取付ブログ
昨日の宇部店の作業
昨日は1日宇部店にいて、あれこれと作業を行っていました。
まずはお客様がもう19年ぐらい使われているB&Wのスピーカーのメンテナンスです。
全てのユニットを一度取り外して、個別のインピーダンスの測定を行って元に戻します。
新しいB&Wのスピーカーには無い味があるので、この年代のスピーカーを自分も使い続けていす。
スピーカーの内部配線はピュアディオブランドのSKYの銀コート線に交換してありますが、
19年も前の仕事なのでシルバーに輝くロジュームメッキの端子を使っています。
2006年の後半から徐々にロジュームメッキの端子は使わなくなったのですが、
その理由は実際にメジャーレーベルのアーティストの生の声と比較したら音が違っていたからです。
どういう風に違っていたかというと、スポーツのカーリングに例えると、
ストーンを決まった場所まで滑らせて持って行くのが、決まった場所がボーカルの生声とすれば、
ロジュームメッキはそれを通り越して先に進んで、実際の声に必要以上の勢いを付けている感じです。
調整用CDとして使っているアーティストさんの生の声を聞いたり、生の楽器の音を聴く様になったのが
2006年からで、2006年の3月に「どこか違うのでは?」と強く思う様になって、
7月に上妻宏光さんご本人にお願いしてデモカーを聴いて頂いて、
その評価で「ロジュームメッキをやめないと本当の音は表現出来ない!」と判断しました。
それと同時に電源キャパシタとヘッドキャパシタの類もやめる事にしました。
そんなちょっと勢いが付いた状態から、本来の音に近づけるためにロジュームから24金メッキに
付け替えました。
リード線はロスを少なくするために長さに余裕をもっておらず、
ハンダ小手をスピーカー側に近づけてから作業をしないといけなくて、
以前は助手を付けて横からハンダを刺してもらって、「進めて。止めて!」と指示していたのが、
現在はハンダ小手の先に電動でハンダを送る装置を使っていて、一人で作業が出来る様になっています。
ここのスイッチを押した時間だけハンダが出て来て、小手の先の温度が下がっても電子制御で
目標の温度を常に保ってくれます。
小手よりもここに繋がっているユニットにお金がかかっていて、総額が10万円ぐらいの器機で
ハンダ付けしています。
ツイーターのリード線の先にもロジュームメッキが使ってあったので、ここも付け替えて、
全て24金メッキ化しました。
スピーカーのそこにはネットワーク回路が付いていて、ここが一番磁気の影響を受けない場所で、
ここからSKYの銀コート線で音を送っています。
そして次にこのスピーカーとアンプを繋ぐSKY-3のスピーカーケーブルの末端に焼き入れを行って、
Y型の24金メッキの端子を取り付けました。
実はこのY型端子はもうメーカーが作るのをやめていて、それでは困るのでピュアディオ専用ロットで
新たに再生産した物を使用しています。
そんなホームオーディオのチューニングが終わりかけた頃、
ピットではお客様のお車にオーディオテクニカの新製品が付いたから聴いて欲しいと呼ばれました。
どういう使い方をするのか、あーでもない、こーどもないと組み合わせを変えていて、
ある方式に方針が決まりました。
そうこうしていたら時間は5時前になっていて、疲れたから今日の夕方のブログは休もうかと思ったものの、
一度休むクセが付くとどんどん書けなくなってしまうので、世間話を書いて、この写真を取り込んでから、
5時過ぎに2時間早く仕事を終えて家に帰って、直ぐに寝ました。
今朝はこのブログを書き込んだら直ぐに福岡店へ移動して、出来れば今日日帰りで帰って来たいと
思っています。
ダイハツ・ムーヴ カーオーディオの音質アップ 後編
今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、ダイハツのムーヴカスタムです。
先日の作業の続きで、富士通テン・イクリプスのナビを取り外して、
カロッツェリアのFHー7400DVDのCD・DVDプレイヤーに交換しました。
