取付ブログ
マツダ・CX-5 スピーカーの音質アップ
2018-04-14
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、
マツダのCX-5です。
モデルチェンジで全車マツダコネクト付きとなり、
車両アンプから音信号を取り出してベーシックパッケージの取り付けを行い、
合わせてドア防振の施工も行いました。
数日前もCX-5で全く同じ内容の作業が入庫していましたが、
前回がツイーターがJBLのP560でしから、ピュアコンの内容は別な内容です。
今回はピュアディオブランドのATX-25ツイーターを使用しました。
ドア防振は片ドア2面で、
まず内張りとインナーパネルを外して外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合せます。
インナーパネルを元に戻して、サービスホールが無くて密閉度が高いので、
これで普通の国産車の2面防振と同じぐらいの効果が得られています。
外した内張りの裏に下処理をした後にセメントコーティングを施して、
プラスチックの鈍い響きを抑えたら、
片ドア3面のフル防振ぐらいの効果が得られる様になります。
次に車両アンプから取り出した音信号をグローブボックス下のピュアコンに送り、
周波数幅とインピーダンスと
レベルをコントロールしてドアスピーカーと後付けツイーターに送ります。
CX-5はドアスピーカーの位置が低いので、ドアからの上限周波数が耳に入って来難く、
そのためピュアコンのコイルの巻き数を減らしてドアからの上限周波数を
いつもより伸ばして再生させて、ブラックボックスで決めているツイーターの下限周波数も
いつもよりはやや広げて、それで耳に入って来た時にフラットに聴こえる様に調整しています。
今回はオプションのSWRとSSFの2品をプラスして、更に音質アップを図りました。
時間に余裕があったので標準の4点セットで一度音を聴いて、
1づつ加えて音の差を確認しました。
標準セットでも良い音なのですが、
オピションをプラスしていった方が音のきめが細かくなり、
より生音に近く聴こえました。
最後にマツダコネクトの音調整機能を少し動かして、
音を整えたら納車の準備に入ります。
現在のマツダ車はマツダコネクトになって自由にナビオーディオ本体が選べませんが、
ピュアディオの技術で限界まで生音に近くセッチィングして、お客様に納車されました。
BMW3シリーズ カーオーディオの音質アップ
2018-04-13
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、
BMWの3シリーズ・ツーリングです。
全車異型パネルの専用ナビオーディオ付きのお車に、
ベーシックパッケージ+スピーカー交換と、ドア防振の作業を行いました。
まずドアの内張りを外して、ドアスピーカーの交換と防振作業を行います。
ウレタンカバーをめくって、
外板裏の何も貼ってない部分に防メタルと防振マットを貼り合わせて・・
スピーカーホールの上半分にレインガードを取り付けます。
今回使用したスピーカーはミューディメイションのBMW用のパッケージで、
ピュアディオではかなり人気がありましたが、現在は生産されていません。
パッケージはドアスピーカーだけでなく床下のウーファーも含まれていて・・
床に埋まっている純正ウーファーを取り外して・・
ミューディメイションの物に交換しました。
ツイーターもパッケージに含まれていますが、それは使用せずに、
以前に乗られていたお車移設して来た
JBLのP560型ツイーターをダッシュに取り付けました。
これで床下低音⇒ドア中音⇒ダッシュ高音のフロント3WAYシステムとなりました。
ドアの内張り裏にはセメントコーティングをプラスしていて・・
リアドアにもセメントコーティングを行い・・
リアドアの外板裏にもベーシック防振の施工を行い、
ピュアディオにデモカーであった3シリーズ・ツーリングと全く同じ防振処理を行なっています。
自分自身が「BMWはドイツ車だから剛性がしっかりしているから
セコーティングはいらないだろう。」
と思っていたぐらいで、実際に途中でセメントコーティングを加えたら、
「こんなに差が出るんだ!」と驚いたぐらい差が出ました。
全ての作業が終わって音が出る様になったら、
純正オーディオのバス・トレブルとフェダーの調整を行います。
調整の時に野田君から
「以前の3シリーズのピュアコンの値を入れても同じ音になりません。」と
電話がかかって来ました。
実はF31の3シリーズでも前期・中期・後期で3種類のオーディオ本体の特性があって、
同じスピーカーを前期のモデルに付けたデーターで合わせても同じ音にならず、
後期の特性でミューディメイション+JBLでこの値だろうというのを予測して伝えて、
その値を入れたら音がピッタリ合ったそうです。
手前味噌ではありますが、BMWのF31を購入して時間をかけてあれこれと実験して、1年半マイカーとして使用していたわけですから、そこは勝手知ったる部分で、「どこをどうしたら、どういう鳴りになる。」というのが頭の中でシュミレーション出来ました。
BMWは走りがいいのにオーディオの音がいまひとつと言われていますが、
ピュアディオの施工で高音質なオーディオの音になり、
ドアからのロードノイズの進入も減って、
特別なBMW3シリーズ・ツーリングとなって、納車されました。
日産・新型リーフ カーオーディオの音質アップ
2018-04-12
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、日産の新型リーフです。
オーディオレスの状態で入庫となって、
初代リーフからフルシステムを移設して取り付けました。
まずはドアの内張りを外して、片ドア3面のフル防振の施工を行いました。
外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせて、サービスホールを塞ぎます。
