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取付ブログ

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日産モコ カーオーディオの音質アップ

2019-02-15

今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、
日産のモコです。
 
 
 
 
オーディオレスの2DINパネルのお車の下段にナカミチのCD-700KKを取付けて、
オンダッシュにナビゲーションを取付けています。
 
 
 
 
ドアは方ドア3面のフル防振の施工を行って・・
 

 
 
 
表面にアウター・スラントのバッフルを製作して、
前のお車でお使いだったピュアディオブランドのZSP-MIDを移設して取付けました。
 
 
 
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、B&Wの30ミリ外ドームツイーターを、
こちらも前のお車から移設して取付けています。
  
もう16年ぐらいお使いのスピーカーですが、無理な鳴らし方をしていないからか、
まだ健常な状態で使えています。

 
 
 
スピーカーケーブルも同じ期間使用されていますが、
最近高級ケーブルに関しては末端の焼き直しを希望される方が多く、
今回も長年使われたケーブルの焼き直しを行いました。
  
(写真は4台分の焼き直しのケーブルがスタンバイしている所です)

 
 
 
寒くてハンダの小型溶鉱炉がなかなか熱くならないので、
複数の着火マンで炙って370度の目標温度になる時間を短縮しています。
 
 
 
 
あまり着火マンに頼り過ぎて暴発するといけないので、
トタンなどの溶接用の小手を買って来て、
ある程度温度が上がったらこちらで熱を足しています。
 
 
 
 
そして370度になって完全にハンダが液状になったらケーブルの末端を向いて、
炉の中に入れて、表面のエナメル質を焼き切って加工します。
 
PMBシリーズのケーブルの時は社員が焼き入れを行っていて、
SKY3のケーブルになってから井川が焼き入れをする様になってから、
SKY3のケーブルが価格の割に音が良いという評判になり、
PMBシリーズを井川が焼き入れしたらどうなるか試してみたら・・ 
何だか音が違う!という話になって、最近ではお車買い替え時や、
システム変更時に焼き直しの依頼が多くなって、
それで着火マンでスタンバイ時間を短縮して、
ほぼ毎日焼き直しと新規のSKY3の焼き入れを行っている状態です。
 
 
 
ケーブルを車に通して、助手席の下にピュアディオチューンのパワーアンプを取付けて、
ピュアコンのパーツの組合せを探ったらモコの作業は完了です。
 
 
 
 
最後に車を外に出して、ゲリラ豪雨を想定した雨漏りチェックが終わって、
モコはお客様に納車されました。
 

VWゴルフⅦ スピーカーの音質アップ

2019-02-14

今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、
フォルクスワーゲンのゴルフⅦです。
 
 
以前にATX-25を使用したベーシックパッケージと、
ドア防振の施工をして頂いていたお車からの仕様変更です。
 

 
Aピラーの内張を外して、
ATX-25を取り外してATX-30のサイズアップしたツイーターに交換しました。
  
ATX-30はシンプルスタンドを作り置きしてある訳ではないので、
一からワンオフで製作しているので、少し時間を頂きます。
 
 
ゴルフⅦのドアスピーカーは市販のスピーカーに交換すると
低音が減ってしまう事があるぐらいしっかり出ているので、そのまま使用します。
 
 
 
ツイーター交換が終わったらグローブボックスを開けて、
プレイヤーに調整用CDを数枚入れ替えながら音調整を行います。
 
 
ATX-30は25に比べてサイズが大きいので中音域に近い所まで再生出来て、
インピーダンスはやや高めに設定して音に重みを付けているので、
ピュアコンの数値の変更が必要になります。
 

 
まだあまりデーターが取れていないので、
一台一台時間をかけてユニットを交換しては音を聴いてを繰り返して、
数値合わせを行っています。

 
ドアスピーカーとツイーターのつなぎがピッタリ合ったら、
次は純正オーディオの3トーンを調整します。
 

 
ATX-25ではフラットかバスをマイナス1にするぐらいがちょうど良かったのですが、
ATX-30はインピーダンスが高めに設定してあるからか、
前のパターンをそのままではどこか違和感がありました。
 
 
バス・ミッドをセンターで、トレブルを1上げた所が一番生音に近いと感じて、
そのパターンで調整画面を閉じました。
 
 
ツイーターを交換するだけの作業ですが、丸一日お車をお預かりして作業を行い、
同じ車種だと次にはツボが分かっているのでもっとスピーディーに納車する事が出来ますが、
まだデーターの取れていない車種では、少しお時間を頂きながら、
最適なセッティングになる様にパターンを探して行きます。
 

