取付ブログ
ホンダNボックス カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ホンダのNボックス・カスタムです。
カロッツェリアのサイバーナビを使ったフロント2WAYシステムをお使いの方に
システムアップの作業を行いました。
スピーカーはドアにアウター・スラントのバッフルを製作して、以前のお車から移設して来た
ピュアディオブランドのZSPーMIDを取り付けています。
ダッシュにはワイドスタンドを製作して、JU60ツイーターを取り付けています。
グローブボックス下のピュアコンは4連ボックスプラス6ピースの、合計10ピースのフルバージョンで、
今回メインのボックスを4桁の物に交換します。
スピーカーケーブルは全てピュアディオブランドのPMBケーブルを使用していて、
前に乗られておられていたお車からの移設だったので、末端は全て焼き直して、
24金メッキの端子を新しい物に換えています。
ブラックボックスを4桁シリーズに換えたらそれだけで音が良くなる訳ではなくて、
それに合わせて他のパーツの値も微妙に変えて行き、生音・生声に合わせたピッタリのセッティングを
行いました。
黒に茶色のベースのZSP-MID用のコイルだけでこれだけの種類があり、
その中から最もマッチングが合う物を探し出します。
バッテリーはボッシュのハイテックシルバーⅡを使用していて、電圧のピークホールド性能ばかりを
重視した音が鋭いバッテリーや、ノーマルの少し物足りない音のバッテリーと違って、
最もニュートラルな音が鳴るバッテリーなので、今回はイコライザーは10ピース構成のピュアコンとの
組み合わせで、フラットで音調整を終了しました。
普通に走行用としては3年以上使えるバッテリーですが、2年を過ぎるとオーディオの音が
新品当時ほどではなくなるので、2年をめどに換えられるお客様が多くおられます。
この差を他のオーディオアクセサリーで埋めようとすると逆に割高になってしまい、
それも100%補える訳ではないので、早めに換えて常に良い音で音楽を聴きたいと言われる方が多いです。
そしてこちらのNボックスはタイヤが軽自動車専用レグノに交換してあります。
静粛性と乗り心地とハンドリング性能が向上して、オーディオの性能と合わせて、特別な1台となっています。
車はオーディオとタイヤの銘柄選びを間違うと、極端に快適さが失われるので、この二つの選択は重要ですね。
日産ノート カーオーディオの音質アップ
今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の作業から、日産のノートです。
カロッツェリアのサイバーナビにATXー30を使ったベーシックのWパッケージから、
ドアスピーカーの交換と、ドアの防振の追加の作業を行ないました。
ドアの純正スピーカーを取り外して、レインガード付きのインナーバッフルを取り付けて、
室内からピュアディオブランドのPSTケーブルのフルレンジタイプを引いて来ます。
更にサービスホールを塞ぐ防振も行っています。
外した内張は白い吸音フェルトを外して、セメントコーティングの施工を行った後にフェルトを戻して
ドアに組み付けます。
ドアスピーカーはJBLの新製品の16・5センチスピーカーを取り付けました。
このスピーカーは今回が初めての取り付けだったので、福岡店まで日帰りで行って、
あれこれとピュアコンのパーツを交換して音を探りました。
ピュアコンのブラックボックスだけでこれだけの種類のストックがあって、
この中から最も生音・生声に近くなる値を探します。
ピュアコンのマッチングが取れたら次はイコライザー調整で、中高音は
フラットのままで充分というか、逆に何もしない方が音が良いぐらいの出来でした。
ドアも片ドア3面のフル防振となり、音質・静粛性・断熱性もアップした、
優れたノートに変身しました。
カーオーディオのピュアディオの音を家で楽しむ
最近はコロナウイルスの影響で外出を自粛しないといけなくて、自宅で音楽を聴きたいと言われる方が増えて、
