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取付ブログ

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熱の加え方と抜き方

2020-01-26
最近は毎日4桁シリーズと呼んでいるZで始まる数字4桁で中の
コンデンサの値を表記しているピュアコンを作っていて、
これまでのユーザーの方の入れ替え用で火曜日も出て来て製作しないと
需要に間に合わない状態になっています。
 
 
 
その細かいコンデンサの値合わせもさることながら、
ハンダ付けの熱の加え方と熱の抜き方で音質が変わるという事は意外と知られていません。
 
 
 
現在は2個のコンデンサを合わせてハンダ付けするのに放熱クリップ6個使用して、
コンデンサのフィルニに対して熱で影響が無い様にしています。
 
 
 

熱が加わったら音が荒くなるのは前から分かっていましたが、4桁シリーズを製作するに当たって
製造前と製造後の値に微妙に変化があるという事が分かって、これまで以上の
熱クリップを行う様になりました。
 

またハンダ付け後はエアーで急冷却を行っていて、その空気は湿気などが混じらない様に、
ハンダ付け場所専用のコンプレッサーを使用しています。
 
 
 
ハンダこては2000年代の初めはまだスイッチで15Wと90Wを切り替えて、
それで温度を調整するという方法で、ハンダ付け前にこて先に温度計を当ててから付けるという、
非常に効率の悪いやり方をしていました。
 
 
 

今ではデジタルで最初に温度を設定すれば、小手先温度が下がれば自動で目標温度に合わせてくれます。
 

しかもスイッチを押せばどんどんハンダが送られて来て、左手でハンダを差し込んでいた時に比べると、
左手が違う作業で使えるので非常に効率的です。
 
 
 
 
これがオプション等を加えて10万円程度なので、「自分は10万円のハンダこてを
使っています。」というと、どなたも大きくて重いこてを想像されます。
 
 
実際にはこんなに小さくて、15W・90W切り替えのハンダこてよりも軽いです。
 
 
 
ただ製作室には大きく重もたいハンダこてみたいな物も存在しています。
 
 
これはハンダこてではなくて、基盤に付いているハンダを吸い取る機器です。
 
 

温度調整のコードと、吸引するためのチューブの二つ付いたコントローラーがあって、
グイグイ基盤のハンダを吸い取ります。
 
 
 

これだけ機械化してもまだ定休日に出て仕事をしないと間に合わず、
もし機械化していなかったらもっと効率が悪いんだろうなと思い、
2000年代の初めの数千円のハンダこてを使っていた時を考えたらゾッとします。
 
 

追伸
熱の加え方と抜き方といえば、ゆで卵の作り方が同じ様な理論で、最初に出来の良い卵を常温にしておいて・・

ホンダNボックス カーオーディオの音質アップ

2020-01-25

今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、
ホンダのNボックス・カスタムです。
 
 

 
 
 
ホンダ純正のギャザーズの大画面ナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックのトリプルパッケージを取付して頂いていました。
 

 
 
 
 
ピュアディオブランドのATX-25を装着したベーシックパッケージに、
ドアのベーシック防振を加えるとWパッケージになりますが、
トリプルパッケージはこのWパッケージに何か
もう1工程加えた状態をトリプルパッケージと呼んでいるので、
前後のベーシック防振を行っても、
フロントドアにセメントコーティングを加えてても
どちらもトリプルパッケージと呼んでいます。
 
 
 
 
 
今回のNボックスはフロントドアが純正からJBLのクラブ
6500Cのミッドに交換してあるので、
1品プラスでトリプルパッケージと表現しています。
 

 
 
 
 
追加作業ではベーシック防振のみだったフロントドアに
サービスホールを塞ぐ防振を加えて、
外した内張りにセメントコーティングを加えて、
方ドア3面のフル防振の状態にアップします。
 

 
 
 
 
ツルツルの表面ではコーティング剤がくっつかないので、
手作業で粗目を付けて行きます。
 

 
 
 
 
実は塗る時間よりも粗目を付ける下地作りの方がはるかに時間がかかっています。
 
 
 
 
 
下地作りが終わったら手作業でコーティング剤を塗り込んで行って、
意図的に厚い薄いをランダムに作って、
内貼りが重たくならない割に振動が通過しにくくなって、
音質と静粛性アップの他に、断熱性もアップさせます。
 

 
 
 
 
青白かったコーティング材も乾いて来ると化学変化で茶色がかって来て、
カチッ!と堅い仕上がりになるので、
柔らかいマットをべたべた貼って行く通常の防振とは得られる結果が全く違います。
 
 
 
 
 
16・5センチ用だったインナーバッフルをこれから作り直して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15に交換して行きます。
 

日産プリメーラ カーオーディオの音質アップ

2020-01-23

今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、
日産のプリメーラです。
 
 
 
 
 
純正デッキ+グローブボックスを加工して
アルパインの1DINデッキを取付けた状態でフルシステムが組んであるお車に、
リフレッシュプランで音質アップを図りました。
 
 

 

 
 
 
 
リアのアンプボードを取り外して、更にウーファーボックスも取り外して、
ラゲッジ周りを一度バラバラにします。
 
 
 
