取付ブログ
スカイラインGT-R カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、日産のスカイラインGT-Rです。
既にシステムが付いているお車のシステムアップで、以前使われていたナビオーディオを
最新のカロッツェリアのサイバーナビに交換しました。
ドアはアウター・スラントのバッフルを製作して、JBLの560GTIのミッドを取り付けています。
ツイーターはワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けています。
トランクのサブウーファーは以前は20センチサイズの小型の物をタワーバーの手前に付けて、
リアトレイの16センチスピーカーを外してそこから車内に音を送っていましたが、
エンジン音に負けていたので、トランク内に25センチのエンクロージャーを取り付けて、
リアトレイの穴からは遠くなりましたが、こちらの方がパワフルな低音が車内に入って来て、
エンジン音やマフラー音に対抗する低音が出せる様になりました。
トランク右側のアンプやチャンネルディバイダーのケーブルは新しいSKYのRCAケーブルに交換して、
PMBのスピーカーケーブルは末端の焼き直しを行うために、一度アンプボード内はバラバラにしました。
全ての作業が終わってサイバーナビの31バンドのイコライザーの調整を行います。
最新のサイバーナビは5バンドの簡易イコライザーも通っていて、ここがパッケージのフラットか、
カスタムでフラットかで音の聴こえ方が違います。
広がって聴こえるか、こじんまりとまとまって聴こえるかの差があって、それも含めて
31バンドのイコライザーと合わせて微妙な音色を調整しています。
システム変更とケーブルの改良で、GT-Rの音はクリアーでパワフルに変身して、
これまで以上に満足度の高いシステムになりました。
トヨタ・プリウスα カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、トヨタのプリウスαです。
トヨタ純正のマルチAVステーションというナビオーディオを装着した状態で入庫して、
スピーカーの取付をして頂いていました。
ドアには片側3面のフル防振の施工を行って、アウター・スラントのバッフルを製作して、
PMBの高級スピーカーケーブルを使用しています。
スピーカーはピュアディオブランドのZSP-MIDを前に乗られていたお車から移設して
取り付けています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60を取り付けています。
ここまでの作業は前回の取付で、今回はトヨタ純正のナビをカロッツェリアの8インチのサイバーナビに
交換しました。
それと同時にパワーアンプを追加して、シート下にナカミチのPAー1002Nを取り付けて、
サイバーナビからピュアディオブランドのSKYのRCAケーブルで音を送って来て、
スピーカーケーブルはPMBですから、シンプルながら最高の組み合わせです。
ピュアコンは合計10ピースのフルバージョンです。
サイバーナビの設定はタイムアライメントは全てゼロにして、スピーカーレベルはリアを控えめに
設定してからイコライザー調整に入ります。
ただ自分はまだ宇部店にいるので、遠くから写真でイコライザー画面を見ていて、
これじゃない気がするけどと思いながらも、最終的には福岡店に行って実車で合わせて調整を行います。
スズキ・ソリオ カーオーディオの音質アップ 前編
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スズキのソリオです。
スズキ純正の8インチのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、スピーカーの取付と
ドア防振の施工を行っています。
オープニング画面はスズキのマークですが、中身はカロッツェリアの楽ナビです。
ソリオのドアスピーカーの位置は通常よりもやや上気味に付いて、ミッドのコイルの巻き数多めで、
ミッドの上の周波数を抑え気味にしないといけない車種です。
まずはフロントの内張を外して、表全面をマスキングして、キズが付かない様にします。
裏返したらセメントコーティング剤が染みるといけない場所を全てマスキングして行きます。
裏のマスキングが終わったらツルツルの表面を加工して粗目を付けて、
コーティング剤が剥がれない様にします。
次に手作業で厚い薄いをランダムに作って、振動が通過し難くしながらコーティング剤を塗ります。
ソリオのリアのスライドドアの内張も外して・・
リアドアもマスキングして下処理を行ってセメントコーティングを行います。
これがベーシックパッケージプラス防振で4人がかりなら1日で終わる仕事ですが、造作物が4つあるので
手間がかかり、なかなか作業が進行しないので、続きは続編で書き込みさせて頂きます。