連休前にはホームオーディオに関する仕事がかなり増えました。
ただし普通のホームオーディオの音ではなくて、サウンドピュアディオのカーオーディオで鳴っている様な、
いわゆるプロサウンド的な音で聴きたいと言われる方の需要が増えて来ています。
ただこれまでのチューニングベースになるスピーカーの手元の在庫が無くなってしまって、
次期モデルのベースの選択をこの連休中に行って、自分は1日趣味の事をしたら次の日に仕事をして、
昨日も趣味の事をしたので、今日はチューニングベースのスピーカーに本格的に手を入れて行きます。
これからチューニングするのはJBLの4312MⅡで、いかにも昔からあるJBLの3WAYスピーカーの
デザインです。
ただ大きさは30センチウーファーの一般的なJBLの3WAYスピーカーに比べたらかなり小さくて、
13センチのミッドバスを使った3WAYスピーカーです。
もう2年ぐらい前からこのスピーカーをベースにして次期主力モデルをという話を自分はしていたのですが、
このサイズで3WAYだとスコーカーを鳴らさずに2WAY化した場合に、
鳴らないスコーカーがそのまま付いていてもおかしいし、そこを外してフタにしておかしいし、
スコーカーを活かして3WAYにした場合はツイーターのレンジを極端に狭くしないといけないから、
音的にメリットがあるかなど議論して来て、そのうち2WAYのベースモデルにいいスピーカーが
出るだろうと待っていても、極端に安くて質の悪い品か、ベースモデルに適していてもこの価格でこの音なら
チューンした時の販売価格がこれまでの物よりも音が同じで極端に高くなるのでそれもダメでと、
もうこれ以上待っても思う物が出ないのなら、以前から議論している4312MⅡで試作品を作ろうと
いう事になりました。
デザインは既にチューニング済の4319と同じ色合いで、ツイーターとスコーカー縦ではなくて
横に並んでいるので、左右の識別がしやすい様に左右別々の配列の物があります。
これは右用の物で、そういえば昭和の時代にカーオーディオはリアトレイに箱型スピーカーを
付けている時があって、2WAYや3WAYのツイーターが内側になる様に付けないといけないのを、
量販店やタイヤショップが内側に付けている車をよく見かけました。
音に広がりが無いと、フロントスピーカーを付けて欲しいとかなりの数のお客様がみえましたが、
フロントスピーカーを取り付けて、プラスリアのスピーカーの内と外を変えたら、
みちがえる様な音に変わっていたのを思い出しました。
後ろの製作室に4312MⅡを持って行って、まずは13センチのミッドバスを取り外すと、
入力ターミナルの裏にコイルがあり、接続されているコードはかなり細い物でした。
これはマグネットの近くにあるからケースに入れて外に別な物で出そうかな?と思っていたら・・
マグネット裏に防磁の鉄カバーがしてあって、まあここでもいいかなと思いながらも、
コイルの大きさはノーマルよりも大型で上質な物に換えるのと、将来的にZSP-LTD15に
ユニットを換えたいという方も出て来るでしょうから、外に出す事にしましょう。
穴から上を見上げると中高音用の別な基盤があって、これを取り出すためにかなり分解していかないと
いけません。
ツイーターとスコーカーのレベル調整のつまみがありますが、これは上の方のモデルでも音の新鮮さを落とす
原因になるので、プロサウンド的なベストな音になったら、ここはパスする様にします。
ツイーターは以前カーオーディオであった物と全く同じ振動板で・・
でもカーオーディオ用はかなりの耐久性を必要とされているので、ホーム用の方が質素な作りとなっています。
スコーカーはマグネットが大きく見えますが、これは防磁して中のコイルに影響を与えないためで、
これを活かすか、使わずにツイーターのグレードを上げて2WAYにするかが分かれ道です。
現在30センチウーファーモデルを使ったJBLスピーカーのチューニングはありますが、
あまりに大きくて、パソコンの横に置くのは16・5センチでも大きいので、