パワーアンプはフロントがARCの2CHで、
ウーファー用にロックフォードのモノラルアンプが付いています。
 
 
作り直したウーファーボックスを組み付けて、
新品のJBLウーファーを取付けて、
レスポンスが良くてかなり低い周波数から低音を再生させます。
 

 
 
 
 
ドアスピーカーはアウターバッフルに
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取付けていて、
一度取り外してインピーダンス測定を行い、
金属リングなどを修正して取付けました。
 

 
 
 
 
ツイーターはダッシュにJU60の前のハイエンドツイーターのユニコーンを取付けていて、
一度外してインピーダンスとレベルを計ったら、まだ新品に近いレベルで鳴っていたので、
アッテネーター回路でレベルをやや下げて鳴らすのが適正ぐらいでした。
 

 
同じツイーターでも直射日光を長時間当てるか、
それとも日よけを使ってあまり直射日光を当てないかで寿命はかなり違ってきます。
 
 
 
店頭では手製のツイーター日よけを無料で配布してありますので、
是非ご活用の上、ツイーターを長く良いコンディションで聴ける様にしましょう。
 
 
 
 
 
ピュアコンはラゲッジに取付けていて、
前までPMBのスピーカーケーブルで4本に分けて
バイワイヤー接続して高音質再生をさせています。
 

 
 
今回は4桁シリーズのピュアコンを使って、
これまで2桁のピュアコンを使っていたので一気に細かい音の表現が出来る様になりました。
 
 
 
最後にデッキのバス・トレブルの調整と、
リアのチャンネルディバイダーの調整を行って、
リフレッシュプランの作業は完了しました。
 

 
 
基本は10数年前に購入されたままですが、ウーファーとピュアコンの交換と、
後は細かいメンテナスで驚くほど音が透き通ってパワフルになりました。

今日の宇部店の作業

2020-01-22

今日の宇部店は入庫と出庫のクルマが重なって、レヴォーグが1台の

アウトランダーPHEVが2台と、デモカーで使った車種が目立ちます。

 




黒いアウトランダーは充電設備で充電しています。


今人気のピュアコンのブラックボッツクスの4桁シリーズは遂に品切れとなり・・




作ろうにも1番使う値のコンデンサが品切れで・・

 




新たに入庫したコンデンサを女性社員が測定して、これからストッカーに分類して入れて行きます。

 




外ではデモカー兼代車のスイフトで新製品のテストを行いました。




黄色いケブラーコーンのウーファーで、「これは前からあるから新製品ではないでしょう。」と

思った方もあるかもしれませんが、実はこれは20センチサイズで、しかも高級タイプではなくて

ベーシックウーファーパッケージの値段に少しプラスしたら買えるという材質の割には低価格の商品です。






ただドカドカ鳴るタイプではなくて、自然とフロントで出ない低音域をプラスする上質な低音で、

ウーファーボックス自体は25センチと同じサイズにして、後から低音が足らないと思えば

同じ箱で25センチに変更出来るという、これまでありそうで無かった製品です。

 




スイフトの楽ナビの調整機能を使って音を合わせて、フロントスピーカーとウーファーが

バラバラで聴こえない様にセッティングしました。

 

 


今日の時点でテストは合格で、近日中にこのウーファーは発売されます。

スバル・レヴォーグ カーオーディオの音質アップ

2020-01-19

今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、
スバルのレヴォーグです。
 
 
 
 
当社のレヴォーグのデモカーをシステムアップして、フルシステム化していますが、
それと全く同じ仕様の状態にお客様のお車をシステム変更しています。
 
 
 
同じ車種に同じシステムを、同じ施工を行うと得られる結果が事前に分かるので、
お客様も安心して作業に預けて頂けます。
 
 
 
フロントスピーカーはJU60ツイーターにZSPのミッドの組み合わせで・・
 
 
 
 
 
 
リアには25センチウーファーとナカミチのPAー504のパワーアンプと、
ピュアディオチューンのチャンネルディバイダーで
フロント信号とウーファー信号を分離してと全く同じシステムです。
 
 
 

 
当社のデモカーはカロッツェリアの楽ナビから
最新のサイバーナビに交換してあります。
 
 
 

 
お客様のレヴォーグはケンウッド製のナビを取り外して、
これから新型のサイバーナビを取り付けるところです。
 
 
 
 
 
 
唯一今の時点で違うのが、お客様のレヴォーグはボッシュのバッテリーに交換してあるのに、
当社のレヴォーグはまだ純正のバッテリーのままです。
 

 
 
 
今一つ音が出来らない感じがするのがこのバッテリーが原因と思いますが、
自社用に用意していたバッテリーをお客様に優先的に使っていたら
紺屋の白袴状態になっていました。
 
 
当社のレヴォーグは昨日宇部店の代車が足らなくなったために、
福岡店に乗って行って、代車を受け取ってから置いて帰っています。
 
 
 
福岡店は通常代車が3台用意しているのですが、
店内にデモカーとして1台置いているので、
実質的に4台あるのと同じ状態なので、それで1台宇部店に借りて行きました。
お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
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