取付ブログ
トヨタ・ハリアー カーオーディオの音質アップ
2018-11-15
今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、トヨタのハリアーです。
オーディオレスの状態で入庫となって、ナカミチのCD-700KKを
メインユニットとしたシステムを、以前乗られていたお車から移設して取りつけました。
2DINのスペースにCD-700KKを水平に近くして取り付けています。
ドアはフル防振を行い、外板裏のベーシック防振の後にサービスホールを塞いで、
内張り裏にセメントコーティングを加えます。
表にアウタースラントのバッフルを製作して、
ZSPのブラックの限定品を取り付けています。
リアの純正スピーカーは鳴らしていませんが、リアドアは意外とリスナーの耳に近く、
外からのロードノイズの進入を塞ぐために外板裏に丸に丸いドットのマットと、
見え難い所に四角のマットとメタルが隠れていて、
トータルで8枚の防振材で広い音域の鉄板の震えを防いでいます。
更にサービスホールを塞ぐ防振を行い、内張りにセメントコーティングを行なって、
車内へのロードノイズの進入を防いでいます。
もう1枚リアのハッチの内張りにもセメントコーティングを行なって、
かなり静かなハリアーになっています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、B&Wの限定品のツイーターが取り付けてあります。
リアのラゲッジは床にアンプボードを製作して、
真ん中にZSPの限定ブラックの25センチのウーファーが埋まっていて、
その両サイドにパワーアンプとプロセッサーが付いています。
頑丈なスピーカーグリルを取り付ければ、普通に荷物が詰めるラとして使える強度があります。
全ての結線が終わって音が出る様になれば、
ラゲッジのプロセッサーにタブレットで通信して前から
イコライザーとチャンネルディバイダーの操作を行います。
プロセッサーは新たに購入されましたが、
それ以外の商品は前の車や2台前の車から移設し続けて来られて、
今では入手出来ない物も多いシステムで、
究極のサウンドを奏でる特別なハリアーが出来上がりました。
VWゴルフR カーオーディオの音質アップ
2018-11-14
今日ご紹介する1台は、先週の札幌店の作業から、フォルクスワーゲンのゴルフⅦRです。
他店で輸入物のトレードインスピーカーを取り付けられて、防振もされていた所から、
全て取り外してスピーカー取り付けと、ドア防振の作業を行いました。
純正と同じサイズのミッドを取り外して、内側の鉄板に貼ってある防振材を剥がしました。
スピーカー裏に貼ってある吸音材も剥がして、一度素のドアに戻してからピュアディオの防振を行います。
響かない内側の鉄板にマットを貼っても無駄で、スピーカー裏の吸音材は必要以上に吸音して
不自然な音になり、一番目立つインナーパネルのプラスチックの鳴きを止めて、外板裏には
純正の防振材を避けて取れない響きがある部分だけに防振材を貼るので、量を使わない割には
有効な防振が出来ました。
ゴルフⅦでは内張りの裏が軽くて響きやすい材質が使ってあるので、ここをセメントコーティングして
余分な響きを抑えます。
内張りの表にはアウター・スラントのバッフルを製作して、ピュアディオブランドの
ZSP-LTD15を取り付けました。
ツイーターは純正位置がトレードインの物に付け替えられていましたが取り外して・・
ワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けています。
ゴルフⅦで入庫される方のほとんどが純正のツイーター位置で音が反れて聴こえるのがいやと
おっしゃっておられるので、まずはこの位置を変える事が不満の解消の第一歩です。
ツイーターの根元まではピュアディオブランドのPSTケーブルで音をひいて来ていて、
低ロスで伝送しています。
ゴルフⅦはグローブボックス内のCDプレイヤーの裏にパワーアンプが付いているので、
プレイヤーを一度取り外して、裏からPSTケーブルで音を取り出します。
グローブボックスの下には4連ボックスのピュアコンを取り付けていて、複雑なスロープで
高音質を表現しています。
ゴルフⅦの純正オーディオは音にクセが付いていなくて、スピーカーの銘柄を選んで
ピュアコンの値を合わせて調整すれば、3トーンはセンターでも音を体感出来るサウンドが楽しめます。
クセの無い純正システムにクセの無いスピーカーを取り付けて、ピュアでパワフルな
カーオーディオが完成しました。
日産ノートeパワー スピーカーの音質アップ
2018-11-12
今日ご紹介する1台は先日の福岡店の作業から、日産のノートのeパワーです。
うちのノートと色も同じで、外見はアルミホイールがうちのが14インチでこちらが15インチで、
ナビが日産純正で、ハンドルリモコンが付いています。
今回はベーシックパッケージの取り付けと、ベーシック防振の施工の
Wパッケージの作業を行ないました。
ドアの内張りを外すと防水シートに広範囲にゴムが貼ってあって、
モーター走行で静かに走る車内に騒音が入らない様にしてあります。
ただし外板裏には何も貼ってなくて、スピーカーの背圧で鉄板が震えて
音質に影響があるのと、内側でゴムで騒音を抑えても外板裏が震えているので、
手前のベーシック防振でもう一段ノイズレベルを下げる事で、
より静かなeパワーへと変えて行きます。
ノートのドアスピーカーはデュアルコーンのフルレンジというタイプで、
中低音を周りの部分で鳴らして、センターのコーンのラッパみたいな部分で
高音を鳴らしていますが、ここの質感が悪いのでピュアコンでこの音域を鳴らない様にして、
中低音のみの再生として、低音の軽い響きはピュアコンで
インピーダンスをやや上昇させて重みを持たせます。
