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取付ブログ

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ホンダ・グレイス スピーカーの音質アップ

2019-09-30

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、
ホンダのグレイスです。
 
 

 
ホンダ純正のギャザーズのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッツケージの取付とベーシック防振の施工の、
Wパッケージの作業を行いました。
 
 
 
 
ドアの上部にツイーターが付いているグレードで、
取付位置が手前過ぎるのに横に向きがそれていて、
近いスピーカーと遠い方のスピーカーの距離差を感じてしまう状態だったので、
ツイーターはダッシュの上にスタンドを使って仰角・振り角を付けて、
アップグレードのATX-30の外ドームで
見晴らしの良い場所から上質な高音を拡散させて再生しています。
 
 

 
純正ツイーターは指向性の強いタイプで、
前に高音を拡散させるパーツが付いていて、
これで音を広げていますが、
最初から指向性の向きの良い場所から外ドームで
音を拡散される方が音楽を正確に再生するには有利です。
 
 
 
こちらがATX-30の最初から外ドームで音を拡散させているところです。
 
 
 
 
後純正ツイーターではツイーターに中音域以下が入らない様に
6デジベルスロープで制限をかけていますが、
それが小さなコンデンサ1個で行っていて、
スピーカーに対して直列に入るパーツは音に影響が出やすく、
綺麗な高音が再生出来ない要因となっています。
 
 
 
 
 
ベーシックパッケージではピュアコンと呼んでいるブラックボックスでツイーターの音域とレベルと、
コンデンサとコイルの比率によって同じ周波数レンジでもインピーダンスの制御を行っていて、
使う土スピーカーとの組み合わせによってその比率を変えています。
 
 
 
 
ベーシックパッケージなのでドアスピーカーはそのままですが、
純正スピーカーの綺麗に鳴らない周波数はカットして、
綺麗に再生出来る周波数のみを使用しているので、
意外と綺麗な音を再生出来る様になります。
 
 
そしてドアの内張を外して、
防水シートを外してから外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
 
 
 
余分な残響を減らす事で、スピーカーの音は綺麗になり、
音圧も上がってパワフルになります。
 

 
全ての結線と組み立てが終わったらイコライザー調整に入り、
のこギャザーズはパナソニックのストラーダがベースで、
見慣れた表示が出て来ました。
 
 
 
 
ただ最近のストラーダはイコライザーの調整画面では良い音で聴こえても、
メモリーをした途端に音が抑圧されて、再生画面の時とは微妙に音が違って聴こえるので、
何度も調整⇒メモリー⇒試聴⇒調整を繰り返さないといけません。
 
 
 
何度も調整パターンを変えて、
2カ所1クリックづつ動かした所で一番生音に近いであろうパターンを見つけて、
納車の準備に入りました。

 
音調整では自分のCD以外ではFM放送とお客様のSDカードで試聴して、
その中にシャカタクのナイト・バーズが入っていて、
「懐かしいな!」と思いながら何度も再生して音調整を行いました。

 
お客様が来店されて音を聴かれた時にナイト・バーズを選んで再生されて、
音のクオリティーの変化に驚いておられました。
 

 
追伸

 
1980年代にシャカタクが流行した頃に、
シャカタクの対抗馬的な『フルーツ・ケーキ』というフュージョングループがいました。
 
曲調とかもよく似ていたのですが、今ではその名前を全く聞く事がありません。

トヨタ・ヴェルファイア スピーカーの音質アップ

2019-09-29
 
今日ご紹介する1台は、
昨日の福岡店の作業から、
トヨタのヴェルファイアです。
 
 
 
 
アルパインのヴェルファイア専用のビッグXを
装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付けと、
前後のドアのベーシック防振の施工の、
トリプルパッケージの作業を行いました。
 
 
 
 
 
 
まずはドアの内貼りを外して、
防水シートも一度外して、外板裏に防振材を貼って行きます。
 
 
 
 
 
 
位置によっての響きの種類に合わせて、
防振材の質や形を選らんで貼っているので、
ドアが重たくならずにスムーズな防振効果が得られます。
 
 
 
 
 
