付いていますが、
これは撤去して・・
 
 

チャンネルディバイダーとアンプと
25センチのピュアディオブランドのサブウーファーを取り付けて、
チャンネルディバイダーでフロントの中高音とウーファーの低音域を分割して、
5スピーカーで車1台で3WAY構成として鳴らしています。
 
 
フロントの2WAYはグローブボックス下のピュアコンのパーツの組み合わせで調整して、
フロントスピーカーとウーファーの音のつなぎ目は
リアのチャンネルディバイダーの4つのダイヤルで調整して、
イコライザー無しでもかなりの音域の調整を可能にしています。
 
 
 
音調整が終わってラゲッジにアンプボードを取り付けると、
そこは普通に荷物が詰めるラゲッジに戻っています。
 
 
 
CX-5はセットオプションの組み合わせによっては、
必要無いBOSEサウンドシステムが付いてくる様ですが、
BOSEシステムを取り外して、
ピュアディオブランドとナカミチ製品によるフルシステムという、
極めた仕様の特別な一台に仕上がりました。
 

ボルボV90 カーオーディオの音質アップ

2019-02-03

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、
ボルボのV90です。
 
 
 
 
以前ベーシックパッケージとドア防振の作業で入庫して頂いていて、
今回はツイーターをJU60に交換と、
スピーカーゲーブルを上級モデルのSKY-3に交換する作業を行いました。
 
 
 
お車はB&Wのプレミアムサウンド車で、ドア下に16センチのウーファーと、
上の方に10センチスコーカと外ドームツイーターが付いている3WAY構成です。
 
 
 
更にセンターにスコーカーが2個と、
ホームオーディオの様に立ったモノラル再生の外ドームツイーターが付いています。
 
 
 
 
 
ドアのツイーターは真横から鳴って方向も距離感も悪いので、
ピュアディオブランドのATX-25を使用していましたが、
今回ワイドスタンドを製作してJU60に交換しました。
 

 
 
これで大き目のツイーターが3個並んで、なかなか見ごたえのあダッシュになりました。
 
 
 
 
 
 
一部交換出来ない部分を除いて中高音を鳴らす部分は青いSKY-3に交換して、
ツイーターが変ったのでケーブルの抵抗が減ったので、
ピュアコンの値を変える必要が出て来ました。
 
 
 
ブラックボックス4連で、メインのユニットは純銀コート線を使ったJU60専用の物に交換して、
そこからコイルの巻き数をあれこれ換えて音を追い込んで行きます。
 

 
 
 
あーでもな、こーでもないとあれこれと巻き数を替えて、
最も生音に近い巻き数を見つけました。
 
 
 
ナビオーディオには音調整機能が付いていますが、
カスタマイズという項目があるのですが、
ここを使って調整すると音の新鮮さが失われるので、
パッケージされたスタジオというポジションを使って、
実質的に音調整はピュアコンのみで行いました。
 

 
自分のBMW740eもダッシュにJU60を付けて鳴らして、
イコライザーとパワーアンプを別に付けているにも関わらず、
このボルボのシステムの音の方が良い様に聴こえます。
 
 
 
どうもアームレストの中に付いているプレイヤー部の性能が良いみたいで、
スカッと新鮮な音が鳴って、
ハンドルの前から全ての音域が迫って来る様な感じで聴こえていました。
 
 
 
昨日の夕方お客様が車を取りにみえた時に試聴されて、
音の仕上がりには大変満足されていました。
 
 
以前のブログにも書き込みましたが、
このボルボのプレミアムシステムにピュアディオでチューンした状態は、
自分が知る限り現在発売されている輸入車のカーオーディの中で、
最も良い音で鳴っていると思います。
 
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