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取付ブログ

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トヨタ・ハイエース カーオーディオの音質アップ

2019-03-01
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタのハイエースです。
 

他店で取り付けられていたスピーカーを取り外して、ピュアディオ推奨モデルへの交換と、
ドア防振の作業を行いました。
 
 
まず内張を外したらアルパインのトレードインスピーカーが取り付けてあって、ここを取り外して・・
 
 
 
JBLのGX600Cのミッドバスに交換しました。
 

内張との間に隙間が出来ない様にシール材を貼っていますが、ここは一般的に
波状の物が使われている事が多いですが、確かに低音の量が増えるものの、
音色が不自然なために、量よりも質を優先させて普通のエプトシーラーを使っています。
 
 

ミラー裏には専用のキットと使ってツイーターが取り付けてありましたが、
これは材質・位置共にいま一つで・・
 
 

ダッシュの上にシンプルスタンドを使ってピュアディオブランドの
ATX-25ツイーターを取りつけて、ミラー裏はノーマルの部品に付け替えました。
 
 
 
ドアの中は防振メタルと防振マットを貼り合わせたベーシック防振の施工を行った後に・・
 
 

内張裏を下処理で粗目を付けた後に、セメントコーティングの施工を行いました。
 

ちょうど乾燥している途中で、青白い色から茶色に変わっている途中です。
 
 
 
内張裏が乾燥したら、ドアに組み付けて、音を鳴らしながらピュアコンのパーツの交換を行います。
 

ハイエースはリスナーから見てかなり下にスピーカーが付いていて、かなり
巻きの少ないコイルを使って、上限周波数を出来るだけ伸ばした状態で、
ツイーターの下限周波数もやや広げてマッチングを取ります。
 
 
 
デッキは使いこんでいたので、カロッツェリアの新しい1DINモデルに付け替えて・・
 
 

デッキでウーファーレベルや上限周波数もコントロール出来るので、運転席と助手席の間に
ミューディメイションのパワードのサブウーファーを取り付けました。

 
結局システムを総入れ替えとなって、トレードインの薄い音からクリアーかつパワフルで、
高速移動の騒音も負けないフロント3WAY的なシステムが完成しました。

レクサスIS スピーカーの音質アップ

2019-02-28

今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の作業から、
レクサスのISです。
 
 
全車異形パネルの専用ナビオーディオ付きのお車で、ベーシックパッケージの取付と、
ベーシック防振の施工の、Wパッケージの作業を行いました。
 
 
先代のISではドアにスコーカーが付いた3WAYでしたが、
現行ではダッシュにスコーカーの2WAYに変更になっています。
 
 
 
入庫した時はバスとトレブルが上げてあり、かなり迫力不足を感じておられた様ですが、
まずはドアのベーシック防振で逃げているエネルギーを車内に向ける様に施工を行います。
 
 
 
 
ドアの内張を外すと18センチサイズのウーファーが付いていて、
車両アンプから低音のみが送られていました。
 
 

 
外板裏の響きを指ではじきながら確かめて、響きの種類と中心を見つけて、
どの位置にどの材質を貼るかマーキングして行きます。
  
工場装着の防振材はドライヤーであぶって剥がして、
位置を変えて貼り付けました。
 
 
ダッシュの上のスコーカーの横にはピュアディオブランドの
ATX-25ツイーターを取り付けて、
スコーカーへはピュアコンで中音域のみを送る様にして、
フロント3WAYのスピーカーになる様に変更しました。
 
 
グローブボックス下に取り付けたピュアコンは、基本的な値は出ているものの、
年次変更などで微妙に特性が変わっていないか調べて、
変更があれば値を変えて、その年式にピッタリな特性に変えて行きます。
 
 
レクサス車の場合は音設定のサラウンドをオンにした方が生音に近い車種と、
オンにすると生音から外れてしまう車種があり、
今回はノーマルではサラウンドオンがメリハリが効いていたのですが、
オフにする事で音像が上に上がって奥の方から音が聴こえて、
大きい音量で長時間聴いた時はこちらが良いだろうと、
サラウンドオフでセッティングを行いました。
 
 
またフロント3WAY化でステレオ効果が出て、
スピーカーとスピーカーの間の音が濃くなって来たので、
センタースピーカーにアッテネーター回路を入れて、
レベル調整を行いました。
 
  
ISは他のレクサス車に比べてスコーカーがリスナーに近いので、
独自の値でパーツの銘柄も変えています。
 
 
基本は自分の耳で音調整を行っていますが、
モノラルのスペアナ測定も行って入庫時と出庫時のデーターを記録していますが、
あくまで記録用で、調整時にスペアナを見ながら値を決めるという事はしていません。
 
