本文へ移動

取付ブログ

RSS(別ウィンドウで開きます) 

ホンダ・ステップワゴン カーオーディオの音質アップ

2019-04-19

今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、
ホンダのステップワゴンです。
 
 
ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
以前にスピーカーの取付とドア防振をして頂いていました。
 
 
ギャザーズでも何種類かのナビがあって、上から見下ろす様なカメラを付けようと思うと、
ダイアトーン製しか選べないとの事でした。
 

 
ドアにはフル防振の施工を行って、アウターバッフルを製作して、以前に乗られていたお車から
ピュアディオブランドのZSP-MIDを移設して取り付けています。
 
 
 
ダッシュ上にはワンオフでワイドスタンドを製作して、
JU60ツイーターを取り付けていて・・
 
 
現行ステップワゴンはダッシュの形状が左右非対称なので、
別々な角度のスタンドを製作しています。
 
 
今回の作業は札幌店にナビもスピーカーも全く同じ仕様の車が入庫していて、
アップバージョンのピュアコンを取り付けるのに、
こちらでパーツの当たりとナビのセッティングを出して、
札幌店では同じ様にセッティングすれば双子の兄弟が出来上がるという作戦です。
 

 
ピュアコンの値出しよりも苦労するのがダイアトーンのナビの調整で、
1項目で一番弱い効果を入れても元の音からズレてしまい、
「どうしたものか?」と、頭をかかえてしまいます。
 
 
全ての項目を使わないからと音響効果をオフにすると何か物足りなくて、
オンにした上で何も動かさないというのが一番自然な音がしました。
 
 
イコライザーは2カ所1クリック動かした所がフラットに聴こえますが、
メモリーすると抑圧感が出るので、
フラットの状態でカスタム1にメモリーする事で
聴感上のフラットに近い音をキープしました。
 

 
ホンダの純正ナビは銘柄によって全く音の聴こえ方が違って、
よりニュートラルな音に調整しようと思うと、かなり苦労します。


 

スズキ・ワゴンR カーオーディオの音質アップ

2019-04-18

今日ご紹介する1台は、先日の札幌店の作業から、
スズキのワゴンRです。
 
 
カロッツェリアのCD・DVDプレイヤーを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ドアのフル防振の施工と、
ドアスピーカーの交換の作業を行いました。
 
 
ベーシックパッケージは通常ATX-25を使いますが、
今回はグレードが上のATX-30を使ったベーシックです。
 
 
ツイーターの根元までは高音域に有利な構造のPSTケーブルをひいて来ていて、
後ろのディスプレイ裏のフルレンジのPSTケーブルと比べると、
色が赤みがかっているのがお分かり頂けるとい思います。
 

 
ドアの作業では内張を一度外して、外板裏に防振メタルと
防振マットを貼り合わせた後に、サービスホールを塞ぐ防振を行います。
 
 
外した内張には下処理を行った後にセメントコーティングを行って、
ランダムに厚い薄いを作って、振動が通過しない様にしています。
 

遮音性の他に断熱性も上がるので、札幌では人気のメニューですが、
昨年の8月に新車を購入してノーマルの内張で運転していたら、
あまりにドアからの熱が伝わって来たので、
「セメントコーティングって冷気だけでなくて、
暑い方にも効果があるんだ!」と実感しました。

 
ドアの16センチスピーカーは取り外して、
13センチサイズのインナーバッフルを製作して、
上半分にレインガードを設けてスピーカー裏が濡れない様にして、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けました。
 

 
そしてCD・DVDプレイヤーから音信号を取り出して来て、
グローブボックス下に合計8ピース構成のピュアコンを取り付けて、
周波数幅・インピーダンス・レベルを調整して、
ATX-30とZSP-LTD15に分配します。
 
 
ワゴンRのドアスピーカーの位置は、平均的なスピーカー位置より低いので、
上限付近の音域が聴こえ難いので、
ミッドの上限をどこに設定するかを決めるコイルの巻き数を減らして上限を伸ばして、
それでツイーターの下限周波数とのマッチングを合わせました。
 
 

 
最後にプレイヤーの音調整機能を呼び出して、
音の音色が変わる設定は全てオフにして、
イコライザーのみで音の調整を行います。
 
 