その上でダッシュにピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて
上質な高音を再生させて、トータルで良い音を再生しています。
よくベーシックパッケージは純正のドアスピーカーがそのまま鳴っている上に
ツイーターの音が乗っかるだけと思われていますが、
実は純正のドアスピーカーの音にピュアコンで改善を加えた上に
ツイーターの音を加えているので、
一般的なチューンナップツイーターと呼ばれている物とは全く動作原理が違います。
全ての結線が終わって純正ナビの調整モードに入ると、
そこは見慣れたパナソニックの画面で、極端なイコライジングがされているのを
一度フラットに戻して、そこから適切に少しだけイコライザーを動かします。
ベーシックパッケージは純正のドアスピーカーを使うので「本当に音が良くなるの?」と
不安にう思われる方もあると思いますが、現車を使ってパッケージ開発を行っているのと、
平面のディスプレイで試聴する訳ではなくて、実車で試聴出来るので、
その効果が実感出来て、「ディスプレイで聴いた時とイメージが全くちがう!」というトラブルがありません。
同じ車種に同じ加工を行えば、同じ効果が得られるというのが、
ベーシックパッケージのヒットの要因です。
日産スカイライン カーオーディオの音質アップ
2018-11-11
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、
日産のスカイラインです。
2画面の専用ナビオーディオ付きのお車で、ベーシックパッケージの取り付けと、
ドア防振の作業を行いました。
ドアにはオプションのBOSEの薄型20センチスピーカーが付くスペースがあって、
そこに16センチのスペーサーで通常のデュアルコーンのスピーカーが付いていました。
16センチスピーカーのすぐ上には6センチサイズのスコーカーが付いていて、
ここで中高音を鳴らして2WAY構成ととなっていました。
ミラー裏のツイーター位置にはスピーカーは入っておらず、
中音域が重なって濃い割には高音の一番高い部分が不足している状態で、
中音域はカサカサして聴き難い状態でした。
不足していた高音域はダッシュにピュアディオブランドのATX-25ツイーターを
取り付ける事で改善して・・
無駄に同じ音域が重なっている部分をどうするか悩みました。
ドアのスコーカーを別な物に交換して、それで質感を上げて、
ピュアコンで純正デュアルコーンの中音域を抑えて
バラスを取るという案も考えましたが・・
ドアの16センチをJBLのGX600Cのミッドに交換して、中低音をドアで鳴らして、
スコーカーを鳴らさずに2WAY化して、それでトータルで滑らかな音に改善する事にしました。
ドアのサービスホールには鉄のインナープレートが付いていて、
それを外して外板裏にベーシック防振の施工を行いました。
内張り裏にはセメントコーティングを行なってプラスチックの鈍い響きを抑えて、
片ドア2面の防振ですが、ドアの構造上で
片ドア3面のフル防振とほぼ同じ効果を得る事が出来ました。
2画面のナビオーディオの下段は取り外して、裏から音信号を取り出して、
ピュアディオブランドのPSTケーブルでグローブボックス下に送りました。
MDF板を敷いた上にピュアコンのブラックボックスとコイルを貼り付けて、
コイルは巻きの少ない空のボビンに一から手作業で巻き上げた物を使用しています。
元々の2WAYを3WAYかするか、2WAYのクロスポイントを大幅に変えて
別なつなぎの2WAYにするか迷った上で、16センチとスコーカーの位置が近すぎるという事で、
いつもとは違う手法を使って、バランスが悪かったスカイラインのオーディオは、
バス・トレブルがセンターでも音がストレートで滑らかな音で再生出来る様に改善されました。
日産フェアレディZ スピーカーの音質アップ
2018-11-10
今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、
日産のフェアレディZです。
異型パネルの専用ナビオーディオ付きのお車で、
BOSEサウンドシステムのプレミアムオーディオ車で、
マルチアンプで低インピーダンス車用のベーシックパッケージの取り付けを行いました。
Z34型のフェアレディZのボーズサウンドシステムは、
ドアに縦に楕円のウーファーで低音を鳴らして・・
ダッシュのスコーカーで中高音を鳴らすフロント2WAYで
リアのラゲッジ下には専用のサブウーファーが付いていて、
それぞれに車両アンプから音域制限がかかった音信号が送られています。
ダッシュのスコーカーは高音域が伸びておらず、
ピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
ハイエンドまでキットリと高音を再生させます。
ピュアディオではただツイーターを追加して高音を増やすだけでなく、
低インピーダンスに合わせた専用設計のピュアコン5種類から
現行Zのボーズシステムに最も適したブラックボックスを選んで取り付けて、
後付けのコイルをあれこれと選んで取り付けて、
スコーカーの上限周波数を適切に抑えて、同じ周波数が重ならずに
音色が生演奏や生声に近い組み合わせにします。
日産の純正オーディオは多くの車種でバス。トレブルの調整しか付いておらず、
ピュアコンの組み合わせで音をコントロールして、
バス・トレブルを動かさなくても良い音が再生出来る様に設定します。
今回の作業は午前中にお預かりで、閉店までに納車という日帰りの作業で、
遠く帯広から来店して頂きました。
インピーダンスが特殊なシステムに対応出来るスピーカーは普通市販されておらず、
サウンドピュアディオのインピーダンス変換技術を使った
ベーシックパッツケージを求めて、遥々来店して頂きました。