取付ブログ
BMW・X3 カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、BMWのX3です。
全車異形パネルの専用ナビ付きのお車で、フロントスピーカーの交換を行いました。
ドアスピーカーはグリップの先端に付いていて、ここをピュアディオブランドの
ISP-91に交換しました。
ISP-91は工場から上がって来た製品を1ペアづつエージングして慣らして、
スピーカーの動きが硬くなくなってからドアに装着しています。
ツイーターはダッシュにワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けています。
輸入車や高級車のお乗りの方は最初からJU60を指定される方が多いですね。
シート下には純正の薄型ウーファーが入っていますが、
ここは純正をそのまま使用して、フロント3WAYシステムが完成しました。
ラゲッジ下にMDF板を敷いて、その上にピュアコンを取り付けて、
ケーブルをさばいた後に上にふたを付けて荷物を載せても大丈夫な状態にしたら完成です。
純正オーディオのバス・トレブル・フェダーを調整して音を整えて、
CDやスマートフォンやFMラジオで音を確認して調整します。
FM山口はほとんどのパーソナリティーの方の生の声を知っているので、
音がずれていたら直ぐに分かります。
ピュアコンは4桁の物を使用して、より生の声に近い音を表現しています。
スバル・レヴォーグ スピーカー取付&防振作業
今日ご紹介する1台は、現在の福岡店の作業から、スバルのレヴォーグです。
スバル純正のナビオーディオが装着された状態で入庫となって、スピーカーの取付と、
前後のドア防振の作業を行いました。
まずは前後のドアの内張を外して、外板裏に防振メタルと防振マットを貼り合わせます。
狭い入り組んだカーン!という高い響きの場所には、多重構造の防振メタルで
細かな振動を吸収させて、低い周波数の響きには防振マットで対応して、
その中間の響きには防振マットをカットとドットの加工をして対応しています。
前のドアにはセメントコーティングの施工を行って、内張に付帯する鈍い響きを抑えて、
スカッとした音に改善しています。
ここは防振マットの様な柔らかい材質では消えない響きがあり、
セメントコーティングならではの心地良い響きとなります。
フロントの純正スピーカーは取り外して、インナーバッフルを製作して、
その裏にレインガードを取り付けて、マグネットと端子が濡れない様にしてから、
ピュアディオブランドのZSP-LTD15を取り付けました。
内張を組み付けてもグリルから黄色いコーンが透けて見えています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けました。
ピラー取付でカッコ良く見せる方法もありますが、1週間ほど前のブログを読んでいただければ、
この位置での音の良さの根拠が解ると思います。
グローブボックス下にはMDF板を敷いて、合計10ピース構成の
フルバージョンのピュアコンを取り付けて、周波数幅とインピーダンスと
レベルを調整しています。
全ての結線が終わったら音を鳴らしてナビのセッティング機能を使って音を追い込んで行きます。
タイムアライメントではなくて、タイムコレクションになっているのでこれはアルパインのナビですね。
タイムコレクションを使用すると定位は合っても音色は元の音からズレるので、
全てゼロにしてからイコライザー調整を行います。
アルパインは最初に動かす周波数と動かす幅を各バンドで設定してからレベルを動かすので、
かなり調整に時間がかかります。
あれこれ調整して、更に調整画面とメモリー後の再生画面で音を聴き比べて、最も生声・生音に
近づけてから調整を終了させます。
これから本格的に車にこもって、本格的に調整を始めます。
レヴォーグSTI カーオーディオの音質アップ 後編
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スバルのレヴォーグSTIスポーツです。
RCAケーブルと電源ケーブルをひいて、前のお車でお使いだったPMBのスピーカーケーブルは
末端を焼き直して取り付けて、PSTのスピーカーケーブルは純正のナビオーディオの音を
ハイローコンバーターでRCA化してデッキの外部入力に送ります。
フロントドアはフル防振の作業が終わったら、アウター・スラントのバッフルを組み付けて、内側を
金属リングで繋いだ後にセメントコーティングを行います。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、こちらも前のお車でお使いのユニコーンツイーターを移設して
取り付けました。