ホンダ・フリード カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車から、ホンダのフリードです。
カロッツェリアの楽ナビを装着した状態で入庫となって、以前乗られていたお車からのスピーカーの
移設取付と、ドア防振の作業を行いました。
まずはドアの内張を外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせて、その後でサービスホールを
塞ぐ防振を行いました。
外した内張はそのままではセメントコーティングがくっつかないので、下処理をして粗目を付けた後に
コーティング剤を塗り付けます。
内張りの表にはアウター・スラントのバッフルを製作して、以前の車でお使いだった
JBLのP560のミッドを取り付けました。
ノーマルの内張と比べるとかなり高性能に見えますね。
ツイーターも前のお車で使われていたJBLの08GTIツイーターの移設で、ダッシュの形状に
合わせて仰角が上を向いている物に付け替えています。
ピュアコンは6ピース構成の物を移設していますが、4品はフリードに合わせて値を変えています。
全ての結線が終わったら楽ナビの音調整を行います。
まずはタイムアライメントを全てゼロにして、本来の音色に近くします。
イコライザーは最初の設定がパッケージのフラットになっていて、何故か同じフラットでも
カスタムでフラットとは音色が違って聴こえます。
10年ぐらい使用されたスピーカーですが、丁寧に鳴らされていれば良いコンディションで
長く使用する事が出来て、同じJBLでもミッドに対してツイーターのグレードを上げるというのが
10年前は凄く多かったです。
JBLも25ミリ外ドームツイーターのレギュラーモデルの生産をやめて3年以上が経過して、
そこの穴が開いた部分をピュアディオブランドのATX-シリーズで補っています。
現在の宇部店の作業
今日はブログを書き終わったら直ぐに歯医者さんに行って、治療が終わったら福岡店に移動して、
おそらく当日中に宇部に帰って来ると思います。
現在の宇部店の店頭ではB&Wの802型スピーカーの修理が入っていて、ツイーター部分は健常でも
スコーカーとツインのウーファーが痛んでいて、スコーカーは801と兼用だったために
自分用のスペアパーツを持っていて交換出来て、ウーファーは特殊サイズのためにスペアの製造が
終わったために修理が不能になっていました。
そこでB&Wの限定モデルのウーファーとミッドバスのスペアパーツを出して来て、
元々3WAYのツインバスだった802を、4WAYの特別なモデルに組み替えました。
明らかにノーマルモデルよりも音質アップしています!
そして裏の製作室では、一度組み立てた4桁シリーズのピュアコンのコンデンサを取り出して廃棄して、
新しいコンデンサに入れ替えています。
3桁表示のままでも何ら問題ない製品を、あえて崩して作り替えるという、自分の仕事に厳しくして、
本来の楽器の音や人の声に近くなる様にしています。<
例えばここに2個合わせて2・00188μFのコンデンサがあって、
これは普通2002のピュアコンとして使われます。
ただしケースの組み込みで押されたり、接着剤を付け過ぎて乾燥した後に表面に力がかかっていたりすると
最初の測定よりも数値が上がってしまって、これだと2004になっています。
またハンダ付けでクリップが足らなくて熱が内部に伝わると、数値が上がってしまいます。
熱が加わって力が加わると、トータルで数値は2・00613となり、2002で作ったつもりが実測で
2006のピュアコンとなってしまいます。
そこで最終組み立てが終わって、接着剤が固まった時の値で計測してからお客様のお車に取付用と思うと、
たまにどうしても左右が合わなくなり、力がかかったり熱が加わった物は数値が同じでも音色が
微妙に違っており、それで取り外してやり直しとなっています。
他には最近発売した極太デジタルケーブルや、SKYのRCAケーブルのLプラグタイプの製作を
昨日は行っていました。
ハンダ炉で漬け込んで円心力で中のハンダを床に叩きつけて行う作業は、作業をしすぎて
奥歯が欠けてしまったので、歯の治療が終わるまでは出来ません。
前に一度ハンダの壁が出来た時に社員が剥がしてしまったので、これは2度目のハンダの壁です。
机のキャスターのハンダは前の時に付いた物で、どれだけの壁だったか想像して下さい。
かなり作りだめしておいたつもりですが、PMBタイプの一部の長さが欠品しています。
最後に作業とは関係無い話ですが、自分が5月・6月のイベント様に買っておいた無線機ですが、
資格がいらず業務仕様がOKの物で、せっかくあるのだからピットと店頭の連絡用で使う事にしました。
元々持っていた2台が重たいので、ケンウッドの物を買い足して、今は3台で交信していますが、
もっと軽いモデルが存在しているものの、中国で生産しているために、入荷の見通しが立っていないそうで、
後2台まあまあ軽い物を買って来て使います。