マツダ MPV カーオーディオの音質アップ

2019-02-13
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、マツダのMPVです。
 
 
デッキはナカミチのCD-500PPと呼んでいるピュアディオ専用モデルを使用していて、
通常のCD-500よりボタンが1個多く付いています。
 
 
これは国内向けモデルが終了した後にアメリカ向けの商品を取り寄せて、ラジオの周波数の違いを
変更して、音質的にも改良を行っている商品です。
 
 
コアキシャルのデジタル入力を持っているので、オーディオテクニカのデジタルトランスポートを
使用して、スマートフォンからの音楽も高音質で再生しています。
 
 
今回の作業はフロントスピーカーの交換で、これまでアウタースラントのバッフルを製作して、
JBLのP560もミッドが取り付けてありました。
 

ツイーターはJBLの508GTIで、この組み合わせはピュアディオでトータル550セットを
販売した超人気の組み合わせでした。
 
 
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けました。
 

ドアはP560ミッドとサイズがピッタリ一緒に設計してある、ピュアディオブランドの
ZSP-LTD15で、ピュアディオ推奨モデルのハイエンドの組み合わせに変更しました。
 
 

MPVのサードシートの後ろには薄型のエンクロージャーを製作して、
JBLの25センチウーファーを取り付けています。
 
 
助手席のシート下の後ろの方には4CHのパワーアンプを取り付けていて、リアの2CHは
ミックスモノラル化して、25センチウーファーを鳴らして、フロント2CHはピュアコンに送って
4つのスピーカーに分配しています。
 
 

その前にデッキからの信号は助手席シート下の前方に取り付けているピュアディオチューンの
チャンネルディバイダーで、ウーファー用の低音とフロント用の中高音に帯域分けをしています。
 
 
 
ピュアコンは最高10ピース構成までバージョンアップ出来ますが、チャンネルディバイダーが
付いている場合は最高が8ピース構成で、ピュアコンのパーツの数値の組み合わせと、
チャンネルディバイダーの4つのダイヤルの調整で、車トータルで3WAYのシステムとなった
MPVのセッティングを行いました。
 
 

MPVのドアスピーカーはフロントの通常のスピーカー位置よりはやや上に付いてて、
ミッドの上限周波数を決めるコイルはやや多めの物を使用して、本来の音楽の音に
より近いサウンドを表現しています。

マツダ・デミオ スピーカーの音質アップ その2

2019-02-11

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、
マツダのデミオです。
 
一昨日の作業もデミオでしたが、
赤いデミオが完成して納車をしている時にたまたま来店されて、
当初は6万円の予算でスピーカー交換とデッドニングを希望されていましたが、
「量販店では可能な金額ですが、当店では無理です。」とお話していました。

 
赤いデミオのお客様が「とても良い音でした!」と喜ばれて帰られた事もあって、
全く同じ内容の物をお勧めしたのですが、
昨日も書いた様にデミオのベーシックパッケージは88000円プラス税で、
量販店でスピーカー交換とデットニングが出来る金額を完全に超えていて、
ベーシック防振を加えれば更に24000円プラス税と、
量販店の倍の価格になります。
 
 
そこに加えてドアスピーカーの交換では使わないツイーターがあるコアキシャルタイプが
パッケージに入っていて、事前にこのブルグを読まれていないと、不思議な事だらけです。
 
 
店頭には16・5センチのGX600Cのミッドが飾ってあって、
「こちらの方がコアキシャルよりも価格が5000円アップとなって、
93000円プラス税となるので、
ほぼ同じ音で価格が安いコアキシャルを使ってどうにか88000円にしています。」
とご説明しました。
 
 
実際にはJBLのGXシリーズは名前が変わって同じ内容の物が値上りしていて、
値上がり前に大量に買い込んでストックしているので、
デミオの88000円のパッケージは価格の割に内容が濃い事を納得して頂きました。

 
そして前日のデミオと全く同じ内容で作業を進めて行き、
同じ写真が二日続くの芸が無いので、重複していない部分を掲載してまいります。
 
 
まずドアのインナープレートを外して、
外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせてベーシック防振の施工を行います。
  
最近原材料費が上がったために四角いマットの2種類のうちの
一種類は未塗装にして値上がりを防いでいます。
 
 
音質的には何もデメリットはありませんが、
こちらとしては写真撮影をした時にドット加工がハッキリと写ってしまい、
でも他がまねをしないからいいだろう、とそのまま撮影しています。
 
 
昨日のブログではドアポケットの中に防振メタルを方ドア2枚貼ると書いていましたが、
今日はアップしてプラスチック部分に貼っている所を掲載します。
 

 
もう一枚昨日は掲載していなかった部分が、
ダッシュの右の裏付いているマツダコネクトの
パワーアンプのフロント出力からPSTケーブルでダイレクトに音を取り出している部分と、
リア側にアッテネーター回路を入れて、
フェダーを動かして音が痩せる事無くリアのレベルダウンを行っている部分です。
 

 
そしてインナー取付でJBLのGX602を取り付けて、
コアキシャルのツイーターを配線を加工して鳴らなくしてミッドのみとして使用して、
レインガードを取り付けて、シール材を使って密閉度を上げて取り付けています。
 
