取付ブログ
スバルXV カーオーディオの音質アップ
2018-12-06
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、
スバルのXVです。
以前乗られていたお車から移設して来たナカミチのCD-700KKをベースに、
何度かシステムアップを繰り返して、フルシステムへと進化して行きました。
ドアは片ドア3面のフル防振の状態に施工して、
表にアウター・スラントのバッフルを製作して、
以前のお車からピュアディオブランドのZSP-MIDを取りつけました。
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、
JU60を取り付けました。
ラゲッジルームのサイドをを作り込んで、
ピュアディオブランドの25センチウーファーを取り付けました。
センター黒ベースにサウンドピュアディオのロゴがフルに印刷してあるタイプで、
出しゃばらない自然にフロントスピーカーの音とつながる、
独自のチューンが施してあります。
パワーアンプとイコライザーとチャンネルディバイダーの配列は斜めで、
ケーブルへのストレスと、磁気の向きなどを考慮して、
かなり苦戦してこの状態になりました。
全てアナログでタイムアライメントなどは使っていませんが、
全ての音域がハンドルの前で聴こえる様に、
絶妙なセッティングを行っています。
それとスピーカーケーブルはSKY3の前の型のPMB-SKYを使用していて、
色はSKY3ほど派手ではありませんが、
線の太さはこちらの方が太くなっています。
現在はナビオーディオが主流となっているため、
ここまでの太さは必ないだろうとサイズを絞っていますが、
まだ若干はPMB-SKYも在庫はあります。
現在CD-700系のCDプレイヤーはかなり貴重な存在で、
将来的に補修パーツが無くなる可能性がありますが、
長持ちさせるためには聴き終わった後にボリュームをゼロにして
アンプやスピーカーの負担を減らすという考えの方も多い様ですが、
ボーリュームの中身の方を守る方を優先した方が
将来のパーツ不足を考えるとその方が良くて、
自分は聴き終わったら10時程度の位置でエンジンを切る様にしています。
追伸
VXのお客様は少しでも快適に良い音が楽しめる様に、
タイヤはブリヂストンのレグノGRVⅡを使っておられました。
重心の高い車ではRV車専用設計のGRVⅡがお勧めです。
日産マーチ・ニスモ カーオーディオの音質アップ
2018-12-05
今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、日産のマーチ・ニスモです。
先々代のお車からシステムを移設し続けられているお客様で、メインユニットはナカミチの
CD-700です。
見た目は普通のCD-700ですが、中身の半分はCD-700Ⅱの物を使用しているピュアディオ限定
バージョンで、通称CD-700の1.5バージョンと呼んでいます。
作業はドアの外板裏に防振メタルと防振マットを組み合わせるベーシック防振の施工を行って、
その後でサービスホールを塞ぐ防振を行いました。
内張り裏にはセメントコーティングを行なって、片ドア3面のフ防振の状態にした後に、
表にアウター・スラントのバッフルを製作しました。
車室内からはピュアディオの高級グレードのスピーカーケーブルSKY3をひいて来ています。
スピーカーは先々代のお車から使い続けておられるピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けて
、発売当初は『10年現役で使えるスピーカー!』を謳っていましたが、もう15年以上経過しても
現役で活躍しています。
リアドアのスピーカーは鳴らしていませんが、車内の静粛性を上げるために片ドア3面の
フル防振の状態にしています。
意外とリアドアはリスナーの耳に近いんですよね
ツイーターはJU60をワイドスタンドを製作して取り付けていますが、通常はダッシュに合わせて
濃い色にしますが、今回はAピラーのカバーの色に合わせて薄い色にしています。
CD-700はアンプレスのデッキなのでパワーアンプが必要で、リアのラゲッジ下にナカミチの
PAー1002Nと、ピュアディオチューンの30バンドのアナログイコライザーが取り付けてあります。
RCAケーブルは全てSKYの青いケーブルを使用していて、スピーカーケーブルはSKY3を
アンプから2セット取り出して、ピュアコンへのミッド用の回路とツイーター用の回路に2系統別々に
送っている贅沢な仕様になっています。
ラゲッジにフタを付ければ普通に荷物が積める状態になります。
グローブボックス下のピュアコンはブラックボックス4連で合計10ピースのフルバージョンで、
パーツ数が多い分ほどフラットに近い音が再生出来る様になりますが、更に30バンドの
アナログイコライザーのダイヤルを微妙に動かして音を追い込みます。
自社がスポンサーを勤めるコンサート会場ではリハーサルのPA調整を見る機会があって、
その時に「髪の毛2本分上に動かして!」とか言って音を合わされていますが、それと同じ様な感じで
アナログダイヤルのイコライザーでカーオーディオの音調整を行っていて、フロント2スピーカーながら
極めた音のシステムに仕上げました。
レガシィ・アウトバック カーオーディオの音質アップ
2018-12-03
今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、
スバルのレガシィ・アウトバックです。
スバル純正のパネル一体化ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
これまでに何度か入庫して頂いていました。
今回は現行のピュアディオ推奨システムでほぼ上限と言えるシステムで、
完結偏的なシステムとなっています。
ドアは以前フル防振の状態からアウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けています。
ツイーターはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けていて、
スタンドの表面は植毛塗装の加工がしてあり、
これは植毛塗装の高価な機械が宇部店にしかなく、
