取付ブログ
ボルボXC60 スピーカーの音質アップ 前編
2019-03-29
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、
ボルボのXC60です。
タブレットを縦にして使う様なデザインのナビオーディオ付の最新のお車で、
ベーシックパッケージの取付けと、ドア防振の施工を行っています。
まずはドアの内貼りを外して、外板裏とインナーパネルの響きを調べて、
防振メタルと防振マットを貼り合わせて行きます。
外した内張りは昨日のうちにセメントコーティングを行っていたので、
今日は乾燥して薄茶色になっています。
スピーカーのインピーダンスは通常の国産車の4Ωに対して8Ωと倍の値で、
ピュアコンの値選びは工夫が必要です。
運転席下には車両アンプが付いていて、ここから音信号を取り出して、
グローブボックス下に取付けるピュアコンに送ります。
ピュアディオブランドのPSTケーブルが4本通るとかなりの迫力があります。
ツイーターはおなじみのATX-25で、仮置きして詳しい位置をこれから決めます。
お客様は40万円のプレミアムサウンドの追加を払うならピュアディオで
半分の価格でという事で、
実際にはこの内容では半分より少し安い費用で上がります。
以前は輸入車はドアがしっかりしているから防振が必要無いと言われていましたが、
最近ではプラスチックに鳴りが出て来ているので、
防振をしても効果が得られる様になっています。
後編につづく
スバル・レヴォーグ カーオーディオの音質アップ
2019-03-27
今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、スバルのレヴォーグです。
納車前の保護シールが貼ってある状態のオーディオレスで入庫となって、
以前乗られていたお車からフルシステムを移設して取り付けました。
ドアは外板裏のベーシック防振の後にサービスホールを塞いで・・
内張裏にはセメントコーティングを行って、方ドア3面のフル防振の状態にしました。
スピーカーグリルは切り抜いて、アウタースラントのバッフルを製作して、
金属リングで内側を覆って、その表面にセメントコーティングを行っています。
バッフルにピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付ければ、ドアの作業は完了です。
ノーマルの平凡な内張に比べると、かなり強いアクセントになっています。
そしてダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けて、
ピュアディオ推奨のハイエンドのフロント2WAYスピーカーとなりました。
デッキは2DINワイドスペースの下段にナカミチのCD-700Ⅱを取り付けて、
水平に近い状態を保って長い期間良いコンディションで聴ける様にしてあります。
ラゲッジのアンダーボックスにはイコライザー・チャンネルディバイダー・
パワーアンプ・25センチウーファー用のエンクロージャーを組み込んで、
ピュアディオブランドの25センチウーファーで80ヘルツ以下の低音を鳴らしています。
これは以前のデモカーのアウトランダーPHEVのフルシステムと同じ構成で、
車1台で3WAY構成のスケールの大きなサウンドを鳴らす事が出来て、アンプボードを組めば
普通にラゲッジが使えるという便利さも兼ね備えています。
チャンネルディバイダーが付いているので、ピュアコンは8ピース構成がマックスとなり、
ピュアコンのパーツの組み合わせで音の基本的な音色を調整して、後の微細な部分を
30バンドのアナログイコライザーで調整しています。
走りと音質の両方が優れた、特別な一台が完成しました。
ホンダ・シビック カーオーディオの音質アップ
2019-03-25
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、
ホンダのシビックのハッチバックです。
ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ドアやハッチなどの防振作業を行いました。
まずフロントドアの内張を外すと、サービスホールを塞ぐ
防水シートに吸音フェルトが重ねてありました。
その分内張裏には何も貼ってなくて、このツルツルの表面を加工して粗目を付けて、
セメントコーティングを行いました。
吸音フェルトで取れなかったロードノイズと、スピーカーの音につられて僅かに
付帯する音も無くなり断熱性も上がる、1石3鳥の施工です。
外板裏には防振メタルと防振マットを貼り合わせるベーシック防振を行い、
スピーカーの残響の防振と、外からのロードノイズの進入を防ぐ効果があります。
更に音質客様のご要望でリアドアのベーシック防振の施工と・・