フロントドアの防振はベーシック防振に加えて、セメントコーティングの施工を追加しました。
フロントスピーカーは純正の16センチからJBLのGX600Cの16・5センチのミッドに
交換していますが・・
GX600Cの付属ツイーターはドームが小さく周波数幅が狭いので使用せず、
ピュアディオブランドのATXー25ツイーターを使用しています。
これでJBLのセパレートスピーカーよりもかなり濃い中音域の、
生の声に近いボーカル音を再生出来る様になりました。
グローブボックス下には比重の重たい中が詰まったMDF板を敷いて、
その上にピュアコンのブラックボックスとコイルを取り付けます。
実はこの板の材質で微妙に音が違って、その理由はコイルから出た微弱振動が跳ね返って来て
外レスを与えないからとあるメーカーの人が言われていて、昭和のオーディオ製品で中にMDF板が
使ってある物が音に艶があった事を思い出します。
この年式のムーヴでは普通に2WAYのセパレートスピーカーを取り付けると、
かなりクロスポイントが重なってしまうので、純正ツイーターの位置は上の方に付いていますが、
それはそれで不自然な音になるので、ピュアディオではピュアコンの値を変えて、
しつこくなく、それでいてドンシャリにならない絶妙なマッチングを出しています。
事前に予測値を出して、そこから何種類かのユニットとコイルを交換して、
最も生音・生声に近い組み合わせを探しました。
ミッドが上の方にあるので低音が不足して聴こえるので、
バスブーストを1クリック上げて量感を稼ごうとしたのですが、
お客様が自分が以前お会いした事があるアニメ系のボーカリストの方のファンで、
そこは量感よりも本人の声により近くしようと張り切って調整を行いました。
量感が足りなければ後でバスブーストを上げればいい事ですが、
バスを上げるとつられて中音域が荒くなっていました。
イコライザーは高音側が勝ち気味だったので下げて行き、何故か出にくかった低音の一番下の音は、
1クリック下げた方が無理が無くて、逆に低音が増えて聴こえたのでこういうイコライジングになりました。
音調整が終わったら、車を一旦外に出して、ドアの雨漏りチェックを行った後に納車の準備に入ります。
1月のFM福岡・FM山口の放送は
2017年の4月から2019年の6月まで放送していたサウンドピュアディオ提供の音楽番組
『サウンドピュアディオプレゼンツ 音解(オトトキ)』は今年の6・7・8月の3か月限定で
過去の放送を再編集して『傑作選』として放送を行い、大変好評を頂きました。
ただ現在は新型コロナウイルスの影響でアーティストさんのプロモーション活動が極端に減って、
新たな収録が出来ない状態になっています。
そんな中、座席数を減らしてソーシャルディスタンスを取って、
採算を考えずに生の音楽をファンに提供されるアーティストさんもあります。
そんな中の一人、三味線プレイヤーの上妻宏光さんのソロデビュー20周年記念公演で
9月に福岡に来られた時に、楽屋にお邪魔させて頂いて、リモート収録で番組をご用意する事を
お約束しました。
もう一人、ジャズピアニストの国府弘子さんが11月に福岡市美術館にコンサートで来られた時は、
事前に福岡のイベンターさんからご依頼があったので、コンサートの翌日にFM福岡のスタジオで
番組収録をさせて頂きました。
その時は1月の放送枠を購入する段取りをしていましたが、放送時間が第一希望になるか第二希望になるか
まだ決まっておらず、12月になって第一希望の土曜日の12時30分からと決定しました。
(FM山口放送分は11時30分から)
国府弘子さんは2月19日の金曜日に北九州市の黒崎ひびしんホールでコンサートを行われます。
また翌日の2月20日の土曜日には福岡市のボーダーでライブを行われます。
1月限定の『サウンドピュアディオプレゼンツ 音解(オトトキ)』では、
2日と9日の土曜日にジャズピアニストの国府弘子さんの回が放送されます。
黒崎ひびしんホールではフライド・プライドのボーカルShihoさんがゲストボーカルで参加されて、
そのあたりの話も聞けると思います。