機械があっても専用の締め切った部屋が必要なために、
ワンオフ製作したスタンドを一度宇部店に送って、
静電気で毛羽立たせた塗装を行った後に札幌店に送って装着しています。
アウトバックのラゲッジ下にはウーファーボックスとナカミチ製のパワーアンプと、
ピュアディオチューンのデジタルプロセッサーを設置して、
ウーファーはPマーク付きのZSPウーファーで、
アンプとプロセッサーはケーブルへのストレスを考えていつもの斜め付けで、
ビシッとカッコよく付けた方が音が悪くなるという不思議な関係があります。
アンプボードを上に付ければ中のレイアウトは見えず、
頑丈なグリルで荷物も普通に積めるラゲッジとなっています。
バッテリーを一度外して作業を行ったので一度ナビオーディオは基点に戻って、
全てのスピーカーに100センチのディレイが入っているのを
全てゼロに合わせました。
イコライザーはタブレットをを使って31バンドのコントロールを行いますが、
純正ナビの出力が100%フラットで無い場合は若干動かして、
送りと受けでバランスを取る事もあります。
何年かがかりでピュアディオ推奨システムのハイエンド仕様に仕上がり、
レガシィ・アウトバックは納車されました。
新型フォレスター スピーカーの音質アップ
2018-12-02
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、
スバルの新型フォレスターです。
スバル純正のパネル一体型ナビを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付けと、ドア防振の施工を行いました。
まずはフロンドドアの内貼りを外して、外板裏にベーシック防振の施工を行い、
その後にサービスホールを塞ぐ防振を行いました。
外した内張りにはセメントコーティングの施工を行い、
方ドア3面のフル防振の状態となっています。
リアドアにもベーシック防振を行い、内貼り裏にセメントコーティングを施し、
方ドア2面の防振として、主な目的はロードノイズの進入を防ぐためで、
4枚のドアに合計10面の防振を行っているので、
かなり静かなフォレスターになりました。
スピーカーは前後のドアは純正の16センチをそのまま使用して、
ダッシュの純正ツイーターは使わずに、
ピュアディオブランドのATX-25で高音を再生しています。
ベーシックパッケージ用のピュアコンは標準が4ピース構成ですが、
今回はオプションを2品追加して、合計8ピース構成の使用で、
音の細かい表現が更に出来る様になっています。
いつもの様にエフェクトをオフにして、タイムディレイもゼロにしてから調整に入ります。
車速連動のボリューム補正はゼロにすれば若干音がスッキリしますが、
ベーシックパッケージ装着前ではその差は解らないレベルだと思います。
イコライザーをほんの少し動かして音を整えたら、純正ドアスピーカーがベースながら、
とても透明感があって、原音に忠実な)システムが完成しました。
完成後は外で水をかけて防振作業を行ったカ所の雨漏りチェックを行います。
近年のゲリラ豪雨を考慮して、ここ数年で水の量と流す時間を増やして、
実際の雨量に合うテストを行っています。
アウトランダーPHEV カーオーディオの音質アップ
2018-12-01
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、
三菱のアウトランダーPHEVです。
ディーラー装着のダイアトーンのサウンドナビが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付けと、ベーシック防振の施工と、
ベーシックウーファーパッケージの3パッケージの作業を行いました。
まずはドアの内貼りとインナーパネルを取り外して、
工場装着してある防振マットの合間に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
マットでは取れない高い周波数の残響を、多重構造の防振メタルが抑えます。
次にサウンドナビを一度取り外して、
裏からピュアディオブランドのPSTケーブルで音信号を取り出します。
取り出した信号はグローブボックス下に送り、
アウトランダーPHEV専用のピュアコンに入力して、
周波数幅・インピーダンス・レベルをコントロールした後に
純正のドアスピーカーとダッシュの後つけツイーターに送ります。
今回はベーシックウーファーシステムが追加されているために、
通常の4ピース構成が6ピース構成となっています。
ダッシュの上にはスタンドを使って角度を付けて、
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターがセットしてあります。
そして今回はピュアディオカタログに掲載されている
ベーシックウーファーパッケージも取付けてあります。
パッケージでは簡易型のエンクロージャーなのですが、
追加を払えば通常の単品システムのエンクロージャーに変える事が出来ます。
頑丈な造りで内側にセメントコーティングまでしてある贅沢仕様になっています。
ウーファーはJBLのモノラルアンプがアンダーボックス下に取付けてあって、
まだ工場出荷時のキズ防止シートが貼ってある状態です。
機種はダイアトーンのNR-MZ200で、
過去のMZ-60から90までのサウンドナビに比べたら調整項目に無かった機能が追加されて、
逆に無くなっている機能もあり、時間をかけてコツをつかみました。
調整画面で音がいいと思っても通常の再生画面に戻すと少しイメージが変っていて、
何度も調整画面⇒再生画面を繰り返して音を追い込みました。
あるアーティストさんがサウンドナビをご自分の車で使われていて、
「プレミアムよりもノーマルの方が音が滑らかだった。」と言われていた事を
思い出しましたが、確かにNR-MZ200はこれまで聴いたプレミアム系の
サウンドナビよりも明らかに音が滑らかで、
MZ-60やMZ-80は一体なんだったんだろう?というぐらいの差がありました。
タイムアライメントや内臓のチャンネルディバイダーなど全て使わず、
イコライザーもカスタムモードにしながらも実際にはフラットという、
メーカー推奨の調整方法とは全く違う手法で自然な音を表現して、
アウトランダーPHEVのお客様には、
音の仕上がりにはとても喜んで頂きました。