 
これまで多くのアーティストの方にお会いして、生の声や生の楽器の音を聴いて、
それを基準にしているので、
モノラルのスペアナでは表せない部分のチューニングを行っています。

 
ISのお客様は音の仕上がりに大変満足されていて、
ベーシックのWパッケージのコストパフォーマンスの良さに驚かれていました。
 
 

トヨタ・ハイエース スピーカーの音質アップ

2019-02-27
今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、トヨタのハイエースです。
 
 
アルパインのフローティングタイプのビッグXを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ドア防振の施工を行いました。
 
 
まずはドアの内張を外して、インナーパネルも外して外板裏が見える様にします。
 
 
外板裏はあらかじめ響きのポイントが記された手順書があり、その場所を指で軽くはじいて、
「ここが響きの中心!」というのを確認した後に防振メタルと防振マットを貼り合わせて行きます。
 

「こんな物で本当に効くのか?」と思われる方もあるかも知れませんが、ブチルゴムを使った材質を
大量に貼るだけでは取れる周波数と取れない周波数のムラが起こり、更にブチルゴムの響きが
スピーカーの響きに混じって、本来の音楽の音とは違う音が混じり、音量は増えても音質は
違ってしまう現象が起きるので、ピュアディオでは材質を数種類変えて、必要最小限の材料を
ピンポイントで使ってドアの響きを抑えています。


外した内張は裏に下処理を行って、セメントコーティングを行って、プラスチックの軽い響きを
抑えています。

規則性を持たせないランダムな厚い薄いで振動の通過を防いでいて、初期の試作段階では
全て均等に厚塗りしたら、ドアが重たくなったなった割には振動が取れずに、そこで一度はがして
厚い薄いを付けたところ、でこぼこで振動の通過を防ぐ事が分かりました。
 
 
セメントコーティングは遮熱性が上がるので、特に北海道では人気のメニューになっています。
 
ベーシックパッケージなのでドアスピーカーは純正をそのまま使用して、ダッシュにツイーターを
追加するためにPSTケーブルをAピラーの根元までひいて行きます。
 

PSTケーブルはツイーター用の被覆のビニールに赤い色素を混ぜた物と、全帯域用の
透明のビニールの2種類があり、それぞれ100メートルロールを20巻を専用ロットで作っています。
 
実際にはツイーター用の方が使う頻度が少ないので、全帯域用を2ロット生産したところで、
ツイーター用を1ロット生産するという形を取っています。
 
 
シンプルスタンドを使ってハイエース専用の角度を付けて、ピュアディオブランドの
ATX-25ツイーターを取り付けました。
 
 
 
グローブボックス下にはハイエース専用チューン値のピュアコンを取り付けて、
純正の16センチとATX-25ツイーターで2WAYスピーカーとして使用します。
 
 
 
ハイエースのドアスピーカーの位置はリスナーからかなり離れていて、中高音が薄く聴こえる分ほど
低音ばかりが目立って聴こえます。
 
 

ツイーターの下限周波数をやや広げて、ドアスピーカーのインピーダンスをコントロールして、
タイトな低音に変える事で、トレードインスピーカーでは表現出来ないレベルの生音に近い音色を
再生させています。
 
最後にビッグXのパナメトリックイコライザーをほんの少し調整して、音を整えたら納車の準備に入ります。
 
イコライザーは大きく動かさないと損をしたみたいに思われる方もあるかも知れませんが、
最初にピュアコンを使ったパッシブネットワーク側で音を整える事で、イコライザーの変化を
最小に抑える事でより生演奏や生声に近い音色に合わせています。
 
 
3デジベル以上動かすと音色が変わってしまうイコライザーがほとんどなので、
音がえぐい状態になり、よく例え話でするのが、濃縮還元のえぐい味のオレンジジュースか
目の前でオレンジを絞った生ジュースの違いみたいなものですと、お客様にお話ししています。

プリウスPHV スピーカーの音質アップ

2019-02-25
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタのプリウスPHVです。

ディーラー装着の10インチのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ドア防振の施工を行いました。
 
 
 
50系のプリウスのドアにはエアバックの圧力センサーが付いていて、量販店では
スピーカー効果やデッドニングが出来ないと言われているようですが、ピュアディオでは
純正の16センチスピーカーをそのまま使用して、圧力センサーと関係無い部分に防振を加えて
音質をアップさせています。
 
 
 

圧力センサーが反対側に無い部分に防振メタルと防振マットを貼り合わせる
ベーシック防振の施工を行い・・
 

圧力センサーよりは後ろに位置する内張裏にはセメントコーティングを行い、
ノーマルのドアに比べて残響もこもりも無くなった、スカッとした響きのドアに変わりました。
 

リアドアは圧力センサーは付いておらず、普通にベーシック防振とセメントコーティングを行い、
4枚のドア共に音質・静粛性・断熱性の上がったドアになりました。
 
 
 