(写真は以前下関市のビリーにて右国府弘子さん、左Shihoさん)
そして3週目の1月16日の放送は福岡出身のボーカリスト・KANさんの回が放送されます。
KANさんは『愛は勝つ』で有名ですが自分は『まゆみ』という曲が好きです。
こちらの放送はリモート収録で、内容は自分も知らないので、今から放送が楽しみです。
あっ、この写真は以前夏に撮っているので自分が半袖ですが、
KANさんは一度喋ると止まらないタイプなので、前みたいにかなり編集されるのでは?と思っています。
とにかく楽しいお喋りです。
KANさんは『クイズ!紅白ゆく年くる年かくし芸大賞2020-2021 大トーク&小ライブ』を
12月28日20時から配信を予定されています。
また放送の1週間後の23日にはZepp福岡でライブも予定されています。
詳しくはKANさんの公式ホームページでご確認下さい。
そして23日は三味線プレイヤー・上妻宏光さんです。
こちらもリモート収録で行われているので、自分は内容を放送まで知りません。
上妻さんは2月11日の木曜日の祝日に、大野城市のまどかぴあ大ホールでデーモン閣下との
能舞音楽劇『義経記』に出演されます。
自分はもうS席のチケットを買っています!
山口県で『義経記』の公演があった時は講演後に上妻さんとお目にかかれませんでしたが、
今回は上妻さんにお目にかかって、出来ればデーモン閣下にもお会いしたいなと、密かに思っています。
23日は義経記の話を中心にソロ活動20周年について語られると思います。
そして1月限定の音解の最後を飾るのはDEENのボーカル・池森秀一さんです。
TBSの『マツコの知らない世界』ではそば森とマツコさんから呼ばれているぐらい
そば好き芸能人として取り上げられていて、もう何度も出演されているので見られた方も多い事でしょう。
サウンドピュアディオでは上妻さんと池森さんという、甲乙付け難いお世話になっておられる方で、
サウンドピュアディオの製品のユーザーでもあります。
池森さんのインスタグラムでピュアディオのエンブレムが写ったり、
過去に武田薬品提供の番組では池森さんの愛車の車内のピュアディオのエンブレムが映った事もあります。
DEENさんは2月12日金曜日にZepp福岡でライブが行われます。
ライブのの話を中心に池森さんのそば話も聞けるのではないでしょうか?
リモート収録のために、こちらも自分は放送で内容を知る事になります。
1月限定の全5回放送の『サウンドピュアディオプレゼンツ 音解(オトトキ)』は土曜日の
午前11時30分からFM山口で放送されて、1時間後の12時30分からはFM福岡で放送されます。
ラジコ等のアプリで放送エリア以外でも聞く事が出来ますので、是非『音解1月限定版』をお聞き下さい。
ダイハツ・ムーヴ カーオーディオの音質アップ~前編~
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ダイハツのムーヴカスタムです。
富士通テン・イクリプスのナビオーディオが装着された状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振の施工のWパッケージに加えて、
ドアスピーカーの交換と、ナビからヘッドユニットへの交換を行っています。
この年式のムーヴはドアの上の方にフロントスピーカーが付いていて、
リアスピーカーの移置は通常のドア下にあります。
イクリプスのナビはバスとトレブルはセンターのままで、
ラウドネスがオンでかったるい純正スピーカーにメリハリが付けてありました。
作業の方はまずフロントの内張を外して、純正の16センチスピーカーを取り外します。
リアドアは最初からスピーカーが付いていなかったので、
フロントのスピーカーをリアに移設して取り付けます。
フロントの空いたスペースにはJBLのGX600Cの16・5センチのミッドを取り付けます。
ムーヴはスピーカーと内張りの間にクリアランスが無いので、
インナーバッフルを製作せずに、鉄板に直接取り付けました。
フロントドアには防振マット2種類と防振メタルを貼り合わせて、