10センチか13センチの物で音の良いスピーカーを作って欲しいというご要望を沢山いただいております。
近いうちに皆さんに良い報告が出来ます様に頑張ります。
ジャズピアニスト小曽根真さんの番組を制作
現在コロナウイルスの影響でアーティストさんが来福出来ず、キャスティングが出来ないため
3月末でFM福岡とFM山口のサウンドピュアディオの番組は終了しておりますが、
この度東京都FM福岡を回線で繋ぎ番組収録を行い、特別番組という形でジャズピアニスト・小曽根真さんの
ラジオ番組を放送する事になりました。
前回は11月1日に福岡に来られた時に番組収録を行なって、小曽根さんと言えばピュアディオ関連の
ラジオ番組の常連となっています。
日本のジャズピアノの第一人者であるとともに、世界の小曽根として海外アーティストからも
共演のオファーがある小曽根真さんの音楽の世界を、この番組を通して是非知って頂きたいと思います。
放送予定日は5月16日の土曜日で、FM福岡は3月までドライビング・トーンズが放送されていた
12時30分から55分までで、F M山口放送分は午前11時30分から55分までとなっています。
タイトルはドライビング・トーンズの前の番組の音解の特別版として、パーソナリティーは
前回11月に小曽根さんのお相手をしたTOGGYさんです。
1ヶ月半ぶりのサウンドピュアディオ提供のラジオ番組で、音楽の奥深さを知って頂いて、
素敵な音楽ライフをお過ごし下さい。
追伸
現在は放送エリア外でもラジコのアプリを使って放送が聞ける用になっていて、放送エリアでも
聞き逃した場合は、ラジコのタイムフリー機能を使って、1週間以内だと聞く事が出来ます。
ホンダ・フィット スピーカーの音質アップ
本日ご紹介する1台は、宇部店作業から、
ホンダのフィットです。
ケンウッドのナビオーディオを装着した状態で入庫となって、
ベーシックパッケージの取り付けを行いました。
ナビは途中で新しい物に交換されていますが、スピーカーは16センチのフルレンジそのままで、
音に不満があるところから、職場にピュアディオのユーザーの方がおられて、
その方のご紹介で来店されました。
ナビは一度取り外して、裏にピュアディオブランドのPSTケーブルを繋いで、
グローブボックス下までひいて来ます。
床の発泡スチロールをくり抜いて、MDF板を敷いて、その上にピュアコンのブラックボックスと
コイルを取り付けます。
ブラックボックスは白いラベルのRRタイプで、4000円の追加でその分高いパーツを使っているので、
高音の粒だちが細かくなっています。
ピュアコンの出力は純正のドアスピーカーと、もう一方はツイーター音域専用のPSTケーブルに繋いで、
ピラーの根元まで送って行きます。
ピュアディオブランドのATXー25ツイーターに繋いだら、ベーシックパッケージの取り付けは完了です。
音が鳴る様になったら、ケンウッドのナビの音調整機能の音を強調する機能を全てオフにしてから
セッティングに入ります。
最近のケンウッドのナビは最初から106センチのタイムディレイが各スピーカーにかかっていますが、
それは全てゼロにして、本来の音楽に近い音色にします。
お客様が入庫時に聴いておられた楽曲は自分が実際にお会いした事があるボーカリストの楽曲で、
この楽曲が入ったアルバムの福岡でのPR番組はサウンドピュアディオがスポンサーでした。
そんな事を思いながら、他の調整用のCDやFMラジオを聴きながら、あれこれとイコライザーを
調整していました。
長い間ノーマル状態で聴かれていて、ナビ側で音に強調を付けた状態で聴かれていたので、
純正スピーカーにクセが付いていて、セッティングの途中でクセが取れて来て、
音がコロコロと変わって来たので、時間をかけて調整を行いました。
音の仕上がりにはお客様にはとても満足して頂いて、「これで車に乗るのが楽しくなりました!」
と言われていました。










