外した内張りにセメントコーティングを行えば、フル防振の完成です。
リーフのAピラーのカバーは大きいので、
この部分の裏もセメントコーティングしています。
リアの内張りも外して、片ドア3面のフル防振の加工を行いました。
2DINスペースにはカロッツェリアの1DIN+1DINタイプのサイバーナビを取り付けました。
サイバーナビのRCAアウトをリアまで送って、
ラゲッジ下にパワーアンプとプロセッサーを取り付けて、
床面にエンクロージャーを埋めて、
ピュアディオブランドのZSPウーファーの黄色い限定モデルを取り付けています。
ウーファーの上にフタを取り付ければ、普通に荷物が積めるトランクルームになりました。
ドアにはアウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けました。
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けています。
純正のツイーター位置に比べると、向き・大きさ共に理想的な状態です。
後付けのプロセッサーが付いているのでサイバーナビのイコライザーはフラットにして・・
イコライザー操作とチャンネルディバイダーの操作は手元のタブレットで行います。
プロセッサーは一度バラバラに分解してチューニングしてあるので、
デジタルプロセッサーにしては音に艶があり、
デジタルの冷たい音というこれまでのマイナスなイメージを覆しています。
またサウンドピュアディオの宇部店と福岡店は自前のEV車の充電設備を持っているので、
作業中に電気を消費しても、入庫した時以上に充電してお返し出来ます。
新型リーフの取り付け自体は初めてでしたが、どあ4枚フル防振で、
システムもフルに組んでいて、初仕事ながら極めたリーフが完成しました。
BMWミニ・コンバーチブル カーオーディオの音質アップ
2018-04-11
今日ご紹介する1台は、先日の作業から、BMWミニのコンパーチブルです。
純正デッキ・純正スピーカーの状態で入庫となって、デッキ交換とスピーカーの取り付けを行いました。
よく見たらMT車ですね。
まず純正デッキを取り外して、配線キットを使って電源などを取り出しますが、
スピーカー配線は別に太くて純度の高いPSTケーブルをはわします。
ドアの方は内張りを外して、ドアの外板裏に防振メタルと防振マットを貼り付けます。
下の方はマットが貼ってありますが、上の方は何も貼ってないので、メタルとマットで振動を静めて、
下の方も何も貼ってない部分に丸型のマットを貼りました。
内張りの裏にはセメントコーティングの施工を行って、プラスチックの鈍い響きを静めています。
ブジルゴムやアスファルト系のマットはそれ自体が鈍い響きを持っているので、
プラスチックに貼っても根本的な解決にはならず、カチッと固まる素材を使った防振を考案しています。
内張りにはアウター・スラントのバッフルを製作して、車内からPSTケーブルをひいて来ました。
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けたらドアの作業は完了です。
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けました。
これでデッキ・スピーカー・防振などの全ての作業が終わり、ミ・コンパーチブルの室内も
個性的になりました。
フロント2WAYスピーカーの音の調整はグローブボックス下のピュアコンのパーツのはめ替えで行い・・
そこで限界に達したところで、デッキのイコライザー調整で更に追い込みます。
ピュアディオ推奨スピーカーとしてはフロント2WAYでは最上級の組み合わせの物が取り付けられて、
個性的なミニ・コンパーチブルが更に個性的な一台となって納車されました。
マツダ・CX-5 スピーカーの音質アップ
2018-04-09
今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、マツダのCX-5です。
現行モデルになってからは全てマツダコネクトの専用ナビオーディオ付き車となって、
先代のCX-5の前期型の2DINタイプのナビで使っておられた
ベーシックパッケージを移設して取り付けて、ドア防振の作業も行いました。
まずドアの内張りを外して、サービスホールが全て
プラスチックパネルで埋まっているタイプなので、インナーパネルを外します。
ご覧のい様に外板裏は何も貼ってないので、
防振メタルと防振マットを貼り合わせてドア全体の響きを静めます。
ベーシックパッケージなのでドアスピーカーはそのまま使いますが、
ピュアコンで高い周波数に制限をかけているので、
センターのデュアルコーンで鳴る音域はほぼカットして、
それ以外の部分で鳴る音域もインピーダンスをやや上昇させているので、重みが出ています。
先代のCX-5とは構造が変わっていて、CX-3と同じ構造で、同じ様な特性になっています。
外した内張りには吸音フェルトが貼ってあって、
ロードノイズが入って来易いと察する事が出来ます。
吸音フェルトを一度外して、ツルツルの表面を加工して、
セメントコーティングを施してドアの鈍い響きを無くします。
片ドア2面の防振作業でも、現行のCX-5はサービスホールが塞がっているので、
他の国産車のフル防振にほぼ近い状態になります。
ツイーターはJBLのP560の物を以前乗られていたお車から移設して取り付けて・・
ピュアコンのパーツは現行のCX-5用の物に付け替えて、
オプションを2品取り付けてバージョンアップを行いました。
マツダコネクトのバス・トレブルとフェダーを調整すると、
ノーマルの時はトレブル5まで上げても高音がスッキリしなかった状態から、
トレブルはセンターで十分高音が聴こえる様に改善されて、
低音は防振の効果でアップしていたので、
センターか1クリックマイナスかで迷って、
最終的にはマイナス1にして納車致しました。
車としては素晴らしい出来のCX-5の、泣き所のオーディオの音を改善して、
スキットしたサウンドに生まれ変わって出庫されました。