 
リアのスライドドアは構造が複雑で、
かなり手間がかかりますが、
フロントと同じ価格で施工しているので、
ある意味サービスプライスです。
 
 
 
 
 
 
内張りを組み付けたら見た目は前と同じですが、
余分な残響が無くなり、
音が良くて静かなドアにグレードアップしています。
 
 
 
 
 
 
ダッシュに取付けたツイーターはアップグレードのATX-30で、
標準よりワイドレンジで高音を再生しているので、
ダッシュ上の純正スコーカーで鳴らす音域の上の方までカバーしているので、
より音の輪郭と表情がクリアーに聴こえます。
 
 
 
 
 
 
ヴェルファイア専用のピュアコンをグローブボックス下に取付けて、
フロント3WAYスピーカーとなり、
ノーマルではかなりイコライザーを上げてもハッキリと聴こえなかった音が、
フラットから三カ所下に下げただけで
本来の音楽に近い状態で聴ける様になりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
メディアエクスパンダ-という音を強調する機能も
オフにしないと音が不自然になるぐらいの音の出来で、
フロント3WAYの中音と低音は純正スピーカーを
使っているとは思えない音の変わり方です。
 
 
 
 
よくベーシックパッケージやベーシック防振は
まるで手品の様だと言われる事がありますが、
きちんとした技術と、音楽を演奏したり歌っている
アーティストに実際にお会いして
生の音や生の声を確認した上でパッケージの開発を行っていて、
音源を元の形に戻そうと努力した結果が
この様なコストパフォーマンスの高いパッケージとなりました。

ダイハツ・コペン カーオーディオの音質アップ

2019-09-28

今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、
ダイハツのコペンです。
 
 
 
 
カロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、
ATX-30を使ったベーシックのWパッケージを取り付けて頂いていたところから、
システムアップで2度目の入庫となりました。
 
 
 
 
まずドアの内張を外して、ツルツルの表面に粗目を付けてから
セメントコーティングを行います。
 
 
 

 
意図的にランダムなでこぼこを作って、
内張が重たくならない割に付帯する振動を消します。
 
 
 
 

 
既に外板裏にベーシック防振が施してあるドアに、
サービスホールを塞ぐ防振を行います。
 
 
 
 
そしてこれまではドア配線は純正だったのを、
別にピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプを通します。
 
 
 

 
16センチサイズの穴に13センチのスピーカーを取り付けるインナーバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けました。
 
 

 
純正のスピーカーグリルの穴から黄色いケブラーコーンが見えています。
 
 
 

 
ツイーターはピュアディオブランドのミドルクラスのATX-30で、
ZSP-LTD15との相性もバッチリです!
 
 
 

 
ブラックボックス4連プラスSSFを加えて合計8ピース構成のピュアコンで音を整えて、
コペンでは初めてのスピーカーの組み合わせのために
かなり時間をかけてあれこれとユニット交換を行って音決めを行いました。
 
 

 
同じフラットでもツイーターのレンジを広くしたフラットと狭くしたフラットでは音の聴こえ方が違い、
可能な組み合わせを全て試した上で
最もコペンのスピーカーレイアウトにふさわしい値を選びました。
 

ホンダN‐ONE カーオーディオの音質アップ

2019-09-27

今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、
ホンダのN‐ONEです。
 
 
 
 
 
イクリプスのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージやベーシック防振を施工されているところからシステムアップを行いました。

 
 
 
 
ドアスピーカーは純正の16センチから
JBLの16・5センチのGX600Cのミッドに交換してあります。
 
 
 
9月は税込み16200円で販売しているGX600Cは10月以降は
16500円と表示が変り、それでも低価格で
良い音のミッドとしてはコストパフォーマンスに優れています。
 

 
 
 
 
ドア防振は外板裏のベーシック防振に加えて、
今回サービスホールを塞ぐ防振と、
内貼り裏のセメントコーティングを加えて、方ドア3面のフル防振の状態にアップさせました。
 

 
 
 
見た目はそのままですが、音質と音圧が上がって、
ドアの静粛性と断熱性もアップしています。
 

 
 