フロントのダッシュには中高音用のスコーカーが付いていて、下限周波数を決める
コンデンサーが小型で音質に問題があるので、大型で性能の良い物に交換します。
 
 
同じサイズのスコーカー用のコンデンサーでも、50系プリウスと30系プリウスと、
スバル車用で値が全て変えてあって、音質アップだけでなくドアスピーカーの特性に合わせた
下限周波数を決定しています。
 

スコーカーのグリルの横にはピュアディオブランドのATX-30をシンプルスタンドを使って
取り付けて、通常のベーシックパッケージよりもアップグレードのパッケージにしています。
 
 
純正ナビは一度取り外して、裏からPSTケーブルで音信号を取り出します。
 
 
取り出した信号はグローブボックス下のピュアコンに送って、オプションを装着して
合計8ピース構成の状態で、フロントの6個のスピーカーの特性をコントロールして、音を整えています。
 
 
あらかじめピュアコンで音が整っているので、純正ナビでは少し角周波数を上下するだけで、
より生音に近い状態を再現出来ます。
 

ピュアディオでは50系プリウスが発売されて直ぐに実車を購、ディーラーオプションの
9インチナビを装着した状態でパッケージの開発を行いましたが、現在の10インチナビは
音質がはるかに良くなっていて、しかもイコライザー調整が13バンドの0・5デジベルステップで、
音調整もし易くなって、「最初からこれで発売して欲しかった!」と、画質も含めて改善には驚きでした。
 
 
 

追伸
サウンドピュアディオの宇部店と福岡店はEV車用の充電設備があるので、作業が終わってから
お客様が取りに来られるまでの間に200Vで充電を行っていました。

トヨタ・ヴェルファイア JBLサウンド車の音質アップ

2019-02-24

今日ご紹介する1台は、昨日の宇部店の完成車から、
トヨタのヴェルファイアです。
 
 
トヨタ純正の工場装着の大画面ナビオーディオが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ドア防振の施工を行いました。
 
 
内張を外すとオレンジのふちのJBLサウンドシステムの楕円ウーファーが付いていて、
車両の多チャンネルアンプでそれぞれのスピーカーに帯域制限をかけた信号が送られていて、
普通にシステムアップが出来ない仕様になっています。
 
 
フロントドアには外板裏のベーシック防振の施工と、
サービスホールを塞ぐ防振と、
内張裏のセメントコーティングの施工で、
方ドア3面のフル防振の状態になりしました。
 
 
リアのスライドドアの内張も外して、
セメントコーティングの施工を行っています。
 
 
 
 
ダッシュの両端には中高音用のスコーカーが付いていて、
一度取り外して施工を行いました。
 

 
スコーカーは中音域の再生として、
ピュアディオブランドのATX-30ツイーターを取り付けて高音を再生させて、
ドアからの低音と合わせてフロント3WAYのシステムとしました。
  
ATX-30は通常はプレミアムサウンド車には対応しておらず、
最初の試作の時点でインピーダンスの1Ω低い物を少量生産していたので、
それを使用して低インピーダンスのJBLサウンド車にマッチングさせました。
 

 
全ての結線が終わったら一度音を鳴らしてみて、前例が無いシステムなので、
ピュアコンの組み合わせをあれこれと変えてマッチングを探りました。
 
 
 
最初は4連ボックスで再生したのですが、
どうもATX-30と車両の低インピーダンスアンプと相性が悪くて、
2連ボックスでマッチングを探りました。

 
 
あれこれブラックボックスを交換しても、「これが生音に近い!」
という組み合わせにならず、
ワンオフで何種類かこれまでに無かったボックスを製作して、
それでマッチングを取りました。
 

 
マッチングが取れたら左右のスピーカーとスピーカーの間に自然に音が浮いて来て、
センタースピーカーのモノラル成分が強すぎると感じたので、
センタースピーカーを一度取り外して、
裏にアッテネーター回路を入れてレベルを下げて、
ダッシュの5個のスピーカーのバランスを取りました。
 

 
先日のレクサスNXの時は純正オーディオの
サラウンドをオンにした方が音が生音に近くなったのですが、
ヴェルファイアのJBLシステムではオフの方が自然な音になりました。
 
サウンドピュアディオではスピーカーとスピーカーの間に音を浮かそうとか、
音像を上に上げようとかを目標に音造りを行ってはいませんが、
より生の音に近づけ様と努力すると
不思議とステレオ効果でスピーカーの無い所に音像が浮いて来て、
今回のヴェルファイアでは
ダッシュボードの上から低音が聴こえる様な鳴り方になりましたが、
それを全く狙っておらず、「音楽を元の形に戻すとこんな効果があるんだ!」と、
自分でも驚いていました。
 
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