ピュアコンは車の買い替えに合わせて3桁から4桁に変更を行って、セブンクリップと呼んでいる7個の
放熱クリップを使ってフィルムコンデンサに熱で影響を与えない様にして、滑らかな音を再生させます。
リアにはアンプ・チャンディバ・イコライザーと25センチウーファー用のエンクロージャーを
組み付けて、エンクロージャー内はセメントコーティングで粗目を付けています。
ピュアディオブランドの25センチウーファーを取り付けて、これで全ての配線が終わって音が
鳴る様になりました。
ウーファーの上には荷物を積んでも大丈夫な様にグリルを取り付けて、右サイドだけアンプボードを
付けずに、ダイヤル操作が出来る様にして音調整を行います。
シフト前に1DINスペースを作ってCD-700KKを取り付けて、スバル純正のナビオーディオの
音を外部入力で入れて鳴らしています。
ナビのガイド音声はダッシュのスコーカーで鳴らして、システムの構成や造作物は、全て当社の
デモカーのレヴォーグからコピーして事前に製作してから組み付けました。
スズキ・ラパン カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の作業から、スズキのアルト・ラパンです。
スズキ純正の8インチナビゲーションを装着した状態で入庫となって、7月にシステムを
取り付けて頂いていましたが、今回は2度目のシステムアップで入庫となりました。
最初の入庫でピュアディオブランドのATX-25ツイーターを使用したベーシックパッケージと、
前後ドアとハッチの防振の作業を行って・・
ドアにはインナー取り付けで、JBLのクラブ6500Cのミッドのみを取り付けていました。
2回目の入庫ではダッシュにワイドスタンドを製、ATX-30にツイーターをグレードアップしました。
グローブボックス下に取り付けたピュアコンは、ブラックボックス4連プラスピンクの
ラベルの空のボビンから一から手作業で巻き上げたコイルで、一度システムは完結していました。
こちらからの提案で以前から純正スピーカーの音の抜けが悪いので、ここをアウター化するか、
またはグリルをくり抜いて違う抜けの良いグリルに交換するなどをお勧めしていました。
しかしこのグリルはアルト・ラパン独自のデザインなので、そこは変えられないという事で、
それならひかかっている中音の上の方をあっさり再生させずに、ツイーターのレンジを
中音方向に伸ばして音質改善をする事になりました。
ATX-30とJU60ツイーターのサイズは同じに設計されているので、スタンドはそのままに、
中身のみを交換して、ワイドレンジ化しました。
ツイーターがワイドレンジになった分、ピュアコンのブラックボックスを交換して、
ミッドの上限周波数を決めるコイルも交換しました。
入庫前はイコライザーは1か所1クリック下げていただけでしたが、グレード的に
ツイーターがミッツドよりも勝っているので、それに合わせてイコライジングを変えてからメモリーしました。
アルト・ラパンの可愛い見た目と、優れた音質の両方を融合させた、
特別な1台に仕上がりました。
レヴォーグSTI カーオーディオの音質アップ~前編~
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、スバルのレヴォーグです。
グレードはSTIスポーツで、広島県からお越し頂きました。
広島県にもカーオーディオ専門店は沢山ありますが、ボーカリストに直接会って
生の声を確認してから音造りというお店は無く、ある方のファンクラブに入っておられるぐらい
音楽には熱心な方で、その方とは番組のスポンサー活動を通じて何度もお会いしているのをご存じなので、
わざわざ山口県まで足を運んで頂きました。
作業の方はフルシステムで、先日福岡店で当社のデモカーのレヴォーグを分解して
寸法撮りした製作物をはめて行きます。
ただし前後のドアの防振は実車が来てからでないと行えず、フロントドアが3面のフル防振で、
リアは2面のロードノイズを抑える事が目的の防振を行います。
セメントコーティングが塗ってしまえば簡単そうに見えますが、意図的に規則性を持たない
ランダムに塗らないといけないのと、剥がれを起こさないために内張裏に粗目を付ける作業が
かなり時間がかかります。
リアのハッチ裏もばらして、ここにも静粛性をアップさせるために防振作業を行います。
今回はワイドレンジのツイーターを取り付けて、ドアはアウター化するので
純正のスコーカーは使用せず、スコーカーは下限周波数を決めるコンデンサを
容量の大きい物を付けて、下にレンジを増やして、ナビゲーションのガイド音声用として使用します。
これも当社のデモカーと同じ手法で、ツイーターの銘柄が違うぐらいで、
後はデモカーのフルコピーとなります。
デモカーで音の良さは実証されていますので、安心して作業に預けて頂けます。