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取付ブログ

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ホンダ・フィット スピーカーの音質アップ

2019-03-13
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、
ホンダのフィットです。
 
 
ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
 
 
まずはドアの内張を外して、手順書に従って響きの中心を8か所を確認してマーキングして、
指定された材質を貼って行きます。
 
 

90年代の車ではスピーカーの後ろにマットが貼ってあったのが、現在の車はコストの関係か
何も貼ってなくて、でも何も貼って無い方がこちらのやり方で響きが変えられるので、逆に助かります。
 
 
防振メタルと防振マットを貼り合わせて、一部のマットには表面にドットを付けて
振動の通過を防いでいます。
 
 
 
防振後はダッシュにピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、
純正ナビから取り出した音信号をグローブボックス下に取り付けたピュアコンに送ります。
 
 
今回はオプションのSSFを1品追加と、ブラックボックスをRRコンと呼んでいるパーツが
4000円高いバージョンを使用しているので、14000円プラス税のオプションの追加で、
更に音質を向上させています。
 
 
 
ナビの調整画面を出したら中身はケンウッド製で、調整方法は市販のケンウッドと同じで、
音を強調したり広げたりする機能はオフにして、本来の音楽の音に近くなる様にセッティングしました。
 

最後にイコライザーをほんの少し動かして、プリセットして音を確認して、また動かして
プリセットしてを繰り返して、プリセット時の若干の抑圧感を加味した上での
最終的なセッティングを行いました。
 
 

お客様は「ホームオーディオだと周りに迷惑がかかってあまり大きい音で
音楽が聴けない。」と思われていた時にFMでサウンドピュアディオの番組を聴かれて、
宇部店に入庫して頂いて、音の仕上がりには大変満足して頂きました。

ホンダ・Nバン スピーカーの音質アップ

2019-03-11

今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、
ホンダのNバンです。
 
ディーラー装着のカロッツェリアの8インチ楽ナビが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工のWパッケージの作業を行いました。
 
 
Nバンの取付は初めてなので、防振のポイント探りから始めて、
現行Nボックスと作りが似ているな、と思いながら作業を進めて行き・・
 
 
Nボックスの写真を出して比べると、やはりあちこちで違いがあって、
一から響きを調べて防振材の貼り位置と材質を選びました。
 
 
 
続いてダッシュにATX-25ツイーターを取り付けて・・
 
 
通常はグローブボックス下に取り付けるピュアコンは、
助手席のシートを前にたたむ時に邪魔になるので、
運転席の下に取り付けました。
 
 
 
ドアの内張は現行Nボックスとあまり変わりがないだろうと、
Nボックス用のピュアコンを入れてみたのですが、
これがさっぱり上手く行きません。
 

 
それもそのはず、助手席を前に倒して格納した事を想定してのテストで、
左スピーカーの半分以上が隠れている状態だからです。
 
 
そこでブラックボックスの値とコイルの値を何度も交換しては試聴してを繰り返して、
Nバンで最も生音に近くなる組み合わせを探しました。
 

 
ピュアコンの値が決まったら次はイコライザー調整で、更に音クリアーにして、
それでいてわざとらしくない自然な音に仕上げました。
 

 
荷物の積み下ろしを頻繁にされるお車なので、
運転席下のピュアコンをガードするボードを作って、
Nバンのシンプルながら音のいいシステムが完成しました!
 

カローラスポーツ スピーカーの音質アップ 後編

2019-03-10

今日ご紹介する1台は、昨日に引き続き現在の福岡店の作業から、
トヨタのカローラスポーツです。 
 
 
カロッツェリアの楽ナビの9インチタイプを使ったベーシックのWパッケージの開発で、
昨日は防振部分の解説でしたが、
今日はベーシックパッケージの開発の解説をお届けいたします。
 
 
 
 
スコーカーグリルに見える純正ツイーター位置は使わずに、
その端にシンプルスタンドを使ってピュアディオブランドのATX-25を取付けます。
 
 
 

 
楽ナビから音信号を取り出して来て、グローブボックス下にMDF板を敷いて、
その上にピュアコンのユニットを取付けて、
ATX-25と純正ドアスピーカーに音を分配します。
 

 
 
 
カローラスポーツのスピーカーグリルは、見る角度によっては中のコーンが
しっかり見えるぐらいの音ヌケの良さで、
ドアスピーカーの上限周波数を決めるコイルはやや巻き数を多めにしてマッチングを取りました。
 

 
 
 
ツイーターの周波数レンジも広げて狭くしてとブラックボックスを交換して、
ピッタリのマッチングを出すのにこれだけのパーツを交換しました。
 
 
 
 
 
ピュアコンのマッチングが取れたら楽ナビのイコライザーを調整して、
音を整えたら完成です。
 

 
 
しかし実際にお客様が希望されているのはATX-30のために、
ここでツイーターを付け替えてマッチングを取り直します。
 
 
ATX-25のスタンドに比べて30の方がスタンドのかさが高いのは、
後ろから出ているケーブルが太い為に、それに合わせてスタンドを作りと、
どうしても同じ高さにはならないので、この見た目になっています。
 