ドアの開け閉めでノーマルのドアのボコーン!
という感じは無くなって、高級車のドアの様な響きになりました。
 
 
ドアの中にはフルレンジタイプのPSTケーブルをひいていて、
ツイーター用の高音域重視の物と表面の微妙な色の違いで用途の違いが分かる様にしてあります。
 

 
 
 
ツイーターは最初に購入されたピュアディオブランドのATX-25を使用して、
システムのグレードアップに合わせてグローブボックス下のピュアコンの値は微妙に変えています。
 
 
 
 
最後にイクリプのナビのイコライザー調整を行って、
音を整えてから納車の準備に入ります。
 
 
最近のナビオーディオにありがちな、メモリーした時に調整時の音とは
イメージが少し違うというタイプだったので、
調整⇒メモリー⇒再生画面⇒音確認⇒再調整を何度も繰り返して、
物足りなくも大げさでもない、ちょうど良い自然な音に仕上げて納車致しました。
 

マツダ3 スピーカーの音質アップ

2019-09-26

今日ご紹介する1台は、先日の福岡店の作業から、
マツダ3のご紹介です。
 
 
 
話題の新型車が遂に入庫して、
ベーシックパッケージの開発を行いました。
 
 
先代のアクセラから変わって
ドア下の16センチからドアの上の方の8センチサイズになりました。
 
 
 
 
スピーカー裏は完全に空気が抜けている訳ではなくて、
BMWやベンツの同じ方式ですが、
サイズがヨーロッパ車よりも小さくて、
ISP-90や91に交換出来ない状態です。
 
 
 

 
ドアで出ない低音域はキックパネルの上の方に
エンクロージャーに入った13センチウーファーで再生して、
余分な残響が無い代わりにローエンドがドアスピーカーよりも伸びていません。
 
 
 

 
ツイーターはミラー裏に内ドームと外ドームが混じった構造の物が付いていて、
効率の悪いツイーターを車両のアンプで無理に押している感じがします。
 
 

 
車輛アンプは運転席の下に付いていて、前後のドアの8センチを鳴らすのに4CHを使って、
ツイーター専用チャンネルと13センチウーファー専用チャンネルの合計8CHで、
ノーマル仕様でもまるでプレミアムサウンドの様なフロント3WAYのマルチアンプです。
 
 
 
 
マツダ3にはBOSE仕様もありますが、そちらはディーラーで音を聴いた事があり、
強い音域と弱い音域が混在していたのに対して、標準仕様は比較的フラットな音作りで、
可もなく不可もなくという感じで、ATX-30を使ったベーシックパッケージを取り付けて、
周波数レンジを広くして、音に立体感を出しました。
 
 
 
 
マツダ3の純正オーディオが輸入車の標準か
国産のプレミアムサウンドに匹敵するマルチアンプ構成なので、
開発にはかなりの時間がっかって、コイルはストックにある値で対応出来たものの、
ブラックボックスはマツダ3用に新たに値を作りました。
 
 
 

 
マツダ3のイコライザーは切り替えでバス・トレブルと13バンドが選択出来て、
入庫時にはとんでもなく派手なイコライジングだったのが、
ベーシックパッケージを取り付ける事によって音に余裕が出来て、
最終的に1カ所1クリック動かしただけで聴感上のフラットになりました。
 
 
 
 

 
いつもの事ですが音調整には自分が実際に会って
生の声を聞いた事のあるアーティストさんの楽曲を使用して、
エンクロージャーのピークがある1バンドだけ1クリック下げた所で調整を終了しました。

 
 
 

 
他には内張を外して外板裏の響きのポイントを探ってベーシック防振のデーター取りも行って、
外からのロードノイズの進入は防げたのですが、
ドアの8センチが中音域しか出ていないので、
いつもの低音域の残響は元々出ていませんでした。
 
 
 
 

 
逆に内張はかなり薄くて、吸音フェルトも全く貼ってない状態だったので、
セメントコーティングはかなり効果が出そうでした。
 
 

 
音はまとまっていて聴きやすいが、
スケール感と立体感の無いマツダ3の純正オーディオが、輪郭がはっきりして
スピーカーとスピーカーの間に音が浮いてくるステレオ効果が得られる、
長距離ドライブをしても飽きないサウンドに変身しました!
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