 
高音域は全てフラットでも滑らかで自然な音が再生出来て、
低音域のちょっと出過ぎて聴こえる部分を2か所1クリックづつ下げて音を整えました。
 

軽自動車ならではのコンパクトな室内を有効に活かした、
シンプルながらツボを押さえたシステムが完成しました。
 

ホンダ ・ステップワゴン スピーカーの音質アップ

2019-04-17
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、
ホンダのステップワゴンです。
 
 
ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振のWパッケージに、
セメントコーティングを加えた作業を行いました。
 
 
 
ドアの内張を外して形と材質が違う防振材を貼り合わせます。
 

まだ防振メタルを貼る前なので、ゴールドの四角が写っていません。
 
 

内張裏には下処理を行って剥がれ様にした処理を行ってから、
セメントコーティング剤を塗ってから乾燥させます。
 
 
乾燥が進むと青白い色が灰色になって、灰色が茶色を帯びてきます。
 

ツイーターはピュアディオブランドのATX-25ツイーターを取り付けて、
左は通常のシンプルスタンドを使用して・・
 

右側はダッシュの形状が普通と違うので、特殊な角度のスタンドを使っています。
 
 

正ナビから音信号を取り出して、ピュアディオブランドのPSTケーブルで
グローブボックス下のピュアコンに繋いで、純正のドアスピーカーとATX-25に分配して送ります。

 
 
全ての結線が終わって音が鳴る様になったら、自分の調整用CDと
お客様が録音されている音源とを交互に聴いて、音調整を行います。
分が実際にお会いして生の声を聞いた事がある三浦大知さんの楽曲と・・
 

和楽器バンドの楽曲で鈴華ゆう子さんの声を思い出しながら調整を行いました。
 
 
しかしここで問題が起きて、SRSをかけないと音に元気が無くなってしまい・・

 
SRSを入れれば今度はイコライザーがオフになってフラットでしか聴けず、
とても困った状態になりました。
 

そこで全部で3項目なるSRSを一番低い所で使って、それで一番勢いが付いていない状態で
セッティングを行いました。
 

それでフラットと言えばフラットになったのですが、まだコンサート会場のPAレベルで
ややきつい感じなので、後日このナビゲーションオーディオ専用にピュアコンの値を変えて
対応する事になりました。
 
 
 
純正ナビにはクセの強いモデルがたまにあるので、既にある手順書では対応出来ずに、
個別対応が必要になる場合がありますが、これが市販のパッシブネットワークみたいに、
ツイーターのレベル調整の抵抗の切り替えしか出来ない物だとどうなるんだろう?と、
ピュアコン方式を考案して良かったと感じています。

トヨタ・ハイエース カーオーディオの音質アップ

2019-04-15

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、
トヨタのハイエースです。
 
 
アルパインのハイエース専用のビックXを装着した状態で入庫となって、
最初にベーシックのWパッケージを取り付けて頂いて、
その後にシステムアップをされて、今回で3回目の入庫となりました。
 
 
 
1回目の取付では外板裏にベーシック防振の施工をされていて・・
 
 

 
ATX-25を使ったベーシックのWパッケージを取り付けられて・・
 
 

 
2回目の入庫ではベーシックウーファーパッケージを
取り付けて頂いていました。
 
 
3回目の入庫ではこれまで使っていた黄色いリングが付いた
ハイエース専用の16センチスピーカーを取り外して、
JBLのクラブ5000Cのミッドをアウターで取り付けました。
 
 

 
まず内張裏にセメントコーティングを行って・・
 
 
それからドアポケットの一部を塞いだ状態で
アウター・スラントのバッフルを組み付けて、
クラブ5000Cのミッドを取り付けました。
 
 
中音が上に届き難かった純正のスピーカー位置からかなり上に上がって、
グリルレスのクラブ5000CにZSP-LTD15用のグリルを取り付けて、
音質も見た目もアップしました。
 
 
ミッドスピーカーも取付位置も変わったので、
グローブボックス下のピュアコンの値を変えて、
新しい状態に音をマッチングさせて行きます。
  
ハイエースにクラブ5000Cの組み合わせは初めてだったので、
かなり時間をかけて組み合わせを探って、
次に同じ組み合わせが入庫した時は素早く対応出来る様に、
考えられる組み合わせを全て試して、
その中で最も生音に近い組み合わせを選びました。
 