 
 
ピュアコンはオプションをあれこれと取付けて、
最終的には合計10ピース構成のフルバージョンとなりました。
 
 
 
ATX-30でフルバージョンでマッチングを探ったら、
こんなにユニットの交換が必要で、
色々な組み合わせの中で「これが一番生音・生声に近い!」という組み合わせを見つけて、
写真で見ると簡単そうに見えても、長い一日が終わりました。
 
 
 
イコライザーはフラットでもきちんと音楽が聴けるレベルですが、
数カ所1クリック動かして、もうこれが限界!というところまで音を追い込んでいます。
 
 
 
カローラスポーツのお客様は12月に納車されたそうですが、
ブログで見てもまだカローラスポーツの入庫が無くて、
誰かが入庫するまで待っていたけど待ちきれなくなった、
という事で入庫して頂いて、
1台目のために少しお時間を頂いてWパッケージの開発をさせて頂きました。
 
 
ベーシックパッケージは基本パッケージでも十分に良い音で音楽が聴けますが、
オプションを加えれば更に魅力が増す、
アドオンシステムというユニークな考えと、
演奏者やボーカリストの方の生音とご意見を取り入れた、
今までにありそうで無かったシステムです。

カローラスポーツ スピーカーの音質アップ 前篇

2019-03-09

今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、
トヨタのカローラ・スポーツです。
 
 
 
 
カロッツェリアの9インチの楽ナビを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付けと、
ベーシック防振のWパッケージの作業を行っています。
 

 
 
まるでオンダッシュの様に見えるナビの取付は、
後ろが横180センチで縦10センチの7インチタイプと
共通のボディーに9インチのディスプレイが付いているのを、
前後の大きさが違うパネルに収めているので、
高い位置に9インチを付けても視野の邪魔にならない様にしてあります。
 

 
 
ドアの16センチスピーカーは、これまでのトヨタ車よりも
センターコーンが小さくなっていて・・
  
 
 
 
ダッシュのグリルはスコーカーサイズの大きさながら、
普通のツイーターが入っている2WAY構成です。
  
 
 
カローラスポーツの入庫は初めてなので、通常よりも1日多く作業時間を頂いて、
防振とパッケージの開発を行って行きます。
 
 
 
コストを抑えるためか、90年代の車にはスピーカー裏には
必ずマットが貼ってあったのが、現在の車ではほとんど貼ってありません。
 
 
 
ドアの外板裏には何も貼ってない様に見えても、
一番響く部分には工場で防振材が貼ってあって、
最低限ここの騒音を抑えておきたかったというのが見て分かります。
 
 
 
 
この材質は貼り換え難いのでそのまま貼っておき、
その周りの響きを指で軽くはじきながら、どこにどの材質を貼るか探ります。
 
 
 
 
あーでもない、こーでもない、と組合せを考えていって、
ドアが重たくない割には最も効率的な組み合わせにたどり着きました。
 
 
今の時点ではまだここまでしか進んでおらず、後の作業は後編に続きます。

トヨタ・ハイエース スピーカーの音質アップ

2019-03-08

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、
トヨタのハイエースです。
 
 
パナソニックのストラーダが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
 

 
内張を外すと黄色いスポンジのリングが付いている16センチスピーカーが見えて、
見た目は軟弱でもこのスピーカーはとんでもなく低音が出て、
ピュアコンでローエンドのインピーダンスを上昇させて低音の量を減らして、
軽い音に重みを持たせています。
  
2か所のインナーパネルを外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせて、
鉄板の震えを抑えます。
 
 
続いてストラーダは一度手前に引き抜いて、
裏からピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号を取り出します。
 

ケーブルの太さからして、低ロスで音を送っているという感じが醸し出されています。
 
 
グローブボックス下にはハイエース専用チューンの値のピュアコンを取り付けて、
純正ドアスピーカーと後付けのツイーターに音信号を分配しています。
 
 
ツイーターはおなじみのピュアディオブランドのATX-25で、
福岡県と山口県ではベーシックパッケージのラジオコマーシャルの他に、
ATX-25単体のPRのためのCMも流れていて、
『この小さなスピーカーをあなたの車に取り付けると・・』というセリフで始まり、
最後に『サウンドピュアディオが自社開発したスピーカー、ATX-25!』と
信川隆太さんが話されています。
 
 
全ての接続が終わって音を鳴らそうとしたら、
まだ傷防振のシールが貼ってある新車で、
ここを一時的にめくって音を調整を行いました。
 

 
電源を入れるといつも見慣れたストラーダの調整画面で、
初期の設定の画面から微調整に入ります。
 
 
何もしなくても最初から100センチのスピーカーディレイがかかっていて、
ここをゼロにるり事で音をごまかしてないストレートな音を表現させます。
 
 
イコライザーは極端に動かすと本来の楽器の音やボーカルの声からずれて来るので、
最小限の操作で最も生音に近いパターンを探ります。
 

 
ハイエースのベーシックのWパッケージはこれまでに何十回と作業していますが、
最後はナビオーディオの微妙な音のクセまで考慮した調整で、完成となります。

 
お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

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福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
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