 

 
外から見るとこんな感じで、
スピーカーの鳴りでドアポケットの中が鳴ろうとしても防振メタル2枚で防いでします。
 
 
ピュアコンは前日と全く同じ値の物で、
お客様からは「もう1台付けているから在庫はあるのですか?」と聞かれましたが、
「売れ筋の車種は同じ週に2台入庫してもいい様に2台分の在庫を持っているから、
二日続けて入庫しても大乗です。」とお答えして、
そのまま赤いデミオが出庫となった後に青いデミオが入庫する事になりました、
 
 
このデミオで使用している小さいコイルは、
空のボビンからヨーロッパ製の高い銅線を一から手巻きして作っている渾身の作品です。

 
僅かな巻きむらも無い様に、気合を入れて巻き上げています。
 

 
前日は最新のデミオと当社のモデルチェンジ間がない時のモデルとの差異を時間をかけて調査して、
手順書と実車の違いを確認しながら作業を進めていましたが、
昨日は年式が同じために、
最新モデル用の手順書に従ってスイスイと作業を進めて行きました。

 
驚いた事に青いデミオはMT車でしたが、オーディオ部分に差異は無くて、
前日と同じ様に素晴らしいサウンドに生まれ変わりました。
 

マツダ・デミオ スピーカーの音質アップ

2019-02-10

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、
マツダのデミオです。
 
 
 
マツダコネクト付のお車にベーシックパッケージの取付けと、
ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
 
 
 
 
通常のベーシックパッケージは6万円台から7万円台の設定なのですが、
デミオに関しては88000円プラス税という、国産車としては高い設定となっていて、
その理由はJBLのGX602という16・5センチのスピーカーの交換するという、
ベーシックのドアスピーカーをそのまま使用という概念と違うからです。
 

マツダコネクトの車両アンプのパワーが弱くて、
その足りない部分をJBLのスピーカーにする事でリカバーしています。
 
 
それでも税抜で9万円を割り込む価格にするために努力していて、
現在は生産されていないGX602の輸入元の在庫を全て買い取って、
自社の倉庫に入れておいてこの価格を実現しています。
 
 
 
ただGX602はコアキシャル構造のためにセンターにツイーターが付いており、
それを鳴らさないために配線をカットして、
ミッド側に鉄心入りの小さなコイルが入っていて、
最初から上限周波数を抑えているので、
そこをバイパスして完全なミッドレンジとなる様にしてからドアに取付けます。 
 
 
 
ドアにはインナーパネルが付いており、
普通の国産車の様にサービスホールが無い構造で、
ヨーロッパ車を意識した造りになっています。
  
 
インナーパネルを一度取り外して、
外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせるベーシック防振の施工を行います。
 
 
 
現行デミオでは外板裏の防振で材料を6枚使用して、
2枚のメタルをドアポケットの内側に貼り付け、
プラスチックの鳴きがポケットの中で溜まるの防いで、
方ドアで合計8枚のメタル&マットを使用しています。
  
 
現行デミオは発売されて直ぐに実車を購入して
走行テストを行って防振の位置や材質を決めているので、
なかりツボを押さえて、「実際に走るとここが気になっていたんだ!」
という部分が見事に消える様な防振になっています。
 
 
 
ダッシュの純正ツイーターは上向きに付いていて、
高音のレベル的にはそこそこ出ているものの、
ツイーターの構造上音が荒いのと、フィルターが小さなコンデンサ1個で質感が悪いのと、
更にデリケートな高音が一度カガラスに反射して音が悪くなるのの三重苦で・・
 
 
 
 
ダッシュの端に外ドーム構造のピュアディオブランドのATX-25を
シンプルスタンドを使って適切な角度を付けて取付、
見晴らしの良い場所から上質な高音を降り注がせます。
 

 
 
 
GX602とATX-25の周波数幅とインピーダンスとレベルを
コントロールするのはグローブボックス下に取付けるピュアコンで、
実車を使って走行テストを行って値を決めているので、
かなりツボを得た心地良いサウンドになっており、
これ以上生音に近づけられないというぐらいのパーツの選択を行っています。
 
 
 
 
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら
マツダコネクトのセッティング画面で調整と言いたいところですが、
他のマツダ車と違ってデミオはかなりコストダウンが図られていて、
センターから少しでも動かせば音が痩せて聴こえるために、
バス・トレブル・バランス・フェダーは全て動かさずに、
リアスピーカーのレベルは車両アンプの所にアッテネーター回路を入れてレベル調整を行って、
パネル上ではセンターでもコントロールを効かせて、生音に近い状態を表現しています。
 
 
オーディオが換えられないと不満を持たれる方が多いデミオのマツダコネクトシステムですが、
ピュアディオが実車を購入して時間をかけて問題解決を行った甲斐あって、
お客様に音の仕上がりにはとても喜んで頂きました。
 
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