リアのハッチの中と、ラゲッジのアンダースペースのベーシック防振の施工を行いました。
最初に指で軽くはじいて響きを確かめて、
どの場所にどの材質を貼るかをマーキングしてから作業に入ります。
スピーカーはドア4枚の純正スピーカーを使用して、
フロントのツイーターのみ純正を使用せず、
ダッシュにピュアディオブランドのATX-25を取り付けて、
理想的な向きからの再生と、外ドームツイーターによる上質な高音の再生で、
音の輪郭を正しい音色でクッキリと表現させます。
純正ナビから取り出した音はグローブボックス下のピュアコンに送って、
標準の4ピース構成の現行シビック専用の値に、
オプションのSSFを1品取り付けて、合計6ピース構成で鳴らしています。
ギャザーズのナビオーディオの中身はケンウッド製で、
音を強調する余分な機能はいつもの様に次々とオフにして、
イコライザーとフェダーの調整で、
クセの少ない生音に近いサウンドに調整しました。
今回はかなり防振に力が入った取付で、シビック走りの良さに加えて、
高音質と長時間のドライブも苦痛にならない静粛性をプラスして、
特別な1台に仕上がりました。
スイフト・スポーツ カーオーディオの音質アップ 後編
2019-03-24
今日ご紹介す1台は、先日の福岡店の完成車から、
スズキのスイフト・スポーツです。
オーディオレス車に以前からお使いだったサイバーナビを移設して取付けて、
スピーカーの取付とドア防振の施工を行いました。
フロントは方ドア3面のフル防振の施工を行った後に、
アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けました。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取付けています。
ラゲッジには前に乗られていたお車で
ベーシックウーファー・パッケージとして購入された
JBLの20センチウーファーを移設して取り付けています。
ウーファー用のJBLのモノラルパワーアンプは助手席の下に取り付けて、
サイバーナビからRCAケーブルで音を送って来ています。
フロントスピーカーはフルレンジで鳴らして、ピュアコンでローカットを行って、
ウーファーの上限周波数はサイバーナビの内蔵チャンディバを使用して、
中高音は内蔵アンプで鳴らしながらも、
フロントは内蔵チャンディバを通さずに透明感を重視しています。
フロントスピーカーを分配させるピュアコンは、
合計1ピース構成のフルバージョンで、より細かい音表現が出来る様にしています。
スイフトスポーツの取り付けはかなりの台数が入っていて、
きちんとしたデーターはありますが、内蔵アンプでフロントを鳴らして、
外部アンプでウーファーを鳴らすという組み合わせが初めてだったので、
そこの違いを合わせるために若干のパーツ交換を行って音を追い込みました。
フロントの低音の一番下を少し絞って、ローエンドを20センチウーファーで鳴らして、
車1台で3WAYシステムとして、クオリティーの高いサウンドを表現しています。
ミニ・クラブマン カーオーディオの音質アップ
2019-03-23
今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、
BMWミニのクラブマンです。
全車パネル一体型のオーディオ付のお車で、
ATX-30を使ったベーシックパッケージの取付けを行いました。
ドアスピーカーは上の方に10センチサイズの物が付いていて、
通常のベーシックパッケージはドアスピーカーはそのまま使用するのに対して、
BMW系でこれまでの4Ω使用の車種は
スピーカー交換もパッケージの中に入っています。
まず内貼りを外して・・
純正スピーカーを取り外して、8・7センチ用のインナーバッフルを製作して、
レインガードを取付けて、JBLのGX302を取付けて、
周りにシール材を貼ります。
次にAピラーの内貼りを外して、
下からピュアディオブランドのPSTケーブルをひいて来ます。
ダッシュにATX-30ツイーターをシンプルスタンドを使って取り付けて、
ピラーの内貼りを組み付けます。
グローブボックス下にMDF板を敷いて、
その上にピュアコンのブラックボックスとコイルを貼り付けて、
ドアスピーカーとATX-30に送ります。
以前宇部店でミニ・クラブマンでATX-30の取付を行っていますが、
床下ウーファーが交換してあるのと、ドアスピーカーがISP-30で、
更にイコライザーアンプも付いているので、
ピュアコンの動作と純正オーディオのバス・トレブルなどの動作を独自に調べなくてはいけなくて、
宇部店の値で最初に合わせておいて、
そこから少しづつ値を変えてマッチングを取りました。
BMW系は年式やグレードで純正オーディオのクセが違う事が多くて、
基本がありながらも細かく値を変えて行く必要があります。