 
ビッグXの中にはMISIAさんの楽曲が入っていて、
これまでピュアディオの番組収録で2度お会いしていて、
生の声がイメージしやすいのでスイスイとイコライザー調整を行いました。
 
 
そういえば昨日の午前も奥様がMISAさんのファンと言われる方の調整を行っていて、
「自分はMISAさんに2回お会いして生の声を聴いているから
セッティングには自信があります!」とお答えしたばかりでした。
 
 
最初はビッグXの中のメディアエクスパンダーの
機能で勢いを付けないとかったるく感じていた音も、
調整が進んで来ると逆に音が荒く聴こえて来て、
「これは未熟なセッティングに勢いを付けるものだろう。」と思って、
最後にはオフにしました。
 
 
多くのボーカリストに実際に会って生の声を聞いた上でセッティングという手法は、
これまで誰も実現した事が無い特別なやり方で、
FM放送のスポンサーという誰も行わないリスクを背負うからこそ、
音楽ファンに真に納得して頂けるセッティングが出来ます。
 

トヨタ・プリウスα カーオーディオの音質アップ

2019-04-14

今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、
トヨタのプリウスαです。
 
 
 
トヨタ純正の9インチナビオーディオが装着された状態で入庫となって、
以前お使いだったベーシックパッケージの移設取付と、
ドア防振の作業を行いました。
 

 
 
まずはフロントドアの内貼りを外して、外板裏のベーシック防振と、
サービスホールを塞ぐ防振を行って、
内貼り裏にセメントコーティングを行う、
方ドア3面のフル防振の状態にしました。
  
 
 
 
リアドアは静粛性アップを主な目的として、外板裏のベーシック防振と、
内貼り裏のセメントコーティングの2面防振を行っています。
 

 
 
更に今回はリアのハッチの内貼りを一度外して、
裏側にセメントコーティングを行って、
合計ドア5枚に防振施工を加えています。
 
 
 
 
ダッシュ上には以前ベーシックパッケージで購入された
JBLの508GTIのツイーターを取付けて、
今でいうとATX-25と30の中間よりもやや30よりぐらいのグレードの製品です。
  
それとツイーターの後ろに付いているAピラーの内貼り裏にも
セメントコーティングが施してあり、
かなり静粛性の高いプリウスαとなっています。
 
 
 
 
 
 
純正ナビから取り出した音信号はグローブボックス下に付けたピュアコンに送って、
合計8ピース構成の内容でドア
低音・ダッシュのスコーカー中音・JBLツイーター高音のフロント3WAY構成で一度音を鳴らしました。
 
 
お客様はあるアーティストグループのファンで、コンサートも
毎回行かれるぐらいの熱心な方で、ベーシックの3WAYか
ドアスピーカーを交換するフロント2WAYはお店に任せるという事で、
一度3WAYで鳴らしてみて、3WAYならではの絶対的な音量感があるものの、
ドアスピーカーが楕円で表面積が大きく、
パワードのサブウーファーもいらないぐらいの低音が出ているのですが、
ボーカル音域の一部が本当に正確かと言われると、
そこはエッジに対してセンターから均等に力がかかっている訳ではないので、
度々コンサートで歌声を聴いているからしたらそこは分かるだろうという事で、
16・5センチの丸型スピーカーに変える事にしました。
 
 
 
JBLの薄型16・5センチのGX600Cのミッドに交換して、
サイズを絞った上でPAレベルでの正確な音色を目指しました。
 
 
 
サイズを絞ったにも関わらずフロントはフル防振なのでかなり音圧が高くて、
それでも低音域をイコライザーで下げてトータルのバランスを取りました。
  
自分も年間かなりの数のコンサートに足を運びますが、
コンサートの行き来に車内の音が整っていると、
行きの期待感と帰りの充実感が更に増して、
とても至福の時間となるので、
正確な音色のカーオーディオはとても良い出費だと自分は思っています。
 
お問い合わせ
SOUNDPUREDIO 宇部店

〒759-0204
山口県宇部市妻崎開作484-1
TEL.0836-45-0712

SOUNDPUREDIO 福岡店

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-6
TEL.092-260-3660
TOPへ戻る