その場所の響きの周波数に合わせた防振材を貼り合わせています。
一日目の作業はここまでで、続きは後編でお届け致します。
今日ご紹介する1台は、本日の宇部店の完成車から、三菱のEKクロスです。
広島県からお越しのお客様で、以前に乗られていたお車からフルシステムを移設して取付しました。
オーディオレスの2DINスペースに、下段にナカミチのCD-700KKを取り付けて、
上段に1DINの小物入れを取り付けて、スマートフォンのホルダーを取り付けています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、2000年代前半のハイエンドツイーターのユニコーンを
取り付けています。
フロントドアは方ドア3面のフル防振の施工を行った後に、アウター・スラントのバッフルを製作して、
ピュアディオブランドのZSP-MIDを取り付けています。
もう15年以上お使いのユニットで、無理な鳴らし方をしていないのと、
サブウーファーを取り付けているので、低音の低い方の音を再生させていないので、
今でもコンディション良く鳴っています。
一般的にアウターバッフルはグリルが表面から埋まっている、面一の状態がカッコいいので好まれますが、
ピュアディオでは音質を重視してこの見た目となっています。
過去に何度か面一でとお客様から言われて製作した事がありますが、
たったこれだけの違いでここまで音表現が変わるの?というぐらいの差で、
今では面一のバッフルは製作していません。
リアのラゲッジルームの下には、25センチサイズのエンクロージャーを製作して、
その内側にはセメントコーティングの施工を行って、剛性アップと排圧の拡散をしています。
ウーファーユニットはZSPの黄色いコーンの限定品で、左側にナカミチの限定品のアンプと、
右側にピュアディオチューンのチャンネルディバイダーを取り付けています。
15年以上使ったデジタルプロセッサーは中が酸化して音質が劣化して来たので、
チャンネルディバーダーの中のハンダ付けをやり直して、リード線を極限まで短くして、
入直段のパーツを交換したピュアディオチューンのチャンネルディバイダーでデッキのフルレンジの信号を
フロント用とウーファー用に分割しています。
また以前からお使いだったPMBのスピーカーケーブルは、
末端を370度で熱したハンダ槽に漬けこんで、焼き直しを行ってリフレッシュさせて、
そこから24金メッキの端子を取り付けて、EKクロスに取り付けました。
グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、その上にピュアコンのブラックボックス
4連のフルバージョンを取り詰めました。
CD-700KKの3トーンとピュアコンの値の組み合わせで音調整を行って、
お客様が大好きなボーカリストの生声に近く聴こえる様にセッティングしました。
思い起こせば2000年代の中頃、フルシステムを取り付けたのに好きなボーカリストの声と違うといわれて、
その方のコンサートに2会場行って音を聴いて「これでどうですか?」と言ったところ、
「これも違う!」と言われて、コンサートのPAの音ではなくて、
ファンクラブイベントで本人の声を目の前で聞いた声と違うという事で、
2回ほどFM福岡でその方の番組のスポンサーに付いて、2回目の前で生声を聞く事が出来て、
その上でセッティングし直して、「これでどうですか!」と言って納得して頂けました。
今となって考えたら、その事があったからこそ今のサウンドピュアディオの音造りがあって、
その後多くのボーカリストの方の番組のスポンサーになる事で、多くの生声を聞いて更に音が進化しました。
同じ2000年代の中頃に他に2人のお客様がファンクラブに入っておられて、
生の声と違うと言われていて、そのボーカリストの方は番組製作でそれぞれ4回お会いしていて、
その時期にサウンドピュアディオの音造りは生音・生声に大きく舵を切った時期でした。
今考えたら本当にありがたいご指摘でした。


















































